無常の概念
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、 通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこう、という教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて、今回は第25段です。
早速、現代語訳を見ていきましょう。 飛鳥川の深瀬と浅瀬が常に移ろうように、この世も無常。
時は過ぎ、喜びも悲しみも巡り。 かつて華やいだ都の一角も、
今や人影のない野原となり、家は建物こそ残れと住人は入れ替わる。
桃や梨は、梨というのは相桃の音らしいです。 桃や梨は物を言わず、誰と昔話ができようか。
とりわけ自分が見たこともない、大昔の映画の後などは、いよいよ儚い。
例えば、峡谷殿、北条寺。 御堂観博が荘園を起身し、
帝の貢献として永遠と信じた、道頭がらん。 それが今は、大桃やけ、
近藤も倒れたまま。 無料住院にだけ十六の
九体の仏と、雪成筆の額、 健康筆の扉が色鮮やかに残るが、
これとていつまで持つか。 そう思えば、見もしない遥かな未来まで計画を立てて残そうとするのは、
なんとも儚いことだ。 というわけですね。
はい、で、要点3つです。 映画も建築も
川の瀬のごとく変わる。 遺産が残るかは運と時間次第。
遠い未来の完璧計画は幻に近い。 なるほどですね。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。 永久保存と言われたクラウドサービスが終了。
NFT ゲームが消滅。 デジタル時代も無情そのもの。
健康の嘆きは、 データセンターにも通じる。
未来への価値保存
なるほどですね。 そして、
日常&ビジネス応用ネタ。 10年後残る?
リスト。 残る? などにクエスチョンマークが付いています。
自分の作品、資産、 SNS 投稿を棚下し、
URL リンク切れ、リスク込みで 優先順位を再設定。
写形経営。 仮に景観の経営。
建物の寿命よりブランドストーリーを保存。 ハードは壊れてもコミュニティを継げば価値は流れ続ける。
ミニタイムカプセル。 USB に写真と手紙を入れ、
3年後の自分宛に郵送予約。 遠すぎない未来で無常体験を可視化。
10年後に残る? リスト。
自分の作品を棚下し、 資産、SNS 投稿を棚下し、
URL リンク切れ、リスク込みで 優先順位を再設定。
写形経営。 建物の寿命よりブランドストーリーを保存。
ハードは壊れてもコミュニティを継げば価値は流れ続ける。
ミニタイムカプセル。 これもちょっと面白いですね。
3年。 いいっすね。
これは
そんなサービス、どうなんだろうな。 3年でちょうどあれですもんね。
中学、入学から卒業、高校、入学から卒業っていうような。 そんな感じのタイミングでね。
なんか良さそうですよね。 学生向けの。
これアプリにしちゃうと、 だからそれがなくなるっつってんだろうって
健康さんに送られそうなんですけど。 その時に
3年後の、例えば入学式だったら入学式の時に、 3年後の卒業の自分に
なんかね、自分宛に郵送、それこそね、ここに書いてある通り。 郵送するのはなんか良さそうですね。
思い出になりそうです。 というわけで、
今回はここまでとなります。 ぜひ皆さん日常だったり、ビジネスに応用してみてください。
それではまた明日お会いしましょう。 さよなら。
