00:05
皆さん、おはようございます。こんにちは。花農家&花屋ラジオ、シミズノブユキのここにいます。
普段、お花農家と花屋をやりながら、新しいお花の取り組みを行っているマルチフローリスト、シミズノブユキが、花業界について明るく、楽しく、時には鋭く語っていく番組となっております。
というわけで、今日のテーマですけれども、ちょっとバリバリの花農家の方に振ったような話をしていきたいと思いますが、
題して、夏を制するものは農業を制する、というのをテーマに話していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
はい、そういうわけでしてね、まあちょっとテーマ通りなんですけども、もうね、何て言うんですかね、この花農業だけじゃないんですけども、
とりあえず夏なんですよ、もう、今この問題になっているのは。
夏暑いっていうのは、やっぱり当たり前の話になるんですけど、
今日もちょっとニュースで見てたんですけども、10年に一度の暑さが来ていると。
東北方面、北海道も含めてですけど、方がすごい暑いと。
大阪、関東圏も雨多いと言ってますけど、大阪の方は相も変わらず毎日暑いという感じになっているんですけど、
もうね、この暑いのが、10年に一度が毎年来ているような感じになっているので、これが普通になってきている気がするんですよ。
結局この夏が暑すぎることによって、収穫量が多分ガクンと減ってきます。
今、現にですけど、うちもそうなんですけども、やっぱり目に見えてちょっとずつちょっとずつ量が減ってきております。
制御が悪くなってますので。
今、現時代、7月か、今年は特になんですけども、本来であればまだ、
ちょっと遅いくらいだったら梅雨でもまだ、梅雨明けか梅雨明けじゃないかぐらいのレベルなんですけども、
もうね、東の昔に梅雨も明けて、暑いなっていう日がもう、梅雨明けて2週間近くか経つんですけども、
ただでさえそんな梅雨が早く明けている中で、さらにこの1ヶ月予報がまた暑くなると言われている中で、
もうこれが当たり前のような気候になってきているんですね。
なってきたときに、やっぱり従来のやり方ではもう生産が悪くなる、落ちてくると。
もう単価高い安いとかいうのはまあまあね、もちろんそれも大事なんですけど、
03:07
根本的に物が作れないといくら高かろうって安かろうと、
例えば安くてもですけど、物があれば多少なりと売り上げが上がるんですけど、
暑すぎて生産物がなくなってきたら高くても安くても関係ないんですよね。
もう物がないんですから。なので売り上げが上がらないと。
ってなってきたことが、やっぱり年々この暑いが故に、
暑さにもやっぱり種類があるんですよ、めっちゃ気温が暑いとか、
去年がちょっと特殊、僕は珍しく特殊だったのが、暑いのが長いですよね。
暑さがずっと35度超えるような日が、やっぱり何ヶ月も続くってなってきたときに、
やっぱり予定が狂いまくるっていうのが、やっぱりここのここ数年、
今年も若干ちょっとその系がありますよね。
もうだって梅雨明けが早かった時点で、夏が長くなりそうだなっていうのが、
ちょっと予想されるんですけども、夏が長いっていうことで、
結局夏場、暖地と言われる暖かいところですね。
関西から南の方に向けては結構夏場を休むと。
今度は桜前線と一緒で、夏場は涼しいところに任せようって言って、
7月、8月とかであれば、北陸新州、要は北の方にそういう産地が流れていくような形で、
劣等リレーじゃないですけども、これはお互いがお互いの良さを、
涼しいところは涼しいときに生産すると。
暖かいときは寒いときに生産することで、劣等が繋がっていくことで、
お花が切れる間がないと。
お互いがお互いの弱点を埋めていきながら、
劣等リレーみたいな形で生産物と繋げていくっていうようなやり方が自然となってるんですけど、
もうそれが繋がらない。
繋がらないというか、それですら厳しくなってきてると。
だから、昔涼しかったところですら暑くなってるっていうことなので、
結局涼しいところが、
団地の暖かいところが終わって涼しいところが出番だと言っても、
暑いことによって生産量が落ちてると。
暑いところは、夏はちょっと休むんですけど、
ちょっと涼しくなってきたら、
変わりに涼しいところに変わって、
暖かいところが寒くなることによって作りやすかったとしても、
暑いのが長すぎるので、
いつまでたっても涼しくならないから作れないんですよね。
06:02
やってきたときに量も少ない、作れないってなったら、
それは生産量減りますよね。
そうなってきたときに必然的に価格が上がると。
結構お金が上がるっていうことなんです。
今日の題名にもあるんですけど、
暑さを制するものが、ある意味逆に言えばチャンスなんですよね。
暑さを何とか乗り切ることができたら、
暑いがゆえにものが作りにくいっていうものをクリアできたら、
チャンスが広がるという考え方なんですけど、
なかなか結構設備投資的な話になってくるんですけど、
今までやっぱり冬場にいかに温めるか、
寒いときにいかに温めるかっていうので競ってたところがあるんですけど、
今はもう若干逆になってるって言うんですけど、
いかにハウスの中とか施設を冷やすかっていうふうな方に力が向けられてるんです。
だからそこをうまくできてるところは、
今後勝ち残っていくというか、
そういうふうになっていくのかなっていうふうになってるので、
もう目がやっぱり冷ます方に、冷ます方にって言ってるような感じがしますよね。
だからもううちでもいろいろな策を、
言っても僕のところはそんな大惨事ではないですし、
そんな高額な施設を入れてるわけでもないので、
何かいろいろなちょっとでも冷ますっていうか、
ハウスの中を循環して下げたりとか、
換水することによって地熱を下げたりとか、
そういういろいろな策をするんですけど、
それ以上に暑いからどうしたものなのかなっていう感じでいろいろ考えてますけど、
こういうのを本当に今、
ハウスの中にクーラーっていうか冷房か入れたりとかして、
冷ましてるようなところの施設も現れたりとかして、
もうそこに火事を切っていくんじゃないか。
今まで新州北陸やったのがさらにもっと北、北海道ですよね。
北海道に栽培拠点を、
夏場はもう北海道に拠点を移して栽培してしまおうと。
輸送コストとかもかかってしまいますけど、
でもやっぱり物作られへんよりはよっぽどマシなのかなっていう形で、
そっちの方向に進んでいる。
産地等というか農業法人とかも含めてですけど、
そういう風な流れになっています。
これってお花だけに限らずですけどね、
食べ物とかも含めてですけど、
なぜ本州で夏場に物が作りにくいということなので、
そこで北海道に逃げていこうというのが、
ちょっと流れ的になっていたりとかするんですけど、
やっぱりそこはなかなか力がある農家さんしかできないなというところはあるんですけど、
でもそっちの方の流れになっていくと思いますし、
09:03
だんだんそういう土をさますというか、
畑をさますというような技術もこれから進んでいくのではないのかな。
だからそれにできるだけ早く取り掛かれるようにとか、
それをさます知恵ですよね。
知恵とか場所とか、やっぱりできるだけ涼しくなるような、
温かい場所を探すより今は冷える場所を探す方が、
何か得策なんじゃないのかなっていうのが若干、
ここ数年の夏です。
今年だけに限らずですけど、
ここ数年で僕が感じていることですよね。
結構いろいろさます方向でとか、
品種等も含めてですけど、
そういうので何かできないかなとか、
いろいろ考えたりするんですけど、
あの手この手やってますが、
なかなか上手いこといけてないっていうのが僕の現状かな。
何かすごい面白い案であったりとか、
自分も何か思いつく、
やってよかったり、
過ごしてもちょっと温度が下がるような取り組みができて、
何か思いついたらまたここでも話してみたいと思いますので、
何か面白いネタがありましたら、
僕にも教えてもらえたら嬉しいなと思っております。
とりあえず畑をさましたっていうのは、
今の農家の課題かなって言いますかね。
温めるよりさます方が、
力を入れた方がちょっとビジネス的に、
そちらの方が需要があるのかなっていう感じでまとめさせてもらいます。
というわけで週末、まだまだ暑い日が続きますが、
皆さんお体には気をつけて、
今日1日が素敵な1日になりますように。
どうもありがとうございました。