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2025-04-28 05:06

【徒然草ミニッツ】第1段

この番組は「1日8分で600年分の知恵をポケットに」をコンセプトに、吉田兼好の『徒然草』を 1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事のスキマ時間で “古典チャージ” していこうという教養ショートラジオです。
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サマリー

このエピソードでは、【徒然草】の第1段における人の品格や心と技能の重要性を考察し、現代における適用方法として脱肩書きプレゼンなどを提案しています。

パーソナルブランディングの重要性
【徒然草ミニッツ】 さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で古典チャージしていこう、という教養ショートラジオです。
先日は、有名な序文、【徒然なるままに】を第1段としてお届けしたんですけども、実はあれ序断でしたね。序断というので、1段の1個前、序文みたいな感じで書かれていたものでした。
大変申し訳ございません。見切り発車で始め、調べもせず話しておりました。
で、今日は改めて正真正銘の第1段を見ていこうと思います。
では本題です。早速、現代語訳を見てみましょう。
この世に生まれたからには、誰もが数え切れないほどの願いを抱く。 天皇や最高位の人々の身の上は、さすがに別格。上流貴族の子や孫も、ややしぼんではいても、やはり優雅だ。
それ以下の階層が自流に乗って得意気にしていても、少々物足りない。 僧侶とて羨ましいとは限らない。
智慧や名声を求めるほどの仏の教えに背く気もするからだ。 ひたすら世を捨てた因徳者にこそ理想もある。
人は容姿と立ち居振る舞いが秘で、言葉少なく品があれば飽きずに向き合える。
美め麗しい人が浅ましい心を覗かせれば顕滅。 生まれつきの階級や顔立ちは選べなくても、
学問、歌、音楽、裕足固実に通じることで心は磨ける。 朗読も書も率なくこなし、音楽に合わせて拍子を取り、しかも大酒のみでない。
そんな男こそ望ましい。 男の品格について話してたんかいっていうそんな
のが第一弾です。 この要点としては
身分も様子も心と才で補える。 そして名誉欲にとらわれぬ道こそ尊い。
そして少なく品欲が人を見せるコツ。 ということです。
現代への示唆としては、なぜ今も刺さるのかということで、
SNSで肩書き、場絵を盛りがちな時代でもフォロワーはすぐに中身を図ります。 そんな中、吉田さんは地位や顔より心と技能書ということを言ってるわけなんですね。
吉田さんいいこと言いますね。
ここから日常&キャリアの応用ネタです。 脱肩書きプレゼン。
自己紹介で所属より好きな学び作っているものを先に語ると印象深い。 そして週1マイクロスキル投資。
書く、弾く、歌う。小さな芸を磨くと少なく品欲が滲み出る。
そして賞賛デトックス。月1日だけSNS投稿、いいねをたち、名文欲をリセットする。
脱肩書きプレゼン。 なるほど、私はこういうものですっていう時に、私は今こういうことを学んでいます。
こういうものを作っていますっていうのを先に語ると印象深くなるということですね。 週1マイクロスキル投資。
コトとか習ってもいいかもしれないですね。 コトを弾けたらちょっとフックになりそうですよね。
それも誰かに見られようとして学んでいるので、そうなると吉田さんに怒られそうなので、
そこはどうなんでしょうね。小さな芸を磨くと少なく品欲が出るよってことです。
あとは賞賛デトックス。そうですね、月1でもデジタルデトックスみたいな感じでやるといいかもしれないですね。
というわけで今回は昇進証明第1弾をお届けしました。 明日が第3弾ですね。
序文やって、2弾やって、1弾やって、第3弾ですね。 ではまた第3弾でお会いしましょう。さよなら。
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