多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所、この番組は株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
こんにちは、パーソナリティの田村陽太です。配信第107回目となりました、本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの高木悠さんです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
高木さん、今日も頑張っていきましょう。本日のテーマはこちらとなっております。
高木さんが独立したきっかけを教えてください、ということなんですけど、高木さんの人生についてのお話ですね。
これはね、よく聞かれますよ。 ああ、そうなんですね。
はい。 じゃあ、得意分野ですね。 まあ、得意分野じゃないですね。
何年前ですか、高木さん独立したの。 僕はね、独立したのはもう10年ぐらいになるんですかね。
おお、だいぶ経ちましたね。 どうですか? ごきっかけを教えてください。
きっかけは、あるとき思い立ったって感じなんですけど、その前を思い起こすと、会社員でずっと働いてて、
だけど、会社員って会社の命令を嫌でも従わなきゃいけないし、すごくストレス溜まるじゃないですか。
ああ、そうですね。 まずだからね、そこがそもそも合わないなって思ってたのと。 そうだったんですね。
当時ね、すごく高木さんは会社員で働いてて、例えば会社の業績とか悪くなった時とかに転職とかしなきゃいけないじゃないですか。
はいはい。 だけど、その時に、なんか私特別何かすごいスキルがあったわけでもないんで、なんて言うんでしょう、弱い立場だったんですよね。
特にこれは現場にいた時なんかすごく感じたんですけど、例えば店長をやってて、その会社が何かあって外に放り出されるとするじゃないですか。
自分はいろんな仕事を選べる立場にはなくて、結局同じような仕事の居酒屋とかの現場の仕事で募集しているところを選ぶしかないなみたいな状況だったんですよ。
で、その時にめちゃくちゃ社会的な立場が弱いなと思ったんですよね。 だから選べる状況にないわけですから。
その時にね、だから僕は決めたんですよ。まあ25歳ぐらいだったんですけど、なんかもうこれ嫌だと。会社とかにコントロールされる。
自分の足で立っていける人になりたいなって思ったんですよ。それはね、やっぱりずっとその後も思ってて。
で、それがだんだんいろんな経験を積んでいって、30歳とかになって、中小企業診断者の資格も取ったわけじゃないですか。
で、実際取ったら独立した人とかと接する機会がめちゃくちゃ増えたんですよ。 みんなね、僕から見ると自分がやりたい仕事だけやってるように見えて、しかも自分の足で立ってるっていう、そこにね理想系があったんですよね。
そう考えたら、何かに頼って生きているその状態って、めちゃくちゃリスク高いと思うんですよ。
はい。
当時の私ですよね。仕事を選べる状況になって、その仕事がなくなったら、同じ仕事を求人している会社を探して、そこに入ると。
入れてくれたらなんとかなるけど、入れてくれなかったらどうしようみたいな状況じゃないですか。
まあそうですよね。
それで、人生を安心して生きていけるのかって考えたら、今の時代背景を考えると、僕なんかはその状況って恐ろしいなと思っちゃうんですよ。
それを乗り越えていくために何が必要かって言ったら、自分の足で立つしかないんですよね。
どこに行っても活躍できる人になるしかないじゃないですか。
まあそうですね。
そのためにはストイックにやらなきゃダメですよね。
なんか僕に言われてるような感じですごい頑張らなきゃと思いますね。
そうでもね、原則はだからもうその自分の足で立つってこと?
これはその会社で雇われている時もそうでしたし、今事業をやっていく上でも経営者だってなんかほぼ依存しているような経営者を見るわけじゃないですか。
あの全部仕事が下請けですとかね。
でもう自分で全くコントロールできないとか。
僕らがそういう状況だと結局独立してもしょうがないと思ってるんで。
全てこう自分でコントロールができるような状況にしていきたいんですよ。
それはねもう時代も変わるんで、もう絶え間に努力が必要ですよね。
いやーそうですね。自分のねやりたい目標に向かって自分の事業をコントロールするってすごい難しいですからね。
やっぱ努力は必要ですよね。
そうだからなんかねやっぱりこう独立をするっていうことに対して、まあ僕なんかもそうだったんですけど。
なんか独立したらバラ色な未来が待ってるかって決してそうじゃないと思うんですよね。
ないっすねそれはね。
その中でやっぱりこう自分の立ち位置を確立して、行かなきゃいけないわけじゃないですか。
でそうじゃないとね嫌な仕事もやらなきゃいけないだろうし、めちゃくちゃ忙しいのに収入はないとかっていう状況になるじゃないですか。
でもそういうのをね乗り越えていこうと思ったら、他の人よりも一生懸命やるしかないですよね。
いやーそうですね。ありがとうございます。
1個質問したいんですけど、先ほど独立したきっかけがやっぱその上司から指図されるのが嫌だとかいう話とか。
あとそのどこの世界でも自分が通用できるような能力をつけていきたいからみたいな話があったと思うんですけど。
実際独立して今10年ほど経ったじゃないですか。
その達成度で言ったらどうですか?何パーセントぐらいですか?達成できてますか?
でもね当初の目標っていうのはもう100%達成できてますよ。
ああそうですか。すごい。
当初の目標っていうのは、僕はもう体一つで街の中に出ていっても生きていける状況が理想系だったわけですよ。
この間うちの関わってる会社でワンちゃんのトレーニングとかをする事業をやってる方がいるんですよね。
その人何店舗も経営されてるんですけど、その人がワンちゃんにつけるリード?
あの紐をあれさえ持っていればもう自分は全てを失っても一からやり直せるみたいなことを言ってたんですよ。
この人人生のやっぱり理想型だなって思ったんですけど、気づけば僕も多分パソコン一台あれば今全てを失っても一から這い上がれる自信があるわけですよ。
だからそれって人生にリスクがないじゃないですか。
ないですね。
そういう意味では達成はしましたよね当初の狙いは。
確かに知識で勝負してますもんね。高木さんの授業とか。私の授業もそうですけど。
知識もそうですし、結局私の思想とか考え方みたいなのがあるじゃないですか。
それに共感してくれる人が生み出せれば何とか仕事って喪失していけるんですよね。
それが自分一人が生きていくぐらいのものだったらそんなにこうたくさん必要ないわけですよ。
だからそういう意味でいったら全然いけると。
ただ当然なんですけど、それは僕が独立した時の超チンケな目標じゃないですか。
それが達成したからって言って今満足してるかって言ったら今全然満足してなくて。
やっぱり影響力が上がってくると責任も大きくなってくるじゃないですか。
まあそうですよね。
だから今は違う目標に向かってどんどんどんどん動いてるという感じですね。
まだ新しい自分の目指すところって、高木さんもこの前3年計画立てるって話がありましたけど、
どんどんどんどん変わっていくんだなっていうのは好きって思いますね。
いやそうですよ。
ありがとうございます。
どうですか、独立されて今10年経ってるじゃないですか。
今後独立していく像というか自分自身をずっと経営者としてやっていくっていう上で、
どんなことを目標としてやっていこうかなっていうのはお考えのところってありますか。
まずはだから今と同じことをやり続けていかなきゃいけないですよね。
結局環境変化がずっとし続けているんで、今が良くても今のままでやっていけるかって言ったらね、
多分5年後とか10年後には通用しなくなると思うんですよ。
だから時代の変化に対応していかないと、いずれ倒れる時って来ると思うんですよね。
環境変化に対応し続けるためにはチャレンジし続けなきゃいけないでしょうから、
やっぱりストイックにやり続けなきゃいけないですよね。
これはまず前提としてあって、
でもあとはさっきお話しした通りなんですけど、結局もう僕一人が生きていこうと思ったら、
もう正直生きていけるわけですよ。
でもなんかそんなののために仕事やるのってもうつまんないですよね。
だからもっと影響力を上げていきたいなと思ってて、
確現出ましたね。
僕は25歳のタイミングで、たまたま会社の業績がめちゃくちゃ悪くて、
潰れると思ってたので、そこで危機感を持って、それを目指して、
10何年とか頑張ってきた結果、今ようやくたどり着いた感じがあるんですけど、
それを目指さないと、そうならないと思うんですよね。
ただなんとなく会社に行って、
会社ってそこに行って時間を過ごしていれば給料もらえるじゃないですか。
それで給料もらってたら、その時はいいですよね。
僕もそうでしたし。
だけど、そういうことをしてると、
10年後とかになって、例えば今25歳だとして、10年後たったら35歳じゃないですか。
35歳に会社が倒れましたと。
突然野原にほっぽり出されたと。
ずっと会社で時間を過ごしてたら給料もらってたから、
自分はよそに行っても活躍できる能力持ってない。
これで最悪なパターン。
そこからじゃ遅いじゃないですか。
まあそうですよね。
それが残念ながら、就寝行為とかがなくなった我々世代、
我々以下の世代なんてのはもっとそうですよね。
はい、そうです。
だから、そういうリスクを背負ってるわけじゃないですか。
だから、そういったリスクに振り回さないように、
今度はどこに行っても活躍できる力を身につけなきゃいけなくて。
それは何回か前に店長に求められるスキルで、
目の前にある問題は全て自分が解決すべき問題であると。
そうやって捉えて、そこに対して自分ができることをやっていけるっていう人は、
基本的にどこに行っても活躍できると思うんですよ。
そういう姿勢を今の段階から身につけていくってことが大切だと僕は思いますよね。
そうですね。
サラリーマンであっても独立してても、
自分が頑張らなきゃって思うアクシデントとか事件があるっていうのは非常に大事なことですし、
そういうのを自分から行動して作っていくっていうのが、
高木さんの話を聞いて大事だなって思いました。
高木さん独立されて、これからまた10年、20年と、
先は長いですけども、一緒に経営者として頑張っていきましょう。
いや、渡村さんは僕より若いんだから、少なくとも僕より頑張らないといけないですよね。
共にじゃなくて、高木さんの背中を見て僕は頑張っていこうかなと思いました。
渡村さんがすげーなーと思わせてくれるよね。
僕はもう心増ししておりますが、俺が足りないぞって。
ありがとうございます。
結構収録の撮ってないところでは僕は褒められてますけど、高木さんに。
これからも頑張っていきたいと思います。
ありがとうございます。
本日は高木さんが独立したきっかけについて教えていただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。