1. 小農ラジオ
  2. 生ごみ聖戦 in USA -前編 #60
2022-03-06 42:54

生ごみ聖戦 in USA -前編 #60

California goes to war with food waste. Composting is its next climate crusade (LA Times)

https://www.latimes.com/california/story/2021-12-09/trash-compost-california-climate-change-law

カリフォルニア州で生ごみを捨ててはいけないという州法が今年から施行されました。生ごみ堆肥化の流れが広がっていく。

アメリカはゴミを燃やさないで埋め立て/バーモント州に続きカリフォルニア州でも生ごみを堆肥化することを義務付け/罰金は1日$500!/ゴミは死なない/カリフォルニア知事Jerry Brown氏/メタンガスは温室効果が高いガス/スモーキーマウンテン/生ごみはディスポーザーへ

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00:02
おいしい野菜と勇気を君に。
はい、どうも。有機農業系ポッドキャスト、小農ラジオです。
今日は久しぶりにファーマーズイングリッシュやっていきたいと思います。
マオ、今日もよろしくお願いします。
はい、お久しぶりです。
お久しぶりだよね。
お久しぶりだよね。
いつ、年明けてから初めて収録?
いや、ファーマーズイングリッシュはさ、いつだっけっていうくらい前だよ。
そうだよね、だいぶ前だよね。
まあ、我々ね、最近、アグリミュージックレディオという番組もやったりして、
今ちょっとシーズン1が終わって、ちょっと休止期間中なんだけども、
オフだね。
ね、しょっちゅうミーティングをしたりして。
結局、見てるんだけどね、チラチラ。
いろんなところで会ってはいるんですけども、
ショーのラジオで出てもらうのはすごい久しぶりですね。
で、あの、今日はもう2月、もうすぐ終わるぐらいなんだけど、
僕1月に、あの、
まあ、もう配信したんですけど、生ゴミの大秘化で石垣島の方に行ってます。
いいよね、石垣島。
よかった、もう。
よかったとか、もうなんかムカつくな。
いや、ほんとね、もうすごい気持ちよかった。あったかかったし。
え、どのぐらいあったかいの?
あの、ワークショップの日は半袖だった。
そんな感じなんだ。
そう、まあでも結構ね、雨の多い時期で、
天気の悪い日がわりと続いちゃって、
まあちょっと寒いけど、やっぱまあ薄いフリース1枚着てれば全然大丈夫ぐらいな感じ。
ああ、いいね。
超快適だったんですよ。
素晴らしい。
でね、今日、まあほんと今日なんだけど、
あの、石垣島のからちょっと50分ぐらい行ったところの、
いりおぼて島っていうところでですね、
まあ同じような、その生ゴミの大秘化をやりたいっていう人たちがいて、
それのワークショップだったんですよ。
まあさすがに行けないということで、
ここオンラインで、その最初の説明を全部やって、
なんか公民館のでかいスクリーンに僕がバーンとかけて、
すごい。
もうあの、向こうの人たちはミュートしてるから全然反応もわかんない、
なんか一人でずっと喋るっていうのをやって、
で今日ね、15箱ぐらいかな。
作ったらしいですよ。
03:01
あの例の箱ですか。
そうそうそう、一気にだから八重山っていう、
まああそこらへんまとめて八重山って言うんだけど、
35箱ぐらいが今始まって、
すごい盛り上がってるんですけども。
なんかさあいう小さい集落っていうか場所、
コミュニティの方がほんと進みやすいよね。
そうだね。
羨ましい。
結構いりおもての場合は、
玉ゴミを捨てるのが街中にあるコンポスターで、
いろいろ問題のあるコンポスター。
プラスチックのやつね。
そうそうそう、結構だから、
本当にまあちょっと必要とされてるところだから、
すごい真剣というかね、
有機農業もやりたいからっていうのもあって、
非常に前のめりで大飛車立ててたし。
ねえ、なんかそうそう、前回のポッドキャスト聞いてたけど、
大飛車まであんの?と思って。
だったらもう楽勝じゃんね。
だからね、ほんと楽しみなんだけど、
そんなね、最近、
生ゴミ野郎としての活動が多いんですけども、
今日の紹介する文もね、
また生ゴミの話。
ということで、
もう生ゴミの話ばっかり年明けてからしてますけども、
今日のタイトルをまず紹介してもらえますか。
はい、じゃあ行きます。
はい、ということで、
今日はカリフォルニア州は生ゴミとの戦いに突入した。
大飛車が次の気候制線になる。
クルセイドだからね。
だから十字軍のやつだよね。
まあタイトルがやっぱりかっこいいよね、いちいち。
そうだよね、ドラマチックだよね。
これは何に載ってたのかな。
ロサンゼルスタイムス。
そうそう、LAタイムスで、
どうやって見つけたんだっけな。
とにかくなんか、
最初は日本語のやつを見つけたのかな。
で、じゃあアメリカの記事がいっぱいあるのかなと思って見たら、
LAタイムスがあったんだったっけな。
そんな感じだったと思うんだけど、
今年の1月1日から、
生ゴミの、生ゴミっていうか有機物のゴミの
大飛車が義務付けられたっていう話ですね。
義務付けられた。
すごいよね、義務だよ。
バーモント州で2020年の7月、
これも先に州法として決まって、
大飛化するみたいな話が決まってたっていうのは知ってる?
知らない。
ちょっとこれはもう一時ニュースになったんだけど、
06:02
アメリカの中では一番最初にこのバーモント州が、
生ゴミを大飛化することを義務付けるみたいな。
これが2020年の7月に施行されて、
カリフォルニアは2022年の、それこそこの1月1日から。
ということで、
今日はちょっとこれを紹介するんですけども、
先にちょっとこの、
今回からですね、全体の要約を先にお話ししてから、
ちょっと細かい中を読んでいこうというやり方にしたので、
先にまず要約をちょっと紹介してもらっていいですか。
まずこの法令は、
上院法案1383という条例で、
生ゴミや食べ残しをリサイクルすることが、
法律で義務付けられましたと。
剪定枝とか刈り取った芝生とか落ち葉っていうのを、
グリーンウェイストって言って、
緑の箱に入れることになってるんだけども、
そこに、これまではグリーンヤードウェイストしか入れてなかったところに、
食べ物の食べ残しとかの有機物のゴミも入れることになったと。
この緑の箱っていうのは、巨大なゴミ箱のことですか?
そう、だからアメリカに行くと、各家庭の前に、
箱が多分ね、3種類置かれてて、
1個は緑、1個は何言うんだっけな。
黄色?黄色じゃなかった?
黒いのと、あとブルーのがあるんだよ。
黄色なかった?
黄色はない。黄色、今何か思い出せなかったから、
黄色じゃないよと思ったもん。
で、それがね、1個1個が巨大なんですよ。
どれくらい?あれ。
高さね、1メートルはあるよね。
子供なんかすっごい入っちゃうぐらい。
私は入れる。
なるほど。
で、すごいだから、
大体のものはそのままゴボって捨てられるぐらい大きいんだけど、
それを回収の仕方がまたワイルドで、
でっかいトラックが来て、
そのダストビンゴと、
フォークリフトみたいなさ、
ああいう手のついたトラックで、
それがガーンって持ち上げて、
カパッと反対側にして中身をガバンって開けるっていうだけの。
ちょっとバックドロップみたいに下から持ち上げて。
ガコーンってやるんだよね。
要はドライバーが降りてきて、
いちいち回収するってことはなくて、
トラックが回収していくって感じなんだよね。
すごいよね、あれ。
あれ見たときはね、
これはゴミ捨て放題だなって思ったよね。
ってことは日本だと、
ビニール袋に入れて集積所にまとめておくけど、
そうじゃなくて、各家庭の前に大きなゴミ箱があって、
09:03
それをカコーンのところ、
行政サービスが回収してくれるっていうこと。
各家庭とは限らないんだけど、
ほぼ各家庭ぐらいの間隔だった気がする。
たまに2軒に1軒とかもあるんだけど、
基本はほぼ各家庭の前にある気がするな。
その緑には今までは剪定紙とか、
そういったものしか入れてなかったところに、
これからは生ゴミもそこに入れると。
逆に言えば、今までいわゆる生ゴミっていうのは
普通のゴミに入れてたわけだよね。
それは燃えるゴミってこと?
燃えるじゃないのか。
いや、たぶんプラとか、
要はランドフィル、
埋め立てるものっていうのは全部一緒にしてたと思うのね。
え?燃やさないの?
燃やさないよ、アメリカは。たぶん。ほぼ。
そうなんだ。
だってさ、まず広いわけですよ。
よく映画でさ、すごいルートなんとかみたいのさ、
車がまっすぐだーって行ったりするじゃん。
すごい見渡す限り地平線しかありませんよみたいな。
そういう国の人たちだから埋めるとこいっぱいあるんだと思うのね。
燃やすよりも埋めたほうが早いっていうか。
だって燃やすのってさ、ガソリンというか、
何らかの重油とかエネルギーを使って燃やさなきゃいけないから、
埋めたほうが安上がりだよね。
対価性のあるこの建物もね、
作るのもすごいコストかかるからね。
そうそう、あんま長持ちしなそうだしね。
じゃあもうプラとか何でもかんでも入れられるゴミ箱が、
青か黒があって、
生ゴミもプラも全部そこに入れて。
確かに黒が何でも箱みたいな感じで。
青いやつがリサイクルで瓶とか缶とか、
そういうリサイクルするものはそっちに入れてたような気がする。
なるほど。
じゃあそれが変わったんだ。
そういうことですね。
緑のほうに生ゴミ入れてくださいと。
うん。
なるほど。
で、それがですね、
その試みが、
いわゆるメタンガスとかの温室効果ガスの削減をしたいっていうのと、
さっき言ったように埋め立て地にあまりにも大量のゴミを投入してるから、
それちょっとやばくないって思い始めたっていうことだよね。
なるほど。
人口増えてるからね。
アメリカがついにやばいと感じ始めた。
ほんとそう。
っていう話です、ざっくり言うとね。
やっぱでもこれはさ、
トランプの時代だったらこういう話にならなかったってこと?
これはですね、カリフォルニアなんで、
12:03
まあ、州ごとにやるしかないってことだよね。
だからさっき言ったようにバーモント州で最初で、
次カリフォルニアでみたいな。
その次はニューヨークぐらいじゃないかって思うんだけど。
なるほど。
で、この大秘化をしなければならないんだけど、
これを実際ちゃんとやらないと罰金があるんですよね。
そう。意外と高くて、
個人だと1日、1日?1日月に500ドル。
これ高いよね。
500ドルって5万円ちょっとぐらい?
今はだと7万円ぐらいになっちゃうよね。
そうだね。安の時だとね。
自治体とか市とかが違反すると1万ドル。
120万ぐらいか。
そうだよね。
1日だからね。
1日ででしょ?
すごい厳しいルール。
厳しいよね。
決まったんだね。
そのぐらいしないとやらないっていうことじゃないですか。
いやーすごいな。
実際マオはカリフォルニアにいてさ、
その当時は捨てるのに関しては本当に楽だったんだよね。
あのね、自分がいる間にも変化はあって、
ダスト瓶、プラスチックの瓶は最初は1個しかなかったんだよね。
全部一緒みたいな。
だけど2個になって、3個になって、
それは分別が進んだってこと?
そうそう。
しましょうっていうふうに、ちょっとずつなってきてだから。
最初は全部一緒だったんだ。
大丈夫なのかなと思って。
それこそ瓶も紙も生ゴミも全部バサーって入れてて、
ちょっとそれに最初ビビったよね。
いいのかなって思ったけど、
どうせランドフィルだからって聞いた時に、
あーっていう。
なるほど。
その広い大地を見た時にすごい納得はしたけどね。
意味ないね、分けてもっていう。
そんなカリフォルニアが生ゴミとの戦いに突入したということで。
この本当に1月1日からなんだけども、
なんか読んでいくとまだちょっと有用期間みたいなのもあるみたいだけど、
本当にね、そっちの方に舵を切ったんだなというような話なんですけども。
確かに。
今日結構ちょっとあまりにも面白くて、たくさん読むところあるんですけども、
最初から読んでいきましょうか。
じゃあ冒頭行きますか。
15:08
はい、出だしがいいですね。
フラッシュネバーダイ。
本当だよね。
ゴミは死なない。
ゴミは死なない。
なんかあの、あれだよね、007みたいな感じだよね。
そっから来てるのかな?
007と並列する、まあでもそういうイメージかな。
ネバーダイだね。まあ死なないよね、確かに。
まあ亡くなりはしないってことだよね。
埋めたらね、そのまま埋めちゃうだけだから。
それはゴミですらないこともある。
まあそうだよね。
まあね、小農ラジオを聞いてくださっている方だったらわかると思いますけど、
やっぱこう生ゴミとかね、有機物系のゴミっていうのは本当はすごくいい、
対比の材料であり、循環させることができる資材なんだけども、
オーガニック・マテリアル・フロム・ゼア・アザー・ガーベッジ・セパレイト
だから有機物を他のゴミと分別すると、
やっぱらプラとかそういうのと一緒に捨てるのはもうやめよっていうことが
この1月1日から成功されましたと。
そういうことだよね。
で、じゃあ次に、このあれだね、
罰金の話はさっきしたけど、
これ、法案が決まったのが実は2016年で、
だから有用期間があったってことだよね。
長くない?2016年に決まって、
2022年って何?6年間?
その間でもちゃんと教育的なものはやったのかね。
でも今思うとそのダスト瓶が増えていったのはその移行期間だったのかな。
あんま気にしてなかったけど、住んでるのにさ、
この法案のこと知らなかったっていうのが問題あるよね。
じゃあこの2016年の話を。
2016年に衆議会と、当時のジェリー・ブラウン知事が決議したっていうことなんだけど、
ジェリー・ブラウンさんっていう人は結構有名で、
まずカリフォルニアの知事って言ったらシュアル・スネッカーが有名だけど、
どういう位置づけかというと、
日本で言ったら東京都知事みたいな感じで、
めっちゃ有名。
最大の自治体の、国最大の自治体の一番トップの人だから。
じゃあ他の州の知事は知らなくてもカリフォルニア州の知事はみんな知ってる。
あり得るよね。
ハリウッドっていうこともあって、
シュアル・スネッカーとかレーガンとか、
結構華やかな人がなることも多いし、
18:01
それも東京都知事と一緒だよね。
ジェリー・ブラウンっていう人は親も確か政治家で、
この人二階になってるんだよね。
知事に。
いわゆる民主党の住賃で、
リベラル系の方だよね。
だからこそこういう法案が通ってるんだと思うんだけど、
大統領選に何度か出てるけど結局大統領にはなれなかった。
予備選で落ちちゃってるんだけども、
でもやっぱすごく人気があって、
多分民主党系の人の中ではすごく人気のある政治家の一人で、
2018年ぐらいに引退したと思うんだけど、
今はもう田舎暮らしして楽しくやってるよみたいなドキュメンタリーを見た覚えがある。
随分楽しそうだなみたいに思ったもん。
じゃあこういった反対する人はどうだったの当時?
どうだったろうね。
やっぱり反対する理由って言ったらさ、
まずは面倒くさいっていうことだと思うんだけど、
あとは商業的な流れには邪魔になったりするじゃない。
レストランとかそういう人が一時分別しなきゃいけないとか、
そういうお金がコストがかかるっていうことに対しての
そういう文句ってすごいアメリカ人は言うからさ、
多分その辺の企業からの反発はあったとは思うんだけど、
でも環境意識が高いっていう州でもあるから、
この国だとそういう傾向あるんだね。
特に北の方はね。
なんでジェリーブラウンということでこれは通った法案なんでしょうね。
じゃあ2016年に一応これが決まって施行されたのが本当に今年の1月と。
じゃあ次3番のところいいですか。
これも単語知らないんですけど。
80倍?
80倍トキシックだからの毒性ってことか。
これはね、長年の習慣ってことですね。
オールドってそうか、そういうことね。
21:00
裏庭のゴミや生ゴミ埋め立て地に捨てるという古くからの習慣は
メタンガスを発生させる。
メタンガスは二酸化炭素の80倍もの毒性を持つ汚染物質であり、
強力なグリーンハウスガス、温室効果ガスである。
そうなんですよね。これ生ゴミって有機物系のゴミっていうのは埋め立てて研究的な条件になると
どうしてもメタン成成菌っていうのがそれを分解することでメタンガスが発生してしまうと。
大量だとね。
大量だとね。
そうそうそうそう。だからちょっと埋めたぐらいじゃそんなにならないんだけども。
だからフィリピンとかベトナムとかいう途上国と呼ばれるようなところで
スモーキーマウンテンっていうのがあるじゃないですか。
と言いますと?
というのは結局ああいうところも埋め立てなんですよね基本は。
そうだね。
そこに全部生ゴミとかも入ってて、そこに埋めてるところでブスブスとメタン発酵が起きてしまって
メタンガスに火がついてそれで山が燃えるんですよ。
山火事とか起こるわけ?
山火事というかゴミの山が燃えてずっとモクモクモクモクだからペットボトルとかもあるから
煙がずっと出ててスモーキーマウンテンっていう風に呼ばれる。
あれ燃やしてるんじゃなくて燃えちゃってんの?
燃えちゃってるんだよね。
その光景すごいね。見たことある。
私は燃やしてるんだと思ってたけど燃えちゃってんだ。
意図的に燃やしてるわけではなくてメタンガスが発生してそれに因果して燃えちゃってると。
知らんかった。
ものすごい環境問題になると。
そうだね。
いうことなんだけども、これは昔からアメリカでは結構普通にそうだったんじゃない?
埋めときゃいいだろうみたいな感じで。
みんな大量に埋めててメタンガスとかむっちゃ出て、最近音質効果ガスってすごく言われてるじゃん。
SDGsとかも言ってるし。
ここ何年かで前よりメタンガスメタンガス言ってるじゃん。牛のゲップがとかさ。
牛のゲップはちょっとね。やたら注目されちゃったけどね。
されてるね。
されて注目されちゃってもう何もしないわけにいかなくなっちゃったとかそういう感じなのかな。
そうだね。だから二酸化炭素の80倍の音質効果があるガスだから。
すごいよね。
出しっぱなしではいけないと。
ということで多分この取り組みが始まったんだと思うんだけども。
じゃあこの、そもそもさ、さっきの箱?箱じゃないや、ダストビンが。
ダストビンね。ビンってさ、ビンって言うけどあれ箱のことでしょ?
24:03
ビンっていうのは入れ物みたいな。
あ、そうなんだ。
だけど日本で言うとさ、小っちゃい容器のビンっていうかガラスのビン。
そうだね、ラムネのビンとか。
多分あれはね、ジャーだと思うんだよね。
おーなるほど。
グラスジャーだと思うんだけど。
じゃああっちでビンってこれ言っても通じない。
ビンって言ったらあんまり通じないと思う。もしかしたらふんって思われながらまあいっかって思われるかもしれないけど。
なるほど。
ジャーって言われてもなんかピンとこないんだけど。
確かグラスジャーとかボトルとかだよね。
ごめんごめんちょっと話が。
ほんとそれてるけど。
でビンでそれを道路脇に置いてゴミを回収しましょうみたいになったのを
カーブサイドリサイクリングで
カーブサイルっていうのはその歩道のところだと思うんだけど
道路脇にあるそこにそのプラスチックの巨大なゴミ捨て容器が置いてあるわけですよ。
それが90年代に始まったらしい。その前どうしてたんだろうね。
いまさらわからんわって思うんだけど。
もう結構袋に入れたりしてこう街は汚かったのかな。
かもしんないよね。真面目な話。
90年代って言ったらほんと結構つい最近だよね。
まあ言ってみればね。
でももうそれもちょっとこれ問題だぞっていうふうに今なってきちゃってる。
ねえランドフィルじゃねえって話になったんだよね。
集めりゃいいってもんじゃないよってなっちゃったんだろうね。
なるほど。
じゃあ次5番のところです。
ここがえっとですね。
なるほど。このストリームっていうことで流れってことだよね。
私たちが本当に言いたいのは廃棄物の流れではなくリサイクルの流れなのです。
今まではどうやって効率よく埋め立てるかみたいな話だったけど、
ここから先はリサイクルしていかなきゃいけない。
っていうのをコンポストの権威で有機農家のアドバイザーをやっているボブシェーファーさんっていう農学者が言ってます。
なるほど。
で、そのまま次のところかな。6番いいですか。
うん。ここですごい大事なのはこのリエデュケーションだよね。
27:01
リエデュケーション、再教育。
エデュケートっていうね、日本語で言うとよく教育なんだけど、
学び直すとかさ、学ぶっていうこともエデュケートで、
例えばwe need to educate yourselfって言ったら、自分でちゃんとそのことを学ばなければいけないっていう。
スタディとはちょっと違う感じなのかな。
ちょっと違うんだよね。もうちょっとスタディっていうと知識を教科書で勉強するみたいな感じなんだけど、
エデュケートっていうのはもっと教育的指導みたいな、そういう感じの響きがあるね。
ここは有機廃棄物の大幅な処理の方向転換は多くのメジャーな公共事業の改善と、これまでのゴミとされていたもののほとんどが
二次利用できることを住民や事業者が理解するための再教育が必要となる。
二次利用できるんだよっていうことを認識しろよっていうことだよね。
今までは全部まとめて捨てていたものが実はリサイクルできるんだよってことをやっぱり理解できないとなかなかそのリサイクルしようという気になれないから。
ていうのはですね、もう一個これと似たような記事があってそこに書かれてたんだけど、
トラッシーカルチャーって言ってたんだけど、トラッシーっていうのはゴミで、トラッシーカルチャーってゴミをやたら捨てる国民性というか、
それは確かにそうかなっていうところがあって、
あんだけ巨大なゴミ箱が毎週毎週ねゴミをどんどん持ってってくれたら、ゴミどんどん捨てようっていう気持ちになっちゃうわけよ。
たしかにね。
あ、だってデカい。
よくさ映画とかでさスタント的にさゴミ箱の上にバーンって入って助かったみたいなシーンとかあるけどさ、
日本のゴミ箱だったら死んじゃうよな。
あるよねそういうのは。
本当だよね。
屋上からバーンって落ちたところがゴミ捨て場でしたみたいな。
それなんていうの結構広いよね。
そうそうそうそう。
たしかにだからもう捨て放題なイメージはあるよね。
だってニューヨークにいた時にさ昔ダストシュートっていうのがあるの。
一つの階に1個壁にねなんかバカって開けるとこがあって開き戸みたいな感じで、
でそっからそのさっきの落ちちゃうようなところまでシューってトンネルで直通でゴミが落ちるようになってるわけよ。
そうそういつでも好きな時に捨てられるんだよ。捨てたいもんない。
分別もなしだね多分。
30:00
もうなんでもともかく手元に置きたくないものは全部そこに捨てるかもしれない。
そうそうそう捨てたい時に捨てる。
アメリカの人って言ったらアメリカの人は怒られちゃうかもしれないけど、
でもこうやっぱ自分の快適さとか利便性をすごく大事にしてるから生活は快適なんですよ向こうにいると。
めっちゃ快適だと思うよ。
部屋の中温かいしねセントラルヒーティングとかでね全部温めちゃったりとか。
だけどやっぱりそれはリソースとか環境への負荷はとても大きいんだよね。
じゃあでもさあそこまで1回便利になった人がさこの考えを改めるって本当にリエデュケーションでどうにかなるのか。
でもまさにエデュケートだよね。頑張れって感じなんだよ。
子供にしっかり教育して次の世代でちゃんとやってくれるぐらいな感じだったらまだわかるんだけど。
大人はもう今更変えられるのかなってちょっと。
いやでもさ暮らしてた時に自分の家族とか結構リベラルで環境意識も高い人たちだったけど、
気をつけているとこはあるなと思ったけど、でも私から見るとそれはいいんですかみたいなのが結構いっぱいあった気がする。
わーって感じだった。
なるほどね。
であとこれ保温分内ではあるんだけどこのディスポーザーもねなんかアメリカでは結構一般的だって言うんだけど。
それがねキッチンのシンクで水が流れるとこあるじゃん。
日本だとそこにゴミが溜まるようになっててさ定期的にメッシュがあってそれをバカッとか開けるじゃん。
それしないと水が詰まっちゃったりするでしょ。
だけどそれがめんどくさいと思ったのかそのあの部分にカッターがあってぐるぐるぐるって回ってそこに落ちた生ゴミを全部めちゃめちゃ細かくしてそのまま排水するっていう。
なんて便利な。
便利だけどさどこ行くんだよお前ってなるじゃん。
だからもう下水に流れていくってことだよね。
しかもね菜箸とか入れたら菜箸バキッとか危ないんだよ。
結構普及してる。
結構どころか私の知ってるとか大体それだったような気がするんだよね。
そうなんだ。じゃあさもうゴミはゴミ箱に入れるよりもディスポーザーに入るんだったらどっちかというとディスポーザーの方で処理したほうがいいやみたいな。
そう。そんな感じ。生ゴミはいちいち取り出して手をびちょびちょにしてゴミ箱に捨てるというよりはそこでガーってやっちゃえばいいみたいな。
そこをさまず変えるとこ大事じゃない。ディスポーザー外してあの日本式のメッシュの。
そうだね。
そして三角コーナーを置くんだ。
いやだからああいうさ濡れててちょっと腐ったりしてるものが手につくの嫌だみたいな感じ。
33:05
なるほどね。
またアメリカの人も聞いてたらどうしよう。
いやでもそれは嫌でしょうって思うんじゃない?やっぱ。
そうだね。お前らは嫌じゃないんかいってなるかもしれないよね。
ああまあそれはちょっとなかなか本当に意識変えるの難しそうなところだね。
だからあれだよね。パイプが途中でよく詰まってるもんね。
そりゃ詰まるでしょうね。いくら細かくしたところでやっぱりネバネバしたいものとかが入ったら。
アメリカ独自のよく見る人たちにプラマーっていうのがいて。
プラマーってわかる?
わかんない。
海水管を担当する人なんだけどさ、プラミングとか言って。
日本だとさ下水管が詰まったりとかあんまり起こらないでしょ?
そうね。CMでよくやってるそういうのを修理してくれる業者あるけどあんまりみんなそんなお世話にならないよね。
だって一生のうちにさ一回そういうことあるっけみたいな感じじゃない?
クラシアンだクラシアン。
今企業名出していいのかなって思いながらコマーシャルが頭の中ぐるぐる回ってたんだけど。
思い出したけど。うちなんか全然お世話になったことないね。
呼んだことないでしょ?だけどトイレが詰まったりそういう排水口が詰まることがめっちゃ多くて年に1回ぐらいは呼ぶんだよね。
プラマー?
プラマーって言われてる人たちが職業としていて呼ばれたら来てくれる。
専属のプラマーってかさ自分のお気に入りのプラマーみたいなのがいてこの人はオーバーチャージしないとかさちゃんと直してくれたとかさ。
うちのここが詰まりやすいってよくわかってるからみたいな。
あとは良心的かどうかとかね。
直してはくれたけどすごいお金取られちゃったとかさ。
あと直ったと思ったら直ってなかったみたいなね。またすぐ詰まるみたいな。
そんなあんまりメジャーじゃないからね日本では。
だからそれをねえと思って向こうで家族に私プラマーって日本で一度も使ったことないよとか言ったらえーとか言われて下水なんて壊れないですよ日本はっていう。
すごいねなんかそういうごみの捨て方でさそういうまあ職業というかそういう考え方があまりにも違いすぎる。
じゃあちょっと次ですね次ちょっとまた話変わるんだけどこのバクテリアのところの話もちょっと読んでもらえますか。
バクテリア?アナエロビックのとこ?
アナエロビックダイジェション is a process that uses bacteria to break down the organic matter.
36:01
ここだけでいいかな。
アナエロビックつまりこれは空気のないってことだね。
元気性の処理はバクテリアを使って有機物を分解するプロセスであるというふうに。
突然ちょっとこんな話があるんですけども。
テクニカルだね急に。
これは何かと言いますとこの前の文でディスポーザーを使ってその生ゴミを切り刻んで水と一緒に流しているっていうのがあるんだけど。
これの一部は多分この元気性の処理というのをされていてこれがつまりメタン発酵っていうやつなんだよね。
日本ではあんまりメジャーじゃないのかな。
どれぐらい使われているのかわからないんだけども。
有機物系の生ゴミとか家畜粉もそうなんだけども。
そういったのを水に溶いてドロドロにした状態にして密閉容器に入れるとですね。
その中にメタン生成菌っていうのを入れるんですよ。
それ以外の菌も必要なんだけども。
前段階でこういう別な菌が活動してギサンとかサクサンみたいなのを作らせてそれをメタン生成菌が分解することでメタンガスを発生させると。
これがメタン発酵という処理なんだけども。
このメタンガスっていうのはさっき温室効果が80倍あるって言ってたあのメタンですけども。
ちゃんとこれを効率的に回収してタンクに詰めると普通に調理用のガスとしても使えるし。
これで発電して電気のパワーにも変換できるっていうことで結構使われてはいるんだよね。
このメタン発酵のことを言ってますね。
じゃあさ、待機中にメタンガスのまま出しちゃうと温室効果だけど、それをちゃんと詰めて燃やせば。
そう、エネルギーとして。
変換できるってことなんだ。
だから有機物処理の一つの方法として耐火化っていうのもあるし、実際このメタン発酵させてメタンガスを得て。
しかもこれ終わった後にこの投入した有機物料と同じ量の消化液っていうのができるんですよ。
この消化液っていうのは養分をNPKを結構ちゃんと含んでいて、液器として使えるんですよ。
そうなの?
だから農業でも結構利用されてるんだけども、ちょっと匂いがあるので。
あとはもう散布するのにタンクローリーみたいなのも必要だったりで、なかなかちょっとまだあまり普及してはいないんだけども、
39:02
消化液っていうのもね、使えるっていうことで。
これも一つの生ゴミだったり有機物系のゴミを処理する方法じゃないかなと。
いうので多分ここで出てきてるんだと思います。
原器製ってそういうことなんだ。
アエロビックって言うとさ、コンポストと逆じゃん。コンポストがアエロビックだから、
高規制だから、どういう意味って思ってたけど、そういうことなのね。
もう完全にドロドロに水を入れて、液体というかお粥みたいな状態にして、
その中でメタン発酵させると。
これがこの原器製処理ってやつだね。
じゃあ次行きましょうか。
だけど、メタンガスも作ってるけど、結局堆肥にしてる分もあるわけだよね。
だってこれ、やっぱ処理、メタン発酵させるとなると密閉されたタンクが必要になるから、
出た分、たくさんあったら多分処理しきれないからね。
この堆肥化も、もちろんやってるみたいなんだけども、
このスケール感がすごいよね。
あるコンポストセンターには、毎日3750トンもの廃棄される生ゴミや、
庭ゴミを捨てるために、選定士とかだね。
はい、聞いていただきありがとうございました。
今回ちょっと長かったので、前編後編に分けて配信したいと思います。
後編はまた来週。
お知らせが2つあります。
1つは、小農ラジオディスコードコミュニティですね。
こちら今10人ぐらいメンバーがいるんですけども、堆肥の話だったり、有機農業の話、
あとは土城井の、結構興味持ってくれた人がたくさんいるみたいなので、
そちらのコミュニティも非常に盛り上がっておりますので、
もし興味がある方はDMで連絡ください。
もう1つがアグリミュージックレディオですね。
こちら、セカンドシーズンが今週から始まりました。
最初のゲストは、オープニングの音楽を作ってくれたくまさんです。
めちゃくちゃ面白いのでぜひ聴いてください。
最初、前回までですね、自分もパーソナリティで入ってたんですけども、
セカンドシーズンからは裏方として参加することになりました。
たまに出演することはあるんですけども、ぜひ聴いてほしいです。
セカンドシーズンはですね、テーマが挑戦ということで、いろんなことに挑戦している農家、
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今回は農家さんじゃないんですけども、農家の方に出演していただいて、
トークと音楽でいろんな人に挑戦を聞いていこうというような感じになっております。
アグリミュージックレディオは非常に面白い番組なので、ぜひ聴いてほしいです。
ということで、後編は来週かな。
はい、じゃあまたお会いしましょう。さよなら。
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