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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。戦国時代に原型ができて江戸時代に今の形が出来上がったという落語
今週金曜日から福岡市と北九州市で博多天神落語祭りが開催されます。 ドラマの題材にもなってブームにもなった落語ですけども、今週はその魅力に迫っていきます。
そこでテーマとしては知れば虜に落語の世界というテーマでお送りしてまいります。 今日はこの落語を聞けです。
落語評論家で音楽雑誌バーン編集長広瀬和夫さんです。 広瀬さんおはようございます。おはようございます。もう50年以上に渡って落語を聞いてこられているという広瀬さん、そして落語に関する本も出版されているわけですけども
そんな広瀬さんが今お勧めする落語家はどんな方でしょう。 落語ブームの2005年ぐらいからもう本当にみなさん人気だった方々例えば立川忍介、立川断春、立川志楽といった人たちとか
桃月浜白州山陽亭白鳥、春風亭翔太、柳屋京太郎といった人たちも今も元気ですけども
さらにその後出てきた人たちですね。 例えば五代目遠楽一文会から出てきた三雄亭健吾
そして三雄亭満喫といった逸材がいますね。 そしてなんといっても大きいのは2012年に
バッテキシンウチ昇進した春風亭一之介。もうこの人はもうモンスター級に面白いです。 この人は絶対聞くべきですね。
何が他の方と違う魅力なんでしょう? まずはネタ数が豊富でそのすべてが面白い
彼の落語というのは完全に古典落語といえどオリジナルなんですよ。 落語ってオーカリストの中でその演者が独自の工夫をして独自の演出とするものなんですね。
例えば古今亭新章、桂文楽、柳屋子さん、三雄亭延章といった昭和の名人たちもみんな自分たちのテキストを作って自分で演出してたわけですけども
その演出力が落語家の魅力なんですね。 そしてだから今の一番旬な方々で言うと春風亭一之介あるいは三雄亭健吾といった方々は
演出力に長けていて、あと物事を見る目が鋭くて、例えばマクラなんか面白い。マクラって本題に入る前にいろんな自分のこととか世間のことなんかお話をしたりする
亡くなった人間故郷の柳屋子さん実証なんかもマクラで有名でしたけども 今マクラの名手と言うと春風亭一之介あるいは三雄亭健吾といった方々で
そこからの落語へスムーズに移行していってこの落語が本当に他の人のない魅力を持っているという
いろんな演目を持っているんで毎日聴きに行っても飽きることがないですね
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そんなひろしさんがお勧めする落語を聴いたことがない、寄せに行ったことがないっていう人へのこんなところ楽しむといいよっていう楽しみ方を教えてもらえますか
まずですねあの落語というのは大衆芸能なので勉強とかする必要は全くないんですね
知識が高いと思うのは本当に間違いであって古典とかっていう考えは持たない方がいいですね
落語というのはもともとその目の前の観客に対して同時代の人は語りかける芸能だったわけですよ
それが戦後ね、昭和の戦後ですね、落語の語る世界が現実とだいぶ乖離してきちゃったので
それが古典という言い方になっていったんですけどもともとはその同じ時代の人が語るものなので
だから今の落語家はみんな今の人がわかる話をしてます
それからですねわからない言葉が出てくるという恐れもあまり感じなくていいと思います
例えばよく言われるのはヘッツイとかね、暗論とかね、そういうものがわからないってあるじゃないですか
ちゃんとした落語家はそういう言葉がわからないというような演じ方はしないんですよ
あーなるほど
初めて来た人に親切なのが上手くて面白い落語家です
なので例えばですね私は落語に向いてないんじゃないかなと思ったら
それはその人が自分に合ってないだけだと思ってください
あーそれでいいんですね
はい、もう映画でも漫画でも全部そうじゃないですか
名作だと言われても自分には合わないと思うことがあったり
ヒット作でもどうなのって思うことが個人的にはあったりするものじゃないですか
要するに好みだったり合う合わないっていうのはそれぞれなので
面白い落語家を探そうとしてみていただければありがたいです
そのためには人気のある人ってのは大概面白いので
まずはそういう人気のある落語家が出ているところに行く
例えば落語祭りみたいなものがあったら
間違いなくそこに来るのは選ばれた人たちなので
そういうところに足を運んで5人ぐらい出るのを見たら
この中でこの人とこの人面白かったなと思ったら
次近くに来たらこの人行ってみようみたいな
あるいはラジオとかテレビでもしやってたら聞いてみようとかね
そういうのがいいと思います
まずは好みの落語家を見つけて追いかける
ってことは勉強する必要はないっていう話もありましたけど
知っておくとより楽しめる落語のお約束とか
知識とかマナーとかっていうのはあまりないんですかね
知識はそんな必要ないですけどマナーとしては客席で喋らない
これですね意外にいるんですよ
この話ってあれだよねって隣の人に話しかける人とか
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これ本当に迷惑行為なので
あとは電話に出ないとかね
携帯の電源を切るとかそういうことですよね
マナーってそれだけです本当に
それはもう他の舞台とか何でも共通することですね
すべてとお芝居と映画と同じです
では最後に広瀬さんにとって落語とは何ですか
人生で最も大事な楽しみの一つですね
これがない生活は考えられないです
今も毎日のように寄せに行くぐらいですもんね
落語を知ったことによって人生が豊かになりました
すごく豊かになったと思います
ちなみにヘビーメタルやハードロックの
音楽情報誌の編集長でもありますけど
そういった音楽との共通点みたいなものって
これはやっぱり好きなものを着てはいいというところですよね
だからハードロックヘビーメタルが好きだったということですよ僕は
その中でこのバンドが好きとか
レインボーが好きとかジューダス・プリストが好きだとか
そういうのを自分で見つけていって
そうするとどんどん声を聞いてみようって広がるじゃないですか
趣味って全部そうですよね
なんていうか手の届きにくいものではない
普通にそこにあるエンターテイメントであるということが
共通していると思います
まずはお気に入りの話し家さん落語家さんを見つけて
そこからどんどんどんどん深い沼にハマっていくといいかもしれませんね
そうですね僕も音楽はディーブ・パープルが好きだったところから始まりましたから
いや今回は2日間にわたって
本当に面白い話を聞かせていただきましてありがとうございました
ありがとうございました
広瀬さんに勧められるとこれちょっと聞かなきゃな
特に推していらっしゃった旬風邸一之助さんも
この博多天神落語祭には出演されますけどもチケットは完売
山友亭満喫さんが出る公演は一部残りわずかというところもありますので
もし見てみたいという方は訪れてみてはいかがでしょうか
ホームページなどで詳しく調べてみてください
さあこの時間落語評論家で音楽雑誌バーン編集長広瀬和夫さんにお話を伺いました
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