1. 志賀十五の壺【10分言語学】
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2020-04-05 11:59

#48 リスニングにも役立つ英語の発音のコツ! from Radiotalk

#ひとり語り #豆知識 #落ち着きある #英語
テーマ「英語」
テキストはこちらからアクセスできます。
https://www.gutenberg.org/files/1228/1228-h/1228-h.htm
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こんにちは、志賀十五です。毎回テーマを一つ決めて、それに沿ってトークしています。今回のテーマは、英語です。
皆さんの中にも、英語を話してみたいと思っている人、あるいは学生の方でしたら、英語の成績を上げたいと思っている人、たくさんいらっしゃると思います。
僕自身はですね、英語保険の国に一年間留学したことがあるので、英語が話せます。
ただ、僕は全然帰国師匠じゃないですし、両親とも純粋な日本人で、英語教育を受け始めたのも一般的なタイミングなので、
幼少期から英会話スクールに行ってましたとかね、そういうことでは全然ございません。
なので、かなり自分で意識して英語を身につけたということなので、無意識にできるようになったというわけではないので、
僕のこれからする話は、参考になればいいなと思っています。
今日はその中でもですね、スピーキングについてのお話をしようと思います。
よく言われることですけど、日本の英語教育はリーティングとかね、読み書きはできるけど、聞く話すについては弱いとかね、よく言われますよね。
だから実際に話すとなると、日本人は全然ダメだとかね、何年も英語を学校で勉強するのに、みたいなことをよく言われます。
その日本の英語教育の話は一旦置いておいてですね、また今度機会があれば話すということにして、
今日はスピーキングについて話すということで、スピーキングのコツがちょっとわかればリスニングにも当然応用できるので、
というのも自分の口から出るものっていうのは簡単に聞くことができるっていうのがあるので、
だからね、よくシャドーイングとかね、音読とかがリスニングに効果的だとかいうのを聞いたことある方もいらっしゃると思いますけど、
そういうことで今日はスピーキングについてお話ししようと思います。
じゃあ実際に英語をちょっと音読してみますね。
今から音読するのはかなり有名なチャールズ・ダーリンの種の起源の英語の原文になります。
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これはもう著作権切れているので、そういうことを考えずに読めることができるので、ということで選びました。
では実際に読んでみますね。
はい、ということで今お聞きいただいたのが種の起源の冒頭の2文ですね。
和訳としてはですね、簡単にちょっとざっと言っておきますと、
ナチュラリストとしてビーグル号に乗ってた時、南アメリカで生物の分布と過去と現在の生物の関係にすごい驚いたと。
その事実はある一人の偉大な哲学者が謎の中の謎と呼んだ種の起源を解明する上で何か光を与えるのではないかと思えたみたいな感じですね。
ここはとりあえず和訳はそういうことにしておいて、
ズバリですね今読んだ漢字で英語、僕が気を付けているのはズバリ文法語は弱く読んでなおかつ前の単語とくっつけるとこういうことなんですね。
これが分かるだけで結構英語って聞き取りやすくなると思うんですよ。
で、文法語って何かというと、一番分かりやすいのは漢詩ですかね。
定漢詩がザっていうのがあって、不定漢詩アっていうのがあるっていうね。
これ日本人がずっとできないやつですけどとか。
漢詩に限らずですね、文法語って他にもあって、もう一個は有名なところでいうと禅知詩というやつですね。
ここだと音とか出てきましたね。
とかインとかオブとかそういうやつです。
こういうのは弱く発音するっていうのが一つコツになります。
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これ結構日本語と違うところで、日本語も文法語っていうのはあるんですよね。
文法語というか時には機能語とか言われたりしますけど、
日本語だと例えば格助詞と言われるものがありますけど、
例えば本を読むみたいなものですね。
本を読むのをっていうものですけど、
日本語だと本を読むっていうので、
この本っていう具体的なものの名前であろうと、
をっていう抽象的な文法的な語であろうと、
弱く読むとか強く読むっていうのはあんまり関係ないんですね。
ただ英語の場合は音とかインとかオブとか、
あとはザとかアーとかいう文法語は目立たせないように弱く読むっていうのがポイントになります。
例えば今読んだところで言うと、
生物の分布っていうのがthe distribution of the inhabitantsっていうのがあるんですけど、
ここは文法語がザとオブとザっていうのが出てきて、
弱く読むのでthe distribution of the inhabitantsっていうふうになると。
弱く読んでかつ、これがまた2つ目のポイントなんですけど、
前に出てくる単語とつなげて読むというかくっつけるっていうのがポイントになります。
なのでthe distribution of the inhabitantsとなります。
the distribution of the inhabitants。
これ意味から考えるとthe distributionでこれで分布ですね。
その後of the inhabitantsで、ここだと生物っていう意味ですけど、
生物のっていうのがof the inhabitantsとこうなっているんですけど、
読むときはthe distribution of the、ここで切れてinhabitantsと。
こういうイメージで読んだり聞いたりするといいと思います。
同じようなのは最後のところで読んだone of our greatest philosophersっていうのがあって、
我々の偉大な哲学者の一人とこうなっているんですけど、
ここで文法語っていうのはofっていうのと、
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あと我々のっていうourっていうのもそうなんですけど、
これを弱く読むと。
弱く読んでかつ前のとくっつけるのでone of our greatest philosophersというふうになります。
one of何々ってよく中学あるいは高校英語でも出てくるのでone ofで一つみたいな意識はあると思うんですけど、
そういうことですね。
なのでもう一度再度言っておきますと、
文法語は弱く読んで、弱く曖昧に読んでかつ前の単語とくっつけると。
こういうののルールを知っておくとすごいリスニングが楽になると思います。
この文法語が前にくっつくっていうのはいろんなところで観察されるんですよ。
例えばね、私はそれを読みたいとかいうときはI want to read itですよね。
I want to read it。
これも文法語はtoとitっていうのが出てますけど、
それを読むはread itでこれで一つになっていると。
このtoですけど、これはいわゆるto不停止というもので、
これも意味から考えると、
これ覚えてらっしゃいますかね。
to不停止の名詞的用法というもので、I wantで私は欲するですね。
その後to read itでそれを読むことということなので、
それを読むことを欲すなんですけど、
実際発音するときはI want toでこれで一つ。
その後read itとなるということですね。
I want to read it。
このwant toっていうのはさらにぐちゃっと一塊になって、
I wannaっていう形になることがあります。
よくあります。
これは交互でですけど、
なのでI wanna read itっていう形になるということですね。
なのでこのwant toからwannaっていうのになるのも、
やっぱり文法語が弱く曖昧に発音されて、
なおかつ前の単語とぐちゃっとなっているということです。
今日お話ししたのは文法語は弱く曖昧にということだったんですけど、
実は同じ単語の中でもアクセントのない音説は弱く曖昧にっていうコツがあります。
けどこれはちょっと時間の関係上また次回に回したいと思います。
というわけでお聞きくださってありがとうございました。
それではまた次回。ごきげんよう。
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