投資の背景
おはようございます。しゅうへいです。この番組では、1年後のあなたが楽になるヒントを、
里内海の島から毎日有効お届けしております。
今、Xで30万インプぐらい出ている、プチバズみたいな感じの投稿がありまして、
そこに色々ご意見とか面白い視点をいただいているので、
久しぶりに改めて、何で儲からない事業に8,000万投資したのか、
その3つの理由を今日は話したいと思います。
経緯を説明すると、まずコワーキングスペースを建てております。
愛媛県今治市大島という島並海道のところです。
僕は生まれた島で、そこに建てました。
土地が1,700万ぐらいで、上物がだいたい6,000万ぐらいで、合計8,000万。
6,000万は銀行融資で、コーコさんとチギンさんに、
それぞれ3,000万円ずつ協調融資をいただいております。
だいたいこの1年間で500万円ぐらい返してきたんですが、
今5,480何万円ぐらい残っているのかな。
まだ残っていますね。
これからあと10年かけて返済していくというものですね。
毎月60万ぐらい返済しているので、めちゃくちゃしんどい。
9月も本当に会社潰れかけて、みんなに助けてって言ってね。
LLCっていうNFTをみんなが200万円分ぐらいを買い、購入していただいて、
なんとか意気が持っています。
ありがとうございます。
今日は島のコワーキングスペース、愛媛のどいなかのコワーキングスペースに、
なんで8,000万も使ったのかと。
その3つの理由を今日は解説していきたいと思います。
IT企業の不足
先に3つの理由を言っておくと、
1つ目、地元にIT企業がないと思われているから。
高校生とか中学生とかに。
IT企業がないっていうことですね。
2つ目、パソコンできる場所がない。
めちゃくちゃシンプルで。
ほんとないです。
3つ目です。島の100年後を考えたからっていう3つの理由になってます。
IT企業がない、パソコンできる場所がない、島の100年後を考えたからっていうことですね。
僕も成人君主じゃないので、めっちゃ素晴らしいことだけをやろうとか、ボランティアとかそういうことでもないです。
もちろんお金のことも考えてやってるし、それも含めた上での3つの理由です。
1つ目の、IT企業がないっていうことなんですけど、
高校生とかにアンケート取ったら、そうやって言うらしいんですよ。
やっぱり東京とか大阪とか、都会に行ってIT企業に勤めたい。
すでに出てる若者にUターンするかって聞いたときのアンケート結果でも、
IT企業がないから帰れない。
戻りたいけど仕事がないって結構言うんですよね。
もちろん今治市、今だいたい3000人近く毎年住者がいて、
人気ランキング1位にもなってますが、
それでもやっぱり同級生とかほとんどいないですよ。
島にはいないね。
今治とか松山とかにいたりとかはありますけど、
だいたい出てるかな。
これは1個表向きな理由でもあります。
先に言っておくとね。表向きな理由で、
確かにその問題はあるなみたいな。
なんかIT企業ってあるんですよ、別に。
例えば松山とかだと、サイボーズさんとか大手のところがあったりとか、
もちろん今治造船とかタオル会社さんとかたくさんありますけど、
それはIT系ですよ、言うたら。
だってパソコンで仕事する人もいるからね、現場とは別でね。
ちょっとお話それるけど、時代が変わってて、
割とITやりたいから田舎に行くみたいなものでもないのかなとは最近思うんですよ。
どちらかというと農業とかそういったことのニーズが出てるのかなとも思うんですが、
とはいえでもやっぱり仕事の選択肢が少ないっていうのはやっぱり戻りにくいですよね。
仕事がダメだった時にまた東京行くかとか別の場所行くかってやっぱりしんどいし、
いざしまで仕事がなくても自分でなんとかできるっていうイメージがあれば全然違うと思うんですよ。
で、できるの?そんなこと。僕だってできちゃうんだから。
僕も全くスキルないところからMacBook1つでできたんですから、
マルチ情報にはまるみたいなポンコツですよ、東京で借金300万ぐらいこしらえてさ。
そんな僕でもできたんで、本当はあるんですよ。
でもなんかできないイメージとかしてる人がいなさそうなイメージがあるのってなんでかなって思ったんですよね。
いわゆるそういった出会いがなかったりとか、そういう場所があるとか、
そういうことができるっていうことを発信してる人っていうのは結構少ないんだと思ったんですよ。
東京とかいっぱいリモートワークしてますとかあるし、それ実際ニーズが大きいからできるじゃん。
でもいなかって、まずしてる人が少ないかつそれを発信してる人が少ないから、
やっぱできないイメージがあるんだけど、そんなことないですからね。
僕の周りでもネットで仕事してる人とか結構いっぱいいますから。
そうっていうふうに考えたときに、やっぱり選択肢の一つとして、
別に島に帰ってこないといけないとか全く思わないけど、
帰りたいのに帰れないっていうのは嫌だなって思ったんですよね。
じゃあこういうことできるよって、こんな人がいるんだってどうやったらいいのかなって、
そこぐらいまでは僕も発信していきたいなというふうに思って、
もともとフリーランスの学校という2万5千人が受講したオンラインスクールもやってたので、
それに合わせて地方の拠点を作って、それプラスアルファで発信していこうみたいなね。
そんなものが一つ目の理由、表向きな理由です。
二つ目、これ割と個人的な理由で、パソコンできる場所がないっていうのは本当にずっと悩んでたんですよ。
これ信じられないと思うんですけど、僕が住んでる島5千人ぐらいの人口の島なんですね。
瀬戸内海のほうでは割と大きいほうで、6番目ぐらいの大きい島なんですよ。
淡路島とか小戸島とか、静岡島とか大見島とかあるんですけど、
たぶん6、7番目ぐらいの大きいのが住んでる大島で。
で、コンビニ二つあるんですよ。あるじゃんって。
eトイン使えるじゃんってみんな思うけど、コンビニのeトインで仕事ってさ、
できるよ緊急的には。僕も使ってましたよ。
でもコンビニにコーヒー入れて、横でじいちゃんばあちゃんとかおばあちゃんたちが
いとぱた会議してたり、朝9時にファミマのeトインに行くとね、
鬼殺しをストローで飲んでるじいちゃんいるんですよ。
もうなんか、いやいいよ。でもなんかちょっとテンション上がんないじゃん。
じゃあ打ち合わせどこでします?って言ったらカフェとか行くわけだけど、
カフェって誰が聞いてるかわかんないし、それこそ人間関係が狭かったりするし、
カフェもやっぱり夕方の4時ぐらいに閉まるんですよ。
いや、わかる。仕事って10時から3時ぐらいの間に終わらせばいいのかもしれないけど、
なんかあれじゃん。なんか都会だと7時ぐらいまで仕事6時に終わって、
じゃあその6時から9時ぐらいまでスタバで今日は復業しますみたいなことができないんですよ。
もう土地の制約所、じゃあ家に帰ってやらないといけない。
家に帰ったらじゃあお父さんお母さんも行ってテレビ見ててとか、
なんかギャーギャー言っててとかわかんないけどね。
あとは実際今契約者さんが6人、7人ぐらいいらっしゃるんですが、
家でやってると家のこと思い出しちゃったりとか、
お店でやってる方はお店にいるとお店のこと思い出しちゃったりとか集中しにくい。
っていうのでそういうニーズがあったんですよね。僕もだってあるから。
じゃあ別にスタバとか行けばいいじゃん、マック行けばいいじゃんって、
島だから橋代かかるんですよ。この橋がめちゃくちゃ高くて、
久留島海峡橋っていう世界三連吊り橋ってすごい橋なんだけども、
それ3.5キロ渡るのに普通車で900円かかるんですよ。
軽でも多分700円近くかかります。ってことは、
行って帰ってきて1500円から2000円近くかかるんですよ。
たったスタバに行くだけだよ。スタバに行くだけに2000円余計にかかるんですよ。
そんなの行かないじゃん、普通。
しかも往復でいうと片道でも15キロぐらいありますよ、車で。
もちろん瀬戸内の島並みだから気持ちがいいよ。
でもそれ毎日通えるかって言うとちょっとしんどいよね。
なのでシンプルにパソコンができる家とは別の、そこがない。ないんですよ。
信じられないでしょ。信じられないんだけど。
本当これは僕にとってはめちゃくちゃニーズのある場所でした。
今日も契約者さん来てて、プロプラン契約してくれてるんですね。
月で12,900円で月10回で1回5時間使えるっていうプロプランなんですけど、
その方は島でリモートワークしていて、家から一切出なくなってて、
それもやっぱり良くないし、
旦那さんとかがいてテレビ見られると自分リビングで仕事してるんで、
うるさくて集中できないと。
使うように半月ぐらいあるんですけど、本当にここがあってよかったって言ってくれてます。
本当そういうの言ってくれるとすごいやってよかったな、作ってよかったなって思うんですけど。
普通にそれは個人的な理由でもあるわけですね。
島の未来を考える
最後3つ目の理由が、これが多分僕もこれから真に考えていきたい、実践していきたいことなんですけど、
いわゆる地方創生です。島の100年後っていうのを考えたんですよ。
なんで100年後なのか、死んでると思うけど、
100年先のことを考えながらじゃないと、
例えば僕ぐらいだったらいいんだけど、別にあと50年はなんとか。
いや、50年後怖いな。
多分100年後考えないと50年後もないから、
自分がこの先現役であと50年は多分いると思うんですよ。
長ければ現役で多分60年ぐらいになるかもしれない。
そうした時にAmazon使えなくなる、コンビニがなくなるとか、不便じゃないですか。
あらゆる物価がより高くなる。
橋の維持コストってとんでもないわけです、この本市高速っていうか島並海道ってね。
普通の道とは全然違うわけですよ。
もちろん船とかドローンとかいろんな移動手段が今後増えると思うけど、
それでもやっぱり重たいものは船なり車なりトラックなりで運んでこないといけないわけです、
アスファルトとかもね。
ってことを考えたら、橋の維持コストから島での人口構成からどうするんだろう。
僕ここで生きていきたい、ここで暮らしたいのに、
サービス全く受けられなくなっちゃうじゃんっていうのは嫌なんですよ。
せっかくこんないい場所で、しかも今インターネット使って働けるし、
しかも農業とかフィットネスとかさ、あと哲学で本を読むとか何でもいいよ、
田舎で何かをやっていく。最高のリッチなんですよ。
気候も穏やかだし、雪も降らないし、災害も少ないって言われてる。
そんな場所があるのに、人がどんどん抜けていったり死んでいって、
加速化して、で、道路も直せなくなって、
もうみんなが来たいと思っても来れなくなる可能性ってあるわけですよ。
それは嫌じゃん。で、自分も住み続けられないから。
地域の産業と収入の重要性
っていうふうにことを考えたら、じゃあどうしたらいいのかなっていうことなんですけど、
もう短く的確に言うと、いわゆる島で外からお金を稼げる人。
それは島の産業プラス、例えばネットの仕事含めてですよ。
年収、年収でもいいんですけど、年収で1,000万ぐらい、年1,000万の人。
その人は島で収入も上げることもできれば、外でも収入上げることもできるみたいな。
そのハイブリッドな人たち、僕ももちろんほとんど外貨ですよ。
僕収入、会社の収入含めてほぼ外貨ですけど、
それができる人たちが年収1,000万で、100人いたら年収規模で10億円なんですよ。
10億円のお金が毎年島の中で動いていく、または島に落ちるっていうふうになると、
お店さんだったりとか、いろんなサービスだったりとか、コンビニだったりとか、
そういったものが回るし、そういう人たちがいるってなると、
そういう暮らししてる人いるんですねってなると、やっぱ入ってきやすいじゃないですか。
かつもちろんDIYができるとか、いわゆる百姓的なスキルももちろん僕も鍛えていきたいし、
草刈りからスタートなんだけどね。
草刈り、ちょっとまた最近枯れてないんだけど、やらないといけないんだけど、
そういう地域ごともやりながら、地域を守っていくということをやりながら、
外貨も稼いでいける人っていうのを100人ぐらいまずは創出すると。
これはもう10年、15年以内ぐらい。
でもそういう人たちを増やしていくためには、
そういう人たちがここで働きたい、ここに住みたいとかって思うような場所にならないといけない。
ってなったときにパソコンできる場所がないっていうのはやっぱ微妙だし、
コワーキングスペースの必要性
じゃあ戻ってくるっていったときに相手企業がなさそうなイメージも微妙だし、
でしょってことはやっぱ誰かがやらないといけないんですよね。
5,000人人口いますけど、5,000人のうちコワーキングスペースを建てるのは僕1人だけだったんですよ、この島で。
5,000分の1のことをやったんです。
これは別にすごいだろってことじゃなくて、これ分かりやすいよね。
島でたった1人しかやってないんですよ、この事業は。
今まで誰もやってないんです。
だからこそ多分人が抜けていったりとか、現役世代が減ってたりとか、
移住でいうと別の島のほうが人気だったりとか、僕はするのかなって思うんですね。
でもここが立つことによってちょっと何か変わると思うんですよ。
僕が発信を続けることで、このストーリーだったり含めて、ちょっと何か変わると思うんです。
そのちょっと変わるっていうことが大事だと思うんですよね。
で、ちょっとずつ人の縁だったりとか、いわゆるマーケティングも含めてですけどやって、
どんなニーズがあるか。
もちろん僕もコワーキング完璧に運営できてるわけじゃないし、自分たちが今潰れそうだから、
ちゃんとやらないといけないんだけども、
でも今までなかったものを建てたということは、それは多分何か未来が変わるんですよね。
同じことを繰り返してもしょうがないから。
そうっていうのがあります。
だから100年後に向けた第一歩みたいな。
そこから他のラジオとかでも話してますけど、第1の矢、第2の矢、第3の矢ってあって、
やっぱり第2の矢っていうのは民泊施設、ちょっと短期的な滞在ができるものをこの近くに増やす。
それもないんですよ今ね。
で、その次は2.5の矢はもうちょっと中期的な宿泊施設ですね。
結構やっぱ海外の方とかも来るので、ジムがついててコワーキング、ここでもいいしそっちもついててもいいけど、
ホテルがついてて食が楽しめてっていうような、そういった宿泊、ちょっと中規模のホテルぐらいですかね。
で、第3の矢としてはやっぱり教育機関、大学を作りたいなというふうに今思ってます。
これも本当に言ってるだけだからね。
でもそういうことを、そうすることによって地域がやっぱり人口動態みたいなものがもちろん良くなるし、関係人口を含めてね。
で、100年後って言っても人が出入りをしたりとか、出入りをするしお金が落ちるしお金が回るからこそ、
道とかインフラとかも直せるし、水道も持つし、だから人が住みやすくなるし、
で、自然がいっぱい侵食してくるんだよ、木が生えてきたりするんだけど、それをちゃんとカットできるね。
機械だったりAIだったり分かんないけど、その時どうなってるか。
そういった技術とか、それを使う人がいてっていう。
とにかくやっぱ人がいないとダメなんだよ。
ロボットだけがここの島に住んだってしょうがないからね。
そういう未来もあるのかもしれないけど。
なので、橋台という莫大なコストに関してはちょっと僕もどうやってやったらいいのかちょっと分からないです。
もちろんそれも行政と民間と住む人たちで決めないといけないことなんだけど、
だから今読もうとしている本。
未来を見据えた投資とビジョン
ちょっとYouTube先見たんですけど、
イシューから始めを書いたアタカさんという方がいらっしゃいます。
アタカさんがなんと超分厚い本、風の谷という希望、
残すに値する未来を作るっていうそういった本を出してるんですよ。
都市集中は人類の必然なのか。
この中でいわゆる風の谷っていうものをちゃんと作って、
それを100年200年スパンのサステナブルにしていく。
100年200年かかることっていうふうに書いてるんですよね。
道路って実はめちゃくちゃお金がかかる。
でも最低限の道路、自転車と軽トラぐらいだったら実はコスト的にはそこまで高くならない。
トラックが通るってなるとめちゃくちゃ高いとか。
だからインフラで言うともう大変ですよ。
ここの島は橋があるからね。
いや、両方の橋を維持するのはきついよね。
片方だけになっちゃうのかな。
この本を読みながら僕も風の谷として島並み地域大島をどういうふうにしていくのかっていうのを考えながら、
そして実践しながらやっていきたいと思います。
ということで今日は儲からない事業、コワーキングスペースに8000万投資した3つの理由ということで、
IT企業がない、パソコンできる場所がない、島の100年後を考えたからということで、
もちろん正解かどうか分かりません。
でもこれを正解にする、または仮説を検証しながらやっていくっていうことを
この5年10年しっかりとやってですね。
10年後にホテルと大学ぐらいまでできてたら、
お、周平やったじゃないか。
それで10年後に答え合わせしましょう。
あいつまたアコムで借りて借金ゲーやってるわみたいになってるかもしれないね。
死んでるかもしれないけどね。
ということで元気に10年後いたらいいけど、
そういったことも含めて、
みんなもいろんな挑戦があると思うからいろいろ言われると思うけど、
他人から言われることはいろいろあるよ。
みんながオッケーすることなんて逆に怖いですから。
反論とか反対があればあるほどね。
あ、なんだ、じゃあやったらいいじゃんって。
思えるようなことだと僕は逆にいいのかなと思いますね。
こんな時代だから、こんなAI時代だからね。
そんな話でございました。
今日も聞いていただいてありがとうございます。
この後も心地いい時間を過ごしてください。
バイバイ。