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2024-11-04 08:34

【#215】看板のぽん!その一 24/11/3 #三遊亭ぽん太

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見事な『真打昇進への第一歩」『夢金』に『中村仲蔵』は見事。大ネタ2つ並べても『時そば』と新作『たぬかぶ』のおかげで実に気持ちの良い会になりました。

7月に開催した『シェアする落語』で前売りチケット購入された方もお見えになっていて、ご満足されたようでした。良かった。

#落語
#三遊亭ぽん太
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00:05
はいシェアする落語の敷地です 11月3日日曜日で文化の日
ティアラこうとうでですねの小ホール 三遊亭ぽん太さんの『看板のぽん!』行ってまいりました。
140席だったかな。そこそこに大きなホールでね、 さすがに満員まで行ってませんけど結構埋まってました。
幕が開きまして(ちゃんと幕がある会場です) 幕が開きまして出囃子に乗ってぽん太さん出てきて、1席目がですね
なかなかキャッチーなまくらで、軽くあっためた後に『時そば』。
どうもぽん太さんというとどうしてもですね珍しいネタと怖いネタっていうのが イメージとして強いんですがスタンダード中のスタンダード
いや 素晴らしく良かったですね
やっぱり『時そば』は前半振りですから その前半の振りの部分でいかにそばを美味しそうに食べるかってすげー重要だと思うん
ですよ 美味しそうでしたねー
でその後のこのバカーがですね 2人目に出てくるバカがいかにこのスムースにバカかっていうところがですね
もう1個ポイントになってくると思うんですけど特にその なんでしょうね改作している部分とかっていうのはあんまり目立たなかったんですけど
非常にこうストレートにこの東京版のこの時そば を
ストレートにトーンとやってそれでお客さんガンガン受けてたっていうのは、 ぽん太さんの、力だなっていうふうに思いました。
でそのままですね 2席目軽くまくらを振りながら2席目が
『夢金』ということですね 『時そば』『夢金』というこういう噺をやるにはまぁちょっと生あったかい11月3日
だったんですけどももうそんなことは諸ともせずですね 特にあれは熊蔵?熊五郎?あの船頭ですね。
金に汚い船頭の熊は、もうほぼ出来上がってるなという感じで。
実にこうしっかりと船も漕いでたし あの軽口の叩き方なんかもすごく良くてですね
まあほとんどねあの船頭が喋ってる話ですから。もう 噺としては出来上がっちゃってるし非常に良かったですね。
まあここから先そこのまま熟成させていくのかあるいはもう少し 浪人の方をですね
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怖くとかねあの貫禄をつけていくのか どっちなんだろうという感じはありますけども今でももう十分に鑑賞に足る
非常にいい噺になってますし、この先も楽しみという感じですね。で、ここで仲入りを入れて3席目がですね、
新婚さんいらっしゃいに出演された時ですね 新婚さんいらっしゃいで
いろんな落語の触りをやったんだけどこれだけが使われたっていうのがですね なんとぽん太さん自作
自作ですねこれはもう完全に新作だと思いますが この噺を
youtube に上げていてそれを見た奥さんがぽん太さんにすごい関心を持ったって言う ですね
ですからまあ結婚のきっかけになった落語ということになるんですが『たぬかぶ』という噺です。
このタヌ株がねもう強烈に面白かったです 小学生から小学生のお子さんが前の方にいらっしゃったんですけどまあキャッキャキャキャキャキャキャキャ
喜んでましたね大人も喜んでました。 あのある落語家さんがですね言ってたんですけど古典落語に出てくる子供っていまいち
面白くないと あれだったらクレヨンしんちゃんを見せた方がいいって。おっしゃってる方がいらっしゃっ
て なるほどなとも思ったんですけどもここに出てくるね
小学生と思われます男の子がねもう強烈にバカで強烈にテンションがずーっと高いんですよ ね
だからあのこういうぽん太さんはなかなか見ることができなかったなぁと思うんですけど ずーっとこうテンションが高いまんま
あのバカな男の子をやり続けるって言うですね ここがもうすっごい面白かったですね。非常に良かったです。
はい
トリネタがですね もう一転ですよ、
雰囲気が一変に変わりまして 『中村仲蔵』です
最近『中村仲蔵』を聴いたのは三遊亭好の助師匠で聴いたんですが好の助師匠は非常に好の助師匠 らしいですね
もう話の骨格だけをギリギリのところまで削ってかつ落語としての軽みを重視した
スタイリッシュな非常に落語っぽい軽みを重視した仲蔵だったんですが、
ぽん太さんの仲蔵はまあ言ってみればこのスタンダードな仲蔵というべきでしょうか まある種の名人伝でありある種の人情噺でもある
ただやっぱりぽん太さんがすごいなと思うのはその非常に細かい情景描写 そば屋のシーンであるとかですね
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その舞台上のシーンであるとか非常に細かくて絵を見せてくれる ここがですね本当に素晴らしいなというふうに思いました
そこのあたりはねやっぱりこの三遊亭ぽん太という人の力であり またその色なんだろうなぁっていう特にその地語りとそのセリフのバランスの中で
きっちりとこの絵を描いて見せるというところですね 僕は非常に好感を持ちましたし
ちょっとね泣けるところもありました あの仲蔵みたいな話でもやっぱり人によってやり方が全然違っていて
そのその人のパーソナリティであるとか経験であるとかっていうものが出てる。特に この仲蔵ってその役者ですから
落語家講談師というですねパフォーマー同じパフォーマーですからそういうとこ 出てくるんじゃないかなぁと思うとまあ正直そこまでそのこの噺に対して
執着してなかった僕としてはですね途端にこの『中村仲蔵』という話が 最近好の助師匠とぽん太さんの話を聴くことによって、
なんかねぐっと心にこうシェアが大きくなってきた感じがします 非常に見事の仲蔵でございました
でもちろんねここからまた熟成をかけていくのかなっていうことを考えるとまた非常に 楽しみだなぁと思います
明らかにこれは三遊亭ぽん太という落語がかかが真打になるぞと俺はあのこういう 真打になるぞっていう宣言をしたようなですね4席で
軽みも感じながら気合も感じて 非常に頼もしく感じましたね三遊亭ぽん太という落語家の頼もしさがすごい感じ
られる会でした 非常に楽しみです今後ともですね
精力的に勉強会を開いて 努力を重ねてきた成果が、こうやって一つ形になったなというところで今後の
ぽん太さんにも期待大でございます ということでシェアする落語の四家でしたではまた
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