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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、【1日8分で600年分の知恵をポケットに】をコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で個展チャージしていこうという教養ショートラジオです。
というわけで、今回が12回目になります。
では早速、現代語訳から見ていきましょう。
対話の難しさ
同じ感性を持つ人と静かに語り合い、面白いことも世の儚さも包み隠さず分かち合えたら、それこそ至福。
ところが、そんな相手は滅多にいない。
だから相手に合わせて一切ずれないように座っていると、むしろ一人でいる心地さえする。
互いの言葉に、「確かに。」と頷ける一方、少しは意見の違いがある人こそ、自分はこう思うと議論になり退屈が紛れる。
とはいえ、不平不満まで自分と同じレベルで言い合える相手となると、そんな心の友とは結局どこか隔たりがあるものだ。
それがまた切ない。これは分かる気がします。
要点3つです。完全一致は一人と同じ。
小さな違いが対話を生む。真の友と真の友とも距離は残る。
SNSのタイムラインは自分と同じ意見しか流れないフィルターバブル。
健康は700年前に完全一致イコール孤独と指摘していた。
うーん、小さぶけですね。
なるほどね。フィルターバブルを健康さんは700年前におっしゃっていたんですね。
本当に自分と同じ意見ばっかりがひたすら流れて、共感、共感、共感でやっていると、それ実は孤独なんじゃないですか?というふうに健康さんは言っているわけですね。
深いですね。
コミュニケーション技法
そして日常&コミュニケーション応用ネタ。
デビルズフレンドを持つ。あえて反対意見を言ってくれる友人に月一で企画をぶつける。
Yes & Yes But メソッド。まず共感、次に異論を添えると、安全に意見の違いを楽しめる。
エコーチェンバー脱出術。フォローリストに真逆の立場を2つアカウント追加してタイムラインにズレを注入する。
これはいいですね。面白いですね。
デビルフレンド。悪魔の代弁者っていうやつですよね。あえて反対意見を言ってくれる友人に月一で企画をぶつける。
今だとシャットGPDとかにあえてこの企画に対して反対意見をぶつけてくださいっていうのが良さそうです。
Yes & Yes But まず共感し、次に異論を添える。それはすごくいいと思います。
その上でみたいな感じで異論を付け加えると、安全にいい意見の違いを楽しめるということですね。
エコーチェンバー脱出というのでフォローリストに真逆の立場のアカウントを2つ追加してタイムラインにズレを注入する。
中立的な立場に自分を置くと偏らないことを偏らないようにするっていうことらしいですが、
逆に自分と真逆の意見を得るとそこに対して批判をしたくなるっていうのがあるらしいので、
ちゃんとここの線引きというか、自分でこういうことをやってるから自分を中立な立場に置こうみたいなスタンスをちゃんと守った上でやると良さそうですね。
というわけで、今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。
ぜひ皆さんもこの応用ネタを使ったり、ご自身で日常コミュニケーションに応用してみてはいかがでしょうか。
というわけで、また明日お会いしましょう。さよなら。
