1. シェアする落語のスタンドエフエム
  2. 【#199】広沢菊春独演会2024/9..
2024-09-08 10:33

【#199】広沢菊春独演会2024/9/8 #広沢菊春 #広沢美舟

spotify amazon_music
#広沢菊春  #広沢美舟
そんなに浪曲詳しくないけど、虎造好きとしてはたまらない一夜でした。
・清水次郎長伝〜名古屋の御難
・祐天吉松〜発端
・忠治髪結床(火の車お萬・前)
※博覧強記と言おうとしてハクガクキョウジンとかわけわかんないこと言ってます。恥ずかしい。
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/614acca39ccb419e5f1db0cc

サマリー

広沢菊春の独演会がアートスペースカブト座で開催され、彼の浪曲パフォーマンスが披露されています。特に、虎造の次郎長や祐天吉松、国定忠治の物語が特徴的で、美舟師匠の三味線も絶妙です。

独演会の開催
はい、シェアする落語の四家です。今日はね、浪曲、9月8日日曜日、昨日に続きまして、アートスペースカブト座でですね、
広沢菊春独演会、行ってまいりました。
まああの浪曲はね、僕はもうほんと素人ですけど、一応あの虎造の
次郎長はほぼ全部聴いてます。 大好きです。
やっぱり浪曲でしかね、語れない世界ってのあってね、やっぱかっこよさね。 かっこよさがね、やっぱいいですよね。
ピシッとこうね、 講談とは違うかっこよさがありますよね。
何の説明にもなってない気がしますが、まあその中でね、 広沢菊春という名前をね、襲名されて、
広沢菊春って言ったらですね、落語浪曲って言って、落語の間に入って寄席に出て、 そんで落語浪曲化したりとかね、してその
立川談志師匠がね、非常に愛好をしていた、好きだった方でございます。
で、 その名前をついでね、そしてあの芸協に入って、今あの芸協の寄席に出ているということで、
寄席でぜひね、あの
広沢菊春を聴きたいなってずっと思ってたんですけども、 独演会がちょうど日曜日にあるということで、それもですね、
ストーリーの紹介
演芸会のですね、もう博覧強記の、本職はね、書評家、文筆家の杉江松恋先生が主催されるということで、
もう千載一遇のチャンスということで言ってまいりました。 曲師はもちろん奥様であられますところの
広沢美舟さんということね、美舟師匠というべきか。 僕ね、演芸会という括りを外してひょっとすると日本で一番この人が美女なんじゃないかなと、
美しいんじゃないかなと思うんですけども、 その美女が奏でる三味線がまた素晴らしい、
そんなに長いキャリアじゃない方なんですけども、まあ素晴らしい三味線をですね、
曲師として弾かれる方でございまして、 これに乗ってくる当代菊春師匠のこの
良い声なんだ、これがやっぱね、浪曲って100人100節で本当にいろんなタイプの浪曲師がいる、一人一人が全部違うという芸能でありますが、
僕の中でのスタンダードっていうのは今生きている中ではやっぱりこの当代菊春師匠なんだなっていうふうに思いましたね。
その菊春賞がですよ、3つ、今回3席をかけて、その投票をやって、お客さんの投票をやって、
で、一番票を集めたのを寄席でかけたり、またその兜座でかけたりしたいみたいな、なんかそういう趣旨だったらしい。
で、その3席がどういう3席かっていうのがまあ今回肝心なんですけど、僕にとっては本当に嬉しい3席でしたね。
1席目はね、やっぱりね、次郎長ですよ。『次郎長 名古屋御難』かな、お金なくなっちゃって、盗まれてお金なくなっちゃった次郎長と、腹減りましたっていう石松、まあそんだけの話なんですけど、これがいいんだよね。
実に続きが聴きたい。僕は日本大衆芸能の最強のキャラクターは森の石松だと思ってますんで、
虎造節をね、聴いてきた、録音ですよもちろん聞いてきた僕としては非常に嬉しい、大変楽しみました。
で、2席目が『祐天吉松 発端』ですね。
祐天吉松もね、有名な講談浪曲ではおなじみのネタですけども、まあこのね、この話はね、その、二人の悪人、元悪人っつーのかなぁ、このね、あのー、啖呵のね、
切り合いみたいなね、こういうその男と男のぶつかり合い、男のぶつけ合いみたいなところってのはもう本当に浪曲らしくてかっこよくて僕は好きですね。
仲入り挟んで3席目がこれがね、また来ましたよ。 国定忠治ですよ。国定忠治ね、国定忠治でもね、僕が聴いたことなかった、
『髪結床 火の車お萬』というですね、
これもよかったね、なんとなんかね、冒頭のところがね、ほぼ落語の『無精床』なんですよね。 その無精床のところが入って、無精床が入って、まあ要するにヒゲ剃られる方が
忠治なわけですけど、自分が忠治だっていうことを隠しているわけですね。 で、そのヒゲを剃る
親方がですね、髪結の親方が忠治を褒めまくるという、そういうところの話なんてございますが、いいんだこれが。でね、結局その投票になったんですけど
僕はもう文句なしに国定忠治に挙げました。
で、この3席は一体ね、どういうくくりかというと、いずれもその虎造節、関東節なんてそうですよ。 関東節、関西節の違いは未だに僕はよくわかりません。わかりませんが虎造節には耳が慣れて
ますんで、虎造だ、虎造っぽいみたいなとこがあってね、そこにやっぱり
当代菊春の味も、ちょっと入ってきているようなところがあります。 そんなに浪曲をしっかり聴いているわけじゃないですけど、まあとにかく楽しい。
パフォーマンスの感想
楽しいし、やっぱりね、どっかやっぱりこの他の演芸ではない心の部分をこう揺すぶられる芸能だなってのはもうすごく思いましたね。
だってね、僕日本一の美女だと思う
広沢美舟師匠のところにね、目が行かないんですよ。どうしてもね、菊春師匠の方に行っちゃう。菊春師匠がまたね、
ヤクザ物はいいヤクザをやるしね。 節がね、またいいんだ。
本当にね、繰り返しになりますけど、いろんな節があるんです。浪曲って100人100節なんですよね。
中でね、あのちょっとダミった感じの節はね、いいね。
あの本当に音楽的な快楽です。いいブルースを聴いた時のようなね、快楽を感じさせてくれますね。
いやいいものを聴かせていただいたなと。で結局その投票、投票の前にね、いろんな本当にね、杉江先生めちゃめちゃ詳しいですから、
杉江先生と菊春師匠の間での会話もですね、ありまして、これね、ちょっと高度過ぎて私よくわかんないところもありましたけども、でも聴いてるだけで楽しい。
そして決戦投票、結果やっぱり忠治でしたね。
国定忠治聴きたいなぁ。もうね、だからこの連続ものでね、これ連続してますから、連続もので聴きたいですよね。
で、発端からね、ずーっと辿って、やっぱり有名な名月赤城山のあたりをね、聴きたいですよね。
いや改めてあの、僕もね、他のその例えば玉川奈々福師匠、太福師匠、
でいいのかな、奈々福さんは先生と呼ばれたくないっていうようなことをちょっと書かれてた気がしますが、
あとね、パワフルな国本はる乃さんとか、
港家小ゆきさんとかね、好きな人、他にもいっぱいいますけども、やっぱり浪曲、僕の中でのその浪曲のスタンダードっていうとこの菊春師匠のような
節、声なんですね。 今日はそれを堪能できました。僕はね、あの
独演会もまたいいんですけど、この 末広亭でね、芸協の芝居の中のこの菊春師匠というのをまた聴いてみたい。
これはね、あの先代菊春がそういう 方だったというふうに
寄席で、落語の間に挟まって浪曲やって人気があった方というふうに 聞いておりますので、あのぜひねそういう機会が
あれば、なんとかね、行きたいなというふうに思っております。 ということで、広沢菊春いいぞというところでですね、シェアする落語の
四家でした。ではまた。
10:33

コメント

スクロール