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はい、シェアスルラクゴの四桂です。
今日3月8日、金曜日。
ちょっときっかけがございまして、私リセールで、ピアノリセールでチケットをゲットしてですね、
久しぶりにホールラクゴに行って参りました。
あ、でも、この前にお話もホールラクゴ、こっちはホールラクゴか。
日本橋公会堂、日本橋劇場ですね。
久しぶりですね。
師匠お似合いですよ、ラクゴ会という会なんですね。
これが、東京のラクゴ好きの方だとご存知だと思いますが、
東京河原版という月刊誌があるかというふうに思うんですが、
予選演芸のね、その月1ヶ月の情報が詰まっている情報誌ですね。
こちらの連載で、一人のラクゴ家さんを勝手にピックアップして、
それに似合うゴールデンベアのコーディネートを妄想してしまうというですね、
ドイ・ラブヘイ先生の竹川小柱師匠の顔が一番僕は浮かんできますけれども、
ドイ・ラブヘイ先生のイラストが入って、この服が似合うんじゃないか、みたいなですね。
そういうコーナーがあるんですが、それはラクゴ家が出てこないんですけど、
そこでその取り上げられたラクゴ家さんに実際に出てきてもらって、
途中でファッションショーみたいな感じのことをやるというですね、
もうゴールデンベアが全面についているラクゴ界です。
いや、これ本当素晴らしいことで、よくその企業の方々がですね、
イベントの協賛につくっていうのは結構いっぱいあると思うんですよ。
このゴールデンベアの小杉さんは主催してますからね。
河原版の全面バックアップは多分されてると思うんですが、
主催はあくまでゴールデンベアの小杉でやってるっていうのは、
これすごい画期的だなというふうに思います。
なかなかないとは言いませんけど、なかなかないパターンですよね。
と言っても、そんなにその企業タイアップ色が出るのはトークコーナーだけで、
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あとはもうラクゴ家って何もそういうとこ気にしないなっていう、
てかむしろいじってるだろうっていうですね、そんな感じなんですけども。
開口一番は林家鶴子さん。反対車。
もう目の前に真打昭信広工業が見えてるという、21日からですから。
先日、ラクゴ協会主催の合同パーティーもあったと。
そんなところがありまして、ここでですね、衝撃の楽屋。
こしら師匠がご主義をペイペイでくれたというですね。
らしい。らしいなあ。紙嫌いですからね、あの人ね。
名刺もらったらスキャンして返しちゃいますからね。
でもとってもそういうのわかる。
僕もね、たまにそのご主義の袋に自覚のザキレでね。
まあいいや、そんな話はいいんです。
反対車ね。早い方しか出てこない反対車で、とにかくアクションのデカい。
こういうデカいホールにはすごい向いてる話を持ってきて、いい感じでございました。
そして立川こしら師匠。もうね、最初からね、もうひどいですよ。
ゴールデンベアのベアに引っ掛けて熊の話をするのかなと思ったら、熊の被害の話をしてましたからね。
最近熊の被害がひどいみたいなですね。
それダメだろうというふうに思うんですけど、この人がやっちゃうと憎めない。
で、話はですね、前にこ志ら乃集いで聴いたことがあるひもの箱ですけど、
まあちょっと縮めた感じはありましたけど、
やっぱりあの、あれなんですよね。
こしら師匠は話の本質をグッと掴んで独自の展開をするというよりは、
その話のあるシチュエーションとか、話のある道具立てみたいなところを
全然違うものに変えていくっていうのがすごい得意だと思うんですけど、
いやあ、あのね、歌詞本屋の前で父親がこういろいろ見えないところでね、
顔を合わせないところでいじるっていうあのシチュエーションをあんなにうまく使うっていうのは
ほんとすごいなというふうに思いますね。
で、そのこしら師匠にまくらで散々くされていた左右手満喫師匠が
お二人目で話をして、
で、もちろん反撃をしようとしたんですが、そこにあのこしら師匠が
高座の後ろを通り抜けるというですね、技を出しまして、
えー、まあ笑っちゃいましたけども、
まあ相方の爆笑まくらからこっちはちゃんと考えてるんですよね、熊野川。
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うん、なあ、これはね、やっぱ面白いですよね。
あのー、ほんとにね、なんて言うんだろうなあ。
あの、お上さん面白いんですよね。
満喫師匠のお話ってね。反対車とかもね。
まあやっぱりね、あの、古典で爆笑をとれるっていう、
がっつりとってくれるっていう気持ちよさ。
で、満喫師匠ならではのその角度からきたかっていうくすぐりが、
うん、もう相変わらずお見事でした。
で、ここでまあお三方出たところでですね、
えー、椅子が出てきましてトークコーナー。
で、えー、満喫師匠は引っ込んでますから、
そこで下がってますから、
えー、楽屋にいた三人がゴールデンベアのコーディネートで
現れたわけですよ。
でね、かっこいいんですよ。かっこいいです。
あの、鶴子さんもね、長い大きな帽子がとっても似合ってましたね。
鶴子さん、髪の毛長くて、お綺麗な方なので、
お綺麗なところはまだ出してないですけど、
お綺麗な方なので、ああいう大きな帽子似合うんですよね。
まあちょっと、お見事でしたね。
で、喬太郎師匠はね、すごくね、大人の感じがあって、
たぶんお写真ね、たぶんインスタとかにいっぱい出てくると思うので、
そちら見ていただきたいんですけど、
で、あのー、
あのー、
あのー、
あのー、
あのー、
あのー、
腰出し…お三方…
お三方…まきつ師匠はどうだったのかなぁ、まきつ師匠…
まあ見えないんですけど、腰出し師匠と喬太郎師匠は
ヘアメイクもちゃんとついていて、
まあ当然じゃ当然なんですけど、要するに落語があって、
普段、髪の毛なんにもちゃんとやってないっていうね。
その…喬太郎師匠も腰出し師匠も結構カチッとこう…
髪の毛は決めたんですよ。で、喬太郎氏は非常にかっこいい。後で自分で東映の映画のヤクザみたいって言ってましたけども、かっこいいです。
で、小枝秀夫はかっこよかったんですけど、そこに伊達眼鏡をかけたことによって、サムゾルは裸説でそっくりになってしまいました。
で、楽屋で前座が裸説だって爆笑してたらしいです。
でもね、ファッションはすごいかっこいいですよね。
小枝秀夫はファッションモデルやってたことがあるっていうお話をさっきされてましたけど、そのトークでされてましたけど。
で、そのお三方でワーワー喋ってるところに後から着替えた満喫師匠が出てきたんですけど、
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これもね、服はかっこいいんですよ。かっこいいですけど、
あの満喫師匠の、あの痩せた感じの満喫師匠にニットキャップをかぶるコーディネートだったんですね。
でね、ニットキャップもね、上質でね、結構いい感じのもので、僕あれ欲しいなって思ったんですけど、
満喫師匠がニットキャップをかぶると、手術終わった人みたいな感じです。
なんかね、コシラ師匠には無職の人って言われてましたね。なかなかコーディネートってのは難しいってこと。
そもそも喬太郎師匠は、時々他の落語家にネタにされてますけど、私服がひどいっていうのがあって、
コシラ師匠はかっこいいんですけど、だいたい毎回同じものを着ていて、それはワークマンなんですよね。
で、満喫師匠はほぼ毎日のように置物なので、なんですかね。
かっこいいんですけど、かっこいいのはちゃんと見ないとわからなくて、とりあえず出てくると出打ち的に終わってしまうというですね。
それでもお互いのおしゃれ感覚のなさみたいなのを突っ込みまくるトークが炸裂して、あっという間にそれが終わってしまうというですね。
でもやっぱり服の良さは伝わりました。服の良さは伝わりましたが、それは普通のモデルさんが着ていて、
モデルさんからこのコーディネート良いなっていうのとはちょっと違う感覚でしたね。その辺が狙いといえば狙いなのかもしれません。良いんじゃないですかね、これ。
仲入り入りまして、いよいよ我らが柳家喬太郎師匠です。
洋服の話、洋服あまり接してこなかった、ファッション気使ってこなかったみたいな話から、自分の学生時代の話に入り、鶴子さんのコーディネートを見てオールナイトフジの女子大生を思い出したみたいなね。
で、あの時のオール、おかわりなんとか忘れちゃったけど、出てた女子大生の中でお一人、山木さんだったかな。ちょっと間違ったらごめんなさいね。が女優を続けられて、今女優としてご活躍されていて、
喬太郎師匠とお芝居で共演されてたみたいな、そんな話もあったなーなんてことを思い出しつつ、ここでこの学生時代に無理やりリスクに連れて行かれた話とかですね、僕と喬太郎師匠ちょっと年の差ありますけど、かなり被ってる部分があるので、
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すごく懐かしく話を聞いていたら、これ学生の話に入っていくんじゃないかな、今日は古典が続いてるからここは新作なんじゃないかなと思ったら、やっぱりちゃんと新作に入ってくれましたね。しかしね、この話やってくれるとは思ってなかった。
スミレソー201号ですよ。いやーもうずいぶん昔の話ですよね。あのー、喬太郎師匠の新作のクラシックの、純情日記横浜編と並ぶようなね、そんな作品で音源ではね、聴いたことありますけど、
いやー生で聞けると思わなかったですね。というのはですね、これあの、かの有名な東京ホテトル音頭というですね、曲が入っていることでもわかる通り、いろいろやっぱりもう古めかしいんですよ。
それは昔に作られた昔の話なんで、仕方ないところではあるんですが、同棲でしょ?学生同士同棲、そこでお見合い。ホテトル音頭の歌詞の中には公衆電話の中のチラシが出てくるっていうね。
もう今多分ね、20代の人なんだかわかんないっていうところもあったりする。もうなんかあの、正直その西風俗的な、まあそれはね味付けでしかないんですけど、ところはちょっとまあね、聞くの懐かしさが先に立たないとちょっときつくなっちゃうかなっていうぐらいの感じですよ。
うん。でもまあそこは懐かしさが先に立っちゃうし、何しの柳が喬太郎なんて面白くやっちゃうんですよね。ただその聞こえ方は多分変わってきた。なんかこうクラシックなものになってきた。何よりもこのスミレソーにしても、あと何でしたっけ。
あのー、正太師匠の悲しみに提案でーだっけ。ちょっとあのせっかくなタイトルが思い出せないんですけど。まあ全女人気横浜編もそうですけど、これはあの要するに諏訪の世代が学生時代に全く落語が流行ってなくて、オチケンと名乗ることがもう恥ずかしいという時代があったっていう。
そんな頃の話なので、もうなんか古典なんですよ。古典というか懐かしむノスタルジーのネタなんですよね。ただノスタルジーの古典落語のようにノスタルジーを漂わせるネタでここまで爆笑を取りまくるっていう。
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ところに、おそらく久しぶりに書けられたんだと思うんですけど、やっぱり柳家喬太郎という人の凄みを本当に感じますよね。なんだかんだ言って一番面白いこの人っていうところをですね、今日も見せていただきました。
残念なのは足がまだ悪いようで、尺台を立ててあいびきもされてましたね、の高座ということになるんですが、もうそんなことはどうでもよいわ。
あとやっぱり、今も柳家喬太郎師匠はもう話をどんどん作り続けていて、ある回では楽屋に入ってから作った話そのままかけてたみたいなね。そんな話も春風亭掛橋さんのポッドキャストで聞きましたけど、すごいなと思うんですけど。
過去の名作って本当にいっぱいあるんで、それをまた聞く機会が欲しいなっていう。たまたま僕は幸運なことにハワイの雪もハンデキもハンバーグの寄席でトリの時に聞いてますけど、まだ聞いてない。
聞いてるけど聞いてないやついっぱいあるんですよね。改めて自分が喬太郎師匠の、古典も好きですけど、新作は大好きだなっていうふうに改めて思いました。
なんかね、これお似合いですよ。師匠お似合いですよっていうですね、セリフとはほぼ逆のセリフが溢れてたような回ではありましたが、ちょっとねゴールデンベアなんかね、いい感じだなというふうに思いましたね。
楽王会としてとても成功した幸せな企画なんじゃないかなというふうに思いました。
なんかこれ年に1回なのかな。続いて欲しいですよね、こういう素敵な取り組みは。またタイミングが合えばぜひお伺いしたいなというふうに思います。
面白い人たちだけ集めた会もいいですね。ということで幸せな楽王の式でした。ではまた。