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おはようございます。今日は3月23日、ちょっと早いですね。朝6時ぐらいです。トークの75回目です。
今日はですね、民主主義、民主主義ということを考えていきたいと思います。
民主主義というのはですね、実は僕の一つのテーマなんですよね。
そんなのをテーマにしてる人って思わないのかもしれないけど。
大事だと思うんですけど、民主主義って何なのかなーっていうことを、
時々でも考えてみたらいいと思うんですよね。
ただ、学校で習う民主主義というか、今一般的に思われている民主主義と、
民主主義って何かというと、民が主ですよね。民が主が民主主義ですからね。
国民が主が民主主義ですよね。
基本的な考えがそもそもできてないと思うんですよ。できてないって。
例えばですね、100人いたとしましょう。世界が100人の国だったらという感じで、
100人の国で多数決を決めましょう。
99対1になりました。当然99の方の意見を採用しますよね。
多数決という考え方です。
ところが民主主義は違います。
一人の人の意見をいかに聞くか、一人の人がいかに良くなるかを考えるのが民主主義ですね。
多数決じゃない、逆です。少数派の人の話をどれだけ聞けるかが民主主義なわけですわ。
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それがそもそも違いますよね。
多数決で話し合うのが民主主義じゃない。
多数決で決定するのが民主主義ではありません。
話し合いで決めるのが民主主義。
ただ多数決のいいところは早いんですよね。
話し合いだといつまで経っても決まらないという。
それはあるんですよね。
でも基本は99対1になって、じゃあ99決定じゃなくて、この一人の人をどれだけ話が聞けるかが民主主義じゃないかなと思うんですよね。
だから多数決じゃなくて、いかに少数派の人の話が聞けるか。
これは僕が考えた話ではないですよ。
アメリカという国は世界で一番民主主義と呼ばれている国だと思うんです。
アメリカというかアメリカが民主主義を作ったわけですからね。
アメリカってどういう国かというとですね。
いろいろあるとは思うんですけど。
ストレートに言ったら当時のヨーロッパで少数派だった人が作った国ですよね。
要はプロテスタントが作った国、プロテスタント。
当時ヨーロッパではカトリックという宗教が、キリスト教の宗派が主流で、
プロテスタントという人が少数派でいじめられていたわけですよね。
それが嫌で新天地アメリカというところで。
だからもともと少数派の人なんですよ。アメリカの民主主義を作った人。
だからもちろんアメリカでも多数決という考えはあると思うんですが。
だからそこをちゃんとわかってるんですよね。
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根本部分を。多数決というのはあんまり良くないけど、
とはいえ話し合っても決まらないでしょっていうのをちゃんとわかってるんですよね。
少数派の意見をいかに聞くか。
そこを99対1になった時、この一人をいかに大切にするかというか、
話し合えるか、いかに納得いく答えを導くかみたいな。
そういうことが根本的にわかっているんじゃないかなと思うんですよね。
アメリカの人たちがそもそも少数派だったわけですからね。
最近台湾のIT関係のオードリー・ダンさんという人の本を読んだんですけど、
その人も同じことを言っていましたね。
少数派の意見をいかに聞くかみたいな。
僕は民主主義というのはですね、日本の民主主義というのは自分たちで作り上げたんじゃないんですよね。
他の国の民主主義というのは民主主義をみなさん勝ち取った民主主義なんですよね。
日本人が民主主義ってよくわかってないのは、自分たちで民主主義を作ったような歴史がないからじゃないかなと思うんですよね。
江戸時代というのはね、稀に見るというか、
稀に見るとよくできた、江戸時代は長かったですね。
江戸時代というのはすごくよくできた支配者の人がいてですね。
あれはそこまでよくできた支配者ってそういないとは思うんですけど。
で明治になって、本当の民主主義戦後ですよね。戦後。
戦後なんとなく、誰かが誰かというか、アメリカだと思うんですけど。
こんな感じでやっとけみたいな感じでやってきた民主主義なので、自分たちで民主主義を勝ち取ったっていうのがないんですよね。
だから民主主義について学ぶこともなく、
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でもね、僕は小学生に対する民主主義の本みたいなのをね、戦後に出たそういう民主主義みたいな本を読んだことがあるんですけど。
そこはね、民主主義とは多数決ですって書いてたから。
だから最初の時点では間違えてたんだろうな。多数決ではないが民主主義なんだよなとか思いつつ。
でもまあ教科書にもそう書いてたんで。
民主主義は多数決です。多数決で決めることですって書いてたんで。
小学生の教科書にね。それは間違いなんだよなとか思いつつ。
だから多くの人が今の日本って自分たちで民主主義を作ったことがないんだなと思って。
だから僕たちの時代ね、今はね、いまいちのちゃんと民主主義っていうことを考えてですね、
自分たちで作っていけたらなあというのが僕の一つの活動かなとは思っているんですけど。
とはいえね、そんな難しいこと言ってもしょうがないので、そんな感じにしておきます。
はい、じゃあありがとうございました。
