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2022-03-21 05:15

【第9回】落語感想 第397回圓橘の会 寝床 2022/03/20

#落語
三遊亭圓橘師匠の『寝床』絶品でございました。
若干二十歳の前座・楽太くん。既に注目されていますね。
#三遊亭圓橘
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シェアする落語のshikeです。
昨日3月20日に深賀東京モダン館で、三友邸円吉師匠の会に伺ってまいりました。
開講一番が、いつもの三友邸まんまるさんではなくて、三友邸らくたさん。
まだ20歳、10代の頃から円商百責にハマり、円楽書のところにお弟子になったという、すごい方でございます。
ネタは高校等でしたけども、このヨタロー話を、僕はこういう落語が好きで、こういう落語が楽しみですっていうのを全身で言ってるようなすごい講座でした。
もちろんまだまだ拙いんですけども、後で出てきた円吉師匠に、彼が何十年か経った後、円商を修名していてもおかしくないというふうに言わしめるような、
このですね、若さと楽しさが一体になった素晴らしい講座でございました。
2席目がですね、円吉師匠が上がりになりまして、これがもう本当に楽しかった寝床。
寝床をネタ出ししている時点で、これは駆けつけなければいけないわけでございますが、
この人は本当にギダ夕さえやらなければいい人なんだろうなぁというようなですね、最初こうですね、
あの旦那が、寝床を、寝床じゃないですね、ギダ夕を今日はギダ夕だっていうですね、楽しさがですね、出ていて、
だんだんだんだん誰も来なくなるということが発覚するにしたがって、どんどんどんどん表情が険しくなっていく。
そして最後にもう乱暴狂気の方へ突っ走っていくというですね、このあたりのその表情の段階的な変化の素晴らしさ。
画屋でまあいろいろとその長屋の方々であるとかがやってくるあたりは、ここもまたもう綺麗に描き分けられて楽しいんですけど、やっぱり僕は演出ショーの寝床はもうこの主人公の旦那のこの変化ですね。
あとその口調、丁寧でありながら乱暴になっていくみたいですね。この口調の魅力というのがもう本当に炸裂してました。
いいもの聞いたなという感じでございます。で3席目がこちらもネタ出しだったんですが、繁殖地取物町、ハリコの虎という一席でした。
これちょっとですね珍しいことがあって、一席終わった後にですね、
原作の岡本喜怒なんですが、岡本喜怒の繁殖地取物町の作品の解説が書かれた本があるんですね。
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この解説が書かれた本の一部を演出ショーが朗読をされたというですね、言ってみればその落語の後に
その落語を解説するような感じですかね。落語の原作を解説するような感じですね。
でなんでそんなことをしたのかという演出ショーのですね、お言葉がちょっと珍しくて、今日はあまり出来が良くなかったのでこちらで埋め合わせようという
なんかこうギリがたい感じですね。僕はまああのそこそこには楽しめたんですが、そういうふうに演出ショーが出来が悪かったというふうにおっしゃると
確かにまあ本来この繁殖地取物町というのはシャーロックホームズですから謎解きの要素があるんですけども、その謎解きの要素に向かってこう盛り上げていくような構成にはちょっとなってなかったかなというふうな気もいたします。
ひょっとするとこの話は演出ショーをもう1回チャレンジされるのではないかと、多分先まで予定は入っていると思うのでまあ半年とか1年とかスパンを終えてだと思いますけどももう1回ですねチャレンジされるかもしれませんね。
そう考えるとちょっと楽しみという感じでございましょうか。というわけで演出ショーの会に行ってまいりましたというところで毎月やっております。
毎月やってます私がやってるわけじゃないんだ毎月開催されておりますので4月の24だったかな日曜日ぜひですねあの私はもう今落語界の名人といえば山優という演出だと思っておりますのでぜひ一度聞いてみていただきたいと思います。
ということでシェアする落語のしけでしたではまた
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