警備の過剰とその影響
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で個展チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて今回は、第63段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
七海紀宝養のアジャリーが武装した者を呼び集め、警備を強化したのは、
盗賊襲来を機に、宿直の僧侶まで厳重に守られたからだと言う。
こうした修行僧への過剰な警備ぶりが一年の僧であり、
兵力を過度に用いることの不穏さを象徴している。
はい、短いですね。
要点3つ。警備は必要だが過剰は不安を生む。
一時の緊張が長期の顔つきを変える。
力を持つほど慎重さを欠くな。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。
セキュリティ強化でオフィスに軍事用装備が並ぶと動きにくさや不信感が募る。
リスクマネジメントの実践
憲法は700年前にそのバランスの難しさを語っている。
どういうこと?
セキュリティ強化でオフィスに軍事用装備が並ぶとっていうこの文が分かんないわ。
ん?
警備必要だけど過度にするなっていう過ぎたる罠を及ばざるが今年みたいな。
そんなこと言ってんのかな?
うーん、なるほどね。
これで関係ないかちょっとずれますけど
ブラジル人の友人にリオデジャネイロオリンピックもありましたけど
ブラジルって危険だって聞いたんで
いろいろニュース、現地のニュースを見させてもらったりして
めっちゃ危なそうだったんですけど
リオデジャネイロ観光客多いけど安全なのって話をしたら
めっちゃリオデジャネイロは安心だよ安全だよ
だって警察めっちゃいるからねっていう話をしていて
警察めっちゃいるってことは危険なんじゃないのっていう
危険だから警察がめちゃくちゃいるんじゃないのっていう
卵が先かにわとりが先かみたいな
そういう話をね聞きましたね。
確かにその警備必要だけどその過剰に警察がいると
逆に不安が生まれるなっていうのを今これを読んでいて思い出しました。
そして日常&リスクマネジメント応用ネタ
セキュリティ適正化チェック
職場自宅の防犯対策を必要最小限に見直し
過剰な施錠や監視カメラは逆効果になっていないか定期点検する
オーバースペックみたいな感じの防犯対策になってないかっていうのを見直しましょうとね
それはまあまあいいんじゃないでしょうかね
セキュリティソフトとかね
そういうのを見直していくのも大事だなと思います
不必要なものは取り除く
それでお金も浮いたりしますからね
いいんじゃないでしょうか
2つ目段階的防御
重要度に応じてアクセス権限や警備レベルをレイヤー化
全員に強制せず場合に応じた対応権設計することで安心感を維持
これもありますよね
アクセス権限とかがまさにそれですよね
これはまあまあ大きな企業であればよくやってるところが多いんじゃないでしょうか
3つ目心理的安全性の確保
強化策を実施する際は背景と目的をきちんと説明し
従業員や家族の不安を払拭するコミュニケーションを合わせて行う
そうですね
セキュリティいきなりガチガチにすると
なんでこんなセキュリティやってんのっていうのがちょっと不安になっちゃうかもしれないので
説明をしつつコミュニケーションをとってやっていきましょうということですね
いいんじゃないでしょうか
というわけでぜひ皆さんも日常&リスクマネジメントに応用してみてください
それでは今回はここまでとなります
また次回明日お会いしましょう
さよなら