2024-05-10 13:42

暴落の兆候は500日超続く米利回り逆転状態!過去の逆イールドはどうなったのか解説!

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聞くだけ!ちょっと気になる今日の経済ニュース 本日のトピック

・日本、空前の経常黒字額!それなのに、なぜ円安…

・実質賃金が24か月連続のマイナス!賃上げも効果なし?

・暴落の兆候は500日超続く逆イールド!過去の逆イールドはどうなったのか解説!

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しんさん プロフィール

 

投資アドバイザー、元証券マン、元デイトレーダー、現役FP。


主な取得資格歴

 

・証券外務員1種

・協会認定FP

・2級FP技能士

・長期積立投資研究会 主宰


講師実績など


現在まで約6000人以上に投資相談を経験。

・上場葬儀会社タイアップセミナー エンディングノートの作り方

・東証一部上場通販会社 女性のためのマネーセミナー

など多数。


【経歴】


高校時代は応援団で団旗持ち。

大学は首都圏の2流大学で学校にも行かず、毎晩飲み歩く。


そんな堕落した生活が災いして就職活動ではバブル絶頂期にかかわらず志望の銀行に全部落ちて、やむなく同じ金融という理由で証券会社に就職。


証券会社に就職したとたん、あえなくバブルは崩壊。


大学時代の自由気ままな生活から一転、メチャクチャ体育会系の会社でしごかれる。

ある日は1日150軒の飛び込み訪問、またある日は1日400軒の受話器を手に縛り付けてテレアポ。


シゴキには何とか耐えられたものの、無知な顧客にノルマ達成のため「はめ込む」営業に嫌気が差して退社。

金融機関の都合で無知な顧客に金融商品を押し付けている実態に愕然とする。



しかし金融への思いは捨てきれず、後に保険代理店として独立。

「経営者」「税対策」で初年度から生保業界トップ水準であるMDRT基準に到達。


本来大好きな相場の道にも手を出す。

相場好きが行き過ぎて元外資系証券トレーダーに師事してプロのトレーダーを目指す。


投資信託、株式現物、信用取引、先物、オプション、FX、CFDほぼすべて経験済み。

システムトレードで詐欺まがいの被害にあったり、加えてリーマン・ショックで投資資金を「溶かす」。


子供の誕生時に、路頭に迷う寸前に…

経験を通じて儲けも損失も大きい一発狙いの短期トレードよりも長期的に利益を積み重ねていくことの重要さを痛感。


オフショア香港でヘッジファンドを立ち上げる寸前に挫折も味わう。

日々積立投資の研究と実践を続けている。

サマリー

経常黒字は2年ぶりに増加しており、黒字拡大は本来円高の要因とされるが、逆に円安が進んでいます。一方、実質賃金は24ヶ月連続でマイナスになっており、物価の上昇によりさらに減少することが懸念されています。米利回り逆転状態が500日以上続いていますが、今回は楽観論が多いため、株価にとってプラスとされています。過去には3回の逆イールドがあり、これは第二次世界大戦後最長となっています。

00:06
しんさんと申します。元証券マンのファイナンシャルプランナーストリートアカデミーで講師もやってますよ。今日は5月10日金曜日。早速やっていきましょう。聞くだけちょっと気になる今日の経済ニュース。まず一つ目はこちらから。ロイターから。
経常黒字の増加
経常黒字が過去最大25兆円超を増える投資収益拡大に関流せず。読みます。財務省が10日発表した国際収支速報によると、2023年度の経常収支は25兆3390億円の黒字だった。
貿易や家事が縮小する一方で企業の投資収益が大幅に増え、年度の累積黒字額は過去最大となった。
黒字拡大は本来なら円高要因とされるが、逆に円安が進み、海外での化石が貫流しにくい現状を印象付ける格好となった。
ということで2年ぶりに経常黒字は増加してますよ。まあその前に経常収支って何ですかっていう問題がありますから、これちょっとだけ言っておきましょうか。
国際収支統計の一つなんですけど、内訳。内訳は輸出から輸入を差し引いた貿易収支。日本は例えば産業用機械とか自動車とかを輸出して代わりに原材料とか石油を輸入してますよね。これは貿易収支。
他にはこの経常収支の内訳ですよ。貿易収支があって、旅行ね。海外旅行こちらから行って向こうから来てとかあるいは特許の使用料とかですよ。
これがサービス収支。配当とか利子のやり取りですよね。第一次所得収支っていうのをやって、海外の子会社ですよね。そこから配当を受け取ったりとか。これが第一次所得収支。
第二次所得収支っていうのがあるんですけど、これは無償資金援助とかなので、まあ第二次あんまり関係ないかなということなんで、主に貿易収支とサービス収支と第一次所得収支。
これのプラスマイナスですよ。これが経常収支ということになって、1985年以来というか以降かな。比較可能なのが1985年以降ですから、過去最大ということになってますよ。
ちなみにそれまでの最大は2007年ですから、この時は24兆円ほどなんですよ。そこをもう1兆円ほど上回って25兆3000億円台ということになってますよ。
で、貿易収支は前年度っていうか、この統計2023年度、3兆5000億ほどの赤字。ただしその前がもっと赤字幅大きかったんで減りましたよ。
円安だったので輸出は増えました。輸出は増えて輸入は減ったと。結構減ってますからね。輸入は10%ほど減ってますよ。
円安なんですけど、エネルギー価格がちょっと安定したというか下がったということで減ってます。まあ共に100兆円台ぐらいで差し引きマイナスですからね、貿易収支は。3兆円ほどの赤字ですよ。
で、この経常収支の内訳でバカでかい黒字は第一次所得収支ですよ。利子、配当、海外の子会社からの受け取り、これが35兆5000億ほどなんでめちゃめちゃでかいですよ。
ただし、もうこのお金の大部分は日本に帰ってこない。現地の子会社での利益はそのまんまそこで投資されてますよ。
まあ一部ね、配当とかでっていうことはありますけど、まあ大部分はまた工場とか設備とかに投資されて、もう日本には帰ってきませんよっていう、まあそんな感じみたいですね、どうやら。
これ本来ならこういう数字が出てたら円高方向に進むんですけど、今やどうですかみたいな、そんな感じになってますよね。
まあこういう経常収支の内訳、貿易収支がちょっと赤字、第一次所得収支は大幅黒字、配当利子ですよ。
なのでね、円安これは放置されるかなという感じですね。
これ我々一般の国民の普通の人々は輸入物価が上がるとやっぱちょっとね、マイナスというか生活にとってはマイナスになるのでガソリンがまず上がりますよ。
電気とかも上がりますよね、電気代上がってますよね。食料も輸入してるの多いんで、それも上がりますよね。
などなど物価上がりますけど、今度は輸出産業あるいは海外に子会社を持っているところはこれはプラスですよ。
まあ昨日も言いましたけど、豊田は典型例ですよね、5兆円ですよ。
5兆円の営業利益、だけど我々はちょっと苦しい。
まあどちらがいいのかなこれ。
ただし苦しいけど給料も上がってますよ。
旬とで上がりましたよね、のきなみ。
で、こういう自動車業界とかの子会社とかに波及していくのはこれから先かな、もうちょい先になりそうですけどね。
まあ子会社に波及というのは子会社の業績が良くなってお給料も上がる。
もうちょっとかかるかもしれないんですけど、まあでもちょっと円高の方が120円ぐらいの方が我々にとっては心地いいですよとちょっとだけ思いながら次のニュース行ってみましょう。
で、さっきのニュースとちょっと関連するようなニュース。日経新聞から来てます。
実質賃金のマイナス
実質賃金プラスへ逆風。3月2.5%減。24ヶ月連続マイナス。円安減入高。賃上げ減債。読みます。
働く人の購買力低迷が長引いている。賃金から物価の影響を除いた実質賃金は3月まで24ヶ月連続のマイナスになった。
足元で急激な円安が進み、現有価格の高騰も続く中、物価高が再び加速する懸念もある。
春冬で実現した高い賃上げも総裁されかねない。ということで、実質賃金というのはお給料上がりましたよね。
春冬でね。上がってるんですけど、物価高というかインフレ率で割り戻すと下がってるっていう、まあインフレを考慮したものですよ。
これが実質賃金。給料の伸び以上に要するに物価の方が上がっているので、お給料の伸びが超えないと実質賃金はプラスになれませんよという、まあそういうお話ですよ。
せっかくさっきのね、もう莫大な形状黒字なんですけど、リーマンショックの前年ですよ。それまでの形状黒字の最大は。それを超えてきましたけど、なんか時間ないですよみたいな、そんな感じになってませんか?
なってますよね。春冬でお給料は上がったとはいえ、厚労省の統計で名目賃金ですよね。あのインフレ率で割り戻す前の名目賃金は現金給与総額はわずか0.6%の増加なんですよ。
2.5%は実質賃金が2.5%の減少。名目では0.6%上がってるんですけど、2.5%の実質賃金もマイナスなんで、もっとですよね。
3%とか超えてる物価の上昇になるんじゃないかなということですよ。さっきの円安の影響も含めて、今年はね、ひょっとしたら物価上昇率は2%台前半から下手すると3%台ぐらいまでいくかもしれないので、
まあそうすると早くて夏ぐらいじゃないと実質賃金がプラスに転じるのが正しい。ここでも正しいなんですけど、人手不足になってるんで、パートとかアルバイトのお給料も上がってますからね。5%ぐらいプラスらしいので、5%と3%だとこれはプラスになるかもしれないですよ。
正しいってまた正しいなんですけど、これはパートとかアルバイトなんで、春冬の場合はお給料が上がったといって、あれは大企業の正社員がメインなのである意味限定されてますよね。正社員とか非正規とかなぜ同じ仕事をやってるのに待遇があまりにも違うんだというのもありますけど、これは近い将来ですけどテーマになってきますよ。
海外から見たら異様に見えるらしいんで、同じお仕事をやってるのになぜ違うの?正社とか非正規とかあって、あるいは本社と子会社の違いもありますからね。本社じゃなくて親会社と子会社とかの違いもありますからね。
で、夏ごろ実質賃金がプラスになるんじゃないかっていうプラス要因は6月から所得税、住民税の定額減税が始まりますよ。で、春冬の賃上げが本格化するのが6から8月ぐらいかな。反映してくるのがね。っていうことなんで、そこでうまくいけば。
ただし、円安がこのまま続いて中東情勢がまた悪化してエネルギー価格とか上がると、そうも言っておれなくなる。まあどちらに来るんかなということで、たまには実質賃金上がっていただいたらいいんじゃないかなと思いながら、最後のニュース行ってみましょう。最後のニュースは日経新聞から
米利回り逆転の現状
最長の米利回り逆転。経験則なら不協和。軟着力に懸念。読みます。米国債券市場で長期金利が単中期の金利を下回る逆イールドが1年10ヶ月続いている。第二次世界大戦後で最も長いインフレ圧力が根強く高水準の政策金利が続いているためだ。逆イールドは景気交代と顔安の養長とされる。
今回は楽観する声が多いが、金融引き締めが長引くとともにリスクも増している。ということで逆イールド、もう1年10ヶ月になってきましたが、ということはまあ600、1年10ヶ月っていうのはもう600日は余裕で超えてるっていうことですよ。で500日を超えると危ない危ないと言われてますよ。
ただし今の段階ではこの今の逆イールドは大丈夫じゃない?っていう声が多いので、なんでかというと物価が上がって金利も上がっているのでそれほど急激でもないというか、まぁまぁまぁ急激なんですけど一応5%ほどのところで5%台で止まっているっていうことなんで、これ以上そんなに上がれそうにもないので、かえってこれは株にとってプラスじゃない?っていう声は確かにありますよ。
でさっきも言いました、これは第二次世界大戦後最長ですからね逆イールドっていうのは。もう1回言いますけど長期金利よりも中短の金利の方が高い。普通なら長く借りるとそちらの方が金利高くなるんですけど、住宅ロンでもそうですよね。
まあ5年とか10年の固定の住宅ロンを借りるよりも35年の住宅ロンを借りた方が固定金利ですよね。普通は同じ銀行ならそっちの方が金利長い方が高いんですけど、今回は短い方が高くなってますよっていうまあこういうお話ですよ。じゃあ今までこの500日を超えたのが実は3回ありましてですね。これがまずなんと2008年これはリーマンショックの前ですよ。この時500日を超えてますよ。
でもう一つは1974年。この時30%ぐらいニューヨークダブル下がってるのかな。1974年。その前の1973年も含めるとだいたい半分ぐらいに株価なってますよ。で500日以上の逆イールド状態が続いたっていうのを3回やりますよっていうニューヨーク株の歴史の中でね。最後のもう1回はなんと1929年ですからこの時は皆さんご存知の株価暴落ですよ。ニューヨーク市場の日にちまでありますよね。
10月24日でしたっけ。今ちょっと手元にないんで暗黒の木曜日ここからスタートしてで翌週ですよね。翌週の火曜日は暗黒の火曜日とか悲劇の火曜日とかいう言い方がありますけど、まあその1929年この10月の暴落が始まる前にも逆イールドが500日以上続いた状態だったわけですよ。これは当然日本にも波及して昭和4年ですからね1929年というのは昭和恐慌ですよ。
日本はねまだダメージ少なかったとはいえ高橋コレキヨーとかがいたんでねダメージ少ないというか脱するのが早かったと言った方がいいかな。お金吸って銀行にあの見せ金として届けたわけですよ。もう片面しか吸ってないお金を印刷してない片面しか印刷してないお金をお札を積み上げたわけですよ。銀行のカウンターのところに大丈夫と取り付け作業を送るんでそうすると自分のお金も出して出してと
預金ね預金を割れも割れも早く下ろさせてくださいとこれ一定のところでお金がなくなったらもうアウトなんで銀行はそのパニックを起こさせないために片面しか印刷してないお札を大量に積んだとかまあそういう逸話もいっぱいありますよ
ニューヨークに戻るとニューヨークは1929年から32年にかけて株価ニューヨークダウンは約10分の1になりましたからね
アメリカは銀行がもう何千と潰れたんじゃないかなアメリカの約10分の1になった株価ニューヨークダウンが10分の1になってこれを回復したのは25年かかってますから
日本は30何年34年かなかかりましたけどアメリカは25年かかってやっと前回高値奪還ですよねこれが1929年の逆イールドが500日越えというかこの時は逆イールド状態が700日ぐらい続いたらしいので
今660とかなんかそれぐらいですよ1年10ヶ月と書いてるんでマグマが溜まりつつあるかな
あでも冒頭言ったように楽観論は当然ありますから逆イールドが続いて壊滅するかどうかっていうのははっきり言ってわかりません
今わからないんですけどまあこういう状態だというのをちょっとわかっといていただいたら
我々も理解しといて理解しながらやったらいいんじゃないかなということで本日も終わっていってみましょう
じゃあ本日もご静聴どうもありがとうございました
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