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皆さん、こんにちは。
自然を愛するウェブエンジニア、セミラジオ ~です。
前回バクについてのライブ配信をしまして、
来場していただいた方、アーカイブ聴いていただいた方、ありがとうございました。
バクについて、もう一個話し忘れちゃった話があって、
今回ご紹介させてもらいたいんですけども、
どんだけバクの話をするんだよということではあるんですけども、
うちの奥さんがバクが大好きで、
多分山梨県一バクが好きな人で、
山梨県バクが好きな人と一緒に暮らしているので、
どうしてもバクの話は多めにはなってきちゃいます。
2001年宇宙の旅というスタンリー・キューブリック監督の
1968年に公開された映画があるんですけども、
そこに実はバクが出てくるんですよ。
しかも大量に登場します。
2001年宇宙の旅の冒頭で、
アフリカに住んでいる人類の祖先、
エンジンみたいなやつがバクと一緒にご飯を食べている、
餌を取っているシーンが出てきて、
画面にいっぱいバクが出ています。
普通バクって群れない生き物なので、
自然界はそんなに大量にバクが一箇所に集うことってないんですよ。
そういう意味でもかなり貴重な映像というか。
このバクたち、ブラジルバクがかなりたくさんいるんですけども、
原作の小説ではイボイノシシが使われているみたいです。
イボイノシシってかなり、
僕の記憶だとかなり凶暴な生き物だったと思うので、
牙もありますし、
バクって牙とかもないですし、
割と大人しい生き物なので、
扱いやすい、
人間と一緒に撮影がしやすいということで、
バクが選ばれたんだと思います。
この映画に出てくるブラジルバクの一部は、
イギリスのトワイクロのバクです。
このトワイクロのバクの一部は、
イギリスのトワイクロス動物園というところから
貸し出されたバクのようです。
このトワイクロス動物園って、
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ウィキペディアでちょっと調べてみたんですけども、
なかなかすごい動物園で、
現在世界には4種類類人猿がいるんですけども、
オランウータン、ゴリラ、チンパンジー、
別名ピグミーチンパンジーという類人猿がいるんですけども、
その全てをトワイクロス動物園では飼育しているそうで、
ウィキペディアによると、
4頭のオランウータン、5頭のゴリラ、
20頭のチンパンジー、13頭のボノボを飼育と。
これはですね、結構僕びっくりしましたね。
これに匹敵する動物園というのは、
少なくとも日本にはないですね。
ボノボに関して言うと、
日本では飼育とか公開をしている動物園が全くないですし、
すごいとこだなという感じがします。
トワイクロス動物園ちょっと気になってますね。
2001年宇宙の旅、映画の方の話に戻ると、
この映画、バックだけじゃなくてヒョウも出てくるんですよ。
猛獣の猫科の動物のヒョウですね。
人類の祖先にヒョウが襲いかかるシーンがあるんですけども、
そのヒョウがどう見ても本物のヒョウにしか見えなかったんですよ。
1968年に公開された映画なので、
CGもそこまで発達してないですし、
気になって調べてみたら、
このヒョウ、やっぱり本物のヒョウを使って撮影してました。
キューブリックブログJPというブログに、
2001年宇宙の旅に出てくるヒョウについての記事があったので、
一部引用させてもらいますね。
これによると、テリー・ダガンさんという超教師の方が、
2001年宇宙の旅に出てくるエンジンを演じたみたいで、
1年くらいかけてヒョウとの友情を育んで、
それでヒョウに襲われるエンジンというシーンを撮影したみたいです。
かなり危険な撮影だったと思うんですが、
撮影中、監督のスタンリー・キューブリックは、
安全な檻の中にいて撮影をしていたそうです。
ブログを引用すると、
自分の安全には神経していたが、他人の安全には無頓着という、
キューブリックの姿がよく見られたそうです。
そんなことで、2001年宇宙の旅という映画に出てくる、
バクとヒョウについてのお話でした。
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映画としてもなかなか面白い名作なので、
ぜひこの機会に見ていただけると嬉しいです。
お聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。