三本さんがあれきっかけで覚醒をしたっていう、社内の噂には。
いや、確かに言われますね。なんか変わったね。
え、本当?それ素晴らしい。超嬉しいんですけど。
超嬉しい。ギャルみたいな。
すごい嬉しいですわ。
でもやっぱすごい、あの、ワークショップのテーマが恥を晒そうと好きに作ったらいいみたいなのが、
なんか私結構そこが、もう多分9年目ぐらいになるので、
凝り固まってたんですけど、それが取っ払われて、
なんか好きにしていいんだ、みたいな。
なんか自分がクリエイティブとしてやりたいことをわがまま言っちゃってもいいんだ、
みたいな気持ちに乗って、ちょっと解放された感じが。
すごい嬉しいです。
SFだ日々の企画の、仕事の企画でもうそのモードでやれてるってことですか?
そうですね。結構私なんか中立立っちゃいそうな時になるんですけど、
浅瀬さんがワークショップの中でも、いいものを作る人、プロデューサーはある意味振り回しちゃってもいい、みたいな発言をされてて、
なんかそういう考えで自分のやりたいことを、いいクリエイティブのために言うのはダメなことじゃないんだな、みたいな思って、
なんかそういう気持ちになったら、ちょっとなんか変わった気がしますね。
すごい嬉しい。
これだけ聞いた人用に説明すると、あれですよね。
本当にまさにこの近所でやってましたけど、
僕、脚本家でもあるんで、脚本って日々作る、映画もそうなんですけど、本当に誰でも作れるものだと思ってるんですけど、
なんかすごい特殊収集がすごい強すぎて、
本当にやり方がこういう風に作らなきゃいけないんじゃないかっていう、手出しづらいと思われがちなんだけど、
本当に誰でも作れるものなんじゃないかって心から思ってて、映画とか脚本は。
それはもうルールとか取り扱って、
まさに2年前に、ちょっと話ずれてっちゃうんですけど、
カンヌに行ってパフォーマンスしたんですよ。
見てもらって、ブレンに乗ってたやつ、三つ編みでパフォーマンスしたので、
ちょっとそっちの話ずれていくと、
僕、電通に所属してるんですけど、電通がカンヌで一枠交渉していつももらえて、
最近の潮流はこうだとか、テクノロジーはこうだみたいなのを、
なんていうか、説明するとか、テッド的なやつをやる時間が与えられてると、
今年やれって、2年くらい前にやれって、長谷さんやれって言われた時に、
僕ちょっと英語がほんと喋れないんで、歌なら歌詞なら覚えれるんで、
歌でパフォーマンスでやらせてくださいってことで、
僕と青居山田ちゃんと白人さんというミュージシャンの3人でパフォーマンスをして、
その内容が、僕ホントハリウッドとかで、今脚本いろいろ開発してるんですけど、
ボイスっていうことをすごい問われるんですよ。
上手な脚本構成は、もちろんそれはできる、2個したことないけど、
そもそも作家としてあなたはこれで何を、何の声を持って、
何を社会に対してやろうと思っているのか、みたいなことが、
ホントハリウッドの中でもめちゃくちゃ問われるみたいなことを経験してて、
広告に対してもそうだなって思うことが多かったので、僕グッチとかやったりとかしてて、
ボイスみたいなことをテーマに歌パフォーマンスをやってっていう回が、
それで、ブレンとかは記事しか載ってないから曲とか載ってないんだけど、
そういうのを多分見てもらってて、それらの経験とかから脚本作る上でも、
そっち、自分が何を伝えていきたいのかが大事だなと思って、
その辺のワークショップをちょっとやったりとかして、
みんなに好きに書いてもらったらめちゃくちゃ面白いですよね。
めちゃくちゃ面白かったです。全部面白かった。
なんか講座も2日間構成で、1日は永井さんが教えてくれるっていうか、
考え方みたいなのを自由でいいんだよみたいなことを話してくれるので、
もう1日はもう完全にみんなの課題をみんなで聞くみたいな回だったんですけど、
両方同じぐらいめちゃめちゃ濃い時間で、
やっぱ誰かが作ったものを聞く、見るってめちゃ大事なんだなってあれで思いました。
特になんか、書きたくないこととかこそがめちゃ強いことだからみたいなこと言ったら、
みんな書きたくない自分の人生で経験したことを書いてくださったりとかしてて、
それって本当に面白かったりする感じ。
面白がっちゃいけないんだけど、面白くやらせてもらうと、
めちゃ強の、逆にプロとかには想像では書けないような感情ディティールの、
景色のディティールが強くて超面白かったですね。
面白い。チャットGPTには絶対出ない。誰か経験から生まれてるから。
それがやっぱすごい、映画とかエンタメコンテンツってこういうことなんだなって思いましたね。
あれをいろんな方の聞いて。
なんかそういう発表の時って、
私たちとかって企画考えてそれをみんなに共有する時とかめちゃ緊張するんですよね。
緊張します。
三本さんの発表会の時の雰囲気とか聞いて、緊張感はありつつもみんなで楽しもうみたいな感じとかがすごいあって、
発表する時の空気感とかもすごいなって思いました。
クリエイターが集まって発表する時に緊張感のなさ。
僕がない人間だから。
それがすごいいいんだろうなって。
その空気を最初から作ってくださってたから、
みんな作ったもの、ずっと好きで好きなものを作っていいし、全部正解だよっていうことをずっと言ってくれてたんで、
あんま恥ずかしくない。
出してダメって言われることがないから、逆に自分が作ったものを自信を持って言えるという。
環境が、空気感がその2日でできてた。
すごいですね。
普通だったら2週間くらいかかりますよね。
その空気感になるまでに初めて会った人たちだから。
そもそもその1日目にやった自由さの中で、
作りって書きたいと思った人が良いと思ったことは、
他者に吉橋をジャッジされる筋合いのないものであるっていうのが前提でみんなに覚えてもらってたから、
その発表も、僕真ん中にいて聞くけど、吉橋は何も言う権利のないし、
全員発表者が良いと思っていることが全て。
正解。
その良さに責任は持ってねって話ではあるんだけど、
菊川は僕としては、ここが好きみたいなことを言うっていうか、
好きなところを他者として、ここ好きでしたを言うのみしかできないんで、それをやりますみたいなことの設定をさせてもらってたっていうのは。
なるほど。
めちゃくちゃ良いです。教育に近いですね。
確かに。
小学校でやりたい。
確かに。自己肯定感がある気がします。
自分が発表することが。
それポジティブに言ってもらえるのがめっちゃ良い。
あんまないですよ。
私も34年間言ってきましたけど、
そんななんか自分が考えたことを絶対に肯定してもらえるみたいな世界観にいたことがないかもしれないっていう。
分かります。
ありますね。
この間、たまびで結構近い授業させてもらって、3時間ぐらいやって。
気づいたら、やっぱり美大って公表がしっかりしているからこその教育機会なんだけど、
僕その真裏行ってるから、教えるとかじゃなくて自分の中のって話してて。
気づいたら、教授陣ディスしすぎちゃってて。
後でね、ちょっと気まずかったんですけど。
確かに。
ピリッとご挨拶したとき。
もうジジイは信じるなみたいなことをずっと言っちゃってたから。
ちょっとやりすぎたなと思って反省しました。
確かに。
これくらいパンクが気に入ったほうがいい。
いいなあ。
でも確かに小学校とかで授業やってほしいですね。
やりたいですね。小中学校でやりたいかな。
一番なんか自分のうちに眠るものを爆発させちゃいけない感じがする期間は小学校とか中学校ぐらいな気がします。
なんかちょっと抑えられるじゃないですか。字があんまり出さない。
絵描いてもダメとか言われたりするけど、それがいいんだよって言われたらなんかもっと自由が広がってなる気がしますね。
めっちゃ感じます。
中2と小2の娘がいるんですけど、小2の娘がめっちゃ家だと絵描いたり自分の思いついた歌を歌ってるけど、
図工と一週間くらい前に言ってて、通知表低くて図工と音楽が。
やっぱり真似をしなきゃいけないのが辛い。これをやっててこれ通りやるみたいな音楽も図工も。
それが私ちょっとうまくできなくて悲しいみたいなのを言ってて、ちょっと俺が図工の先生やりたいなっていう。
そうですよね。確かに。
気持ちになっちゃったんですかね。
言われたことをやれることが評価される感じがすごいありますね。確かに。
私も今保育園で子供が4歳なんですけど、塗り絵とかやってくるんですけど、最初枠外に描いてるんですけど、
先生に誘導されてここ一生懸命塗ったんだろうなっていう流れが感じるんですよ。
こっちも楽しめばよかったのにとか思うときはありますね。
ありましたよね。
でも先生もね、それを習ってないというか。
だいぶ意識しないとそういう教え方とかできないなって感じます。私自身も。
確かに。常識があっちゃうから、子供の自由の発想をちょっとここが真ん中だよとか言っちゃいそうになる感じがすごいありますね。
僕、広告で実はそれができなくて、ドロップアウトして映画に逃げたみたいなところがあるんですよ。
10何年CMプランナーだったんだけど、なんかやれなくて。
逆に真面目にめっちゃ商品解説CMの市場主義者みたいになっちゃって、
なんかその作家性面白いものは間違ってるんじゃないかみたいな、めっちゃその左翼みたいになっちゃって。
クリエイティブ左翼になっちゃって。できなくて、左翼か右翼かがなかったんですよ。
だから、よかった。できててよかった。僕はね、できなかったんですよね。
私も苦手なタイプなんですけど、なんで例えば言われたことの企画を一案出して、もう一案は自分が面白いと思ってるものを出すと、
意外とそっちがいいですねって言われたりすることが増えたんで、
なんかそういう感じで、なんか多分全部無視はやっぱこういう仕事じゃ無理だから。
そういうちゃんと、まあそれお手本じゃなくて指示通り習うものとそうじゃないものみたいなので、
なんか私ってこういうの作りたいんですみたいな石井ヒョージにもなるなっていうのを。
本当にだから講座通ったのが4月とかなんで、3ヶ月ぐらいで変わった気がする。
すごい。
よかった。でも熱量は上がりますしね、その仕上げに対してね、自分が本当に作りたいものは。
あとなんか、自主制作したいなって思うようになりましたね。
熱い。
なんかそう、私、あのポッドキャストでも話してたんですけど、広告が好きだと思ってたんですけど、
最近なんか自分で、そのじゃあ言われずに作りたいもの、自分がいいと思ったものを作ってみたいみたいな気持ちはなんか芽生えてきてて、
で、それで長谷さんさんのバックグラウンドの話、さっきのお話みたいなところも講座で話してもらってたので、
仕事じゃなくて自分が本当にいいと思うものを突きつけた何かを作りたいなと思って、
だからまずiPhoneをプロにしてみました。
いいカメラに。
撮るようにね。
え、羨ましいよ。
今見たら私。
いや、俺もうめちゃ振る、バチバチボコ振るiPhoneだったから。
つもりはなさそう。
それで。
iPhoneで撮ってもいいよって話だったんで、じゃあまずiPhoneをいいやつにしようと思って。
確かに。
撮る気おきますもんね。
そうなんですよ。
いいですね。
でも何を撮りたいかまだ見つけられてないんで、なんかそれはちょっとちゃんと自分で考えたいなってちょっと思って過ごしてます。
そうですね、なんか分かんないですけど、今広告業界でプランニングとかディレクターやってる人って、
学生の時もやっぱそういうことをやってる延長線上の人が多いイメージがあって、
私の場合はなんかもうなんだろうな、プランナーがかっこいいっていう触手に見えたんで、
なんかプランナーっていう触手になるにはどうすればいいんだろうっていうので、
逆に自分がやりたかったことを多分制限、意図せず結構制限してて、今のポジションについてはいる。
スタートからそのもうプランナーになるぞ。
なんかそこに言語化はできないんですけど、なんとなく憧れがあって、それでこう飯を食っていくぞみたいな。
それは学生時代の頃ってどの辺の事例に憧れる時代なんですか?
でも小学校の頃は映画監督になりたかったです。
小学校の時は、しかもパイレーツオブカリミアンっていう。
めっちゃ壮大で。
ああいうのを見て、本当はああいう世界に行きたいって思って、
あっちに行きたかったんですよ。カリブ海に行きたかったんですけど。
カリブ海、パイレーツカリブ海で一択やん。
行きたかったんですけど、行けないっていうのが分かって、
じゃあどうすればいいんだろうって、この悲しい気持ちにならないためにはっていうのを考えた時に、
作る側になっちゃえば、この悲しい気持ちにならなくていいんだと思って、
そこから映画監督になりたいと思って、
高校生ぐらいまで自分で自主制作をするみたいな映画を生活をして、
そうなんだ、作ってたんですか。
作ってて、でもその成功体験の中で、
自分がやりたいことをやるっていうよりかは、
学園祭の盛り上げムービーみたいなのを作った時に、
周りが一緒にカウントダウンをしてくれたんです。
映像と一緒に声を合わせてカウントダウンをするみたいな。
その時が一番嬉しかったんです。
なんで、どっちかっていうと人が一緒に乗れるものを、
自分が目に見える形で作れた方がテンションが上がるかもなって思った時に、
多分広告とかも視野に入ってきたっていう感じなんで、
自我っていうよりかは、周りがいかに楽しんでるかを眺めて、