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2024-02-26 12:48

【#148】立川志ら乃一門会24/2/25

#立川志ら乃 #立川談吉 #立川のの一
談吉さんの新作がすごかったです。志ら乃師の死神もかっこいい。
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00:06
はい、シェアする落語のshikeでございます。
2月25日日曜日、前日に引き続き深川東京モダン館、前日に引き続き立川流なんですけども、
立川志ら乃一門会ということで聞いてまいりました。
最初はですね、立川志ら乃師匠とダンキチさんのトークで、
この回はですね、乃一さんをどうやって育てて2つ目にしたらいいのか、
いまいち自信が持てない志ら乃師匠が、乃一さんを育てる場として開催するというようなお話をされてましたね。
これ前から、最初の頃からおっしゃっているかと思うんですが、
なので2つ目をゲストに呼んで、その2つ目とのトークをすると。
ダンキさんは第1回の時に来ているので、これが2回目になります。
今回のお二人のトークも非常に面白かったですね。
特に面白かったのは、やっぱり弟子は師匠の悪いところを引き継ぐ。
なので、師匠が弟子の落語、自分が教えた弟子の落語を聞くときに、
自分の悪いところを聞かされるのでつらいっていうですね。
これは非常に面白い話ですよね。
僕がヘッポコの1回目の客として思うのは、
自分の良いところって、なかなか落語は自分で肯定できないんですよね。
肯定しちゃったら、その先の進歩がなくなるような気がするんじゃないかなと思うんですけど、
そうすると、自分の弟子が自分が教えた落語をやるときに、
自分が教えた落語の良いところってあまり聞けないんだと思うんですよ。
そうすると耳の中に入ってくるのは自然と悪いところだけになってくるっていう、
こういう理屈なんじゃないかなと思うんですよね。
まあでもそれは、理屈はどうであれ、
自分の落語の良くないところを弟子から聞かされるっていうようなもんですから。
別に弟子はそれを聞かせたいわけじゃないですけど、
弟子の落語を聞いていると自分の落語の至らないところがあからさまになってしまうというのは、
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これはなかなかつらいところではあるかなというふうに思います。
他にも面白い話がいっぱいあったんですけど、
ダンキシさんの口調の変遷。
僕もぼんやりと思ってたんですけど、
歌い上司は基本は変わってないと思うんですけど、
前座から二つ目に上がった頃の本当に歌としてやってた歌い上司は、
実は前座としてもお客さんに失礼がないようにという気持ちでやってたという話は、
今日初めて聞きましたね。
僕はその歌い上司を聞いてダンキシさんが好きになったんですけど、
そこが新作を作る後、コロナになって、
テレワーク落語界という音声だけネットなり電話なりに載せて、
お座敷落語みたいなことをやるというようなアプローチをダンキシさんずっとやってるわけなんですが、
このテレワーク落語界を経て、自分の落語が変わっていったと。
技術的なものですね。しゃべり方が変わっていったと。
もともと男子にはこんな傾向をつけてもらっていたみたいな話もあって、
非常に興味深かったです。
そこで作られた、微妙なこの面白い、笑ったんだけど微妙な空気の中に、
ふっと入ってきて、これがこの回のテーマになっている、
知らぬ師匠のお弟子さん、現在前座の縦川信一さん。
これも信一さんが相変わらず達者なんですよね。
今日ちょっとね、いくらかミスったところが目立ったところもありましたけども、
狸祭。やっぱり狸の愛嬌の良さと、
きびきび話をテンポよく進めていけるっていうのが、この人の良さですよね。
すごく期待してます。何度も言いますけど、僕は、
信一さんと、縦川隆也と、縦川正雄丸さん、この2人はね、前座として非常に期待してます。
で、男騎士さんが出てきて、やっぱりここ新作でいくんですね。
これね、これもしぶらく、きっかけなのかな。
いや、すごいですね。ある意味、土曜日にかけた何でもない日っていうのは、穏やかなんですよ。
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穏やかイリュージョンというような感じなんですが、
この日かけたゴメスという話は100%イリュージョンですね。
非常にイリュージョン純度が高い話なんですが、客爆笑してましたね。
もちろん僕も爆笑です。
あとすごくちっちゃな女の子、小学校低学年であるんじゃないかなの女の子もいらしてたんですけど、
この女の子も爆笑でした。
たぶんシェイクスペアの研究家は怒ると思います。
なんだろうな、やっぱり新作ってどこまで喋っていいかよくわかんなくて。
出てくるのはお母さんとお父さんと小学生なのかなの息子ですよ。
で、シチュエーション的には家庭と学芸会。
で、出てくる固有名詞がオーヤンフィーフィ。
懐かしいですね。あなたに会わせたようですよね。
オーヤンフィーフィ、テレサテン、あともう一人誰だっけ。
ジュディ・ヨングだ。
で、ゴメス。これが何のゴメスかは伏せておきましょう。
何のゴメスか伏せておきますけど、その役を小学生の息子がやるという、そういうお話です。
全く何のことだかわからないですけども、大丈夫です。聞いても何だか全然わかりません。
ただ笑っちゃうだけです。
相変わらずダンキさんすげえなというふうに思いましたけども。
ここで中入りなしで3席目は縦顔しらの師匠ですよ。
やっぱり時空がぐちゃぐちゃになって大変なことになっている空気の中で何をやるかというところですが、
ここは1回古典の空気に戻して、ただその中でしらのワールドを広げていく。
確かに新作って何が出てくるかがよくわかんないと、何やったらつくんだろうみたいなのが見えないから大変ですよね。
後ろでガッツリ聞いていたみたいですけど、ダンキさんのゴメスを聞いていたようですが、
そんなところでしらの師匠が選ばれたのが死神でした。
死神も結構刈り込んでテンポを重視した感じの講座だなというふうに。
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これも結論から言うとすごく良かったんですけど、
他の人がやっている姿があんまり浮かんでこない。
やっぱりタテカワ・シラノの死神だなというふうに思いましたね。
スイスさんの死神、タテカワ・スイスさんの死神というのはほぼ改作に近いところがあるんですが、
根本の部分はほぼ元からある死神と変わらないんですけど、
ディティールがちょいちょいシラノ風味が出てきて、
死神を下げ替える人が多いですけど、下げもちゃんと変わっていて、納得度も高い感じでしたね。
正直言うとすごく面白かったんだけど、中入れを取っていないせいがあるかもしれないですけど、
もうちょい聞いていたかったですね。
とても良い講座でした。
タテカワ流、僕はこの日はいけなかったんですが、
深川東京モダン館で、大体日曜日なんですかね。月の後半日曜日になるんだと思いますが、
昼は昼でタテカワ流の一問の寄せですね。
ここは色物で、例えば僕が見た中では猫ひろしさんとかね、ねずっちさんとかですね、結構ビッグネームが出ます。
それでお値段お手頃みたいな、そういう感じの寄せ形式の工業があって、
15分お休み時間を入れた後に、私が今日見てきたタテカワシラノ一問会のような、
シダノ師匠に二つ目がトークゲストで出て、さらにそのゲストが一席やると。
落語の方の開講一番は野野一さんという、こういう形式の会が多分しばらくは続いていくんじゃないかなと思います。
タテカワ流って構えてしまう方ってまだいらっしゃるんですかね。
確かに他の会派にないカラーみたいなものがなくはないんですけど、それより先に落語ですので、楽しい落語をリーズナブルな感覚で聞きたいなと思ったら、
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この深賀東京モダン館の昼のタテカワ流一問会の寄せ形式、夕方はタテカワシラノ一問会、ゲストにタテカワ流二つ目というこの二つのシリーズ、
お勧めできるかなというふうに思います。ぜひチェックしてみてください。シェアする落語の敷家でした。
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