いとこの思い出
OKファームのOKです。この番組は、農業歴12年の私が、皆さんの思い出をもとに、今夜のこんだてを紹介するラジオです。
今日はラジオネーム、ちこりーたさん、女性への思い出です。
私のいとこの話です。運10年前に、21歳で結婚したいとこ。
実家のお味噌汁は、煮干しだしだったそうです。
結婚して旦那さんに出すお味噌汁も、同じく煮干しだしで作ったのですが、
なんだこれは、こんなもの、飲めたもんじゃないと激しく叱る旦那さん。
旦那さんの実家は、カツオだしのお家だったらしく、
それ以降は、カツオだしでだしをとるようになったと聞きました。
括弧で、こんな村原店主によく尽くしてたよね、いとこ、という風にも書いてあります。
いとこは、結婚おきに仕事を辞め、専業主婦をしていましたが、
下の子が小学校に上がると、介護施設の給食センターにパートに行くようになり、
そこで栄養士の資格を取り、施設内でも出世していきました。
そんな母親の背中を見て育った息子くんも、調理士の道へ進みました。
村原店主の味噌汁事件がきっかけとは思いませんが、
いとこは強くて立派だなぁと尊敬しています。
ということで、ところどころ旦那さんへの福言を提言するみたいな場面もありながら、
いとこさんをすごい尊敬していますよ、というね、ちこりーたさんのメッセージでした。
料理を通じた家族の影響
ありがとうございました。
結婚してから割と最初に訪れる難関が、
お互いの家の文化のすり合わせというやつですね。
付き合うときには気づかなかったとか、気にならなかったんだけども、
料理だとか、洗濯のやり方だとか、ゴミ捨ての作法だとかね、
気象に関して、睡眠に関して、みたいな感じで、
こんなことやったことないよっていうのからの、
仕方ない、受け入れようっていうのと、
ダメだ、ここは譲れないっていうのの繰り返しをしながらね、
夫婦になっていくというんですかね、なんか儀式みたいなものがありますよね。
ちこりーたさんのいとこは旦那さんから結構厳しいことを味噌汁に関して言われたということなんですけども、
心が広い方なんだろうなぁという風にね、僕は感じました。
男性女性関係なくね、結婚しておられる方は今日はパートナーに感謝する日にしてください。
そしてご自分も新たに栄養士に、息子さんも調理師にということで、
母の背中から何か伝わることがね、息子さんにもあったんじゃないかなという風にもね、僕も感じました。
農家でも、どうやったら自分の子供が後をついてくれるかということに悩んでいらっしゃる方が、
世の中にはね、本当にたくさんいらっしゃるという風にお聞きします。
僕としては、まずは楽しそうな姿を見せることが大事なんじゃないかなという風に思っています。
栄養士さんと調理師さんということで、少し食種は違いますが、
このいとこさんも料理を楽しそうにしていたからとかね、
何かポジティブなものを受け取ったから、
子供さんが似たような道に来てくれたんではないかなという風に僕は感じています。
そしてOKファームがおすすめする今夜のこんだては、
いわしのチーズ焼きです。
にぼしからね、インスピレーションいただきまして、
いわしという具材をチョイスしてみました。
僕の母がいわしとチーズを一緒に焼いたものをよく出してくれていたんですが、
あれがね、チーズとなんかいわしの小骨の食感とかも相まって美味しかったんだよねっていうことをね、
このメッセージからちょっと思い出したんですよね。
僕の母のレシピとは少し違うんですが、
概要欄にね、いわしのチーズ焼きのレシピというものをインターネットで探したらありましたので、
こちら参考になさって皆さんも作ってみていただけたらと思います。
そして、いわしのチーズ焼きと一緒に飲んでいただきたいのが、
OKファームが作っているごぼうが香るオニオンスープです。
僕が作った自家製ごぼうと淡路島の玉ねぎがたっぷり入っている粉末スープなんですが、
お湯を注ぐだけで出来上がり、スープを作る暇がないという方はぜひお試しください。
概要欄にごぼうスープのAmazonリンクを貼っておきますので、
ごぼうスープ、何それっていう方とかね、まだ買ってないよっていう方はぜひチェックしてみてください。
改めまして、ちこりーたさん素敵なお話ありがとうございました。
この番組ではあなたからの食べ物の思い出を募集しています。
日常的なものから壮大なエピソードまで、どんなものでも大丈夫、匿名でもかまいません。
概要欄のリンクをクリックすれば簡単に記入できますので、ぜひよろしくお願いします。
今日のご飯があなたの人生で大切な一食になりますように。
素敵なお話、ごちそうさまでした。