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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、コンセプトに、吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。さて今回は、第218段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
狐の危険性について
えっと、狐は人に噛みつく。実例が2つ。
一つ目、堀川伝では、とねり、括弧、雑薬の住者が寝ていた足を狐に食われた。
仁那寺、仁那寺か、仁那寺では、夜、本寺、括弧、双本山の前を通った下法師に、狐が3匹で襲い掛かり、噛みついた。法師は刀で応戦し、2匹を突き、1匹は仕留め、2匹は逃走。法師自身は多く噛まれたが、命に別状はなかった。
ということですね。
4点3つ。狐イコール人を襲うことがある、という当時の経験則。
夜間、寺前、単独歩行など、リスクの条件が揃うと危険度が上がる。備えと即応で被害の拡大を抑えられる。
現代の示唆&使い方。以下は歴史的逸話の読み替えです。動物に遭遇したらむやみに近づかない、刺激しないか原則。
そりゃそうっすよね。
えーと、でもあれですよね、これ。海外のなんかで見ましたけど、
狂犬病発症した狐が、人に襲いかかっているのを、なんかニュースかなんかでやっていたのを見た気がしますね。
それなんじゃないかっていう気がしていますけど、どうなんでしょう。
法師、多く噛まれたが命に別状はなかった。だから違うのかな。
あと狐で言うと、キノコクスが怖いですよね。っていうのはちょっと読みながら思ってました。
はい、えーそれで、まさかは夜に起きる。
仕事でも暮らしでも、低頻度×高インパフトの事象は、夜、人が少ない、視界が悪い時に発生しやすい。
夜間移動や残業フロアでは一人にならない、明かりを確保をデフォルトに。
まあね、これは、これはそうでしょうっていう感じはします。
夜間気をつけましょうっていう感じですね。
えーっと、装備イコール行動を変えるスイッチ。
下法師、下法師、下っていう字に法師、は刀で応戦したが、現代はライト、通話手段、ホイッスルなど、非武装の備えで十分にリスク低減。
クマのリスクと現代の備え
最近は、なんかクマの被害が、すごいことになってますけど。
クマがね、市街地に降りてきて、いろんなニュースであってますけどね、気をつけないといけないなーって思いますね。
はい、というわけで、それぐらいですかね、単独、単独、ハイリスクって書いてありますけど。
クマね、クマ、今は一番野生生物でいうとクマが危ないんじゃないですかね、わかんないですけど。
はい、というわけで、ぜひ皆さんもね、クマ、クマには気をつけましょう。
アーバンベア、最近はアーバンベアっていう言い方をしているのかどうかわかんないですけど、
もしね、山とか近づくときは、クマには十分気をつけましょう。
というわけで、今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。