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2024-10-06 24:36

【Dear shinizokさん】HUMANKIND第一回

Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章
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Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章
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00:06
みなさんこんにちは、しらいです。この放送は、石塚さんもといしにぞこさんの提供でお送りします。
しにぞこさんありがとうございます。
はい、というわけで、勝手に企画の音声収録をしていきたいと思います。
本日のスポンサーさんは、しにぞこさんということなんですが、
しにぞこさんは大量にトークンを送ってくださってまして、
1冊の本を60分ぐらいの尺で話してくれないですか、という、まとめて放送してほしいですという要望があったので、
さすがに60分話し続けるのはあれなので、
20分の尺を3本に分けて、本1冊を軽くまとめる感じにしていこうかと思います。
早速いきたいと思うんですけど、今回取り上げようと思う本が、
Humankind 希望の歴史 人類が良き未来をつくるための18章という本です。
これが定義感に分かれているので、すごくざっくりとした内容をお伝えする形にはなると思うんですが、
ちょっとやってみたいと思います。
早速いきます。
著者がルトガ・ブレイグマンという方で、この本がどんな本かというと、
過去のいろんな研究とかを見ながら、
時に独自の調査だったり、論文を渡って歴史などを見つつ、
いろんな側面から人間の本質は善であると、そういう正善説を主張する本ですね。
なので、テーマは壮大ですね。
よく人の歴史は悪の歴史だとか言われていますけど、
実は人間はめちゃくちゃ善性があって、その本質は善なんだぞっていう本を書いていらっしゃいます。
それをぶわーっと言っていくのも分かりづらいと思うので、
良きところをピックアップしつつ、という感じになります。
03:05
今回この放送でお伝えするのは、
もしかしたら皆さんも聞いたことがあるかもしれない、
あの実験は実は嘘だったぞという著者が示している部分を、
一旦この放送ではお伝えしようかなと思います。
具体的には3つあります。
スタンフォード監獄実験、
2つ目がミルグラムの電気ショック実験、
3つ目が傍観者効果、
殺人を目撃した37人は本当に警察を呼ばなかったのかという、
この3つに絞って20分に収めたいので、
全部ちょっとサクサクとかいつまんでお話ししていきたいと思います。
このスタンフォード監獄実験がどんな実験だったかというと、
ジンバルドという大学の先生がスタンフォード大学の学生たちを集めて、
それを半分に分けて囚人役と監守役に分けて監獄のように振る舞わせたということですね。
それで人間の本性を明らかにしようという実験だったそうです。
この実験最初は当たり前ですけど、ごく普通の健康的な若者を対象として始まったんですけど、
2日目で早くも変化が現れたと。
囚人たちは反乱を企て監守たちは鎮圧した。
それから数日間監守は囚人を服従させるためのあらゆる戦術を考案したというふうに書いてあります。
これどんなことがわかったかというと、
この実験でわかったのが平凡な学生の一段が役割を与えられると、
悪い状況に置かれると彼らの性質が善でも悪でも行動に強い影響を与えることができると結論付けられたそうです。
強い権力を与えられると、その人たちは凶暴な行動をとって権力を乱用するということがここで言われています。
これは結構話題にもなって、いろんな文献とかで引用されていたり、
06:01
マルコロム・グラッドウェルのTipping Pointというベストセラーがありますけど、そこにも引用されているそうです。
この実験なんですけど、結論を言ってしまうと捏造だったんですね。
このジンバルドという先生の完全な捏造でして、つまりは嘘ということですね。
これ面白いのが、イギリスのBBCという英国放送協会がこれが本当に起きるのかというのを2002年にやったらしいんですけど、
これが結果どうなったかというと、最初から最後までこの実験に参加した人たちがのんきに座ってタバコ吸って雑談だけしていたそうです。
囚人も監視もお互いに生活共同体を作って健全な生活をしていたそうです。
面白かったのが、ここに書いてあるのが、この実験はテレビプロデューサーに残酷な真実を突きつけた。
それは普通の人々を放っておいても何も起こらないということだ。
悪くすれば彼らは平和主義の生活共同体を作り始める。
これはやっぱりそうですよねっていうのが大事だと思います。
最近だと恋愛リアリティショーを僕は見たことないんですけど、
ああいうのでやっぱりテレビ的な演出をしないとみんなわざとギスギスさせたりっていうのはやっぱりしないですよね。
去年だったか一昨年だったか忘れてしまったんですが、
その恋愛リアリティショー絡みで自殺されてしまった方とかもいたと記憶しているんですが、
やっぱりテレビ的な演出は入っていますよね。
ここからこの本を見てみてもやっぱりそういう演出をしないと
基本的には人々を集めると平和な共同体を作り始める。
この実験はそんなこんなで捏造だったというのが結構広く知れ渡ってまわってきました。
次がミルグラムの電気ショック実験は本当か?というところですね。
ミルグラムの電気ショック実験は本当か?というところですね。
そんなこんなで捏造だったというのが
もう 結構広くそうですねもう広く知れ渡ってます
09:03
なのでこれも嘘でしたってことですねで入って次に行きます 次がミルグラムの電気ショック実験は本当かっていうところですね
これがどんな実験だったかっていうのをお伝えします 読み上げます
イエール大学にあるミルグラムの研究室を被験者が訪れて 被験者は2人一組になり
9時を引いて一人は先生役もう一人は生徒役になる 先生は大きな装置の前に座るように指示され
それは電気ショック発生機だと教わる その部屋には研究スタッフもいて実験中指示を出す
一方生徒は隣の部屋で椅子に縛られており声だけが先生に聞こえるようになっている こうして記憶テストが始まるが生徒が答え
を間違えると先生は研究スタッフの指示通りにスイッチをして 生徒に電気ショックを与えなければならない
実を言えば生徒役はミルグラムの研究チームのメンバーでしかも装置は少しも 電気ショックを与えなかったしかし先生役はそれを知らなかった
先生役の人はこの実験は記憶力に関するバツの効果を調べるものだと思っていたが 彼ら自身が実験の対象だったのだ
電気ショックは15ボルトという弱い電圧から始まる そして生徒が間違えるたびに灰色の実験衣を着たスタッフが
電圧を上げるように命じる15ボルトから30ボルトへ30ボルトから45ボルトへ 隣室の生徒が苦痛のあまり
穴切り声を上げてもスイッチの表示が 危険
過烈な衝撃と書かれた域に達しても 電圧を上げ続ける350ボルトになると生徒は壁を激しく叩きそれを超えると
隣室からは何も聞こえなくなった こんな感じの実験で被験者が指示をどれだけ受けて
いかにボタンを押し続けるかっていうのを 実際は調べたっていう
内容ですね この実験の結果としては被験者の65%が電圧を上げ続け
ついには最大となる450ボルトの電気ショックを生徒に与えたのだ 極普通の父親仲間夫の
3分の2は明らかに見知らぬ人を感電しさせても構わないと思ったのである というふうな衝撃な結果が出て
この実験は世界に大きな衝撃を 与えることになったっていうそんな
内容でした この実験なんですが
えーとまぁなんか内容では全員が全員 追い続けたみたいな
感じで公表されたっぽいんですけど 実は実はそんなことなく
被験者の半数以上が 本当に生徒役は
12:02
生徒が 苦しんでるわけじゃないだろうっていうふうに思ってたそうです
イエール大学のような名門 学校がこんな
非人道的な 罪もない人が
殺されるような 状況を想定なんて
していないので何かの冗談だろうみたいなぐらいで 捉えていたそうですって
この電気ショックを本物だと思っていた人の ほとんどはスイッチを押すのをやめたそうです
で あとあとになってわかったことらしいんですけど
被験者と 被験者とあと研究助手を務めた
人が口論になって言い合いになって
でなんかもう実験自体を一旦ストップさせるみたいなことも あったみたいです
で なんですが
それでも死んでて 押し続けた人はいるらしく
それをどう説明するのかっていう 心が興味深かったのでちょっと読んでみます
被験者はつまりボタンを押し続けた人ですね 被験者は灰色の実験着をまとった実験者に服従したのではない
彼の仕事に参加することにしたのだ イエール大学という好調な環境で行われた
実験は普通の平凡なオフィスで 行うよりも協力の度合いが
高くなったそうなんですね でえっとさらにこの実験はあなたの
あなたが続けることを必要としますっていうふうな 科学的な目的を示唆する刺激があると
続ける理由が強まるらしいです ある被験者は後に自分が実験をやり通したのは当時6歳の脳性麻痺の娘のため
だったと語った 医学会がいつか治療法を見つけることを願ってのことだ
私に言えるのは人間を助けるためなら私は何でも喜んでやるということだけだ と彼は言ったって書いております
うーんとまた
実験を終えた被験者にこの実験を 主催したミルグラム先生は
あなたの貢献は科学に役立つだろうと伝えると その多くはあんどの表情を浮かべお役に立てれば嬉しいです
世の中に 世の中のためになるのであればぜひともこの実験を続けてください
この混乱した世界ではわずかでも善なるものが必要とされているのですといった人も いたって書いてあります
でえっとこの本の著者は このように結論づけていますつまりこういうことだ
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十分強くプッシュしたり出獄ついたりうまく誘ったり操作したりすると 多くの人に悪事を行わせることができる
しかし悪は心の深みに潜んでいるので引き出すには相当な労力がいる そしてここが肝心なのだが悪事を行わせるにはそれを善行であるかのように偽装しなければならない
地獄への道は偽りの善意で舗装されているのだ
ということでこのミルグラムの電気ショック実験 これまでの信じられていたのは人間には生まれつき致命的な欠陥があり
そのせいで子犬のように従順に振る舞い極めて恐ろしいことも平気でするっていう風に この実験によって結論づけられていたんですけど
実は実はそんなことはなく 半数以上の人が別に信じておらず 信じていた人も
この実験はイエール大学で行われているので この実験が科学の進歩医療の進歩に役立つのであればっていうことを望んで実験に参加していたので
それは前後から起こったことですよねっていう風なことが述べられています 最後は傍観者効果についてです
これもまた話すと 少し長くなるんですが
かいつまんで話すと傍観者効果っていうのが よく知られるようになった事例が
アメリカは1964年3月の午前3時にある女性が通りを歩いていると
傍観に襲われ刃物で斬りつけられた事件がありました
その女性は助けて刺された刺された助けてっていう風に 大きな叫び声を
あげます そこで近隣の人々が目を覚まして
周りにはたくさんの電灯がついて窓が開いて 囁き声が
聞こえるくらい みんなが
その状況を見ていたという状況ですね なんですが誰も警察を呼ぶことなく
だいぶ時間がかかった頃に 誰かが警察に通報して
警察が到着した頃にはその女性は手遅れ
になって亡くなってしまったというそんな悲惨な 事件があったようです
18:05
で これが傍観者効果としてよく知られていて
ある事件が起きた時にたくさんの人がいると 自分が
何もしなくても 大丈夫だろうという無関心な
心理的反応が起こって 助けを呼ばず 結局最悪な
ことになるというふうなことがよく知られるようになったそうです なんですがこの
傍観者効果なんですけど最新の分析 だと
一つ 傍観者効果は確かに存在する 私たちは時には誰かの
誰かに任せた方が筋が通っていると思って介入しない また時には間違って介入をして非難されることを恐れて何もしようとしない
また時には誰も誰も行動を起こしていないのを見て マズいことは起きていないと思い込む
これが一つ 傍観者効果は確かに存在するよということが言われているそうです
ですが 2つ目の洞察として
もしも緊急事態 誰かが溺れているとか襲撃されているといった命に関わるものであり
傍観者が互いと話せる状況にあれば 別々の部屋で孤立しているのでなければ逆の傍観者効果が起きる
傍観者の数が増えると救助の可能性は減るのではなく増える というふうな論文が出されているそうです
最新の研究だと この論文が示している数値をすると
この人が人を助ける可能性は90%に上るそうです 話を先ほどの傍観者効果がよく広く知れ渡った事件に戻すと
これ実は ジャーナリズムによる湾曲がされていたそうです
歪められた報道をされていたそうなんですね 実は
十数名が
この助けに関わったと言いますか 今普通にすぐに電話した方もいて
みんな あとは酔っ払いだと思ったというのもシンプルにあって
全員が全員別にそれを見ていたわけでも ないらしいんですけど
そこの町の人がそんなことをいろいろ
新聞記者に伝えたらしいんですけど その報道機関が
その内容を歪めて報道して
21:01
この人々の冷徹さというのを
封鎖したらしいですね
で ある記者が
この傍観者の無関心というのを
疑って ニューヨークタイムズ
市の記者になんでこんなことになってるんですか 真実って違いますよねって尋ねたところ
そんなことをしたら話が台無しになるって記者は答えられたそうです なのでこの傍観者効果もあるにはあるんですけど
広く知らわたっているこの事件に関しては
報道の 歪んだ報道が
されていた そして
緊急事態であり 傍観者が互いと話せる状況であれば
ほとんどの人々は助けるように走るし
それでそれによって救助の可能性が高まるよっていうのが 庶者が言っているところです
で こういったことからもいろんな実験とかで人の
本心は悪だなんて言われているけど 実は実はそんなことなく
っていうのを 庶者は示しています
なんかうまくまとめられた気はしないんですが
後でそうですね ノートとかにまとめておきたいと思います
で 最後に この回の最後に
面白かった部分を 一つお話ししたいなと思います
えっと 最近どなたかが
やみ落ちするとすごく気分的にいいっていうのを
話していて それに関連する部分が書いてあったのでちょっと読み上げたいと思います
なぜ私たちはこれほど熱心に自らの堕落を信じたがるのだろう それはその方が都合がいいからだ
奇妙なことに自らの本質は罪深いと信じると人は心が休まる そう信じれば一種の許しが得られる
なぜならほとんどの人が本質的に悪人であるなら約束も抵抗も無駄だからだ またその考え方は悪の存在をうまく説明する
憎しみや身勝手さに直面しても 仕方がないそれが人間の本性だからと自分に言い聞かすことができる
逆に人間は本質的に善だと信じるのであれば なぜ悪が存在するのかと問わなければならない
また約束や抵抗は価値があるものとなりそうする義務が生じてくる こういった理由で
24:03
自分は人間は本質的に悪だし そう信じる方が都合がいい
みたいです というわけであまりまとまりの良い放送ではなかったかもしれませんが
第1回目はこんな感じで終わりたいと思います
長々と最後までお聞きくださった皆さんありがとうございます それでは皆さんさよなら
24:36

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