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2024-03-17 41:56

#32【哲学編】アリストテレス最難関回

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 誰かの好奇心を刺激する!神・ラジオ! この番組は普段の暮らしでは何の役にも立たない歴史・神話・都市伝説を酒のツマミに、 無責任だけど割とガチで話すフリートーク番組です。 第1、第3日曜日、19時に配信しております。 【出演】 トオル( ⁠⁠⁠https://www.instagram.com/arai_jacob_toru/⁠⁠⁠ )⁠⁠⁠ フジイ ( ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/365_works/⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ) ◆Spotify ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://open.spotify.com/show/62YMuq0vTeAUoZ3ThEk6Zs?si=5bc150ad674846a3 ⁠⁠⁠⁠ ◆YouTube ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ / ⁠⁠⁠⁠@shin-radio⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠ 【お問い合わせ】 番組へのご意見・ご感想は、 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠2022shinradio@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ まで。 【提供】 立ち飲み余市( ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/proshirout/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ )

サマリー

大人気番組『神ラジオ』の第32回目の放送では、アリストテレスの哲学をテーマに、自己実現や本質の探求について語られています。アリストテレスの考えは難解ですが、物体の軽相と質量、徳の話などを通じて分かりやすく解説されています。アリストテレスと仲良くなれない原因を話し、アリストテレスが魂の優れた在り方としてアレテを重視し、理性と人柄が魂に必要なことであると述べています。アリストテレスの考える真ん中を目指すことが重要であり、自分のスタンスを持つことも大事です。

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誰かの好奇心を刺激する、神ラジオ。
毎月、第1・第3日曜、19時オンエア。
この番組は、普段の暮らしでは役に立たないが、
酒の咳では役に立つ歴史や神話、都市伝説を酒のつまみに、
無責任だけど割とガチで話すフリートーク番組です。
第32回目の今回も、自分の生き様を見つけるヒントを、
アリストテレスの哲学からしっかり学んでいきたいと思います。
はい、こんばんは、トールです。
こんばんは、フジーです。
はい、始まりました。神ラジオ第32回目の放送。
アリストテレス回ということで、前回もアリストテレス。
どんなことを思っている人なのかっていうところをやりましたね。
そうですね。続く第2回ということで。
そんな感じでしたね。第2回ということで。
アリストテレスについてはですね、僕すごく前の回でも言ったように、
苦手な人だなと思ったんですけど、
そんなことなかったなっていうのを気づけてよかったなと思いました。
そうですね。トールさんの翻訳で、非常にとっつきやすく感じました。
そう、とっつきやすい人でした。
人は最終的に幸せになるために生きてるんだみたいな、分かりやすいこととね、
そのためには真ん中を行くんだ、重要な状態を目指すんだみたいな、
かなり分かりやすい人だなと思ったんですが、
が?
思ったんですが、なんかね、これね、倫理の教科書というか、高校受験なのかな?大学受験なのかな?
で、倫理って出る、なんかそういう学問が、学問というか試験があるんですよね。
はいはいはい。
僕は受けたことがないので分かりませんが。
で、その試験を受けるときには、アリストテレスの、やっぱり結構出題率っていうのが高いらしく。
しかも、学問としてのちゃんとした用語だったりとか、体系立てて話す感じとか、それがね、とても重要らしいんですよ。
ほう、なるほど。
ということで今日は、ちょっとね、そこをやってみようかなと思って、難しい話を。
やっぱり哲学、ややこしそうってなりそうですね。
ややこしそうっていう、そうそうそう。そうなんですよ。
前回でね、だいぶ優しい感じがしたんですが、そうでもなさそうですね。
そう、そうなんです。普通逆だよね。なんかやって、難しかったからこういう風に読み解きましたみたいなのに、
先に読み解いちゃってから、後で難しいことを言うっていう話になりますが、
まあ、やっといて損はないかなと思いますので、僕もですね、勉強しててわけわかんないなと思いながら勉強してたので、
皆様にもそう思われるかもしれませんが、何かヒントになるようなことも出てくるかなと思いますので、ぜひともよろしくお願いします。
はい、心して。
はい、でもね、これね、僕も今最近ちょっと心が、なんていうんですかね、哲学をやってたことによって落ち着いたりとかしてたんですけど、やっぱりね、疲れてきますね。
疲れる。
なるほど。
いろいろあると疲れるので、ここで再びちゃんと倫理学とか、哲学とか、改めてこういうこと大事だなって思うことはね、
急用ではないですけど、いい刺激?違うな。
そうですね。
勉強?学び?になってますね。
そうですね。改めてこの話を聞いてね、心がまたぐっと通ればいいですね。
そうですね。
はい、とはいえお酒は飲みますので、
今日はね、前回は朝でしたが、今日は夜、深夜、もう11時ですね。
はい。
遅くなりました、仕事で。
で、前回宮崎に出張行った時に買った宮崎の地酒、清酒、千徳をいただこうかと思います。
これ初めて飲むんですよ。
なんかかっこいいですね。
延岡にある千徳酒造さんの。ずっと気になってはいたんですけど。
そして来週もまた宮崎に行くという。
もう半分宮崎の人間じゃないですか、ともさんは。
宮崎ですね、もうね、むちゃくちゃ行ってるよね。
開け方が変だった。しかもこぼれそう。
ワンカップみたいなやつですよね。
あ、そうそうそう。
僕はちょっと前に関西出張だったので、
ミックチュ、二十歳からのミックチュジュウチュサワー。
最高ですね。
ミックチュジュウチュね、あの大阪のね、あれのサワーがある。
霊酒とミックチュジュウチュと全然違う二つです。
すごい運命の差ですが。
じゃあ今日もよろしくお願いします。
乾杯!
酒らしい酒だね、これは。飲みやすいという感じではなくて。
日本酒になるんですか?
日本酒ですね。
日本酒ですね。清酒なんで。
醸造アルコールでございます。
明日頭痛くなるかな、これ。
はい、ということで。
ソクラテスさん、プラトンさんと来て、
三鉄、三人の鉄人と書いて三鉄の最後、アリストテレスさん。
アリストテレスさんね、頭良すぎて難しいんですよ、きっと。
頭良すぎる人って何言ってるか時々わからない時あるじゃないですか。
そうですね。
現代で言うと、落合さんとか、何言ってるかわからない時とか。
頭良い人はあるあるかもしれないですね。
今日はそこをちょっと掘っていくんですけども、
ただね、大きく二つ話せるかなと思っていて、
一つはですね、一つはわかりやすい。
徳の話ですよ、徳の話。
徳ですね、プラトンさんの時もありましたね。
徳を積むとかさ、言ってたじゃないですか。
それをアリストテレス的に考えた徳の話。
で、その徳の話に行くまでに、一つちょっと山を登らないといけないんですけど、
軽相と質量
それが、軽相と質量っていうテーマなんですよ。
軽相と質量。
軽相と質量。
質量はあれですか?
なんか重さとかそういう意味の質量とかってことですか?
質量っていうのはですね、物事は何からできてるかっていう物体のことですね。
もうそこから理解したつもりになったけど、違いましたね。
重さじゃないですよ。
物体、何からできてるのこれはっていうもの。
要は物事っていうのは軽相と質量でできてるよっていうふうに説明をしてて、
もうその時点で超むずいんですけど、アリストテレスは観察する人じゃないですか。
なんでも。
そうでしたね。
で、プラトンのようにイデア界とかこういう架空のところに本質を置くんじゃなくて、
現実にあるんだ本質はって言ってる人なんで、
じゃあそれはどこにあるのか。まずは物体を観察しよう。
で、観察したところ、物体っていうのは軽相と質量でできているっていうふうに定義をするわけですね。
なるほど、なるほど。
で、何からできてるのかっていう物体はさっき言った質量で、
その質量が何であるのかっていうのが軽相と呼びます。
形に相性の合うっていう字で軽相ですね。
形に相性の合う。
で、これね、でも分かんないじゃないですか。
で、分かんないから、例えば人間で言うと質量っていうのは肉体のことで、
軽相っていうのは魂のことですと。
肉体と魂。
うん、肉体と魂。
肉体、物体があって、で、その物体は何であるのかっていうのは魂が入ることによって、
人間としてここにありますよってことですね。
ほうほうほう、なるほど。
要は、物事の本質は事物に内在するという考えを持っているわけですね。
事物に内在する、事物?
言ってて面白い。
本質っていうのは物の中にあるよっていうことを言ったんです。
イデア界にはなくて、中にあるんだと。その物の中にある。
内在しているんだって言ってるのが、アリストテレスの本質の居場所です。
おー、なるほど。それが、ほうほうほう。
まず、分かりました?
まずは、はい。
系層と質量は分かりました?分かりました?
それぞれの意味合いは分かりました。はい。
分かりました。でね、これね、何かね、例えが、何かいろんな本を読んでも、例えば何か大体どんぐりで書いてあるので、どんぐりで話すと、
どんぐり?
そう、どんぐり。で、どんぐりの質量っていうのは、どんぐりなんですよ。その物のことなんですよ。どんぐり。
はい。
で、どんぐりは、何でありたいかっていうのを、どんぐりさんはですね、菓子の木になりたいって思ってるらしいんです。
どんぐり。私は今どんぐりだけど、土植えられて、水が入ってきて成長して、菓子の木になりたいって思っていると。
どんぐりから神へ
そういうことを、さっき言った、まず質量はどんぐりだけど、形相は菓子の木になりたいって思っていることなんですよ。
なるほど。どんぐりの魂の部分はそこってことですね?菓子の木になりたいって。
そうそう。魂の部分は菓子の木になりたいと思っている。
で、じゃあそれを実現するために、3つ実現する方法があるんですけど。
はい。
どんぐりさんはですね、自分の能力に基づく運動や成長を行うっていうパターンと、自分でなんとか菓子になるっていうパターンと、
あとはそのどんぐりに他人とか他のところの事象からの働きかけによって菓子になるっていうパターンと、
あとは自分が100%こう、私は100%菓子の木になりたいんだっていう欲求。
ほう。
この3つ持っていることが大事だと言ってます。
はぁはぁはぁはぁはぁ。
みんなこれついてきてね、これ。
なかなかでも最後の。
簡単に言うとどんぐりは菓子の木になりたいって思ってて、けどまだどんぐりの状態なんで、菓子の木になりたいを実現してない状態じゃないですか。
そうですね。
でもそれって実現してない状態っていうだけで、実現できる可能性がある状態とも言えるじゃないですか。
なるほど。
どんぐりは菓子の木になる可能性がある。
どんぐりが例えば桜の木になりたいと思ってもなれないから、そこはあれですよね、可能性がない方を思ってないってことですよね。
まあそれ言うことにしておきましょう。
ほうほうほうほう。
どんぐりはですね、要は菓子の木になる可能性がある物体ということで、可能体と言います、どんぐりは。
可能体、はいはいはい。
で、そのどんぐりは菓子の木になりたいって思っていながらも、自分でなることもできるんだけど、そのままね。
でも誰かに土に植えてもらって水をもらうっていうことによって菓子の木になるじゃないですか。
そうですね。
で、菓子の木になったら、よかった菓子の木になれましたっていうことで、現実として菓子の木になりましたと。
そうすると、今まで質量はどんぐりだったんだけど、菓子の木になったことによって質量が菓子の木になって、質量が菓子の木になるわけですよ。
菓子の木の質量は菓子の木。
はいはいはい。
で、今度は菓子の木は何になりたいって、例えば木材になりたいって思ってるわけですよ。
ほうほうほうほうほう。
で、そうすると菓子の木はまた木材になる可能性がある物体になっていくわけで。
ほうほうほうほう。
で、じゃあその木材は木材になったら、次は例えばわからないけど椅子になりたいって思ったとするじゃないですか。
はい。
そうすると菓子の木はまた椅子になって、椅子になったときは椅子が質量になって。
で、椅子はその先どうなりたいって、これがどんどんどんどん続いていくわけですよ。椅子になりたい、椅子はどうなんでしょうね。
なんかわかんないけど灰になりたいとか思ってるのかわかんないけど。
うんうんうん。
で、こうやって物事は。
はい。
これここ結論ね。こんだけいろいろわかんないと言いましたけど。
うん。
全ての物体っていうのは、その何々になりたい、継承っていうものを目的として変化しているっていうふうに結論を付けています。
ほうほうほう。なるほど。
なんで、全てのものは変化したいって本当は思ってる。
はあ。そう定義していると。
で、それを方向の倫理ではちゃんとこれを覚えなさいよって言ってるのが目的論的自然観と言います。こういうこと。
むずい言い回し。
目的論的自然観。
目的論的自然観。
ここテイストに出ます。
じゃあみなさん覚えなきゃですね。
覚えて、そうです。で、どんどん真理を追求していくわけですよ。こうやって。
はい。
どんぐりは樫の木になりたい、樫の木は木材になりたい、木材は椅子になりたい、椅子は何々になりたいみたいな感じで、
一つのものっていうのはどんどんどんどん変化していって、それをどんどんどんどん真理を追求していくと最終的には神に近づいていくっていうのがリソテレスの急にどしたっていう、
現実的から急に神様にどういうこと?ってなるパターン。
そうですね。
結論の持ってき方
結論の持ってき方。結構急ハンドル切ってる。
行き着くとこはそこなんですね。
そうです。で、この傾向と質量を、僕はこれ話すか話さないかすごい迷ったんですよ。
でもなんで話したかというと、僕がなんでアリストテレスと仲良くなれなそうだって思ったのはここのせいなんです。
ここが原因だった。
マジ何言ってんの?分かんないよみたいな。
なるほど、ここが原因か。
マジで分かんないよ。
最初とっつきやそうだった時に急にひねくれもののところが出てきてますね。
そうなんです。で、まあでもそれを知ってないと世は得にいけませんよっていう話なんですけど、
ただね、そういう話なんだけど、読んでても分からない。
別にこれ説明しなくてもよくないって思っちゃって。
そうなんだ。
そうなの。
それがなくても得は理解できそうな感じはあるんですね。
そう。で、まあ簡単な話が、僕がこんだけ大変だったよっていうことを話したかっただけです。
勉強してて苦しかったよ。みんなも苦しい思いしてっていう。
そうですね。そこの共有は必要ですね。
そうですそうです。で、まあここからは大丈夫ですよね。
もう軽率と質量って山を登ったので。
そうですね。
次はね、得の話、得の話。待ってました、得の話。
ようやく来た、得の話。
ようやく来たということで。で、得ってさ、やっぱソクラテスもプラトンもさ、
みんな人としての良さっていうのをさ、魂の優れた在り方みたいな形で捉えていたわけですよね。
で、それを魂、アレテって呼んでたじゃん。アレテアレテとか言って。
で、言ってましたと。
アレテ。
で、このアレテ、アリストテレスもやっぱ魂大事って思ってるわけですよ。
で、魂大事だぜって思ってる中での、じゃあ得を積むっていうことがすごい大事だって言ってプラトンも言ってて。
ここは本当にプラトンの教えをすごい反映してるんだけど。
アリストテレスってきっと、イデアのことだけを批判してるんだよね。やっぱね、プラトンは好きなんだと思う。
なるほどね。大元はちゃんと。
根本的な得の積み方とか、得は大事だなとか、そういうところはやっぱプラトンに影響されつつ、
その考え方がもっと、なんていうんだろうな、本当に学問チックというか。
イデア界があるんだぜとか、そういうロマンチックな感じじゃなくて、観察するんだ、これは何からできてるんだみたいな、
そういう方向から真理を突き詰めていったっていう、そこがやっぱり合わなかったところなんだろうね、きっと。
そうなんですね。
得の理由としては、
アリストテレスの方がちょっと現代的な感じとするというか、一歩進んでる感じがしますよね、聞いてると。
そうだね、やっぱりそのようになってきますよね。本当に万学の祖と呼ばれているだけありますよね、だから。
そうですね、確かに確かに。
話は戻りますが、得を積むための魂はどうやって磨かれるかという話なんですけど、
プラトンさんはいろいろとこうすることで得の実につくよ、みたいな馬の馬車を引いてる馬の話をして例えたと思いますが、
アリストテレスもですね、アリストテレスは2つ大事だなって言ってるんですよ。
一つは、理性。やっぱり理性が大事だって言ってる。
プラトンも言ってたでしょ、理性が大事だみたいな。
そうですね。
もう一つ、アリストテレスは得を積むための魂に必要なことっていうのは、人柄なんだって。
習慣づけとポジティブマインド
ここがちょっと新しいですね。
人柄。だから理性と人柄が大事だって言ってるんですよ。
なんか面白いですね。
理性はなんとなく前もずっと話してたみたいに、これは本当ずっと勉強することが大事だよって言ってるわけですよ。知性が大事だと。
これは特にやっぱり教育とか学習が必要で特にレベルの高い得なんだけど、
これはもう快楽とか名誉とか富を追い求める生活だけじゃなくて、純粋に理性を働かせて、
そのことを知った上で自身の生活を楽しむっていうことがちゃんとできてますかみたいな。
動物の中で理性を持っているのは人間だけなんだから、ここを追求しなきゃダメでしょみたいな。
すべての人間が生まれついて、ここを欲する、知恵を欲することを、やっぱり知恵を欲する動物なんだということを言っています。
簡単に言うと勉強しなさいっていうことなんですけど。
非常にわかりやすいし、納得いく話ですね。
ここから、勉強だけじゃダメだよって言ってて、それが必要なのが人柄ですよと。
人柄。
人柄、これがすごくめっちゃいいこと言うなと思って、これは最近心がけていることなんですけど、僕も。
自分がダメだダメだって思っていると、どんどんダメを反復練習しちゃってダメになっていってしまうみたいなのと一緒で、
逆にいい行い、いい行為っていうのを反復して習慣づけることによって、
これはもう自動的にいい習慣のいい魂、いい人柄になっていくよって。
なんか当たり前なんだけど、すごい救われることを言っているのね。
確かにそうですね。
例えば、毎日ちゃんと規則正しく起きる、寝る、食う、ゴミ拾うとか、掃除する、きれいにみなりを整えるとか、
そういったことを繰り返していくと習慣になっていって、そうすると、この人はいい人柄の人だなって思うっていう、
当たり前のことなんだけど、これが結構重要だよって。
確かに当たり前だけど、確かに大事ですね。
そうそう、いいことって繰り返すと習慣になるっていうのは、意識していいことをするって、
最初は大変かもしれないけど、それを繰り返していると当たり前になってきて、結構いいかもねと思ってこういう考え方。
そうですね。
それをやってて悪いことにはならないですね、普通は。
そうそうそう。
これを聞いた時に僕はパッとね、ひろゆきが言ってたことを思い出したんだけど、急に。
なんかね、ひろゆきは世界を旅する、旅行する時に海外のホテルで寝た後に必ずベッドメイキングする習慣があるんだそうで。
でこれね、テレビでやってたんだけど、なんでそんな綺麗にベッドメイキングするんですかって言った時に、
なんか日本でもしぐちゃぐちゃに出て行った時には、ひろゆきがやったなって個人で特定されて言われるだけでするんだけど、海外だと日本人がやったになっちゃうと。
おお、そうか。
で、ひろゆきは過去いろんなところに行くと、アジア人だと結構差別みたいなのとか、こないがしろにされたりとかするのに、日本人だって言うとよくしてくれたりとか、フレンドリーになったりとかするっていう経験がすごくたくさんあったらしくて、
それって過去の日本人がちゃんとしてきたから、習慣ずっとたぶんそういうのがちゃんとできてたから得してるっていうことで、だからやってるって言ってて、そうすると習慣になってその次の人たちもその恩恵を受けて、その次につなげていくみたいな、なんか真っ当ですごくいいことだなと思って。
確かに確かに。そういうと一個人の考えややるべきことだけでもないですね。もっと広くつながっていくことになりますもんね。
だからまあいいなーとか自分がいいと思ったことを意図して、最初はちょっと大変かもしれないんですけど、意図して続けていくとそれが習慣になって当たり前になって、あの人はそういう人なんだっていうふうにちゃんといい人柄だと認識されるようになると。
日本人っていい人たち多いなーとかと一緒でね。
確かに確かに。その真逆の視点というかすごいちっちゃい目線で言うと、最初言ったみたいにネガティブなことって一回考えだすと結構ぐるぐる回るじゃないですか。
真ん中を目指す人間の最高最善
僕もねどっちかというと僕はね結構そっちなんですよネガネガネガティブなんで。
なんかやっぱり人間の多分性質なんでしょうけど、解決してないことに意識が行きがちというか。
なんだろうね、ほんとにうわーってなるんだよね。
なりますよね。
なる?なる?
僕もわかります。なんかそのタスクの方にばっかり意識が行って、自分がやり終えたことをちゃんと評価してあげたらいいのに、なかなかやらないといけないこととか、ちょっとあっこミスったなーみたいなことを結構考えちゃうっていうところはあるかなと思いますね。
あーそうなんだ、そこはみんな一緒なのかもしれないね、そしたら。
それをなるべく考えない方がいいんですか、いいというか。なんでしょう、考えない方がいいのか、ポジティブなことばっかり考えるのも難しいじゃないですか。そこはなんかあるんですかね、やり方が。
でね、まさにそれは僕が今感じていることなんですけど、こう、いい、いい、いいっていうゾーンがあると、結構、やっぱりダメだったときにうわーってなって反応がでかくなる。
そうですね、そのイメージがあります。
そう、けど、過去のことを振り返ると、必ずうーってなった後でも、別にまたケロケロって笑っているときも来るわけじゃないですか。
うーん、そうですね。
そうそう、だからずっと落ち込んでいっても、ぐるぐるしながらも、必ず上に上がっていくポイントがあるから、そこまで耐えるというか、意識的にそこを探すというか、
そういうふうにして、少しずつ少しずつそういうことを脱するスピードを速くしていく、習慣づけて速くしていくと、きっとずーっとそういうポジティブマインドの人に近づいていくんじゃないかなって思って、
今は昔ほどグーッと下に落ち込むことはないように心がけている。これは強がりかもしれないし、自分の中で抑圧しているところがあるかなと思いながらも、これ続くと習慣になるんじゃないかっていう思いで、
意図的にちょっとそういう空元気とはちょっと違うかな。少しそういう前向きなマインドに切り替えていこうっていうふうに思っている。特にこの哲学を勉強するようになってから。
へー、なるほどね。でも確かに昔と比べると客観視できる階段を上がるスピードがもしかしたらトールさん的に上がっているのかもしれないですね。
そうかもしれない。さすがにね、上がりたいよね。
やっぱり停滞している時って自分の今いる場所しか見れなくて、結構もがいている感じするけど、意外と済んでしまうといい話のネタになるというか。
そうだね。それで調子に乗らないようにするっていうところもまたやっぱ大事で、これが今ちょうどいいタイミングで次の話に行けるんですけど、要は落ち込みすぎてもダメだし、楽観的すぎてもダメだし、
これって前回アリストテレスで本当に一番大事なことだよって言ってた、真ん中を目指す中央を目指すんだよっていうことだと思うんだよね。
真ん中を選んで人間として最高最善、それが最高最善だよっていう原理なんですけど、だからすっごい落ち込んでいる時もあれば、すっごいハイになっている時もあるけど、それは多分どっちもダメなんだよね。
ハイになりすぎていると、何て言うんだろうな、奔放すぎるというか、傲慢すぎるとか、自信満々ってなると自慢したくなったりとか、じゃなくて落ち込んでる時とそこの間、それが多分繰り返し繰り返し人生出てくると、ここが真ん中かなみたいなのがだんだんわかってくるんじゃないかなって。
そうですね、そうかもな。車の運転でも、ぶれるけど頑張って真ん中に意識して真っ直ぐ進もうとするじゃないですか、そういう感じでうまくハンドリングをしないといけないでしょうね、人生もね。
そうかもしれません。
中央ね、ここに入ってくるんですね。
中央っていう言葉は結構やっぱすごくいいなと思って、僕も結構意識をしてこうやろうかなと思っています。難しいけどね。
なんかすごいちょっと余談なんですけど、僕の好きな漫画でシャーマンキングっていうのがあるんですけど。
シャーマンキングって、霊を使って戦うっていう少年漫画なんですけど、良い側の主人公たちと悪側のライバルたちが戦ってどっちが霊の王になるかみたいな、そういう話なんですけど。
シャーマンキングですからね。
そうですね、王になるという。中盤ぐらいからガンダーラっていう第三勢力がきて。
出てくるね。
この人たちはずっと中央、中央って言うんですよね。
で、悪でも正義でもないっていうのをずっと言い張って、真ん中を取り戻そうとするんですよね。
はいはいはい。
でもそれはそれで、正義も悪も言ったら、なくそうとしてるというか。
平穏であってほしいみたいなね。
そう平穏であってほしい。
そういう人間も自分の中に天使と悪魔があってみたいなことを言いますけど、天使と悪魔とガンダーラの三つ目の中央の視点がいるのかなって思いました。今聞いてて。
それは面白い視点ですね。
普通は天使と悪魔ばっかり言うじゃないですか。極端な財布拾ってもらっちゃえよ、警察届けよみたいな。ではないね、真ん中っていうのはね。
アリストテレスの考える真ん中を目指すこと
でもこの中央っていうのは、例えば短期なことと、怒らなすぎることと、その真ん中が恩和とか、そういうふうにいろいろなパターンだと真ん中はこうだよって言って、教科書に載ってたりするんですけど。
人としては、良い人柄とか良い徳を積むためには真ん中っていうのはすごい重要な気がするんだけど、退陣したとき、自分一人じゃなかったときとか、そういったときはやっぱり自分のスタンスっていうのは結構重要になってくる気がしてて。
これ裏を返すと中央っていう言葉だったらいいんだけど、中途半端っていう言葉もあるように、結局どっちなんだよって思われる可能性もあるよね。
確かにそうか。
だからそういう意味でいくと、アリストテレスの考えてることっていうのを吐き違えると、少し人として、なんかあいつ中途半端だからさとか、あいつに聞いても何も判断しねえからとか、決めてくんないみたいな、そういうことになるんだと思うんだよね。
だからちゃんと理解して、自分の中で真ん中を目指すんだけど、それがあって、ただ善悪判断しなきゃいけないとか、なんかどっちがいいとか、A、B選ばなきゃいけないとか、そうなってたときは、その真ん中を目指すっていうことじゃなくて、
本当にその真ん中を目指していった結果、自分だったらこうっていう、端から端までして真ん中も知ってるからこそ、選ぶ自分のスタンスみたいなものをちゃんと持っていかないといけないのかなーって思ったりもするわけなんですよね。
哲学として、みんなが言うことが全てではないんだけど、自分のスタンスっていうのは大事にしたいなと。これ何だろう、僕の話。
僕は結構中途半端に生きちゃうタイプなんで、流されるし。
そうなんですか。なんかそんなイメージはあんまないですけどね。
でもね、やっぱりそのいいとこ取ってくるためには、やっぱり謙虚にもならなきゃいけないし、大胆にもならなきゃいけないし、それどっちもやってのバランスが取れてる。
だから落ち込むときもあっていいし、灰になるときもあってもいいし、それでどっちもダメだったなーって言ってやっと真ん中がわかるみたいな。
なんか人間らしい感受性豊かな生活をしてるなって、ちょっと自分のことをポジティブに見てあげたくなりますね。
なるほどね。
いやでもすごいな、なんかめちゃめちゃ現代にも通ずる話じゃないですか。紀元前の話なのに。
紀元前の話なのにね。昔から人間同じことやってんだよね。
いやなんか面白いなと思って。
自分のスタンスを持つことの重要性
人間悩むよね。
今となっても正解も全然ないわけですし。
はいはいそうなんです。まだ答えは見つからないのは哲学ですからね。
そうですね。面白い。
ということで、今日のところはアリストテレスはこんなことを考えてましたよって言って、難しいところから自分たちの話もしましたが、
アリストテレスですね、これを相対的に人と話して、人を説得するというか、人には気持ちを伝える方法とか分かってもらい方みたいなのを、弁論術っていう本を書いてるんですね。
これがとっても勉強になるので、最後アリストテレス編はこの弁論術っていう本についての要約をして、自分たちの生活に活かしていけたらなと思いますので、また次回は弁論術、これをちょっとお話しできたらなと思います。
はいありがとうございます。
気になるよね弁論術。
気になりますね。やっぱり2回アリストテレス編やって、ベース、何を考え、何をすることで幸せになるかっていうのを学べたので、次で実践編というか、そっちに移っていくわけですよね。
はい、ということです。で、今日のところはそんな話で。これ本当はね、なんかできたらいいなと思っているのが、せっかくラジオだからね、そんな今日にぴったりな曲はこんな曲です。じゃあお聴きください、なんとかとか言いたいところなんですよね。
やりたいですね。
やりたいですよね。僕はちょっと今日、アリストテレスのことを勉強しながらですね、中央中央って言ってますけど、DWニコルズっていうバンドのですね、フランスパンの歌っていうのを思い出して、僕はずっと。
フランスパンの歌?フランスパンの歌知ってます?
フランスパンの歌知ってるんだ。
え、でもなんでそこに繋がるんですか?
え、バランスが大事だっていう歌なんですよ。フランスパンの歌って。
そういうことね。
だから、そうそうそう。ちょっとURLでも貼っておいてください。フランスパンの歌ぜひ聴いてみてください。
あー面白そういうことねーって、中央ねってなりますから。
あ、でもこの方式いいですね。なんかこのラジオ上に音源載せるのは難しいですけど。
はいはいはいはい。
あのね、こうトールさんチョイスの曲を概要欄から飛ぶという。
トールさんの曲を。じゃあ、あ、思いついたときはそれをしましょう。
今日のところはDWニコルズでフランスパンの歌。ちょっと言ってみたかった、こういうの。
ラジオっぽい。
ラジオっぽい。
いやーありがとう。ちょっとね、面白いですね。
中々40分になってしまいましたので。
はい。また次回ということで。
ということで、じゃあまた次回よろしくお願いします。
はい。
はい、じゃあ今日のところはありがとうございました。またね。バイバーイ。
バイバーイ。
この番組はたちのみよ市の提供でお送りいたしました。
たちのみよ市は余白のある市場がコンセプトの、まだ筆店舗のない架空のたちのみ屋です。
詳細は概要欄のインスタグラムリンクをご覧ください。
誰かの好奇心を刺激する新ラジオは第1、第3日曜日19時にお送りしております。
この番組に対するご意見やご感想をお待ちしております。
2022新ラジオatmarkgmail.comまでメールをお送りください。
本日はお聞きいただきありがとうございました。
それでは次回の新ラジオもお楽しみに。
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