1. ものづくりnoラジオ-しぶちょー技術研究所
  2. #120 「ものづくり白書」で振..
2024-12-21 43:03

#120 「ものづくり白書」で振り返る今年の製造業!!

もうすぐ今年も終わりますが

皆さんは何かやり残したこと、ありませんか?


私はあります。今年分の『ものづくり白書』の解説をするのをすっかり忘れていました・・・


ということで、今日は

2024年度のものづくり白書を読みつつ

今年を振り返る回です!!


ものづくり白書→https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2024/index.html


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サマリー

2024年度版の「ものづくり白書」では、日本の製造業が直面している経済成長の停滞や利益率の低下が指摘されています。海外での売上比率が高まる一方で、経営方法が変わらないため効率が悪い状況が続いていることが強調されています。今年の「ものづくり白書」では、製造業の資金力やデジタルトランスフォーメーション(DX)、コーポレートトランスフォーメーション(CX)の重要性が強調されています。特に、日本の製造業が抱える給料の低さや技術流出の問題に対する警鐘が鳴らされています。「ものづくり白書」では、IoTやデジタルトランスフォーメーションの流行から、2023年に環境問題やカーボンニュートラルに焦点を当てていることが明らかになります。製造業の変革とAIの役割についても言及され、未来の展望への期待が寄せられています。今年の製造業について振り返り、特に「ものづくり白書」が取り上げるトピックに焦点が当てられています。

年末の振り返りとものづくり白書
どうも、しぶちょーです。
ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、
ものづくりに関するトピックをザックバラに語るポッドキャストです。
この番組は、東大阪機械制御の提供でお送りします。
さてみなさん、いよいよ年末ですよ。
今年もね、終わりに近づいてきましたね。ほんと月並みなんですけど。
1年ってあっという間よね。ほんとに早いです。
何かやろうと思っていて、やり残したなってこと、ありませんか?
まあ、そういうものはね、年内にきちっと終わらして、
新しい1年をすっきりね、迎えるっていうのがいいと思います。
書くいう私なんですけど、
1つね、ポッドキャストでやろうと思っていたことをすっかり忘れてました。
これ絶対やろうと思ってたんですけど、だいぶね、旬な時期を過ぎてしまったんですよ。
それが何かって言ったら、
2024年度版のものづくり白書の解説です。
毎年、真ん中6月ぐらいに、経済産業省のホームページにて公開される、
ものづくり白書なる文章があります。
これは日本のものづくりに関わる非常に重要な情報を、
政府がまとめてくれたという資料です。
1年に1回発行されるんで、
毎年その時期になると製造業関係者の中でね、話題になる資料でございます。
これを読むと製造業を取り巻く問題、取り組むべき課題なんかがわかるんです。
これをね、自分なりに解説したいなと思ってたんですが、
もうね、すっかり忘れていて、年末でございますよ。
こういうのはね、出たすぐやるのが一番いいんですけど、完全に旬を逃しているんですね。
なんならもう来年のものづくり白書、半年後に出るんで、
そっちの方が近いんじゃないかと思うぐらいですけど。
まあこの時期に1年を振り返る形で、
2024年のものづくり白書をたしなみつつ、来年の予想をしてみるっていうのもね、
楽しいかなと思ってですね、今日はそういうテーマで話していきたいと思います。
白書の重要性と問題点
というわけで今日のテーマはこちら、
ものづくり白書で振り返る今年の製造業でございます。
それでは早速いきましょう。
ものづくり白書の解説の前に、まず皆さんに問いたい。
ものづくり白書、もちろんご存知ですよねと。
まさか、え?何それと。
知らない人なんていないっすよね。
もしね、ものづくりに関わっているのに、ものづくり白書を知らないという人がいたら激ヤバです。
とは言わないんで、安心してください。
はいてますよ。
まあね、ぶっちゃけ私もものづくり白書を存在したのはね、4年前ぐらいなんですよ。
ちょうどね、ブログとかね、ツイッターで技術系の情報発信を始めてから、そういうものがあるってのを知りました。
なんでね、それまでの方がものづくりに関わってきた期間が長いんですけど、ノータッチでした。
だからね、知らなくても全然恥ずかしくないです。大丈夫です。
たぶんですけど、ものづくりに関わる人も大半は読んでないと思いますよ、ものづくり白書。
じゃあまずそもそも、白書って何なん?ってとこから軽く説明していきます。
白書っていうのは、政府が各分野における現状や分析の結果、将来の展望っていうのをまとめた実情報告書になります。
白書は、社会の実態を国民に周知させるっていうことを目的として発行されています。
ちなみにこの白書っていう言葉はね、語源はイギリスでして、
政府が外交の内容を国民に知らせるために発行した文書の表紙が真っ白だったっていうことから、白書、ホワイトペーパーと呼ばれるようになったようです。
白書は政府が発行しているだけのことがあって、データに対するエビデンスっていうのがめちゃくちゃ明確なんですよ。
インターネットが普及した昨今ね、様々な方向から情報を得ることができます。
最近はね、生成AIが教えてくれたりもしますけど、その情報の信頼性ってマチマチですよね。
かの有名な西村博之氏の言葉を借りれば、嘘であると見抜ける人でないと難しいんですよ。
その点、白書っていうのは国の資料でもう事実に基づいてしか書かれてないんでね、嘘を見抜く必要はないわけです。
疑う余地がないですよ、政府の報告書なんで。
さらには非常に中立的な立場から書かれているんで、著者側の先入観とかね、意見みたいな影響を受けることもないんですよ。
非常に情報としてね、素晴らしい読み物なんです。
そして何よりこれが素晴らしいのは、無料で読めるっていうことですよね。
ただですよ、もうインターネットで誰でも読めますから、もう読まないという選択肢ないです。
白書って言ったらね、余裕白書ぐらいしか読んだことないよって人も多いと思うんですけど、ぜひともね、ものづくり白書も読んでみた方がいいと思いますよ。
ビジネス系YouTuberの方とかね、結構白書からデータを引用してきてるってことも多いです。
だからね、プレゼンにも結構使えるんですよ。
白書からデータを引用してきましたよって言うとね、やっぱりプレゼンの信頼度が増すというか、
それは絶対に正しい情報ですから、自分の主張を組み立てるときの武器となります。
私もたまに使いますけどね、いろいろとね、ものづくりにおける開発の背景とか語るときにはね、すごく使えるんで、
そういう意味でもね、ちゃんと技術者も目を通しておくっていうのは重要だと思います。
そんな素晴らしい素晴らしいものづくり白書なんですが、大きな問題を一つ抱えております。
それはですね、とにかくわかりづらいということです。
もう100は一見しかずですよ。概要欄にリンク貼っておきますんで、ぜひとものづくり白書そこから見てみてください。
もうね、白書ってとんでもない情報量なんですよ。
日々忙しい社会人がこれを全部読み切るっていうのはほぼ不可能と言って過言ではない。
そういう物量で押し寄せてくるんですね。
ただ、政府もね、そんなことは100も承知なんです。
ものづくり白書の原本というかね、全体版っていうとね、やっぱ300ページから400ページぐらいバーってあるんですけど、
ちゃんとね、概要版っていうね、ここだけ読んどけよっていう要点まとめた資料もね、ちゃんと用意してくれているんですよ。
これはね、ありがたいです。
ただ、ただ、それも政府が作ってるんで、この資料もね、まあなかなかお国の資料って感じでね、
みっちみちのわがままボディですよ。
概要版はね、パワポのスライドみたいな感じでまとまってるんだけど、スライド1枚にもはち切れんばかりの情報量です。
製造業の現状と経営の課題
大丈夫かと、ポロリするんじゃないのかと。
まあそんなね、概要版でございます。
一言で言えば、そんなにわかりやすくないよということです。
私もね、毎回白書読んで思うんですけど、正直よくわかんないなってことも結構あるんです。
まあそれを読んで、明日から何か変わるかって言われたら、うーんっていう感じのことが多いし、
なるほどこれはすごいなと、勉強になったっていうのも正直あんまりないです。
それは当たり前のことで、さっきも言ったように白書の目的は、社会の実態を国民に周知させることだからです。
そこから何を読み解くかっていうのはやっぱりその人次第なんですね。
じゃあ白書なんて読まなくていいかっていうと、全然そんなこともなくて、やっぱり実態なんでね、知っておく必要があります。
あとね、読み方にもコツがあって、過去の白書と比較しながら、時間軸でどういうふうに製造業っていうのは変化しているのかなと。
見ていくと、そこに気づきがある可能性もあるんですね。
すごい俯瞰的な話にはあるんですけど、社会全体としての製造業の変化みたいなものを捉えるきっかけになるわけですね。
すごく社会の実態を捉えやすくなると。
基本的にはそういう感じで、毎年のものづくり白書を点ではなくてですね、線で捉えて読んでいくっていうのが重要な視点だと思います。
ちなみにこのものづくり白書、1999年から発刊されてまして、当時は製造業基盤白書だったんですけども、
2004年からですね、ものづくり基盤白書という名前に変わっております。
なんで製造業基盤白書からものづくり基盤白書に名前が変わったかという話は、今回は説明しないですけど、もし気になる人がいたらですね、
過去のエピソード、シャープ116、結局ものづくりってどんな意味?ものづくり系ポッドキャストの日、というエピソードを聞いてみてください。
基本的にはそこでね色々語ってますから。というわけで前置き長くなりましたけど、ここからがやっと本題です。
今回は2024年度版のものづくり白書の内容を過去の白書と比較しながらちょっと紐解いていきたいと思います。
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まずは私の感想から語らせていただくと、今年のものづくり白書はね、結構辛辣だなって思いました。
めちゃくちゃざっくり言うと、日本の製造業に対して、お前ら儲かってねーだろ。そういうふうに問いかけているとも言えます。
もっと言えば、経済的に成長してねーなっていうことを冒頭でね、現状として突きつけてくるんですよ。
もうデータという正論で殴ってくる感じよね。日本の製造業の全体の売り上げって年間約400兆円と言われています。
で、これは過去25年でほぼ横ばいなんですね。つまり製造業全体の売り上げとしては、特段伸びてもないし下がってもないということ。
成長してないと言えると思うんですけど、まあその完全に成長してないわけではなくて、利益率っていうのはわずかながらじわじわ伸びてます。
この400兆円という売り上げはあくまでも売り上げで、そこから減価とか経費とか諸々差し引いたものが企業の利益になるわけね。
だからその400兆円というトータルは変わらずとも、その中身っていうのは変わっていて、特に海外での売り上げ比率っていうのが増えつつあるんですよ。
日本で作ったものを日本で消費するのではなくて、海外に向けて売るという比率が高まってきたんですね。
そうなると何が起こるかというと、当然日本で作って輸出するっていうこともあるんだけど、いやなんかもう輸出するのもったいないよねと。
いっそのこと海外にそのまま現地法人作って、そこでものづくりすればいいじゃないかという話になります。
そうするとね、人件費も部品調達のコストも安くできるし、物を作って売った時の利益も出しやすくなるというわけです。
だから日本の製造業ってね、そういうグローバル展開で伸びているよということなんですよ。
特に日系の大手製造業の海外売上比率は、ここ20年で急増していまして、製造業の売上の半数以上は海外で稼ぐという構造に変化してます。
今ではなんとね、大手製造業の従業員の6割が海外現地法人に従事してるらしいんですよ。
だから大手企業の製造業ってさ、日本で働いている人より海外の従業員の方がもう多いわけ。
ものすごいグローバルよね。これはなかなかインパクトのある数字ですよ。
じゃあこれを聞くとね、日本の製造業、海外で活躍してるじゃないかと。さすが我が日本、ジャパンズナンバーワンと思うわけなんですけど。
ここからはね、問題なんですね。海外進出はしているものの、利益率があんまり伸びてないんですね。
じわじわ伸びているものの、他の国に比べても圧倒的低水準と、稼ぐのが下手っぴということなんですよ。
日本の企業で海外に展開して、売上をちゃんと利益につなげられてる会社もあるはあるんですが、
その裏では海外進出してるけど全然儲かってないよって会社も山ほどあるわけです。
どうやらそういう会社の方が多くて、日本の企業はものすごく効率の悪いことをしてるらしいぞというのがわかったんですね。
それが何かっていうと、経営のやり方を変えていないことです。
海外展開して世界各地に拠点とか法人を作るものの、経営のやり方って昔から日本でやってたのと全く変わらないんです。
その延長線上でやってるんで、その経営方針が足を引っ張ってしまっていて、利益が出しづらい体制とか経営になってしまっているらしいです。
これがね今の日本の製造業の問題として、ものづくり白書で指摘されております。
なんでこの白書の中ではですね、CXを推奨してるんですよ。
出ました!なんちゃらX。これはね、ものづくり白書の得意技ですよ。今までもDX、デジタルトランスフォーメーション。
製造業の変革
GX、グリーントランスフォーメーション。SX、サスティナブルトランスフォーメーション。
いろいろなXを生み出してきましたけど、とうとうですね、CXきました。
これなんじゃらほいということですけど、これ何かといえばコーポレートトランスフォーメーションの略です。
今までの延長線上の組織運営ではなく、グローバルビジネスに適した仕組みに整えることで、会社を変革させようと、ものづくり白書では指摘しております。
これがね今年のものづくり白書のメイントピックですね、CXが。
もう一つは、もはや恒例ではあるんですけど、DX、デジタルトランスフォーメーションにおけるトピックもあるんですけど、
やっぱねそのDXの文脈もそうですけど、全体として製造業のお金を稼ぐ力を高めましょうよっていう内容が、
2024年のものづくり白書の内容かなと思います。
全然、まだもの作ってるけど最適化できてないよねと。
そういう作る部分じゃなくて、お金を稼ぐっていうね、もうビジネスの面も含めてちゃんと作ってけよと。
そういう話なんですね。ちょっとね極端に言いましたけど、今回のものづくり白書はやっぱりお金を稼げない製造業という部分にすごくフォーカスしてる気がします。
あとは今年のものづくり白書の特徴としてはやっぱすごく抽象的なんですよね。
それ悪い意味ではなくて、指摘のレイヤーが高いというか、非常に経営組織の話なんで、抽象度の高い話をしてますよ。
だからね、僕みたいなものが読んでも、なんかよくわかんねえなっていうのは正直なところなんですけど、
個人的にはこれは国が製造業に対してかなり強くね、警鐘を鳴らしていると思います。
もうほんと上野の鐘つくぐらいですよ。でっかい木の丸太で鐘をつくと。
そのぐらいの勢いで警鐘をゴーンと鳴らしているという気がします。
だから日本の製造業って結構ケチだと思うんですよ。
給料の低下と技術流出
それは節約という意味ではなく、お金がない、稼げてないっていうことなんでしょうね。
これはね、私もやっぱねちょっとやばいんじゃないかなと思います。
こっからはですね、噂ベースというか、いろんな人の話を聞いた時によく聞く話なんですけど、
日本の製造業のエンジニアの給料ってめちゃくちゃ安いらしいですね。
これエビデンスはないんでよくわからないんで、鵜呑みにはしないでほしいんですけど、
やっぱね世界的に見ても、待遇あんまり良くないらしいんですよ。
で、じゃあ今何がそれで起きているかっていうと、海外から日本のエンジニアに仕事が来るっていうことがですね増えてるんですよ。
委託でね。ちょっと前はね、我々日本がシンガポールとか中国とか、あとインドとかね、人件費が安い国に
日本から技術的な業務を投げて、それをやってもらってね、日本のエンジニアが取りまとめるっていう感じだったんですけど、
それが何やら逆転し始めているらしいです。
もう中国とかどんどん人件費が上がって、優秀な技術者に仕事を任せるとめちゃくちゃ人件費かさむんですよ。
いやーちょっとこれさすがに厳しいなと。どっかに安くて優秀な人材いないかなぁと周りを見渡したら、あれ?と。
日本産全然給料上がってないから、今見たらこれ人件費的にめちゃくちゃ安くないと。
こんな優秀な人たちこんな価格で仕事してくれるの?じゃあ日本にお願いしちゃいましょうよ。
ということがね、起きてるんですね。
だから構造的にすごく逆転していて、日本に技術的な仕事を海外から投げるみたいな。
そういうことが多発しているみたいです。
海外から仕事が入ってくるんだったら、お金も回ってくるし、食いっぱくれねえじゃん、いいじゃんって思うんですけど、
そういう話ではなくて、ナチュラルに技術力が海外に流出してしまってますって話ね。
結局安いっていう理由で使われてますから。
コスパのいい人材がいる国ということで利用されてしまっているということです。
そしてそもそも超優秀な人はめちゃくちゃ高待遇で、そのままバンバン海外に引き抜かれていってしまいますからね。
これはね日本の技術的な基盤を揺るがすかなり大きな問題だと思いますね。
文化と稼ぐ力
だから技術者の待遇を上げていかないとダメなんです。
でもね、上がらないでしょ。なぜならお金がないからね。
ただ技術者の給料上がらないっていう理由は単純に会社の利益の問題だけではなくてね、
いろいろと日本ならではの問題はあると思うんですけど、
そもそも利益率が低い製造業では給料もバンとは上がらんよねっていうわけです。
だからもうね利益を出してね、もうそのリッチな業界にしていかないとダメだよねということなんですよ。
これね本当にそう思いますよ。
これ私の意見ですよ。私の意見ですけど、日本の製造業ってね本当にケチだと思いますよ。
不思議な文化だなって思います。本当に。
私は本業では機械メーカーで働いていて、そしてね副業でもいろいろとやりながらお金もらってます。
まあ本業の方はいいですわ。サラリーマンなんでね。
毎月ね決まった額のお金がもらえてますよ。
これだけやってるとね意外と気がつかないんですけど、
副業をやって自分でいろんな方面から仕事をもらいながらお金を稼ぐっていうことをやっていると
意外とねこの製造業の異質さみたいなものがね見えてくるんですよ。
そこで私は初めて気がつきました。
あれ?もしかして製造業ケチじゃない?っていうことです。
で本当私がやってる副業って多種多様なんですけど、
ちょっとねちょっとというかすごく悲しい事実のお話をすると
私はね製造業に近くてかつ技術的な仕事であればあるほど単価安いんですよ。
そして製造業から離れれば離れるほどもらえるお金っていうのがね高くなるんです。
不思議ですよね。どんだけ違うかって言ったら本当に違いますよ。
あのねゼロの数が違います。文字通り桁違いです。
あとねこれも体験しないとね伝わらないと思うんですけど、
私もねずっと製造業にいるので前してましたけど、
日本の製造業のお金の文化ってだいぶ独特なのよね。
だから副業をして自分のお金としてですねいろんな業界に触れることで実感しました。
基本的に製造業って物を扱うからさ、物にお金が紐づいているんですよ。
まあそれはね当たり前っちゃ当たり前なんだけど、
逆に言うと形のないものにお金を払うっていう感覚が日本の製造業にはあまりないんです。
これくらいタダでやってくれるよねと、お金いらないよねっていうその暗黙の了解の部分がすごく多くて、
無形のものにねあまりお金を払いたがらないんですね。
私も製造業の人なんで、そんな世の中の常識だろうぐらいに思ってたんですけど、
実はこれねどうやら違うっぽいんですね。
例えばね日本の製造業って基本的に見積もりとか検討無料なんですよ。
こういう装置を作ってほしいんですけど検討してくれますかって、
例えば設計の会社に投げるとするじゃない。
そしたらこれこれこういう装置でこういう構成で実現したらどうでしょうかみたいな、
ある程度の検討と構想っていうのが出てくるんです。
そしてね装置の見積もり。
これ基本的に無料でやってくれるという文化なんですね。
実際にその装置を発注するとか設計してもらう、
詳細を設計してデータをもらうってなった段階で初めてお金が発生するんですよ。
だからこのアウトプットに対してお金を払うんだけど、
言ってしまえばちゃんとした発注をするまではずっとただ働きさせられるわけですよ。
ある程度検討してもらって、
あーやっぱちょっと発注できないっすわーってなってもお金取られないんですよ。
基本的には。
あとは発注した後にやっぱここの設計変えてほしいとか、
ここの形変えてほしいみたいな後からの変更があっても、
その変更費用みたいな追加費用もほとんど取られない場合が多いです。
基本的には納品されたその装置そのものの価格がいくらかっていう意識がすごく強いんですよ。
当然装置の中にそういう設計費っていうものも含んでいるんですが、
そこが表だって出てこないんですね。
だから物の金額としてそこが含まれていると。
これも結局物にお金を払うっていう感覚が強いからそうなってるんです。
これ当たり前じゃなくて海外だとだいぶ違います。
実はね私もその感覚の違いで仕事で大失敗したことがあってさ、
仕事でね海外の設計会社にいろいろと依頼して作ってもらうっていう機会があって、
そのプロジェクトは私が中心になって進めてたんですけど、
私はもう日本の製造業にもう浸ってますからそういう感覚なんですね。
物にお金払うって感覚なんで日本流のやり方で当たり前のように進めてたんですよ。
検討段階で先方が設計を進めるものに対してね、
初期の本当に検討段階ですよ。こういうものを作っていきましょうかどういうものにしましょうかっていう段階で、
あーしてほしいこうしてほしいとかコミュニケーションをとって検討をしてもらいながらね、
仕様を煮詰めるみたいなことをやってたんですけど、急になんか先方が怒りだしたんですよね。
私的には本当に日本の業者とやってることと全く同じやり方をしてたから、
なんで急に怒りだしたのか全然わかんないと。
まあ要はお前ら先に金払えよということなんですね。
なんでお前らはお金のかかることを契約書もなしにバンバン依頼してきてるんだということで怒っているわけです。
だから例えるならコンビニでお客さんとしてさこうウィーンって来店してきて、
商品棚にあるものをガーって自分のカバンに入れちゃってさありがとうございましたって持って帰ろうとしてると。
そういうふうに僕が見えたんですね。
で僕は、え、これただじゃないんですか?みたいなことを言ってるわけですよ。
ただなわけあるかいと。
そりゃ怒りますわな。
だから本当にね、日本の製造業の感覚ってコンビニの商品棚に置いてあるものをただなと思ってるぐらいの海外とのギャップがあるわけ。
言い忘れてたけど、今回このいざこざあったのはヨーロッパのお話ですよ。
でその後はまあ契約書とか締結しながら、当然ね設計検討費っていうのも逐次払うし、見積もり費も払うと。
だから見積もりを出してもらうのにもお金を払うという、まあそういう契約をねちゃんとしました。
まあそれがね彼らのスタンダードなんでね。
まあその時はね、うわーなんかヨーロッパって不思議な文化だなと思ってましたけど、今振り返ってみると不思議なのは日本です。
日本はコンビニでの買い物を理解してないぐらいの感覚ですよ。
ヨーロッパでは行ってもらったことに対して対価としてお金を払うわけ。
まあ今思えばねそれ健全だと思います。
価値が今すごく多様化している時代です。
まあものづくりもさことづくりとか言って、もののスペックだけじゃなくてそのものが生み出すサービスとかね、付加価値っていうものを作り込んでいきましょうねと言われてはいるんですけど、
いびつなのはその付加価値の部分、形のない部分にお金を払うっていうまあ消臭感みたいなものが日本の製造業にはまだまだ根付いていなくて、
物の在り方は変わっていますがお金に関する感覚っていうのが全く更新されていない、ブラッシュアップできていないということがあるんですね。
これはものづくり白書における本題からはですねだいぶそれと話にはなるんですけど、結局このものづくりの稼ぐ力の話と関係ないわけではないと思うんですよ。
日本の製造業お金回りお金払いお金を稼ぐ力すべて弱いんですね。
文化とかね、下請けの自己犠牲とか、忖度に頼っている部分がかなり多いんですけど、やっぱグローバルに展開するとなるとね、そういった消臭感も含めてガラッと変えていかないとダメなんですね。
かなり拡大解釈してしまったし、主語も大きめで言いましたけど、やっぱり製造業ってお金を稼ぐのがね下手ということです。
そこもグリグリとですね、2024年のものづくり白書で指摘されているということ。やっぱりね、お金大事っすよ。
ここからは本題に戻りまして、過去のものづくり白書からの流れっていうのを見ていきたいと思います。
過去10年分ぐらいのものづくり白書を振り返りつつ、2025年どうなるのかっていうのをちょっと予想していきましょう。
過去の製造業の変遷
全部を細かく振り返っていくと時間足りないんでね、超ざっくりと流れだけ見ていくと、2015年のものづくり白書から19年にかけてまでは毎年そんな言ってること変わってないんですよ。
基本的にはこの時期はね、IoTとかデータ活用しましょうねっていうデジタル技術の活用ブーム。
ちょうどトレンドワードで言ったら、第4次産業革命とかインダストリー4.0っていう言葉が生まれて、ドイツを中心にですね、IoT活用しましょうぜってすごく言及されてた時代です。
あとはその裏で人材不足とかことづくりね、ものづくりだけじゃなくてそれに紐づく価値作っていきましょうという話が2015年から19年までずっと中心となってものづくり白書に書かれてます。
扱われるトピックは細かくは違えどですね、大体この時期は同じような内容なんですね。
大きく変わるのは2020年から。これご存知コロナ感染症の流行で、そもそも世界が大きく変わったんで、ものづくり白書の内容っていうのもここからガラッと変わっていくんですよ。
この頃からDXね、デジタルトランスフォーメーションという言葉が出てきたり、ダイナミックケーパビリティと。
聞いたことあるようなないようなって話だと思うんですけど、企業の変革力といったところね。
だからすごくこのトランスフォーメーションとか変革とか、我々は変化、変革していく必要があるんだぞっていうメッセージがすごく強くなっていくんですね。
改善じゃねえぞと、今までの延長線上ではなくガラッと変革していかなければならないということがですね、主張としてだんだん強くなっていきます。
これは翌年翌々年もずっと続いていて、2021年のものづくり白書ではここからプラスしてですねSDGs環境に関する内容も含まれていきます。
ただ大体はここからも要点は一緒で、DXとかカーボンニュートラルこういったものが主題になっていきます。
2023年のものづくり白書、まあ昨年ですね。これはまさに環境、グリーントランスフォーメーションなんて言葉が出てきて、カーボンニュートラルなんとかせないかんねというところが主題でした。
なんだろうね、SXっていうね、サスティナビリティトランスフォーメーションなんて言葉もさらに出てきて、もうX好きやねっていう感じでしたけど、環境と経営、ものづくりとこういうことをどんどん変革してやっていきましょうねという内容でございました。
そして2024年はさっきも説明したようにCXとDXと、会社の組織的な変革とデジタルトランスフォーメーション、とにかく変革しろよっていうメッセージは一緒なんですよ。
2023年の焦点
ただね、ちょっと大きく今年違うなと思ったのは、それまでは結構社会課題とか世界情勢の流れの中での大きな話を結構してるんですけど、今年は本当に日本の製造業の稼ぐ力っていう結構生々しいというかね、芯を食ったところにグッと入り込むみたいな、そういう内容だったんで、
なんかこう一個節目というか、2020年から2023年までと少し経路が違うなと思いました。ただやっぱこう10年で見ると一番大きく変化したのはやっぱ2020年。コロナの前と後ではやっぱ変わっていかなければならないという変革っていうキーワードがすごくね強く押し出されるようになったなと思います。
じゃあそれを踏まえて2025年どうなるでしょうかということですが、全く予想はつかないですね。私なんか考えられるような内容ではないんですけど、個人的に一個思ってるのは、そろそろAIに関するなんちゃらX生まれそうじゃないという気がしてます。
生成AIってねほんとここ最近盛り上がってますけど、結構ものづくり白書の中でAIってさDXの文脈に包括されてるんですよ。だからAI自体が表だってドンと出てくることあんまりないんですね。あくまでもDX実現のためのデジタルツールの一つがAIであるということです。
それは間違いないんですけど、ただ何か来年はねその枠から出てきて、やっぱ生成AIですね。この分野で何か一つ取り上げられるんじゃないかなぁと勝手に予想してます。それが何Xになるかわかんないですけど、AX、IX、AIX、GAIXを。
ややこしいんですけどね。AI自体がアルファベットですから。そうやって生成AIを活用して変革していかないといけないですよと。AIと共存する時代ですみたいな。もっと抽象的というかレイヤーが高く表現されるかもしれないんですけど、イノベーションという文脈かもしれないですけどね。
何かそういうAIに関するXが生まれるんじゃないかと期待しております。皆さんもね、あの2025年6月を楽しみにしましょう。
まあといってもね、やっぱ生成AIって流行ってはいるものの製造業の分野で生成AIばっこし活用しましたっていう事例なかなかクリティカルなものないんですけど、ただ先月ぐらいにちょうど面白そうな実証実験始まりましたよ。
愛知県のスタートアップ企業が生成AIを使って2次元の図面を3次元の3Dモデルに変換すると。そういう実証実験を開始したってニュースで話題になってました。
この実験はもう始まっていて、来年の3月まで実験をするということで、これは国内初の取り組みとのことです。
ちょっと楽しみですよね。これどういう結果が出るのか。どういうサービスとして生み出されるのか。これ非常に楽しみなんですけど、こういう感じで製造業と生成AIって来年もグッと来そうな感じなんで、私もちょっと頑張って勉強してついていかねばと思っております。
さてここからもうね本題終わりというか、雑談ベースの話になるんですけど、せっかく生成AIの話したんで、一緒に言っておきますけど、このものづくり白書を読むとき、生成AIめちゃくちゃ使えます。
未来への期待
この前ね、シャープ117かな、ノートブックLMの話しましたけど、ノートブックLMにものづくり白書を入れて読むとめちゃくちゃわかりやすいんですごくおすすめです。
ものづくり白書の原本ってすごいのよ。冒頭でも言ったけどね、概要版は30ページから40ページくらいのスライドなんだけど、全体版って文字壁300ページ以上ある超大作なんです。
ただこの物量をぶち込んでも最初から最後までちゃんとノートブックLM読み込んでくれます。量々的にも問題なさそうです。
色々試しましたけど、やっぱ膨大なものづくり白書の情報の中から欲しいトピックをパンと抜き出してきてくれるんでめちゃくちゃ役立ちますね。
これはね、今後の白書の読み方変わるなって思いました。
概要版だけじゃなくても全体版をAI読ませてまとめさせた方が、自分が欲しいまとめみたいのが作れていいかもしれないです。
皆さんもぜひとも試してみてください。特にこういう公的な硬い文章ほどAIって威力発揮しますよ。
さらに余談ですけど、今回はね、ものづくり白書の話しましたけど、白書って他にも色々あるんですよ。
エネルギー白書とか、科学技術イノベーション白書、防災白書、中小企業白書、情報通信白書、UU白書なんかね、色々あるんですけど、
全部読むのは大変なんですけど、今ならね、AIを使って非常に効率的に有用な情報を取れると思うんで、
皆さんね、ぜひとも色んな白書をちょっとね、かいつまみながら、ノートブックLMとか使ってね、まとめていくといいと思います。
あと面白いのは、ノートブックLMって色んなソースを読んで、ごちゃ混ぜに引き出せるんで情報を。
例えば、ものづくり白書の何年版を入れて、中小企業白書の何年版を入れて、この2つのソースからこういう情報を合わせて取ってきてって言ったら、
その2つの白書の中から情報がごちゃ混ぜになって出てきたりするから、なんかね、色んなミックスした使い方ができる。
例えば共通点を上げてとか、そういう比較させるみたいなこともできるんで、今まではできなかったような読み取り方っていうのもできるかもしれません。
皆さんもね、ぜひとも楽しんで白書を読んでみてください。
クロージングトークです。お便り来てますんで読んでいきます。
人生は自分自身が主人公さん。もうすごい良い名前ですね、これね。
毎回興味を持って聞かせていただいています。
支部長様は技術士で中部本部に所属されているものと思います。
私は近畿本部に所属していますが、その近畿本部の新春記念講演会で、
大阪工業大学の成果授業、課外活動を通じたものづくり教育について、というタイトルの講演が行われます。
もしかしたら知っておられるかもしれませんが、ものづくりというキーワードが同じなので不要な情報かもしれませんが、
会員は無料であり興味があればともに連絡させていただきました。
アドレスは以下になります。ということで情報提供をいただきました。
ありがとうございます。私も技術士会に入っていますので、無料で見れると思います。
ウェブ公演もありそうなので、チェックしようかなと思います。
情報ありがとうございます。本当に。
あー、これあれか。CPDにもなるんかな。
あー、忘れてた。そうだ。全然忘れてました。
今年やることといって忘れてたのを思い出しました。今ちょうど。
CPDといって、技術士という国家資格を僕は持っているんですけど、
資格維持というか、義務として、自分が計算した内容をポイントとして登録して、
1年分を技術士会に提出するということをやらなければならないんですが、
今年はそれを集計するのを全くやっていなかったということを、今このメッセージをいただいて思い出しました。
ポイント足りるかな。
なんかね、年間何ポイント以上の計算しなきゃいけないよ、みたいな目標値みたいなのがあるんですけど、
でも今年本出したから、確かね、本の出版もその計算のポイントに入るはずなんですよ。
それなりに高いポイントで。だからそれでいけるか。
全然本題とは関係ない内容でしたけど、ちょっと思い出しました。ありがとうございます。
ちょっとね、技術士会の会員じゃないと無料ではなくてお金かかっちゃうんですが、
せっかくね、いただいた情報ですってこの概要欄に貼っておきますんで、
興味がある方はですね、ぜひともこんな講演あるんだっていうのを見ていただければなと思います。
ということでありがとうございます。
続いて、フィリックスさん。
ノックスメディアコンさんとのお話、大変参考になりました。
私にポッドキャストの世界を教えてくれた同僚が、
ポッドキャスト番組を開設したいと話していたので、このサイトを紹介したいと思います。
ノートブックLVについては、セミナーの50のセッションのソースを登録できたので、
今度はセミナーのまとめを行うチームメンバーと共有して作業を進めていきたいと考えています。
今まで個々がそれぞれ担当するセッションをまとめ、
それをサマリンにすることでセミナーの報告資料を作っていましたが、
このツールを使うと、携わる全員がセミナー全体からまとめたテーマに沿った情報を取ることができ、
ノートブックLVと壁打ちしながら資料をまとめることができそうです。
ノートブックLVご紹介いただきありがとうございました。
これからも配信楽しみにしています。
ということで、フィッグさん、マイドマイドありがとうございます。
まずですね、コンさんとのコラボ結構反響ありまして、
ものづくりのラジオ聞きましたって言ってね、コンさん側に問い合わせをしてくれる方結構いたみたいで、
本当にありがとうございます。コンさんも喜んでました。
今ね、ちょうど年末だからさ、皆さんね、来年の目標を何にしようかなって考える時期だと思うんですよ。
だからこそね、来年ちょっとポッドキャスト始めてみようかなみたいなものも、
そのちょっとした目標の中に入れ込んでみるといいんじゃないかなと思います。
本気でやりたいって人は前回ね、紹介しましたけど、
コンさんが運営しているポッドキャストの学校を通ってみるっていうのもね、ありだと思います。
そしてノートブックLVの話ね、今日もね、その白書の読み方のところで話しましたけど、
本当にね、これいいですよ。
さらにね、とうとう来ましてね、ノートブックLVの有料プランになるものが、
ただ今、企業向けのものなんで、まだ我々の一般消費者はそれ機能が使えないっていうことなんですけど、
2025年の頭ぐらいに課金ができるようになるっていうことなんで、
無料で使える分はそのまま使えると思うんですけど、
新たな機能が付加されて、それを使うためには課金してくださいねっていう感じみたいですね。
いやー、チャットGPTもさ、最近新しいプランが公開されてさ、
いくらだったかな、月3万円ぐらいだよね。
すごい高いプランが出て、話題になってましたね。
さらにオープンAIが出してるソラっていう動画生成サービスもとうとう公開されまして、
生成AIまだまだですね、ホットだなっていう感じです。
まだまだというか、どんどん伸びていきそうな気がしますね。
生成AI課金でね、なんか破産する人が出てきそうですけど、
いやー、僕もね、チャットGPT3万はね、1ヶ月ぐらいやってもいいかなと思ったんですけど、
ちょっと今様子を見てます。さすがにちょっと出してないですね、それは。
まあ今後もね、面白いツールがあったらこのラジオの中で紹介させていただきますんで、
ぜひともお楽しみにしておいてください。
ということで、今回はここまでとさせていただきます。
私は技術ブログ、支部長技術研究所も運営してます。
週一更新を目標に更新してますので、そちらもぜひ覗いてみてください。
また、Xで毎日役立つ技術情報の発信を行っております。
朝7時20分、夕方18時20分に必ず投稿しておりますので、
そちらもチェックよかったらフォローしていただけると嬉しいです。
あと、ものづくりの視点というボイシーでの音声配信もやってます。
こちらは月曜日から金曜日までの週5で配信中です。
10分ぐらいで聞けるものづくりの話です。ぜひそちらも聞いてください。
あとこのものづくりのラジオ、いいなと思っていただけたらですね、
番組のフォロー、また各ポッドキャストアプリにてレビューの方をよろしくお願いします。
この前レビューお願いしますって言ったら増えてたんでね、非常に嬉しいです。
もっとお願いします。私も欲しがりさんなんでね、もっともっとお願いしますというところでございます。
ということで、今回はここまでさせていただきます。
以上、しぶちょーでした。ではでは。
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