経常黒字が過去最大25兆円超を増える投資収益拡大に関流せず。読みます。財務省が10日発表した国際収支速報によると、2023年度の経常収支は25兆3390億円の黒字だった。
貿易や家事が縮小する一方で企業の投資収益が大幅に増え、年度の累積黒字額は過去最大となった。
黒字拡大は本来なら円高要因とされるが、逆に円安が進み、海外での化石が貫流しにくい現状を印象付ける格好となった。
ということで2年ぶりに経常黒字は増加してますよ。まあその前に経常収支って何ですかっていう問題がありますから、これちょっとだけ言っておきましょうか。
国際収支統計の一つなんですけど、内訳。内訳は輸出から輸入を差し引いた貿易収支。日本は例えば産業用機械とか自動車とかを輸出して代わりに原材料とか石油を輸入してますよね。これは貿易収支。
他にはこの経常収支の内訳ですよ。貿易収支があって、旅行ね。海外旅行こちらから行って向こうから来てとかあるいは特許の使用料とかですよ。
これがサービス収支。配当とか利子のやり取りですよね。第一次所得収支っていうのをやって、海外の子会社ですよね。そこから配当を受け取ったりとか。これが第一次所得収支。
第二次所得収支っていうのがあるんですけど、これは無償資金援助とかなので、まあ第二次あんまり関係ないかなということなんで、主に貿易収支とサービス収支と第一次所得収支。
これのプラスマイナスですよ。これが経常収支ということになって、1985年以来というか以降かな。比較可能なのが1985年以降ですから、過去最大ということになってますよ。
ちなみにそれまでの最大は2007年ですから、この時は24兆円ほどなんですよ。そこをもう1兆円ほど上回って25兆3000億円台ということになってますよ。
で、貿易収支は前年度っていうか、この統計2023年度、3兆5000億ほどの赤字。ただしその前がもっと赤字幅大きかったんで減りましたよ。
円安だったので輸出は増えました。輸出は増えて輸入は減ったと。結構減ってますからね。輸入は10%ほど減ってますよ。
円安なんですけど、エネルギー価格がちょっと安定したというか下がったということで減ってます。まあ共に100兆円台ぐらいで差し引きマイナスですからね、貿易収支は。3兆円ほどの赤字ですよ。
で、この経常収支の内訳でバカでかい黒字は第一次所得収支ですよ。利子、配当、海外の子会社からの受け取り、これが35兆5000億ほどなんでめちゃめちゃでかいですよ。
ただし、もうこのお金の大部分は日本に帰ってこない。現地の子会社での利益はそのまんまそこで投資されてますよ。
まあ一部ね、配当とかでっていうことはありますけど、まあ大部分はまた工場とか設備とかに投資されて、もう日本には帰ってきませんよっていう、まあそんな感じみたいですね、どうやら。
これ本来ならこういう数字が出てたら円高方向に進むんですけど、今やどうですかみたいな、そんな感じになってますよね。
まあこういう経常収支の内訳、貿易収支がちょっと赤字、第一次所得収支は大幅黒字、配当利子ですよ。
なのでね、円安これは放置されるかなという感じですね。
これ我々一般の国民の普通の人々は輸入物価が上がるとやっぱちょっとね、マイナスというか生活にとってはマイナスになるのでガソリンがまず上がりますよ。
電気とかも上がりますよね、電気代上がってますよね。食料も輸入してるの多いんで、それも上がりますよね。
などなど物価上がりますけど、今度は輸出産業あるいは海外に子会社を持っているところはこれはプラスですよ。
まあ昨日も言いましたけど、豊田は典型例ですよね、5兆円ですよ。
5兆円の営業利益、だけど我々はちょっと苦しい。
まあどちらがいいのかなこれ。
ただし苦しいけど給料も上がってますよ。
旬とで上がりましたよね、のきなみ。
で、こういう自動車業界とかの子会社とかに波及していくのはこれから先かな、もうちょい先になりそうですけどね。
まあ子会社に波及というのは子会社の業績が良くなってお給料も上がる。
もうちょっとかかるかもしれないんですけど、まあでもちょっと円高の方が120円ぐらいの方が我々にとっては心地いいですよとちょっとだけ思いながら次のニュース行ってみましょう。
で、さっきのニュースとちょっと関連するようなニュース。日経新聞から来てます。
最長の米利回り逆転。経験則なら不協和。軟着力に懸念。読みます。米国債券市場で長期金利が単中期の金利を下回る逆イールドが1年10ヶ月続いている。第二次世界大戦後で最も長いインフレ圧力が根強く高水準の政策金利が続いているためだ。逆イールドは景気交代と顔安の養長とされる。
今回は楽観する声が多いが、金融引き締めが長引くとともにリスクも増している。ということで逆イールド、もう1年10ヶ月になってきましたが、ということはまあ600、1年10ヶ月っていうのはもう600日は余裕で超えてるっていうことですよ。で500日を超えると危ない危ないと言われてますよ。
ただし今の段階ではこの今の逆イールドは大丈夫じゃない?っていう声が多いので、なんでかというと物価が上がって金利も上がっているのでそれほど急激でもないというか、まぁまぁまぁ急激なんですけど一応5%ほどのところで5%台で止まっているっていうことなんで、これ以上そんなに上がれそうにもないので、かえってこれは株にとってプラスじゃない?っていう声は確かにありますよ。
でさっきも言いました、これは第二次世界大戦後最長ですからね逆イールドっていうのは。もう1回言いますけど長期金利よりも中短の金利の方が高い。普通なら長く借りるとそちらの方が金利高くなるんですけど、住宅ロンでもそうですよね。
まあ5年とか10年の固定の住宅ロンを借りるよりも35年の住宅ロンを借りた方が固定金利ですよね。普通は同じ銀行ならそっちの方が金利長い方が高いんですけど、今回は短い方が高くなってますよっていうまあこういうお話ですよ。じゃあ今までこの500日を超えたのが実は3回ありましてですね。これがまずなんと2008年これはリーマンショックの前ですよ。この時500日を超えてますよ。
でもう一つは1974年。この時30%ぐらいニューヨークダブル下がってるのかな。1974年。その前の1973年も含めるとだいたい半分ぐらいに株価なってますよ。で500日以上の逆イールド状態が続いたっていうのを3回やりますよっていうニューヨーク株の歴史の中でね。最後のもう1回はなんと1929年ですからこの時は皆さんご存知の株価暴落ですよ。ニューヨーク市場の日にちまでありますよね。
10月24日でしたっけ。今ちょっと手元にないんで暗黒の木曜日ここからスタートしてで翌週ですよね。翌週の火曜日は暗黒の火曜日とか悲劇の火曜日とかいう言い方がありますけど、まあその1929年この10月の暴落が始まる前にも逆イールドが500日以上続いた状態だったわけですよ。これは当然日本にも波及して昭和4年ですからね1929年というのは昭和恐慌ですよ。
日本はねまだダメージ少なかったとはいえ高橋コレキヨーとかがいたんでねダメージ少ないというか脱するのが早かったと言った方がいいかな。お金吸って銀行にあの見せ金として届けたわけですよ。もう片面しか吸ってないお金を印刷してない片面しか印刷してないお金をお札を積み上げたわけですよ。銀行のカウンターのところに大丈夫と取り付け作業を送るんでそうすると自分のお金も出して出してと
預金ね預金を割れも割れも早く下ろさせてくださいとこれ一定のところでお金がなくなったらもうアウトなんで銀行はそのパニックを起こさせないために片面しか印刷してないお札を大量に積んだとかまあそういう逸話もいっぱいありますよ
ニューヨークに戻るとニューヨークは1929年から32年にかけて株価ニューヨークダウンは約10分の1になりましたからね
アメリカは銀行がもう何千と潰れたんじゃないかなアメリカの約10分の1になった株価ニューヨークダウンが10分の1になってこれを回復したのは25年かかってますから
日本は30何年34年かなかかりましたけどアメリカは25年かかってやっと前回高値奪還ですよねこれが1929年の逆イールドが500日越えというかこの時は逆イールド状態が700日ぐらい続いたらしいので
今660とかなんかそれぐらいですよ1年10ヶ月と書いてるんでマグマが溜まりつつあるかな
あでも冒頭言ったように楽観論は当然ありますから逆イールドが続いて壊滅するかどうかっていうのははっきり言ってわかりません
今わからないんですけどまあこういう状態だというのをちょっとわかっといていただいたら
我々も理解しといて理解しながらやったらいいんじゃないかなということで本日も終わっていってみましょう
じゃあ本日もご静聴どうもありがとうございました