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自然の推しを語るラジオ、このポッドキャストは自然界で推しているもの、好きなものについて語っていく番組です。よろしくお願いします。
さて、今回のテーマはハエトリグモでございます。 ハエトリグモって皆さんご存知でしょうか?
おそらく日常生活のどこかでは出会ったことがあるんじゃないかなぁとは思いますね。
種類にはよるんですけれども、1センチ以下くらいの大きさのクモで、クモって言ったら網を張るイメージがあると思うんですけれども、歩き回るタイプのクモですね。
特徴としては、発発に動いたり跳ねたりするっていうところで、餌を発見したりすると、忍び寄って飛びかかって捕食するタイプのクモですね。
このハエトリグモというクモは目がとても大きいので、他のクモよりも顔が可愛いな、目がクリクリしてるなって思ったりするんですけれども、
クモって大半は目が良くないらしいんですけど、このハエトリグモは視力がすごい良くて、目で、大きな目で獲物を見て飛びかかって獲物の狩りをするっていうような行動をとります。
今回、なぜこのハエトリグモの話をしようかと思ったかと言いますと、私が住んでいる家にですね、たまになんかこう、
普段ご飯を食べている机とかの端っことかにハエトリグモが歩いていたりして、なんかこのクモ一体何なんだろうっていうことに興味を持っていろいろ調べたからですね。
家にいたのは、1年ぐらいずっとクモがいた写真を撮るっていう生活をしていたんですけど、アンダソンハエトリっていうハエトリグモとシラヒゲハエトリっていう種類のハエトリグモだったんですけれども、
家の中にいるので写真が撮りやすいっていうことで、iPhoneの写真で写真を撮ってみると目が結構大きくて意外と可愛かったんですよね。
それでハエトリグモに興味を持って調べてみると、ハエトリグモにもいろんな種類がいるんだなーっていうことに気づいて興味を持ったんですよね。
ハエトリグモは自分の身近などんなところにいるんだろうっていうふうに探しながら生活を送っていると、自分の部屋の中だけじゃなくて畑とか田んぼの道の、
田んぼの横の道とか、あと多いのは遊歩道の柵なんかに結構いるんだなーってことに気づいてきましたね。
それも本当に種類がいろいろいて多様性に存んでいて面白いなーって思いましたね。
ハエトリグモをいろいろ詳しく調べようって思った時に行き着く本というか図鑑がありまして、そのタイトルがですね、今手元にあるんですけれども、
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ハエトリグモハンドブックっていうものがあります。
この本はですね、文庫本よりちょっと大きいぐらいのサイズで、表紙がちょっと水に防水加工かなんかになっているのかわからないですけど、屋外でも使えそうなタイプの図鑑になっていて、
表紙にハエトリグモの目がこっちを向いているような感じでハエトリグモがたくさん表紙にも載っている表紙ですね。
中を見てみると本当にいろんな形のハエトリグモが載っていて、よくこんなにたくさんのハエトリグモが集めたんだなーって思いますね。
この図鑑を見ながら普段その辺にいたハエトリグモをいろいろ調べたりしていたんですけれども、個人的にいくつかこのハエトリグモ可愛いなーって思ったハエトリグモがありまして、
例えば今回のポッドキャストのサムネイルになっている白いクモがいると思うんですけれども、これがメスジロハエトリっていうハエトリグモですね。
これ真っ白なボディに黒い大きな目が特徴で、なんか白黒でかっこいいなーって思ったりしましたね。
あとはネコハエトリっていうハエトリグモを見つけたんですけど、これはよくよく見てみると猫のような毛が生えていて、確かにネコっぽいなネコハエトリっていう名前も納得だなーって思ったりしましたね。
あとちょっと感動したハエトリグモが、アリグモっていう種類のハエトリグモがいるんですけれども、これはクモなんですけど、すごいアリに似た形をしているんですよね。
パッと見黒い大きなアリに見えるんですけど、よくよく見たら足が8本あって、これクモだってアリグモだってわかるんですけど、ハエトリグモって結構歩くスピードが速いんですけど、アリグモに限ってはやっぱりアリと同じような動き方をしていて、
ちょっと手を近づけても、アリと同じぐらいのスピードで動いたりするんですよね。こういうふうにアリに形も動きも見せてきているっていうところに、このアリグモはすごい巧妙にアリに擬態しているんだなっていうことを感じて面白かったですね。
こういうふうにですね、身近なハエトリグモを見るのにおすすめな図鑑がハエトリグモ図鑑なんですけれども、ハエトリグモハンドブック以外に目立ったハエトリグモの専門書ってあんまりないんじゃないかなって思うんですけれども、この本は日本のハエトリグモが100種類以上載っている本で、ハエトリグモの多様性がすごいわかる本なんですよね。
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僕もこのハエトリグモをいろいろ写真撮ったり観察したりしているんですけれども、そういうことをしたことがある人ならわかると思うんですけど、ハエトリグモが動くのがめちゃくちゃ早いんですよね。なので観察したり写真を撮ったりするっていうのはめちゃくちゃ難しいんですよね。
ところが、このハエトリグモハンドブックは結構ハエトリグモが鮮明な写真として大きく載っていて、よくこんな綺麗に撮影できたんだなっていうのはすごい感動しますよね。
しかもこの本、Amazonのレビューが星4.8で図鑑の中でもかなり評価が高い本だなって思いますし、なんかこういろんな雲を見ていて面白いので、ぜひ買ってみてはいかがでしょうか。
ちなみにこの本の作者さんがスグロタツミさんという方なんですけれども、この方も調べてみるとすごい面白い方でして、
スクバ大でハエトリグモの研究をした後に日本のハエトリグモの写真を撮ることを目指して、2年間プリーターをされながらハエトリグモの写真を撮り続けたらしいんですよね。
この努力の結晶がこの本だって思うと、自分の隙を突き詰めた行動力というか好奇心というのはすごい羨ましいなって思うんですけれども、こういう人を魅了してやまないハエトリグモというのはすごい面白い生き物だなって思いますね。
このハエトリグモですけれども、日本では昔から人々の生活に密着していたクモで、どこにでもハエトリグモがいるっていうのはあるんですけれども、江戸時代とかではクモ合わせっていう文化があったらしいです。
これが何かっていうと昆虫相撲の文化みたいなんですけれども、クモ同士を戦わせる博打競技があったみたいですね。
これの名残として横浜の川崎市本地っていうものがあるんですけれども、これはネコハエトリのオス同士を戦わせる競技で、現在も登録地域無形民族文化財として残っているらしいですね。
私もちょっと動画で見て、こういうふうにクモを戦わせる文化があるんだなというふうに面白いなと思いながら見ていたんですけれども、残念ながら私は実際にはこの競技を見たことはないんですけれども、
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昔からずっと人間のそばにいて、人間にいろんな興味を持たれ続けたハエトリグモっていう生き物に少し注目して生活してみると、意外と身近なところにいっぱいいるので面白いんじゃないかなと思います。
このハエトリグモハンドブックめちゃくちゃいいので、ぜひ買ってみてはいかがでしょうか。
以上、ハエトリグモについて語ってきましたけれども、自然の推しを語るラジオハエトリグモ編でした。お聞きいただきありがとうございます。