そこにはお金が、頑張っていることの対象としてのお金がいって、
うん。
まあこう、儲かっている企業はそれをオフセットする分の権利を買うみたいなのって、
なんか話としてはうーんって思うけど、本当なの?みたいなのがあるじゃないですか。
そうですね。だから、めっちゃ単純な話、さっきの話になるけど、儲かった会社っていうのは税金を納めるわけじゃないですか。
うん。
だから税金で適切にカーボンオフセットすればいいんじゃないかっていう。
あー。
それを取引するんじゃなくてね。
そうですそうです。で結局、企業版ふるさと納税とか、いろんな取り組みで、
制優遇で企業が環境に対して取り組んでいくっていうのは、もちろん重要だっていうのは理解するんですけど、
でそれによって結局どこに消えたのか、ふるさと納税みたいなの結構あるじゃないですか。
あるあるある。
まあなので、なんか、まあでも行政にって言うと、行政ばっかり大変だよねっていうことですごく理解するのですけど、
そこはなんか官民連携も含めて、あのー、そういうお金の使い方?
さっきの、Jクレジットとかクレジットオフセットっていうことも、で促進される部分もあると思うんですけど、
本当にこう、見えない、見えないっていうのは、CO2が見えないとかって話じゃなくて、
どこで何が行われていくかが見えない?見えづらいものっていうのじゃなくて、
目の前にある森のゾーリングを作って手を入れてくれっていう。
そうだよね。
見えないですからね。まあ森は見えるけど、二酸化炭素も見えないし、
まあ森もでかすぎてなんか、あとはスパンが長すぎてピンとこないっていうか、すぐにわからないから。
ピンとこないわ。
そうですよね。絶対そうですよね。
現代においては余計なんかこうさ、まあ何でもすぐ結果欲しいし、
倍速文化みたいなのがある中で、70年とかやられると、いやなんか全然意味わかんないみたいな。
意味わかんないですよね。
そうそう。でも、やっぱり誰かがやらないとならないし、なんかこうつまんないそういう本当に投資的なものとか、
やっぱ公共でっていうのは僕は良いと思うんだけども、公共でやるとあんまり面白くならないじゃないですか。
ああ、はいはい。
だからなんかお二人がやってるような、まあ小田さんがやってるようなデザインと掛け合わせるっていうのはやっぱり入り口としてめちゃくちゃ面白いですよね。
そうですね。全然僕もなんか公共の人にやってくださいって言うくらいならまずは自分たちでって思うんですけど、
少し認められつつあって、ファンみたいな人も増えつつあって、
ただそのおかげでバチバチいろいろなところで面倒なことになってるんだけど、
やっぱり林業もそうやってこれからいろいろと新しいスタイルとかが出て、
今は本当に想像するにあいつら全然わかってねーよみたいな感じに思われちゃってるんでしょうけど。
結果的にあれですよね。本当に多分大和はもっと東京チェーンソーズもそうなんですけど、
林業という仕事自体の間口を広げている行動にも多分つながってるんじゃないかなっていうのはすごく思っていて、
今までの昔ながらの林業という言い方がいいのかちょっとわかんないんですけど、
森を育てて木を切ってっていう仕事だけをやりたいっていうふうに思っている人たちだけじゃない人たち、
だけじゃない方々もその林業の業界に入ることができる。僕なんか今でも切られて全然切れないし、
切られた木のことをどうやって流通させるかっていうことをひたすら考えてるだけなんですけど、
でもそれでもやってることは一応林業であるっていうことは自分ではっきりちゃんと言えるぐらいやってきたつもりだし、
そういう人たちがどんどん増えてくるっていうのは、ここから先つなげられていくんじゃないかなっていうのは思いますよね。
全然違う業界から入ってこないと、それこそ本当に面白くなっていかないっていうか、
今までの林業が好きっていう人も全然もちろんたくさん増えてほしいとは思うんですけど、
違う形の林業をやってみたいっていうふうに思う人たちがそのヤマトワとか東京チェーンソーズのことを見て、
増えてくるんだったらそれはすごいいいことだと思うし、
全然関係ない林業とか、むきむきで山入りますみたいな人じゃない人って、
細身で僕も林業やれるかしらみたいな人がこっちの業界に入ってくるみたいなのが全然あったっていい話だと思うんで。
それはスタイルが違う、ある方法も取れると思うし、
そういうのが増えるとね、全然世界が変わってくるっていうかね。
やっぱり産業自体の構造がもっと幅広くなっていかないと、結構この業界って難しいだろうなって思ってるんで。
そうですね、農業だったらやっぱり農協とかJAが主体で大きく作って、でっかいトラックで大量に流通するみたいなのが、
それ以外は別に、前は多分あんまりなかったけど、今ちょっと増えつつあるし、