2025-08-01 28:02

#2-8 AI時代のデザイン経営 - これからのプロダクトとブランドについて

アジェンダ:
  • デザイン経営のこれまでと今後
  • AIが経営にもたらす3つのインパクト
  • これからの経営者に求められる視点
📝関連リンク

澤円さん登壇 btrax AI✖️デザイン ワークショップ in サンフランシスコ

📝 お問い合わせリンク

btraxのサービスについてのお問い合わせはこちら

💌 ご意見箱

エピソードの感想やご質問、リクエスト等はこちらの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ご意見箱⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠へお寄せください。

📚 弊社オリジナルコンテンツ

btrax初の書籍⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠『発想から実践まで デザインの思考法図鑑』⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Amazonと全国書店にて好評発売中!

🎙 出演者

Brandon Hill (CEO & Founder, btrax) ⁠⁠⁠⁠⁠X⁠⁠⁠⁠⁠

Ryuichi Sakurai (Marketing Specialist, btrax) ⁠⁠⁠⁠⁠⁠LinkedIn⁠⁠⁠⁠⁠

🏢 会社概要

btraxは "We design the future by bridging the gaps." がビジョンのデザイン会社です。これまで日本、アメリカなど諸外国を含め300社を超える企業様に向けてUXデザインを軸に最適なユーザー体験を生み出し新たな価値の創出に貢献してきました。詳しくは弊社⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ホームページ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠をご覧ください。最後までご視聴頂きありがとうございました!今後ともデザインに関するお役立ち情報を配信していきますので、是非チャンネルフォローよろしくお願いします。

サマリー

AI時代におけるデザイン経営の重要性とその必要性について議論が展開されます。特に、デザインと経営の関係がどのように変わるか、日本の経営者がデザイン志向のアプローチを取り入れることの重要性に焦点が当てられています。AI時代におけるデザイン経営の重要性と、その影響について深く考察されます。ポケトークのような多言語対応のツールや、企業がAIを活用して競争力を高める必要性について具体的な事例を交えて議論が進められます。AI時代におけるデザイン経営の重要性が語られ、企業がAIを活用してブランドやプロダクト戦略を見直す必要があると強調されます。特に、SEOからAIツールへのシフトが進んでおり、企業はその流れに対応した戦略を構築すべきとされます。

AI時代のデザイン経営の重要性
サンフランシスコ・デザイントーク、この番組は、デザイナーやデザインに関心のある方、デザインをビジネスに生かしたい方、そしてグローバル展開を目指す企業の皆様に向けてお届けします。
BTRAX CEOのBrandonが、サンフランシスコ本社から、ここでしか聞けない、リアルで実践的な情報をお届けします。
サンフランシスコデザイントーク、本日も始めていきます。MCを務めます、りゅういちです。
Brandonさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本日のテーマですが、AI時代に問い直すデザインと経営ということで。
かっこいい、かっこいいタイトルが。
ちょっと難しそうなタイトルになりましたが。
大丈夫です。難しくないです。
特にBrandonさんみたいに、デザイン会社を経営されている方から見た、AI時代にどうデザインと経営の関係というのが変わっていくのかなというのを、ちょっと語っていただきたいというところです。
これデザイン会社であってもそれじゃなくても、全ての経営者に影響をすることがあるんだろうなと、最近強く思っていますね。
経営って時代とともにちょこちょこバズるメソッドみたいのがあるけど、最新のものがそれがAIになるんだろうなと思っています。
数年前にデザイン経営っていうのが日本で取り出されていまして、そこから時代が少しまた変わったので、アップデートが必要になるんじゃないかなと僕は思っていますね。
ちなみにデザイン経営って僕の理解だと大きな柱が2つあって、1つが商品とかプロダクトサービスに関しての影響。
もう1個がブランド、企業とか商品ブランドに関してのデザインが与えるポジティブな影響だと思うんですけど。
それじゃあAIが発達した時代になるとどうなるかっていうと、そこに対しての影響がより一層経営者目線だと大きくなってきて、どうやっていくのかっていう話になるなと思っているということですが。
デザイン志向と経営の関係
そもそも多分デザイン経営の内容をあんまりわかってらっしゃらない方とか、どんな風に流行ったのかわかんないって方もいらっしゃると思うので、
その歴史的なところもお伺いできればなと。
そこまでは僕が詳しいわけではないんですけれども、デザイン経営っていう話がある前に、1つ前にデザイン志向っていうのがあったじゃないですか。
デザイン志向っていうのは主に商品、プロダクトとかサービスを作ってる人向けの、より成功率を上げて失敗率を下げてユーザーが喜ぶものを作り出すための手法だったんですけど、
それを一レベル上げて経営層の人たちのためにより会社が成長させるためにデザインをどう活用するかっていう考え方、概念が日本政府とかが発表してたんですよね。
これはアメリカに住んでてサンフランシスコ地域にいたらごく当然のことではあるのだが、
でも実は日本の経営者層とかのマインドセットとかやり方はそうじゃない、デザインに関してのこととかあまり関係ない世界観だったので、
よりデザインオリエンテッドな経営手法がどういうものであるかっていう話になったと思うんですよね。
もうちょっと具体的に言うと、日本は結構経営者になっている人、自分で立ち上げた方とあとは何代目かで引き継いで行った人とか雇われの人とかいるんですけど、
多くが数字に強く営業力がある人、もしくは人事とかマネジメントに長けてる人が多いんですが、
アメリカの場合はもちろんそういう側面はあるんですけど、絶対に外しちゃいけないのがプロダクトオリエンテッドな人だってことなんですよね。
自分たちが作ってる商品サービスに対しての強い思いとこだわりとそこに対してのスキルっていうのがあるわけ。
昔だったらスティーブ・ジョブス、今だったらイーロン・マスクみたいな人が共通しているのはプロダクトをすごく重要視している。
それ以外にもいくらでもいると思うんですけど、マーク・ザッカーバーグももちろんFacebook始めた時からそうだし、スタートアップも大企業もそこに対しての思いがあって、
テクノロジー企業のトップの人は結構エンジニア出身だったりするじゃないですか。
それはものづくりを知ってるからなんですけど、例えばマイクロソフトだと今の社長さん有名ですよね。
株価もすごい上がって業績もものすごい良いっていう。
彼の前にやってたスティーブ・ヴァルマーっていうCEOがいたんですけど、ものすごいプレゼンが上手くて天才的に。
ものすごい営業力があるんですよ。人脈もものすごいあるんですね。
日本ぽい。日本ぽいって言ったりするだけ。経営者の属性としては日本ぽいんですけど、その人がCEOだった時、全然業績がダメになったんですよ。
で、マイクロソフトに働いてた人に、何でだったんですかって聞いたら、あの人テクノロジーに興味ない。
プロダクトとかテクノロジー商品に対しての興味がないんだって。
日本におけるデザインの役割
その商売をすることには興味あるんだけど、そのプロダクトに関しての思いがすごく弱かった。
で、これはAppleが倒産しかけた時もプロ経営者を呼んできて、有名な話ですけど、ペプシで働いてた人を呼んできて、天才マーケター、ジョブスが呼んできて、
ジョブスはプロダクト、その人には経営を任せるって言って、やったところジョブスが追い出される形になって、
その人が経営したらプロダクトがボロボロになっちゃって、プロダクトの質が下がると業績が悪くなるって当たり前のことになっちゃったわけ。
で、もうちょっとちゃんとプロダクト、顧客に喜んでもらえるものを作りましょうっていうのが、そのデザイン経営的考え方の一つですよね。
そのデザインの視点っていうのはユーザー視点であるから、ユーザーが喜ぶユーザー体験であったりとか、プロダクトを使った上での満足度を上げていくっていうのが一つと、
あとは良いものを作っただけじゃ売れないっていう時代だから、日本のものづくりの良さはクオリティが高い、悪いところは良いものを作れば売れると思っちゃってるっていう状態だったんで、
もっとストーリーをちゃんと作るとか、会社のビジョンとかを世の中に発信していくことでブランドとして認知されましょうっていう。
良いものが作られ、ユーザーが喜ばれるものを作られ、それが欲しくなるようなストーリーでコミュニケーションがされる、イコール会社が成長する。
これってデザイナーが今までやってることだよね。
だったらデザイナーだけじゃなくて経営者もその視点でやれば会社全部が良くなりますよねっていう。
そういうことなんだと思いますね。
ありがとうございます。
いい話でしょ。
いい話です。
さっきおっしゃっていただいた、日本の経営者の方の経歴ってところで、営業に強い、数字に強い、人事とかその辺を渡り歩いて経営者になってるっていう。
経歴が割と似ているってところは、日本の経営者の特徴でもあり、僕もちょっと疑問に感じてるところでもあるってところで、
日本には花型部署っていう言葉があるんですよ。
人事務。
ここに行けば社長候補、社長候補は必ずここを通るみたいな。
いわゆる出世会堂っていうやつ。
というのはデザイン経営とちょっと違うんですかね。本質はついてないんですかね。
むしろ逆パターンになっちゃってる。そこの花型の部署っていうのがどういうものにその会社がなってるのかは、僕には分からいませんが、
おそらくプロダクトR&Dとかマーケティング部署じゃなさそうなイメージがあるからね。
本当はっていうか、デザイン経営みたいなものが推奨してるのはプロダクト作りとブランドコミュニケーションだから、
そこにいる人が盗用されやすいとか、出世されやすいっていうのになってくるとデザインオリエンテッドな会社により近くなる。
けどそもそもデザインバックグラウンドを持ってる人が上の層に、以前のエピソードでも言ったけど、
そういうルートとか前例がないので、そこどうするんだっていう感じだよね。
ありがとうございます。先ほどデザイン経営がアメリカで大事にされて日本にもそれが渡って、
それがビートラックスのワークショップの方にも影響があったと思うんですよ。
例えば日本企業から問い合わせが結構多くて、実際やる機会が多くなったんですけど、
当時を振り返ってクライアントの方々はどんなことを求めてたかなって。
いやーこれすげーぶっちゃけの話しちゃいますけど、
デザイン経営だって言って、それに興味を持った会社がうちの会社に依頼とかワークショップをやるときに、
経営者じゃなくて他の人を送り込もうとするんですよね。
やっぱり自らがそれを習得しようっていう心意気のある経営者はまだまだ正直なところ多くはないですけど、
そろそろそんなことも言ってられないんじゃないかなと思って僕はいますけどね。
過去に経営者の方が来られたことはありますか?
ありますよ、もちろん。
主に大企業というよりは中小企業の人で、
それこそうちで2、3ヶ月うちのサンフランシスコオフィスに常駐して学ばせてくださいって言って、
いやあなたうちより大きい会社の経営者じゃないですかって言って、
いや関係ないですからみたいな、今の時代そういうの関係ないですからって言って、
ここにいていろいろうちの会社がやってることとかを見たり、
うちのスタッフと一緒にプロジェクトやったりした方もいるし、
もうちょっと大きい会社の人は秘書連れてきましたからね。
2人で来てサンフランシスコに3ヶ月いるんですよ。
で、何々さんなんで秘書いるんですか?
いや俺秘書がいないと仕事にならないからって。
さすが社長さんだなと思ったんですけど。
でもデザイン視点とかユーザー視点とかイノベーションを身につけるために一緒に、
うちの会社のオフィス曲がりするような感じで一緒にいたりとかして。
で、それをすごいピボタルポイントっていうか転機にはなりますよね、そういう経験っていうのは。
なのでとってもいいことだと思いますし、
それこそ前のエピソードでポケトークの社長の松田さん出ていただきましたけど、
彼もサンフランシスコに移住して、
それこそユーザー視点でのものづくりめちゃくちゃやってるじゃないですか。
気づいたら日本よりも彼が住んでるアメリカの方が売り上げが多くなってるってね。
アメリカのユーザー見ながらもの作ったらアメリカの方が売れるようになったって。
まあ当たり前にしてなんだけど、なかなかできることじゃないですよね。
そうですね。
ポケトークと多文化対応
これつい先日松田さんのプレゼンを聞いたことがあって面白かったですし、
アメリカでは行政機関とか教育機関とかで、
アメリカはいろんな民族の人が集まって、言語を喋る人が集まってるので、
すごく重宝されてるみたいですね。
その話本当に僕もポッドキャストで話してもらった時に、
盲点だと思うんですよ。
例えば日本でポケトークを使ってる方とか、
ポケトークの会社の方もそうかもなんですけど、
基本的にパッと思いつくのが英語と日本語じゃないですか。
海外に行った時に英語がまだ苦手なので、
ポケトークを使って相手の言ってることを理解し、
自分の言ってることを伝えるっていう、
そういうことで使うと思うんですけど、
ふと考えると世界には何百言語っていうのがあって、
それ以外の言語っていうのもポケトークでは翻訳できるから、
アメリカなんていうのは移民の国だから、
世界中いろんなとこから来て、
英語が苦手な方で母語で喋りたいって方がいたとしたら、
スペイン語、中国語とかだけじゃなくて、
マイナー言語とかも対応してくれると、
ものすごい重宝する。対応してます。売れる。
いろんな人に売れる。
日本のこと英語の世界だけじゃないって視野が広がりますよね。
そうですね。
っていうのがデザイン経営的なものが、
一つ前半はこんな感じですか。
はい。ありがとうございます。
AI時代のデザイン経営
後半に入るんですけど、
タイトルにあった通り、
このデザイン経営っていうのを、
AI時代に問い直すっていうのが今回のテーマなので、
ブランドさん最近AIのイベントよく行かれてますが、
それを踏まえて今後見通しというか。
そうですね。すごい偉そうな目から目線な言い方ですけど、
ここからはもうビートラックスが時代をリードする形で、
今後の時代の経営はこうなっていくぞっていう話で、
AIのイベントに最近参加してると言いますが、
2年以上前から実用してたりとか、
日本向けのセミナーもやったりとかしてるので、
それなりに知識があると自負した上で言うと、
経営者こそAIの恩恵がめちゃくちゃあるし、
使い倒してなんぼだし、
理解してなんぼだなっていうものなんですよね。
もうデザインもそうなんだけど、
デザイン以上にデザイン×AIみたいな世界観っていうのは、
とんでもなく会社を成長させるきっかけになるなと思っていますので、
それを具体的にどんなのかお話したいなっていう趣旨ですね。
ありがとうございます。
ちょっと本題に入る前に今の話聞いて浮かんだのが、
DNAのナンバーさん。
彼女はDNAをAIをルイン宣言として、
彼女自身がどれだけAIに恩恵を受けてるかって説明しつつ、
彼女自身もサンフランシスコに定期的におられているみたいで、
それがかなり上向きになりそうな気配がしてますよね。
そうね、そうしないと何だろうな。
経営者的に言うと、生存戦略ですよね、こうなってくると。
アドバンテージ、今のうちはアドバンテージになるんですけど、
あともう数ヶ月、数年すると、
やってないともう生き残れないっていうサバイバルの世界になってくるので、
その武器を持ち合わせてない人は滅んじゃうっていうぐらいなので、
ナンバーさんがAIを使い倒すっていうのは、
それに気づいたらそうしますよねっていう感じだし、
こっちのアメリカの経営者はもうやってないとまずいというか、
一つの例で言うと、サンフランシスコ市の市長がこの前発表してたんですけど、
市の職員全員にAIツールを提供したって言ってた。
市で市の経営者っていうのは市長じゃないですか。
市の経営者であるトップの市長がもうAIを使い倒そう宣言をしているという感じだったので、
いち早くそれを使い始めたものが生き残るし、
ライバルに勝つっていう世界だろうなと思っています。
確かに。最近のニュースだと大統領もね、
トランプね。
AIプレジデントです。
クリプトプレジデントであり、AIプレジデントですからね。
というところで、経営者こそAIのところが大事だというところで。
AIとプロダクトの未来
じゃあちょっと本題のところで、
最近このランドスがサンフランシスコでイベントに参加されている中で、
デザインをするってところへのAIの影響とか、
AIとのコラボレーションみたいなところっていうのはどのような風に見ていますか。
コラボレーションも何も、
AIツールがデザインツールの一つで当たり前の状態になっているので、
特別なことでもないんですけど、
一つはあれですよね。
生成AIを使ったデザインプロセスのスピードアップ。
特にユーザーインタフェースデザインはロジックの世界なので、
AIが生成できるようになりますよね。
インスタっぽいUI頂戴とか、
このサービスっぽいやつでとか言ったらすぐできちゃう。
そこにデザインシステムを、
以前話したデザインシステムをAIに入れ込んで、
こういうアプリを作ってくださいって言ったら、
プロトタイプから製品版まである程度できちゃいますよね。
それは一つのAIとデザインの関係。
これってさっき言った経営者はプロダクトオリエンテッドであるべきっていうのに直結しているわけよ。
ということはさ、経営者はプロダクトに関しての興味関心があるべきだと思えば、
AIを使ったプロダクト作りを経営手法としては活用できるじゃないですか。
DNAとかも多分そういうことやってるんですよね。
新規事業を作るときにAIを使い倒して、
今までの10分の1の人数で10倍の速さでものを作るみたいな。
そういう世界観だと思うんですね。
もう既存の事業を半分の人員で動かして、
残りの人員を新規事業に全部回すっていうと、
最近びっくりしたのが、
DNA社内の提案っていうのを何かプロトタイプを作った上で提案しないといけないっていう。
それを一歩先に進めてるのがサンフランシスコのスタートアップでして、
ソロプリーナーが多いんですよね。
1人スタートアップ始めました。
CEOは僕です。
それ以外の社員は全部AIですっていう。
何分の1とかの世界じゃなくてゼロ。
社員ゼロでプロダクト作りからマーケティング、ブランディング等々まで
今のところ全部AIにさせてるんですっていうのは
イベントで会う人でちょこちょこ増えてますね。
なのでプロダクト作りとか何かしらの企業活動の効率アップするっていうのが
1つのAIと経営の関係であるかなと思いますね。
これだけじゃないんですよ。
経営とAIの関係、デザイン経営とAIの関係っていうのはこれだけじゃなくて
あと2つ実は柱があって。
もう1個はこれから作り出される商品、サービスのその多くが
何かしらAIと必ずつながる世界なんですよね。
分かりやすいのはアプリとかであれば想像しやすいと思うんですけど
バージョンアップするとAIと何かしらつながったことによって
ユーザー体験が爆上がりする状態が達成できるっていうことなんですよね。
アメリカだとこれはもう数年前から行われてたんですけど
例えばAirbnbで部屋を貸したい人が部屋の情報を載せるじゃないですか。
でカレンダーがあってそこで値段を決めるんですけど
何月何日から何月何日までは
部屋の値段をいくらに設定すると一番予約されやすく
なおかつお金が儲かるかっていうのを
AIが今までのデータをもとにお勧めしてくれる。
なのでランダムで値段を決める必要がなくなる。
市場的に妥当な額が今までのユーザーの動きとか
祝日祭日イベント等を考慮した上で
外的要因も考慮した上で教えてくれるっていうのが1つあるじゃん。
最近したんですけど日本だとメルカリで商品を出展するときに
写真をアップロードしたらその画像を認識してくれて
AIが商品の説明を書いてくれる。
これも外部のAIとメルカリがつながったことで
AIドリブンなメルカリにバージョンアップして
使いやすくなってるじゃないですか。
なのでそういう感じでAIと外部のAIとつなげることで
AI頭脳を実装したプロダクトが作られる時代になってくる。
これはインターネットの中の世界で今まだ起こってることが多いですが
それ以外の物理的な商品サービスとかにおいても
少しずつAIとの連動によって
より顧客満足度を上げるっていうようなことが行われて
当然な世界にどんどんなってくるはずなんですよね。
例えば超ベタな超アナログなビジネスで言うと
日本の旅館っていうのがあったとするじゃないですか。
サービス業ですよね。
日本の旅館っておもてなし満載じゃないですか。
そこの旅館がAIを活用して旅館運営をしたとすると
来週来るお客さんの情報とかをAIに調べてもらって
何々様どこから来られてこういう仕事をされていて
お忙しい時に来ていただいてありがとうございますって
なんでそんなことを知ってるのっていうことまで
ちゃんと事前に情報把握した上での
人によっては好きなもの嫌いなものとか食べ物とかの情報まで
AIが集めることができたりもするじゃないですか。
その人の最近ハマってることとか。
そういうことを活用するとおもてなしの質が上がるじゃないですか。
これ完全オフラインのビジネスなんだけど活用できるんで
AI連動っていうのができますよね。
そうなってくるとデザインの側面に言うと
AIドリブンなプロダクトサービス作りをどう設計するかっていう
デザイナーの役割が今度求められてくるし
それをどうビジネスに活用するかっていう経営者の考え方が
必要になってくるのでデザインとAIと経営が
三味一体に動いていく世界観が
デザイン経営の変革
近いうちにどんどん起こってくるかなと思いますね。
最後の3つ目がこれがデザイン経営で言ってた
ブランディングとかマーケティングとかの側面
認知ですね。認知とイメージアップの側面で言うと
今一番ホットで僕も日々学んでいるのが
GEOってやつですね。新しい言葉なんですけど
SEOって言葉が昔からあって
Search Engine Optimizationって言って
検索エンジンに検索されたときに
自分の会社の情報がより上に上がるように
する施策のことなんですね。
多くの方が検索するんで検索したときに
その社名じゃない言葉で検索した場合に
さっき言った話で言うと旅館だったとしたら
旅館軽井沢って入れて一番上に出てくるのを目指す
のがSEOなんですけど
今度世の中の人が検索エンジンから
どんどんAIツールに変わって
乗り換え始めてるじゃないですか。
別れするのだとChatGPTとかに聞いてみようとか
他のサービスもいくつかありますけど
AIに聞いて教えてもらおうみたいな
そういう感じになって
僕もここ1ヶ月くらいしばらく検索エンジンを
使わないでやってみようと思ったら
使わなくていいもんね。正直なところ。
Googleを開く頻度よりもChatGPTとかを
開く頻度が確実に多くなってきてるのよ
世の中の人々が。
なのでそうなってくると
今まで検索のトップに出てくるっていうことから
AIツールが参照するウェブサイトとか
情報源の元になるといいんですよね。
おすすめの何かありますかって言った時に
ここがおすすめですって
AIが言ってくれる対象になればいいわけじゃないですか。
これってどうやったらそこに
よりピックアップされるので考えると
検索エンジンの時は
主にウェブサイトとかだと思うんですが
Googleに上にランクされるっていう
単純な話だったんですけど
AIってもっともっと広いネットワークで
その会社とかその商品のことを調べまくるので
公式ウェブサイトだけじゃなくて
YouTubeに上がってるもの
ソーシャルメディアに上がってるもの
掲示板に上がってるもの
その世の中の人が話してる内容とかを
総合的に考慮した上で
これがおすすめですっていう
口コミもそうだし評価もそうだし
っていうのを全部総合的に評価するから
もっと広い意味で
コンテンツ作りとかコンテンツ戦略とか
インターネットに散らばめられてる情報コンテンツを
どう戦略的にやっていくか
場合によってはそのオフラインの人たちとのやり取りで
イメージがどうこうなってくると
そういう人たちが今度SNSとかにも書くのでね
そこでまたそこで
AIがこの商品このサービスこのブランド
この企業はこういう企業であるっていう認識が
ついてくるじゃないですか
もっともっと広い意味での
世界観作りとかブランド作りとかが求められるわけよ
でもこれ経営とデザインのやることなんで
AIに喜んでもらえる
AIに認めてもらえる選んでもらえる
会社になる戦略を立てなきゃいけないという
そういうことですね
ワークショップと実践
ありがとうございます
今その内容を踏まえて
弊社ビートラックスの提供しているワークショップの内容も
絶賛改良中というところで
そうAIを前提として物を作る
AIを前提としてブランドを作る
AIを前提として業務を効率化するみたいな
その3つの柱をもとに
より経営層から現場まで
会社の成長につながれるようなことを
やり始めているそういう状態ですね
ありがとうございます
こちらのワークショップですね
まだ工作中のところはあるんですが
企業の方のみならず
個人の方にも広げて
募集をしたいなと考えておりますので
ぜひ皆さまフルってご応募いただけたらなと
概要欄にリンクを貼っておきますので
ランディングページを作成しておりますので
ありがとうございます
というところで本日のまとめに入るんですが
デザイン経営をAI時代に問い直すというところで
一昔前に流行ったデザイン思考
デザイン経営の流れを説明しつつ
現在のAI時代を踏まえた上で
こんな風に取り組んだ方がいいというのを
話させていただきましたと
経営者こそAIを活用すべきというところで
デザインとAI
アメリカはもうすでにトレンドが進みつつあります
トレンドではなくて日常生活になってますので
日本にも必ずこれがやってきますので
ぜひビートラックスを活用いただいて
その流れに乗っていただきたいなと思っております
ブランドさん本日もありがとうございました
ありがとうございました
最後までお聞きいただきありがとうございました
番組を気に入っていただけた方は
ぜひ高評価とフォローをお願いします
ビートラックスとのお仕事にご興味のある方は
概要欄のリンクよりお気軽にお問い合わせください
ご意見やご感想も大歓迎です
コメント欄または概要欄の質問フォームからお寄せください
この番組は毎週更新しています
次回のエピソードもどうぞお楽しみに
28:02

コメント

スクロール