変われない理由
おはようございます。しゅうへいです。この番組では、1年後のあなたが楽になるヒントを、瀬戸内海の島から毎日有力をお届けしております。
はい、ということで今日はですね、「変わりたいのに変われない」っていう方に伝えたいことで、
まあよくあるじゃないですかね。なかなかこう自分が変われないんですってやるとき見てもできなくてとかってあるんですが、
実はですね、変われないっていうのはちゃんと
事実を見れてないと。むしろ、仏教的に言うと諸行無常なので変わらないものなんてないんですよ。
ということは、僕らは常に変化していて変わっているはずなんですよね。
そうで、変われないっていう人が言うのは、変わるっていうのはすごいエネルギーがかかって大変だ。
大変なこととして変われないって言ってますよね。難しいと。でも、そうじゃなくて、
本来僕らはずっと変わっているので、諸行無常で。変わっていないということにしているというエネルギーがものすごいかかっているわけですよ。
ちょっとややこしい言い方をしたかもしれないんだけど、変われないっていうことは、なんかエネルギー使ってないわけじゃなくて、めちゃくちゃ浪費しているエネルギーを。
もうガソリンタンクに穴が開いて走ってるような感じですよ。めっちゃエネルギー使ってて、むしろ変わっていく、いろんなことを変化させていこう
新しいチャレンジ、何かをやめる。そういったことを常にやっている方が、エネルギー効率がめちゃくちゃいいし、楽なんですよ。
これに気づかせてくれた本。改めてそうだなと思ったのが、最近よく紹介してますけど、国文広一郎さんの
哲学の先生と人生の話をしようと。人生相談の本があるんですけど、それが非常に面白くて、毎日1個2個相談を読みながら寝る前に見てるんですけど、そこの中の相談であったんですよ。
ポジティブ思考で、でも旦那はネガティブなことしか言わないみたいな。そういう相談に国文先生ってどういうふうに答えるのかというと、
いやそれプラス思考って、結局本来はネガティブなことが起こっているのに蓋をしているだけだよねって。
なるほどなと思ったんですよ。このボイシーポッドキャストでたまに言うのが、うつっぽい時、どうしてもやる気が出ないなとかしんどいなという時って、それがダメではなくて、ぶったモードだっていう話をしてます。
これは橘さんのスピリチュアルズって本にあって、むしろ僕らって普通生きてるとポジティブすぎるんだって。だってそうじゃん。心臓っていつ止まるかわかんないし、酸素なんて3分なかったら僕ら死ぬわけですよ。
地震だっていつか起こるかもしれないし。でもそれが明らかに起きないような、明日も生きるだろうと。でも明日必ず生きるなんて保証ないわけ。
でもそんなネガティブな世界、不安定な世界で、じゃあ1年後のことを考えようとか夢を叶えようなんて普通は言えないよね。だってわかんないだから。
普通に僕らがいるこの通常のメンタリティの場合はそれはポジティブすぎるんだというのを橘さんのスピリチュアルズって本の中で書いてあって、関連してますよね。
で、国分さんのその回答がまさにプラス思考っていうのは結構ネガティブなことが起こってるのにそれを見ないようにしているっていう、つまりそれはものすごい実はエネルギーを使っていることだよねっていう話だったんですよ。
なるほどなって思ったんです。要するに何か変われないとかって思った時に変えるのめんどくさそうって思うじゃないですか。いろいろ変化をするっていうのはエネルギー使えそうですよね。
そうじゃなくて、いやこのままでもいいんだってね。思うことはもちろん自由なんだけど、よしこのままでいこう。変わるの大変だからこのままでいようってそういうふうに思うことも実はものすごいエネルギーを使っているっていうことなんですよ。
何が言いたいかというと、変わるの大変だから変わらないじゃなくて、変わった方が楽なんですよ。変わらないままでいるっていうことの方がむしろ難しい。もう世の中の真理っていうか、見たら分かりますよ。例えばおにぎりを作って、このおにぎりをそのままにしておくってことはめちゃくちゃ難しいわけですよ。
コンビニとかも多分いろいろ保存料とかいろいろ使ったりとか温度管理に気をつけながら配送して、それをちょっとミスったりとか温度管理ミスるとすぐ多分カビが生えたり腐ったりとかしますよね。自分で作ったおにぎりなんてそうじゃないですか。
もう小民家とかもそうですけど、やっぱり雨漏りをしたりとか、木が腐ってきたりとか。もちろんちゃんと通気性のいいところとか空き家だったらいいんですけど、もうずっと人が使ってなかったらやっぱり家もボロボロになっちゃうと。
そのまま保持するほうが難しいじゃないですか。どう考えたって。なのに、それが宇宙の断りというかルールにもかかわらず、僕らは人生を見たときに、あんまりいろいろ挑戦したくないし、でも何かやってみたいって思うけど大変だしって言って、それでとりあえずやっぱりしないとか、このままでいいんだっていうことにすると。
でもそれはそれで実はものすごいエネルギーを使ってるはずなんですよ。で、しんどいんですよ。だから例えば1年前と同じことしてるなとか、なかなか変われてないなってこれ聞いてる人の中でもいると思うんだけど、しんどいでしょぶっちゃけ。別に楽ではないでしょ。
あれやろうと思ったのにブログとかインスタとかそういう副業、自分で収入作ろうと思ったのにできなかった。フリーランスの学校とか受けようと思ったけど受けられなかった。また忘れてたとか。しんどいでしょ。またできなかった、そしてやらなかった、変われなかったっていう状態ってしんどくないですか。
変わることの効用
僕もやっぱり散々それを経験してきて、先延ばしにいろいろしてきたりとかして経験してきたんで、しんどいんですよ。しんどいからエネルギーもどんどん取られるし、要するにやりたいこともできないっていうか、なんかうつうつとした日々を過ごしてしまうわけですよね。そうじゃなくて、流れに身を任せるんですよ、宇宙の。
だって変わるんだから。どんどん変わってるんだから。その流れに乗っかった方がいいじゃないですか。だから変わらない、このままでいいっていうのは、いわゆる流れるプールを逆向きに泳いでるようなものですよ。きついって。でも、あなたの周りにもいないですか?なんかこの人どんどん新しいことやって楽しそうに、なんか呼吸するようにチャレンジしたりとか変化してるようなっていう人、多分いるよね。
池早さんとかそうだと思う。なんで?みたいな。自分こんな逆向きにプールを泳いで大変なのにって。池早見たら、いや、もう流れに身を任せるんです、みたいな。仙人みたいな感じで。ふわぷかーってもう浮き輪で流れていって。え?みたいな。でもさ、プールを楽しむ、流れるプールを楽しむって思ったら、絶対そうじゃん。
下りのエスカレーターを全力で登ってて、きついんですって言ってたら、当たり前だろってなるでしょ。登りと下りが違うんだからって。でも、自分の人生見たときに、あなたの人生見たときに、やっちゃってないですかってことです。ルールとは逆向き、流れとは逆向きのことやってないかってこと。変わったほうが楽なんですよ。でも、やっぱり人間には参区コストだったりとか、いい意味で習慣化っていうのもあるし、逆に言うと悪い意味でも習慣化っていうのはあるんですよね。
一つの仕事をやっとけばいい。せっかく大きい会社入ったんだから、ここにいればいいんだ。確かにそういう時代があった。でも、今はそうじゃないじゃないですか。ブーカの時代でどうなるか分かんない。不安定で不明瞭で曖昧で、変化の激しい時代です。
そんな時に当たり前とか正解とかコロコロコロコロ変わるのに、なのに一個の昔の正解にしがみついて、働き方、収入が入るのは一つの収入口でいいんだとか、とにかく理由もなく都会の方がいいと思ってるから都会に住むんだとか、それを変えるのがめんどくさいからでしょ。
調べたら変えないといけないかもしれないという情報が出てきたら嫌だし、めんどくさいから多分向き合ってないと思うでしょ。その根源にあるのは変わる方が大変っていう考え方。そうじゃなくて変わらない方も大変なんです。むしろ変わらない方がエネルギーを使うんですよ。流れるプールを逆に向かってるからね。
っていうような考え方を一個インストールしておくと、多分挑戦とか何か小さなチャレンジとかをしやすくなると思うんですよね。僕もすごくこの本を読んだり、スピリチュアルズの本を思い出した時に、いろいろチャレンジ、予定を入れたりとか講座を入れたりとか、新しい挑戦してる時の方が楽しいなって思ったんですよね。
本だってそうじゃないですか。同じ本読み続けるからちょっと変えたほうがいいよね。同じ著者の人と違うのを読むとか。やっぱり変化があったほうがいいじゃないですか。それはやっぱり世の中が諸行無常で変化し続けてるから、それが自然の断りなんだと。そういうふうな思考でいると、すごい楽になるんじゃないかなと思ったので、今日はシェアさせていただきました。
ということで、こういったことにもつながると思うんですけど、「暇と退屈の倫理学」っていう本を、実は昨日ポッドキャスト、本つまみ食いラジオで紹介してますので、まだ聞いてないとか、ちょっと気になるなとか、事件を求めずに快楽をちゃんと求めなさいっていう話をしてます。
うん、なんだそれっていうね。なんか最近退屈だなっていう方は是非無料で、VoicyでもSpotifyでもAppleポッドキャストでもどこでも無料で聞けますので、よかったら本つまみ食いラジオって検索、または今日リンクつけておきますので、リンクから聞いてみてください。
ということで、今日も聞いていただいてありがとうございました。この後も心地いい時間をお過ごしください。バイバイ。