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はい、シェアする落語のshikeです。昨日4月24日日曜日、深川東京モダン館で、いつもの煙喫の会、三遊邸煙喫師匠の独演会に行ってまいりました。
開校一番2ヶ月ぶりの三遊邸まんまるさん、武将どこ?面白かったです。面白かったですけど、まだまだまとまりきれてないところがありましたね。
これ、もうちょっと磨いたところをもう1回聞いてみたいなぁと。そうすると、笑いがどんどん畳み込むように大きくなってくるところが楽しめるような気がしました。今後に期待です。
で、次が煙喫師匠の1席目、コウトネンプツ。よくベテランの師匠方が、ちょっと時間調整っぽく使う話として、子参辞書とかね。
三遊邸歌辞書とかがよく書けられているかと思いますが、煙喫師匠のコウトネンプツは、念仏がすごい。
なんかね、倍音が鳴ってるんですよ。だから本当になんか高僧、高いお坊さんと書いて、高僧が唱えているような
本格的な念仏で、その本格的な念仏の中でああいうバカバカしいコウトを言っていくっていうのがめちゃくちゃ面白かったです。
で、仲入り後に2席目。
ミサオクラベ女学校お里の伝という、これ三遊邸延長作品なんですが、これ面白いですね。雷山陽っていう
陽明学者が、武系の女性の
教育のために作られたものらしいんですね。それを園長が
落語に直したという、それを元にして落語を作ったという非常に面白い成り立ちを持っています。
で、今日これ仇討ちものなんですけど、仇討ちもの延長にはよく出てきますけども、
まず女性が仇を討つというのが珍しいですね。そして途中でですね、その女性お里と
お里が勤めている武系屋敷のおばあちゃんのお滝ばあちゃんと岩渕伝内というですね、この
仇ですね。この仇を追いかけてこの武系屋敷に入ったわけですけども、この3人でこのお里が真相を聞き出すために
岩渕伝内にいろんな質問をするんですけど、そのですね、会話がですね、コントなんですよ。
このばあさんがいいキャラしてますね。これがですね、もうすごく面白かった。面白かったけど、これね、
ちょっとよほど力量がないとできない話だなというふうに思いました。あまりにもキャラがばらけすぎてて、
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なかなかこれ、演じ切るのは大変だなというふうに思いながら聞いておりましたが、 いやもう最後のはその仇討ちのシーンも公開の場で
殿様の前でやるんですね。なかなか面白い。 ちょっと最後の仇討ちの場面はちょっと講談っぽくにもなるんですけども、
非常に楽しめました。またあの新しい、僕初めて聞いた話で、また新しいですね、延長作品を楽しませていただいたというところで、
毎度ですけどもね、演吉師匠はいいなぁというところで、これを聞いているあなたにもぜひ聞いていただきたい三遊亭演吉師匠の回、
深川東京モダン館で毎月1回やってますので、ぜひ聞いてみてください。ということでシェアする落語の式でした。
ではまた!