リズムとパルスの重要性
おはようございます。リズムの練習をしていきます。
続きまして、本を読んでいきます。
要は、パルスを正確にすること。
リズムを演奏する際に、パルスが大切な、大事な役割を果たしていることについて説明してきました。
もしあなたが、リズムの正確さを欲しているならば、要はパルスの正確さを養えばいいわけです。
ただし、勘違いしないでください。パルスが正確になっても、躍動感あふれるリズムになるのではありません。
これは、うまいプレイヤーの生きたリズムを繰り返し聞き込むことで徐々に養われていくのですから、
ともあれ、リズムに正確さが加わるということは、それが狂いがちになる人にとっては大いに練習すべき課題になるはずです。
そこが未解決のまま、いくら躍動感に満ちたリズム表現を狙っても、リズム自体に正確さが伴っていなければ何にもなりません。
それでは、パルスの正確さを体の中に深く染み込ませるようにするには、一体どんな練習が考えられるでしょうか。
一番手軽で簡単にできる練習は、携帯用のメトロノームを持ち歩き、
いつでもどこでも練習したいなと思ったらイヤホンで聞き取り、機械が作り出す正確なテンポを覚えてしまうことです。
また雨の日など、車のワイパーの動きに注目すると、まるでメトロノームの振り子、
まああれほど正確な記載が期待できませんが、のように左右に揺れているのに気がつきます。
これをうまく使ってパルスの正確さを養うトレーニング相手に利用するのも一つの手でしょう。
電話の呼び出し音からお話のツーツーという音、横断歩道を渡るときに走られている信号音、
時計のカチカチという刻み、これはアナログタイプの秒針の刻み、
に至るまで生活の中になっている、とにかくデジタルサウンドというのはことごとく利用できます。
ということでですね、パルスを正確にしましょう、というやつですね。
はい、えー、これです。