1. 神・ラジオ
  2. #44 ゲストと巡るローカル神話..
2025-04-27 1:10:29

#44 ゲストと巡るローカル神話、歴史の交差点、そして漫画「saru」の異質な魅力

神ラジオ第44回は、神戸で古材・古家具・古道具のお店「山脈」を開業準備中の丸山さんと、福岡県田川市で地域資源(使われなくなったものや古材)を循環させるあたらしいホームセンター「 RELAYS HOME CENTER」を運営するBBさんをゲストにお迎えし、それぞれの土地に根ざした興味深いお話をお届けします。

前半では、各地域の歴史や文化、そして現代にまで残る神話の痕跡を辿ります。六甲山に秘められた女神伝説、そして修験道の聖地・彦山の知られざる歴史と、そこで育まれた山岳信仰の奥深さに迫ります。

後半のメインディッシュは、鬼才・五十嵐大介が描く異色の傑作漫画「saru」。孫悟空という普遍的なアイコンを軸に、世界各地の神話や信仰を大胆に解釈し、全く新しい物語を紡ぎ出す「saru」の魅力と、そこに隠された深遠なテーマを徹底的に 解き明かします

ローカルな視点から広がる壮大な神話の世界、歴史の断片、そして唯一無二の漫画体験。「神ラジオ」ならではのディープな語り口で、あなたの知的好奇心を刺激すること間違いなし!

サマリー

今回のエピソードでは、特別ゲストを迎え、地元の神話や都市伝説に関するディスカッションが行われます。また、漫画「猿」を通じて、作品の魅力や作家についても言及されています。このエピソードでは、漫画「saru」における神話的要素と歴史の交差する魅力が語られています。特に、猿を神格化した存在や、聖天大聖孫悟空といった神々の物語が描かれ、アンゴルモアという予言についても触れられています。さらに、歴史的な人物やさまざまな文化に関連するテーマが織り交ぜられ、神話と現実が融合する面白さが強調されています。このエピソードでは、漫画「saru」の独特な魅力やキャラクターたちの物語に加え、六甲山の神話や地域の歴史との関連性が探求されています。また、古事記や都市伝説がどのように未来に神話として受け継がれていくかについても考察されています。このエピソードでは、神話、彦山、三角信仰といったテーマを通じて、日本の歴史に隠された魅力や地域の信仰が探求されています。また、山節の存在やその修行の意義についても深く考察されています。さらに、特に鶴木さんをゲストに迎え、ローカル神話や歴史、そして漫画「saru」の魅力について深く掘り下げています。

特別ゲストの紹介
誰かの好奇心を刺激する、神ラジオ。
この番組は、普段の暮らしでは何の役にも立たない、歴史や神話、都市伝説を酒のつまみに、無責任だけど割とガチで話すフリートーク番組です。
第44回目の放送、もうちょっと番外編になりますが、
今日はですね、特別なゲストを招き、何やらフリートークをするみたいです。お楽しみに。
はい、こんばんは、トールです。
こんばんは、フジーです。
はい、じゃあまずは2人で始まりました、神ラジオ。
めちゃくちゃに久しぶりの神ラジオ、44回目ですね。
もう間、気まぐれですね。
ヤバいね。
ヤバい?
ヤバい。
ヤバいね。
ちょっとね、今日、神ラジオ44回目。
番外編に次ぐ番外編で、何のラジオなんだっていうのがだんだんわからなくなりましたが、
今日もですね、ちょっとしょうがないです。こんな特別なゲストを招いたら番外編じゃなきゃいけないっていうのがわかると思いますので、
今日はいつもの私、トールとフジー以外にもスペシャルゲスト2人いるので、ちょっと紹介させていただきます。
まずじゃあ、フジーさんと今一緒にですね、実はインスタライブも、皆さんとインスタライブもやりながらラジオ収録をしているんですけども、
BBです。
はい。
はい。
こんばんは。
こんばんは。
こんばんは。
フジーさん。
もう一人の相方、ことBBでございます。
はい、ありがとうございます。
初めまして。
はい。
お願いします。
簡単に何をしているか。
はい。
はい。
はい。
えっと、トモ君って言っていいのかな、フジー?
トモ君、はい。
フジー。
はい。
フジーことトモ君。遠い親戚でございまして、妻同士か親戚で同い年っていうところで、
単純にすごい友達っていうところもあるんですけど、一緒に福岡県田川市というところで、リリエースホームセンターという新しいお店ですね、
建築経済を扱うリサイクルショップを始める相方という人たちでございます。
はい。
はい。
地元の神話と漫画「猿」
はい、ありがとうございます。
はい。
お願いします。
本職というか仕事は編集者。
編集者。
編集者。
エイジの地域情報室の編集者をやっております。
はい。
はい、ありがとうございます。
はい。
そしたら、もう一組。
そして。
はい、どうぞ。
はい、神戸で小財巡観のお店三脈というのを今作っているところです。丸山と申します。
今日は。
丸さん。
丸さん。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
実はですね、この集落の前に、もう1時間20分ぐらいめちゃくちゃやっていこうと。
いや、最高ですね。
やった後の後半戦というか、もうほぼアフタートークみたいな感じになるんですけど。
そうですね。
後半戦は今新ラジオで流れているんですけど、前半戦はどちらで流れるんでしたっけ、藤井さん。
はい、この藤井が新しいエイジ芸術ホームセンターのポッドキャストチャンネルを始めますので、そちらの方で流れております。
はい。
ぜひご視聴ください。
ね、チャンネル登録と何たらかんたらというやつよろしくお願いします。
そうですね、何たらかんたらお願いします。
フォローといいねとなんとかグッドボタンみたいなやつをよろしくお願いします。
そうですね、お願いします。
あの、めちゃめちゃ丸さんの熱い思いと、クラファン応援企画ということで配信をさせてもらってます。
ありがとうございました。
お願いします。
はい。
ありがとうございます。
ということで、
ということで、
今日は特別編とはいえ、やっぱり新ラジオなんで、
前半はね、かなりお二人ともというかお二組とも循環についての、
今ね、とても熱いお店をですね、お店というか拠点をですね、
こう作るということで話を聞けてたんですけど、
今回は新ラジオなので、やっぱりちょっとね、都市伝説とか神話とか、
そんなようなことをですね、ちょっと聞いていけたらなと思っております。
ちゃんとね、そこはブレてませんからね。
新ラジオ、新ラジオなんでね。
そうですね。
なので、新ラジオ好きの人お待たせしましたって感じですね。
漫画編とかで。
はい。
はい。
で、あの、BBもですね、丸さんもちょっと知らないか知ってるかわかんないですけど、
うちのラジオはですね、お酒を飲みながらやらないといけないという義務がありまして。
義務ですね。
義務がありましてですね。
義務がある。
いつもね、お酒の紹介をして進めるんですけども、
はい。
私はですね、那須高原の千本松牧場のホエイが入った那須ですなビールをいただきます。
那須ですなビール。
那須ですなビール。
かわいい。
ホエイが入ってるみたいですよ。
牛?
へー。
あれっぽいのかな。ヨーグルトっぽい感じなんですかね。
いただこうと思います。
白っぽいビール。
はーい。
おじいさんは?
私は普段は飲んでるんですが、今日は車の運転がありますので、
えーと、なんですか。三谷ハイダーです。
三つ?三谷?さん?
三谷さん?
三つ足のカラスの。
三つ足のカラスの。
見たことないお酒を飲んでます。
はい。
BBさんはどうですか?
BBはですね、えー、こちらが福岡県田川市のイカネパレットという廃坑利活用した。
ちょっと待って、そうじゃん。新ラジオメンバーさん、あれですよ、固定ラジオの聖地ですよ。
偉いこっちゃですよ。
偉いこっちゃですよ。
イカネパレットでございます。
偉いこっちゃですよ。
黒板しか映ってない。
黒板しか映ってない。
それさっき触れてないのやばいな、そういや。
やばいな。
いや、それはもうね、もう伏せとかないと。
確かに。
その中にあるタスコーヒーというコーヒー屋さんのコーヒーを。
コーヒーっていうお酒だそうです。
はい。
もうめちゃくちゃ美味しいコーヒーっていうお酒みたいなコーヒーを出してるので、ぜひイカネパレットにお越しください、皆さん。
ぜひお越しください。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
丸さんは?
僕もね、お酒じゃないんですけど。
透明の。
山脈の井戸水。
山脈の井戸水っていうお酒だそうです。
今汲み上げてるね。
一番清いお酒かもな、なんとかしたらね。
僕はちょっとお酒を飲まないとね、明るくいつも喋れません。
あとちょっと、僕カップラーメンも食べます。
食べながらやってください。
そしたらですね、乾杯をして始めておりますので、皆さんのグラスをお願いいたします。
それじゃあいつもの通り、よろしくお願いします。乾杯!
乾杯!
いただきます。
ちょっとヨーグルトチック。
ほえいが。
ナスですな。ほえいが30%も入ってる。
すごいな。
めっちゃすごいな。
すごい入ってる。
賞味期限早いんじゃないですか。
そうかもしれませんね。
4月11日なんで。
早い早い。
もうすぐ。
美味しくいただきます。
素晴らしい。
そしたらですね、何を話そうかなとかいろいろ考えていたんですが、ちょっと大きく2つあるかなと思ってるんですよね。
1つは、せっかくゲスト山脈神戸ですよね、六甲山ホテル。
あとはリレーズホームセンターは田川。
僕もまだ何も予備知識はないんですけど、ちょっと2つの地域の神話とかを握りながら、どんな土地なのかっていうことをひも解いていくっていうのも面白いかなっていうのと、
1つは、まるさんが大好きな漫画。
あるですよね。
あるある。
で、それのうちの猿っていう漫画が、瀬戸?どなたが書かれてるんですか。
いがらし大輔さんです。
いがらし全然違った、瀬戸じゃなかった。
今持ってきたよ。
いがらし大輔。
いいですね。
猿っていう漫画があるんですけども、僕も全然知らなくて、猿っていうのは面白いですよっていうのと、あと2巻で終わるからすぐ読めますよみたいなことを2日前ぐらいにですね、新ラジオで何喋ろうかっていうときに話してて、
僕はちょっと速攻買いましてですね。
速攻読みましてですね、これはもう新ラジオだと。
そうですよね。
作品の魅力と視聴者へのメッセージ
よかった。
完全に新ラジオですよね。
新ラジオなんだ。
ということで、ちょっと前半そっちの話をしていこうかなと思います。
ちなみになんですけど、簡単な作品の紹介というか。
漫画からいく?
そうですね、漫画からがもういいかなと思います。
僕紹介していいですか?
いいですか?僕が紹介する?
して欲しい、して欲しい。
どうぞどうぞ。
僕はもうそんなに。
イガラシ大好き。
もうね、むっちゃ好きなんですけど。
この作者の一番有名なのは、怪獣の子供っていう漫画がありまして。
これは5巻ですね。
火の鳥の分厚いやつぐらいの分厚さで5冊あるんですけどね。
あれもめっちゃ面白くて。
こっちは映画化も果たしまして、スタジオ4度ですね。
もうここにしてほしいと原作の頃から思ってたところがマジでやったっていうので。
本当に最高の映画。
BGMも被災市場っていうね。
もう素晴らしいタッグで映画ができてっていうので。
めっちゃ面白い映画ですよね。
そっちは逆に触れたことある人多いかなと思っての、今回逆に猿に行こうかなと。
猿ってどういうこと?何の猿?と思ったら猿だったんですよね。
猿だったんですよ。
ちょっと触れていこうかな。
二人は読んだんですか?BBとも。
読めなかったんですよ。
OKですOKです。それも最高。
で、トールさんが読んだっていうのも最高。
最高。
じゃあバランスよく喋れる。
新ラジオ好きはマジで読んだ方が良くてですね。
聞いたことある神というか宗教的なものとかね。
めちゃくちゃ出てくるんですよ。
そういうことですよね。
そういうことなんですよ。
僕自身は新ラジオリスナーさせていただいてまして。
本当にありがとうございます。
いいかねパレット行って、古典ラジオって丸さん知ってますかって言われて、
いや全然わかんないって帰り道で聞いて、
鬼のように古典ラジオにもハマり、
ともくんも新ラジオっていうのやってるっていうので聞いて、
いやいやいやめっちゃおもろいラジオやってるなっていうのでハマり、
あの運なき早よやってって思ってるんですけど。
そうなんですよね。
44回目なんですけど、41回目がアヌンナキの話をして、
42と3は番外編やって、
いつアヌンナキ次アヌンナキってみんな思ってる。
そうなんですよ。
番外の番外が続いてるんで。
でも僕自身は神のことにも詳しくないし、
都市伝説みたいな、
舞蔵門っていうのもあんまりわかんないんだけど、
この井浦さんの作品っていうのが、
神話と事実とめちゃくちゃ上手にマッチングさせながら漫画が書かれてて、
それがまず面白いと思ってるんですよね。
で、これネタバレめっちゃ起きてくるけど、
どう処理してんすかいつも。
ネタバレ起きるときはネタバレを今から喋りますっていうようにして話すようにしていて、
あんまり内容を話すっていうよりは感想だったりとか、
そういう話をするようにしてますね。
あ、やべ、読みてえって思わせるっていうのが結構ポイント。
ムズーって。
ちょっとね、今その温度感が僕も慣れてないんで、
一回徹さんにそこを投げたいところがあるんですけど、
要はこれの導入あるでしょ?
その猿の正体が結構初期でわかるんですよ。
これ言っていいかどうかどう思います?
それは言っていいかもしれないです。
じゃあ行きましょう。
これ何の猿かっていうと、
孫悟空の話なんですよ。
もうその時点で、コアな人も気にくし、ライトな人たちも孫悟空ってずっと聞いたことあるから。
確かにわかりやすいね。
ただなんですよ。
孫悟空なんですけど、
日本はあるかな?
猿と聖天大聖孫悟空の物語
でも世界各地に猿を神格化したいろんな神様がいろんな名前で呼ばれて存在してるんですけど、
それを紐づけていっている。
あらゆる神様が、猿の形を模した神様がいろんな土地でいろんな名前で呼ばれている。
という事実めいったところで、いろんな神様として呼ばれてるけど、その存在というものは一つなんですよ。
それを総称して、この漫画の中では最終的に猿って呼ばれていくんですけど、大筋としては孫悟空として扱われていく。
またの名を孫悟空ってことですね。
そうです。
神の世界って割とそういうの多くて、どこどこの神とどこどこの神を元を辿ると同一神だったとか、
日本だとね、それこそ神様同士じゃなくて仏様と神様も神仏集合で一緒になりましたとか、
そういうことがあるんですけど、それの全世界バージョンみたいな感じですね。
ある神があって、それをいろんな世界ではいろんな呼ばれ方している。
そのうちの一人がまたの名を聖天大聖孫悟空です。
めちゃくちゃかっこいいんですよ、それが。
これが導入なんですよ。
で、その猿っていう存在が、どうしようかな。まあでもいいか。
猿っていう存在が2つに分離したという話が進んでいって、その分離した2つが争うという構図になっていく。
なんか事実ベースでいくと、聖天大聖孫悟空って多分みんな聞いたことあると思うんですけど、
頭の毛をピョンってやっていくと、聖天大聖孫悟空って分身するって見たことある?
ありましたね。
ありますよね。
あるあるある。
ってことは、猿、神様の猿、またの名を聖天大聖孫悟空は分身ができるっていう設定なんですよ。
そうそうそうそう。
で、その分身をすることによって、その分身が分かれて、1個だったけどそれがいい感じに争うんですね。
その2つっていうのが、1つは肉体的な存在、もう1つが精神的な存在っていうのに大きく分かれていくって感じですね。
それがね、よく考えられてて、例えば道教とかの陰と陽の、こういう黒と白の模様あるじゃないですか。
ありますね。
あれに例えられて、その2個がバランスとってたんだけどさ、とか、なんかそういう話があったりとか。
最初の方は結構事実的なことが続いて、これはなんかミステリー的な感じなのかなって読み進めると、
最後は思いっきりファンタジーに触れていくとか。だからそのバランスがめちゃくちゃ面白いですよね。
絶妙ですね。
絶妙。
アンゴルモアの予言
で、そのもう1個の大きなテーマが、アンゴルモアなんですよね。
アンゴルモア。
アンゴルモア。
アンゴルモア。
聞いたことありますよね。
うん。
あの、予言のやつ。
え?そう?
予言?
あの、なんていうの?
予言の。
アンゴルモアの大王の。
そう。
大王の。
あの、なんだっけあの人。
ノス。
1999年のやつ。
ノスです。
ノストラダムス。
ノスさんです。
ノストラダムスのことをノスさんって言う。
ノスさんって言う。
ノスのおじさんですね。
ノスのおじさんの。
ノスさんが言ったのがアンゴルモア。
アンゴルモア大王が空から降りてきてる感じでしたね。
やってくるぞ。
でもそれ起きなかったでしょっていう。
起きなかった。
でもその起きなかった背景みたいなものがまた描かれてて。
へー。
そうなんだ。
でも起きるかもっていうのに追い詰められていくっていうストーリーな感じですね。
呪術ってやっぱり昔から日本の縄文時代から呪術っていうのがあったり。
今でもたぶん呪いとかでいろいろあるけれど。
呪術も何か悪霊だったりとか悪いことが起きないように呪術で抑え込むとか。
結界を張るとか。
そういうことを今やってる。
昔からやってたじゃないですか。
京都とかね。
そうそう。
だからノストラダムスの予言。
すいません、ノスのおじさんの予言がですね。
アンゴルモアがやってくるぞと。
それはちゃんと抑え込んだ人たちがいたぞと。
へー。
ほうほうほう。
そうそう。
だから怒るっていう予言が外れたわけではなく。
これはもうちゃんと守ったんだぞということが描かれていて。
ほうほうほう。
なんだけどねっていう。
ほうほうほうほう。
あれは起きなかったけどねみたいな話なんですよ。
その分何かが的な。
何かが的な感じなんですね。
それは僕らが知ってる現実にちょっとリンクした部分もあったりって感じですか。
これがまたね、全てがファンタジーでもなくて。
ちょっと本当に頂上現象というか。
今地球で起きるような自然災害とか。
そこに神がリンクして災いとして呼ばれるような描かれ方がしていたりとか。
本当に丸さんが言うようにファンタジーとリアルの本当にバランスが良くて。
あり得るかもなとか思ったりするんですよ。
例えばゴジラみたいな。
心の世界で。
そうそうそうゴジラみたいな。
そういうものが。
心の世界にリアルに生まれたらってことですねそういうのが。
ゴジラが出たら、それこそシンゴジラは結構その表現近いなと思ってて。
近いですね。僕もシンゴジラを思い浮かびました。
リアルにそういう厄災みたいな。
ゴジラみたいなものが出た時に自衛隊とか軍事的なものがどう行動するかみたいなのもすごいリアルに描かれてたり。
リアルですね。
あとはゴジラが力を持ったのは人間の核廃棄物を食べて、それで成長したじゃないですか。
サルはまた違う成長する。
それもね、こういうエネルギーの使い方かってな。
誰も思い浮かばないぞこれはっていうのが起きてたりするんですよ。
そうなんだ。
そうなんですよ。
結構ボリューミーですけどそれを2話で描いてるんですか?
2巻。
すごいですよね。
だから1巻読んでる間ではもうこれは終わるのかと思って。
思ってたらちゃんと2巻で終わるっていうね。
だいぶ綺麗に終わりますよね。
だいぶ綺麗に終わりました。
しかも最後はメッセージ性がちゃんとあるというか。
ある。
それがすごいですよ。
だいたいこういう神話系の漫画とかアニメって、
輪廻転生じゃないですけど循環して、
歴史は繰り返すとかタイムリープ的な話とか、
エヴァもそうじゃないですか、繰り返すとか。
なんかそういうことじゃなくて、
やっぱりその中での歪みとか異分子的な要素が、
最終的にちょっと重要になってきたりとか。
その人は何なんだろうって言ってたら最後に回収されたりとか。
これ以上はね、ちょっと。
なんか人種問題とかもちょっと触れられたりしますよね。
そうですね、人種問題ももちろんあるし、
何よりもサルっていう、
神格化されたタイトルにもなっている神様と呼ばれているものが、
いろんな世界にやっぱり存在するんで、
いろんな世界の話がちょろちょろ出てくるんですよ。
やれフランスだとか、やれイタリアだとか、
シベットだ、日本だ、中国だって言って。
だから作者の、
いがらしさん。
相当勉強してますよね。
いや、かなり。
この漫画に描かれている何十倍何百倍も多分、
情報量があって、
それをかいつまみながらストーリーを紡いでいる感じ。
かつ、そういうのって神話は神話で、神様の世界で終わりがちなんですけど、
神話と歴史の融合
もう一つすごいのが、歴史の人物が出てくるんですよね。
そうなんですか。
それもすごくて。
だから、この新ラジオのリスナーはですね、
よく言ってるじゃないですか。
歴史と神話都市伝説って言ってたじゃないですか。
全部出てる。
全部出てる。
全部出る。
歴史と神話都市伝説が全部出てくる。
たまらんですね。
しかも知ってる人が出てくるんで。
知ってる人が最後ちょっとかっこいいんですよ。
こんなかっこよく出てきてないぞ、教科書では。
僕ら小学生では茶化してた存在ですね。
茶化してましたよね。
茶化してた?
落書きとかしてましたよね。
誰なんだろう。
落書き?
そうそう。
誰?
その人が一番かっこよく、
あれですよね、ゴレンジャーでいう黒みたいな。
上から見て去っていく。
上から見て、一人だけすごい強いみたいな。
後から追加される人ね。
俯瞰してね。
それもあるし、あとあれですよ、
富士山が好きなところで行くと、
アークとかで行きますよ。
めっちゃ好き。
知らないものだ。
ロストアーク。
そういうのも入ってくるんですか?
どう入ってくるのか、今全然想像がついてないんですけど。
だからね、見てほしいんですけどね。
でも一個、もうちょっと僕は、
こうだったら日本人としてワクワクしたなっていうのはあってですね。
アークの話が出てくるんですけど、
やっぱ失われたアークをちゃんと探して、
その中にあるアロンの杖っていう杖があるんですよ。
アロンの杖ね。
旧約聖書で出てくる三種の神の一つですね。
その杖がものすごく強いんで、
その杖を探すためにアークを探すっていう時が出てくるんですけど、
アークが隠されてる場所がいろんなところに神話としては残ってるんですけど、
そのうちの一つは日本っていう説があるんですね。
そう、四国の剣山のとこですね。
僕はだからてっきりそっちが出てくると思ってたんですけど。
なるほど、そういう書き方じゃなかったんですね。
そう、そっちじゃなくて僕の知らない方だったっていう。
だから新ラジオを知ってる人、古典ラジオを聞いてる人、
その他にもYouTubeでもいろんなミルクティー飲みたいとか、
ナオキマンショーとか、
あの辺を聞いてる人たちはめちゃくちゃ面白いと思いますよ、サルは。
読んだことない人ぜひね。
ちなみにいつぐらいのやつ?
漫画?
割と前?
2010年。
結構前ですね、15年前に。
この漫画の出来方でいうと、
いがらしさんが中野美代子さんっていう、
最悠奇を翻訳した人と出会って着想を得た。
もう一人島津夏さんっていう方で、
この方はエクソシストとの対話っていう本を書いた方で。
ママじゃないですか。
最悠奇っていうストーリーの軸と、
エクソシズムっていう行為なのかな?
ミックスしていったらサルが出来てるんですよね。
最初は聖天体制、孫悟空につながるとは思えないスタートですよね。
エクソシストの話とか。
なんでここにつながるのっていう。
エクソシストもまだ存在してるとも言いますかね。
悪魔払い。
その悪魔がついてる女の子が出てくるんですけど、
それがその悪魔だと思っていたらっていう話ですね。
いいね、この情報出しの。
これこのまま行くともう全部喋れるけど。
危ない危ない。
読んだら面白いよ。
読んだら面白い。
僕も知らないことがやっぱりめちゃくちゃ多くて、
後で、僕は今回このラジオをやるために
ちょっと本当に急いで読んだ感じなんですけど、
まだまだ知らないワードとかいっぱい出てきて。
それはね、ちょっと調べたいなと思いましたね。
何往復でも出来て。
多分そう思います。
知識があればあるほどより。
僕は逆で、知識ないけど、
その背景に見えてくるものが一個ずつ
これとこれ紡いだの?みたいなのが出てきて、
その間にある不明なものを
もう一回自分で掘り下げてみるとか、
なんかそういうことをしだすと
ずっと面白い。
ずっと面白いんだ。
そんな感じですよ。
さらにですね、
このサルの企画の原点みたいなのがあって、
えー何ですか?
実はですね、いがらしだいすけと
いさかこうたろうさんを
びっくりです。
この二人が競争する、
一緒に物語を紡いでいくというか、
作品の競争ですね。
作品作りしてみてはどうかっていうとこから
このサルできる企画が始まってて、
いがらしさんがこのキャラ設定とか、
物語に出てくる要素を作ったのを
漫画「saru」とその魅力
いさかさんが投げて、
いさかさんはそれで小説を書いてるんですよ。
はいはいはい。
いさかさんはSOSのサルっていうのを
このサルに出てくるキャラクターで
紡ぎ直しているっていう。
こっちもね、
こっちはこっちで、
この壮大な世界観とは真逆で、
もう少し小さな身の回りのこととして
この出てくるキャラクターたちが
物語を紡いでいくような感じ。
はいはいはい。
こっちもね、
面白いんで。
両方読みたいですね。
セットでね。
そう、セットでぜひ見てほしい。
そんな作品でございます。
六甲山の神話と地域の歴史
本、紙でほしいけどとりあえず電子書籍にすぐ読みたい。
とおるさんこれすぐ、
デジタルで行ったんですよね。
そうそう、すぐ教えてもらってすぐデジタルで行きました。
これね、表現しようがないんだけど
表紙めちゃくちゃプリント良くて。
見ました見ました。
ここ、
デコボコしてんすかそれ。
デコボコしてんすよ。
デコボコにたまんねえ。
クリアのプリントでいろいろ書かれていたりして。
物質としてもこれもっと来たい感じなんで。
それこそ、またちょっと孫悟空の話に行くと、
結構今、孫悟空と同一シーンとして言われている神様が
ある漫画のおかげでフューチャーに出たっていうのがありまして。
なんとなくピンときましたね。
わかります?
ハヌマンなんですけど。
ハヌマン。
インドのヒンドゥ教の猿の神様なんですけど、
このハヌマン、ワンピース・ルフィ・ハヌマン説っていうのがありまして。
おもろ。
服が全く一緒なんですよね。
そうなんですよね。だからハヌマン、そっからフューチャーされて格好がルフィと一緒っていうね。
赤いベストに青いズボンなんですよね。
ルフィがね、最悪の世代、知ってる人は知ってるかもしれないですけど、
最悪の世代っていって、キッドっていうね、ジキジキのみを持ったキッドと、
キョウペのみのローですね、トラファルガーローと、
3人がよく一緒に描かれるじゃないですか。
あの3人の服装を見ると、ルフィはハヌマンの格好で猿なんですけど、
猿なんですけど、その下にいるのが、猿なんですけど、
桃太郎としても見られてて、
その下にいるトラファルガーローは、ダルメシアン柄の犬の立ち位置で立ってて、
ジキジキのみのキッドは鳥みたいな格好していると。
確かに、フサフサの羽みたいな。
トラサルキジっていうね。
おもろっ。
やっぱりね、日本人の感性というか。
僕ら何回も新ラジオでは漫画を取り上げるたびに話すんですけど、
たぶん漫画、猿もそうですけど、たぶん千年後には神話になっていると思います。
漫画自体が。
今俺らがリアルで読んでいるワンピースもたぶん神話になっている。
千年後の人が見たらどう思うんだろうなって。
この新ラジオを真田さんが聞いてくれているというのと、
後半で新ラジオをやるので、都市伝説とかそういう話ができたらいいですねみたいな話をしてたんですけど、
話せるかなみたいな心配されていましたが、
もう全く問題ない。猿、猿。
バチバチに都市伝説とか。
バチバチに神話ですよ。バチバチ宗教ですし。
これマジで面白いですもんね。
面白いんでね、聞いていただいて。
やっぱり歴史とか、特に都市伝説とかってひねくれた見方も見られ方もするじゃないですか。
でも結構、意外と世の理をいい感じについてたりもするから、
世界の見方がちょっと変わるというか。
それは信じすぎても良くないとは思うんで。
陰謀論だったりとかいろいろあるから。
でも位置、勉強、情報として持っておくのはとても面白いですよね。
本当そうですよね。
それを漫画に落とし込み、読みやすくするという素晴らしさ。
これがね、ちょっと一つ話したかった話なんですよ。
だから新ラジオを聞いている人たちはまず猿をすぐ買ってください。
すぐ買ってください。
すぐ読んでください。
もう一つね、ちょっと話したいのが、
これでね、後半の後半戦はもう終わりなんですけども、
やっぱりせっかくゲストが来てくださったので、
ゲストにまつわる神話をちょっとだけでも読み解こうじゃないかと。
まず、ちょっと六甲さん。
六甲さんだよ。
六甲さんを調べて、
僕も全然そんなにここに関しては詳しくないので、
本当にディグっただけなんですけど、
調べてみるとですね、
六甲さんは六甲姫大神神という女神が祀られているという信仰があるそうなんですけど、
本当に六甲のお姫様の大きい善悪の善の神って書いて、
そういう女神らしいんですよ。
この神様はイザナミの御事と同一視されることがあると。
命を育む母性のある神様。
山全体が信仰の対象とされていて、
なので、六甲の山っていうのは山岳信仰の山と言われていて、
霊山としてそこを信仰する方たちがいると。
僕ら今回新ラジオを始めたきっかけでもあるのがやっぱり古事記なんですよね。
日本人としては古事記はやっぱり知っていくと面白いよと。
やっぱりその古事記の中で最初に国生みするのが
イザナギとイザナミっていう二人の神様で、男女の神様で、
一番最初に生んだのが淡路島ですと。
そこからの繋がりとかもきっとあるんですよ。
都市伝説と未来の神話
そうですね。
山の神とか竜神とか、そういう霊山的な要素が六甲山にはあるので、
ちょっとこれも見てさらに六甲山に行ってみたいなと。
面白い。
面白いですよね。
僕ね、出身岡山県で、
トム君の今住んでいる地元の隣町なんですよ、県境で。
で、岡山って神楽があるんですよ。
日中神楽。
日中神楽。
そうですね、日中神楽。
小さい頃からヤマタノオロチとか、
国生みの話とか、
ぶっちゃけ何も理解しないまま神楽っていうものだけ触れて、
餅巻きだけ楽しみにして夜中行くみたいな。
わかるわかる、見てた見てた。
そんな感じだったんですけど、大人になってあれ何めっちゃ気になるわって。
今なって本当に触れていきたいと思ってたんですけど、
まさかこのそばで六甲山にそんな話が繋がってくるの?みたいな。
ちょっと今びっくりしてますよ。
いやだから日本ってやっぱすごいんですよね。
何千年前の話とかが当たり前に地域にあって。
岡山は岡山でね、神楽もヤマタノオロチと天の岩戸と国生とみたいな、
多分代表的な演目がまさに古事記のハイライトの話なんで。
これもやっぱね、何なんでしょうね日本って言って。
すごいなと。
あらゆる書物だったりとかそういう伝統芸能でめんめんと紡がれてますよね。
クニュニバナシとかイザナギのこととかって、
シュメール人と関係あるって誰か言ってました?
そうですね。シュメール人はもう大いにどことでも関係してくる形になってます。
どことでも。
やっば。
日本も大いに絡んできます。
今ずっと中断しているアヌンナギの話に繋がるんですけどね。
アヌンナギ3話くらいやったら多分出てきますね、シュメール人。
そうですね。早くやって!シュメール神話ですからね、アヌンナギとかね。
そんなんもあって今すごい僕も興味ありますわ、今の話。
なんかあれなんですよ、僕結構全然スピリチュアルとかではないんですけど、
話の中で、例えば地元の話とかになったりするじゃないですか。
出身どこなの?みたいな話して、その話があった後に、
最近何ハマってるの?って僕に振られた後に、僕やっ神話とか好きなんですよって話すと、
絶対に繋がる話が、どこどこって出身って言ってましたよね。
一番近くの神社どこですか?って話を聞いて、
そこの神社の神様はこういう神様ですよって言うと、結構みんなね、楽しいかもって思うんですよ。
なるほど。
単純に神話とか歴史とかで見ると、あんまり突きにくくても、
やっぱり自分の土地との関連性とか、身近とか感じると、
しかもそれが、いつも何も分からないままお参りした地神社が、
実は学業の神様なんだよとか、出会いの神様が祀られてるんですよとかって話を聞くと、
やっぱちょっとね、愛着湧くんですよね。自分の土地にもね。
そうですね。
そういうのね、地味に僕、広げてるんですよ、そうやって。
地味にね。
なるほど。
なんかあまりにもね、神話神話って言うと、ちょっとね、なんだこの人ってなるけど、
普通に一番近くの神社どことか、ああなるほどねみたいなこと言うと、
なんか割と日常にスッと入るというかね。
そうですね。大事ですよね。
自分の宇治神様がどういう神様とか。
まあそういうね、その土地の歴史に直でつながってきますからね。
ですね。
そういう意味では。
田川。
聞きたい聞きたい。
田川市。
田川はあんまり僕もディグってないな。
今調べてる。
いや僕今調べてます。
見に結構詳しいですね。
神話、自分は地域情報誌の仕事をしてるんで。
でも田川と田川及び近隣の地区法地域と言うんですけど。
はいはいはい。
車の運転が悪いというより地区法の地域ですね。
その地区法のいろいろ各土地を取材して回ってるんで、
郷土史は全部それぞれ調べるようにしてて。
わあすごい面白い。
なんとか調子みたいな。
めっちゃ面白いですけど。
なので郷土史の話は結構いろいろ面白いのがあったり。
特にこの辺で一番歴史が深かったりボリュームがあるのは彦山ですね。
彦山。
添田町っていう田川郡。
なので今僕らがいる田川市の井の国の隣の隣ぐらいにあるのが彦山というのが。
朱原堂の山。
また朱原堂が繋がってくるんですね。
六甲山も朱原堂の山ですもんね。
かもしれないですけど。
三大朱原堂の山と言われていて。
そこはもう500年、600年ぐらいから改ざんしてずっと歴史があって。
彦さんの話してもいいですか。
どうぞどうぞ。聞きたい聞きたい。
面白いね彦さんの話。
僕の聞くためのラジオなんですよ。
本当ですか。
彦さんはそこ500年ぐらいから歴史があるんですけど、いわば霊山で。
でも九州全域に歴史としては段下さんがいたと言われているので。
なので彦さんのお札とかって多分古い家とかだと九州全域。
西日本に及ぶまで彦さんの影響があったみたいなんですね。
朱原堂なんて修行する山なので山にこもる山節の人たちがいて。
一番多い時はすっごい山奥なんですけど、3000人ぐらい彦さんの山の上に暮らしてたんですよ。
標高結構高いですね。
1000メートルぐらい。
登山としても有名なんですけど。
明治時代ぐらいに神仏分離。
それまでは仏教と神道、分離、全部一緒になって盛り上がったんですけど。
明治時代かどこかで神仏分離が出てから完全にそれが朱原堂としての文化がなくなってしまって。
そこからは単純に霊山の山みたいになっているんですけど。
そこの神仏が分かれるまでは3000人ぐらいその集落として山の上に暮らしてたので。
ガイドの人が一回行っててすごくピンときたのが、ようはたぶん空島みたいな存在だった。
ワンピースでいう。
すごい山奥のすっごい高いところにその途中はいろいろ多分宿とかあるんですけど。
突然山の上に3000人ぐらい山口たちが暮らしている集落が現れるんで。
昔の人たちの感覚から行くと空島に行ったみたいな感じだろうな。
もう一回行ったら帰ってこれないぐらいの。
そこはそこでいろいろお店もあったりとか。
宿もたくさんホテルみたいなのもたくさんあるみたいな感じで。
そこでみんな修行をしているっていう特殊なところだった。
修行している人が3000人?どういう?
そうです。修行している人とかそれを止める人とか。
全国日本各地から彦山にまで歩いてきて修行のために来て。
巡礼というかお返路みたいな感じですね。
修行するために来て訪れてそれを止めるための宿というか山口たちがやっているところがあったりして。
西日本のいろんな各地から彦山にお参りに行くみたいな感じの場所だった。
というところで。
彦山の神話と信仰
今もあれだもんね。お参りに行くと山、車で何十分登った後、鳥居くぐった後からまたさらに何百段という石段を登った先にやっと。
もう修行ですね。
お参りすらも修行っていう。
一番上を上部に行くのも2時間ぐらい登山道を歩いていかなければいけないみたいな場所で。
山口信仰だよね多分ね。
でも今は空地元もリンクするんですけどかなり廃れちゃってるんですよねその彦山は。
現代は。
っていうのも明治以降からずっと神仏分離なんで。
一応今はもともと寺だったところが彦山神社になって神宮になったんですけど。
ただちょっと今すごくそれが熱いのが神仏分離でずっと続いてたんですけど。
今まさに礼儀になっている方が結構珍しくて。
神主でもあるしお寺の僧侶。
お坊さん。
お坊さんでもあるっていうのをどっちも持ってる人なんですよ。
その資格みたいな。
別物だと思った。
高千尋さんっていう方で。
名前もまた。
高千尋さんっていう代々神主の人もすごいそこもめっちゃ掘ると面白いですけど。
すごい有名な昆虫博士だったりとか。
それこそ天皇系の人なんですよね高千尋さんが。
高千尋ですよね。
そう高千尋さんです。
宮崎の高千尋さん。
天孫降臨の地ですもんね。
そうですね。
どこかからそれぐらいの場所なんで天皇の人がそこの代表みたいになってて。
その地を継いでいる人が今明治時代ぶりに神父と合体させようとしてるというか。
ちょっと昔の前世紀を取り戻すというか。
戻る流れが今生まれてるんですよね彦さんで。
今すごい壮大な感じになってきてる。
壮大な彦さんっていうのがあって。
それが繋がるかどうかわかんないんですけど。
それ聞いた時にピンときたのは。
そんなに結構日本の中でもトップの霊山があったんだっていうことと。
もう一個説として山大国吸収説っていうのがあって。
ありますね。
なおかつ卑弥呼の墓があるんじゃないかっていうのが結構説としてすごく強いんですよ。
それが筑豊エリアに。
それが多分当時の吸収一円を牛耳ってたのと
彦さんの豪族の権力が結構リンクする部分があるような気がしてて。
それぐらい盛り上がってないとそんなところに人が集まらないじゃん。
相当でかい国があったんじゃないのかな。
田川というか吸収の山大国説。
近畿か吸収か。
だいぶ戦ってますよね。
吸収にめちゃめちゃでかい国があったんじゃないかなっていうのは
2Bの話聞いて結構踏み落ちたところがあるよね。
彦沢もめっちゃあるんですけど。
あとやっぱ山節の人たちなんで。
要は元々天狗が日本各地にありますけど。
彦沢も要は天狗の場所というかいう感じで。
山節がすごいいろんなところに全国から人が集まるし。
情報もすごい入ってくるから。
要は権力の一つとして。
すごい武術的なところも発達していってたし。
そういう各地域の有力者ともつながっていたし。
というのもあって時系列が若干前後しちゃうんですけど。
豊臣秀吉の吸収を閉廷するまではこの地区の方々全域が彦沢の土地だったんですよね。
彦沢の神廟というか。
彦沢を中心に築く方に広がっていて。
それを豊臣秀吉とかが吸収閉廷してきたときに取り上げられて。
土地はなくなるんですけど、逆に信仰が広まってきて。
この中でお客さんは来れなくなったけど、お参りには来れなくなったけど、
逆に信仰はどこでやるのよねってなって。
またバッとやり方を変えて広げてみたいなことを。
山節の役割と修行
そして明治時代まではすごい栄えてきた。
面白い。
持ってますね。
意外と地元の人も知らないくらいの濃い話だと思います。
それこそね、僕三学信仰ってとても興味があるって言うとあれなんですけど。
何回かこの新ラジオでは話したことあるんですけど、
うちの祖父がですね。
今機材トラブルですね。
機材トラブルで切れちゃいましたね。
さっき1時間過ぎてまったやつだよね。
これはどういうふうにすればいいんだ。
これは大変です。
これはまずいですね。
新ラジオって編集は一応する?
一応するけどね。
するけど、前後ろにあれつけてっていう感じで。
どっか切るとかは?
あんま今してない。
こうなった時に繋ぎ合わせるくらい。
ちょっと後で編集でなんとかしてもらいましょう。
どうもどうも。
切れちゃいましたね。
切れちゃいましたね。
怖い怖い。
怖いよ。
怖い怖い。
怖い怖い。
飛びましたね。
めちゃくちゃいいところで飛んじゃいましたね。
どこが飛んだんですか?そっち?
こっちが急に落ちちゃったんですよ。
怖い怖い。
これは編集でなんとかしてもらうとして。
いかがでした?とりあえず。
三角進行の。
意外と土地がヤバそうですね、六甲さんも。
面白そうですよね。
全然関係ない話しちゃいますけど、
三角進行の。
三角進行の神様自体が、
大体女性って聞いたことがあるんですけど。
マジですか?
それ僕もずっと疑問に思ってる。
僕は職業柄よく山へ行くんですけど、
山下さんたちは女の子が入ると山の神様は女の人だと
そういう話があるんですよ。
神話上では男の神なんですよ、山の神って。
それがどういう風にねじれ曲がったのか、
どういう進行でその女の神様になったのかは、
分からないんですよ。
そうなんだ。
女は入るな的なことを、
確かにその話も聞いたことがある。
いけたいけたいけた。
ちょっと切れちゃった。
2人のやつも見てましたんで。
三角進行が、
ということで、
ちょっといい感じにこれを編集しておいてくださいませ。
了解です、分かりました。
ライブなんでね、付きまといますね、こういうことがね。
はい。
あれですね、彦さんの話ですよ。
ちょっと突発的に。
でも彦さんの話はすごく、
個人的にもばあちゃんが三角進行というか、
うち自体が三角進行で、
ばあちゃんが山節なんで。
そうなんですか。
このラジオでは言ったことあるんですけど、
実はばあちゃんは、
完全なる山節なんですね。
荒池なかなかやばいっていう。
そうなんですよ。
僕もよく一緒に山登ってたんですよ。
そこが言ってたのは、
奈良の吉野です。
大峰さんっていう。
そこが本当にまさに、
三角進行の階層、
主言堂の階層って呼ばれてるっていうか、
主言堂の階層の縁の行者新編大菩薩っていう、
縁の行者さんっていう人が、
そこに主言堂を開いたんですけど。
その人の山が大峰さんで、
その大峰さんは今も山節の聖地なんで、
ものすごいんですよ。山節の人たちいっぱいいるし。
何が面白いというか、何がすごいかって、
このジェンダレスというか、
この時代に、
四人近世なんですよ、その山が。
へー。
まだに。
行くと、四人結界門っていうのがあるんですよ。
へー。
大丈夫かって思うぐらいの書き方されてるんですけど、
僕はそこと、
差別とは全く別物だと思ってるんで、
そういう文化とかっていうのは、
あるべきだとは思うんですけど、
それがね、中入る。
僕は何回も毎年毎年そこに登ったことあるんですけど、
本当に男しかいないし、
その途中で山から崖があって、
そこに覗き穴みたいなのがあって、
紐を引っ掛けられて、
悪いことしないか、みたいなことを。
で、手合わせるじゃないですか、
みんな信仰でこうやって。
ここに紐くくられて、
手合わせて、
お祈りしてないと、お参りしてないと、
抜けるっていう状況にさせられる。
手離すとピューンって落ちちゃうんで、
こうやってっていう修行があったりとか。
とんでもない修行だよ。
テレビで見たことありましたよ、そういう。
山に入ると、
今も仕事で山に入るんですけど、
山岳信仰とか結構やっぱり気になりますよ。
だからそもそも山節っていうのが、
僕もあんまりそもそも知らなかったんですけど、
彦沢を通じて。
山節自体がやっぱりちょっと特殊な人たち。
そうですね、特殊な人たちでしょうね、きっと。
ちょっと山節って何すかっていうと。
そもそも何かっていうね。
僕もうまく…
どう説明したらいい?
存在は分かるけど、
ホラ貝吹いてる人ですよね。
あ、そうですそうです。
山節自体は本当にホラ貝吹いて、
天狗みたいな格好をしてる人たちなんですけど。
こういうちっちゃい箱、頭に箱みたいな。
これもね、もう本当にこういろんな説があるから
ちょっと何ともなんですけど、
一つは、まず縁の行者っていうのが、
奈良時代、平安時代ぐらい前ですかね。
そのぐらいに海祖だって言われてるんですけど、
信仰の継承と文化
なんでそんな格好してるのかっていうところが、
まさに都市伝説的なところでいくと、
頭に何かつけてるのを何となくイメージがきます。
黒い帽子というか、何かつけてるじゃないですか。
あれって、
ユダヤの…
ユダヤでもつけるんですよ、ああいうの。
ユダヤ教の人が成人したときにつけるものですよね。
あれと全く同じものらしく。
そうなんですよ。
それが何でやねんっていうのとか、
それがね、僕もちょっとわかんないんですけど、
多分そのみなりとかっていうのも、
そういうとこから来てるだろうし、
わかんないんですよね。
おばあちゃんがやってるっておっしゃってたんですよね。
はいはいはい、おばあちゃんやってますね。
趣味で?
職業で?
うちの場合は、
最近というか、一回噴火で有名になった、
御岳山。山があるんですけど、御岳山信仰なんですよ、うちの御岳は。
その中で、御岳山信仰って、僕もまだそんなに詳しくないですけど、
山節の中にもやっぱり神道、神道っていって呪いも唱えるし、
神仏集合してるんで、仏教的なお経も唱えるし、
山節的なほら貝吹いて修行もするみたいな。
おばあちゃん何の人なんだろうな、そう考えると。
1個気になるのは、如人近世なわけじゃないですか。
おばあちゃんはどこまで行って何をしてたんだろう?
大峯さんの入り口に如人結界門っていう門がある、
手前に一個やしろというかあるんですけど、
そこに開祖の縁の行者のお母さんが祀られてるんですよ。
それが母御前様っていって、お母さんなんですけど、
そのお母さんが祀られてるところまでは女性が入ってるんですよ。
なので、うちもよく登りに行くときには、
そこにお母さんとかおばあちゃんとかが母御前様のお堂の中で
お参りしながら男たちを待つみたいな。
そういうようなことをやってました。
なかなかな幼少期ですよね。
なかなかな幼少期でしたね。
貴重な体験。
山節っていうのは自分の、仏教的に言うと自分磨きの部分みたいなことなのか、
それとも、
仏教的に悟りを開くために頑張るぞっていう自分磨き的にやるものなのか、
山の神様のたけりを治めるためにみたいなこととか、
山への祈りを続ける、
いわゆる信仰心の上で動いてるのか、
それっていうのは。
一個は自然と一体になるみたいな。
あとは自分自身の心身を鍛えるみたいな、修行。
やっぱりそうか、修行なんですね。
あとは、そんなようなことをですね。
なんか比叡山とかでもありますよね。
千日行みたいな。
ありますあります。
千日間毎日、山の上から下まで往復してみたいな。
そこまで行ってやっと得れる称号みたいなのがあったりするんですね。
そうなんですね。
そういうのと近しい感じもしますけど。
逆に都市伝説的な目線で言ったら、あれもありますよね。
山の頂上にあるアークを守るためにいる人たちみたいな目線もあったりするじゃないですか。
ありますね。
ローカル神話と歴史の探求
そのほうがわかりやすいですね。
鶴木さんの頂上にあるアークを守るためとかも考えられるし。
いろんな目線で見れますよね。
ということで、やっぱあれですよ。
喋れるかなっていう心配される方も、
新ラジオに来ると意外と何かしら喋れるっていう。
そう、何かしらあるんですよね。
何かしらね。
都市伝説でも、そもそも都市伝説好きなんで。
いろいろあるんです。
別の回でも是非。
例えば、高輪回とかね。
イリアを狭めてディグっていくみたいな。
高輪のヤンキーの歴史とかできるよね。
それはちょっと別でやってもらって。
チャンネルが違うから。
でもちょっとね、やっぱり1時間くらい経つんですよね。
喋っちゃうんだよな。
本当だ、喋っちゃうんです。すごいんですよ。
なので、是非次はこういうこと喋りたいっていうのがあったら、
いつでもお気軽に声かけていただければ。
アヌンナキをやった後に。
そうですね。
鶴木さん、次回は必ずアヌンナキやりましょう。
新ラジオの展望
わかりました。もう番外編はやりません。
もう番外編はね、そろそろみんなも何の回だっけってなるんでね。
都市と巡回ももう1本やってなくない?
都市と巡回もやった後にアヌンナキやりましょう。
やっぱそうだ。
そうですね、都市と巡回も3本仕立ての予定だったんでね。
こんなラジオにお付き合いいただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
とても深い話ができたと思います。
面白かった。
ちょっとね、前半後半で軽く2時間半ぐらい喋っておりますので、
ドライブ中とかね、通勤中にでも皆さん聞いていただけたらいいなと思っておりまして、
また最後言いますけども、前半戦はリレーズホームセンターのチャンネルが新しく開設されるということで、
そちらの方で前半の部分は聞けますので、
ぜひお互い聞き合っていただけたらなと思っております。
行って恋してくれると嬉しいですね。
そうしましたら、じゃあ今日のところは遅くまでありがとうございました。
ありがとうございました。
そしてお聞きの方もどうもありがとうございました。
また新ラジオゆるーく続けてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
新ラジオはこちらで一旦締めさせていただきます。
それでは、おやすみなさい。
おやすみなさい。
この番組は立野宮市の提供でお送りいたしました。
立野宮市は余白のある市場がコンセプトの、まだ10店舗のない架空の立野宮です。
詳細は概要欄のインスタグラムリンクをご覧ください。
誰かの好奇心を刺激する新ラジオは、第1・第3日曜日19時にお送りしております。
この番組に対するご意見やご感想をお待ちしております。
2022新ラジオatmarkgmail.comまでメールをお送りください。
本日はお聞きいただきありがとうございました。
それでは次回の新ラジオもお楽しみに。
01:10:29

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