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2025-08-09 05:26

リズム練習225 from Radiotalk

サマリー

リズム練習225では、言葉のリズムが日本語と英語でどのように異なるかを具体例を挙げて説明しています。

リズムの影響と比較
おはようございます。リズムの練習をしていきます。225ですよね。
えーっと、こうなります。
えーっと、言葉のリズムからの影響。
先に、リズムの聞こえ方は誰に教わることもなく、自然に養われるものだと言いましたが、
そこには紛れもなく大きな影響力として働いている者に言葉があります。
普段、毎日喋る言葉ですから、リズムに影響を及ぼさないはずはありません。
面白い例を一つ紹介しましょう。
これはドラムセットという日本語とドラムセットという英語のリズムを比較したものをリズム上に和らわしたものです。
日本語だとドラムセット、英語だとドラムセット。
見事といってほど、リズムが違うのがわかります。
日本語のリズムは一拍目から三連符で刻まれるように感じられますが、英語のリズムではまさにそれはアップビート。
前の小節が次の小節の一拍目にかけてリズムが刻み込まれるように感じられます。
実際、僕の知り合いの外人ドラムにこの譜面を見たら、うん、確かにそうだと言って笑っていました。
ここで理解してもらいたいのは、洋楽は日本語じゃダメなんだということではありません。
洋楽にあれほどまで登場してくるアップビート、日本で使われるアウフタクトも含めて、小節の場をまたぐ形のフレーズが多いのも、
彼らにとってはそれがごく普通に普段の日常会や会話レベルで使われるリズムであり、僕らにはそれがないということです。
見方を変えれば僕らのようには彼らはできないのです。
それもこれも日本語というオンビート的な言語を毎日使って会話し思考し夢まで見るように、言葉のリズム感にどっぷり浸っているからでしょう。
だから僕らが洋楽のリズムをやるにはある程度意識的にならなければなりません。
そこには限界がないわけではありませんが、練習の工夫次第でかなりそこに近づくことが可能です。
ともあり大切なのは、普段のリズム感がこれだけ違うということのハート、僕らにあったリズムのマニュアルでしょう。
海外でのリズムマニュアルを本場のものとしてそのまま持ち込むような姿勢はもはや意味があるとは思えません。
やはり僕ら向けの洋楽リズムのマニュアルが必要なのではないでしょうか。
はい、以上です。
05:26

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