2025-06-16 26:30

漫画版Vガンダムの話

2024年に新装版が発売した、漫画版Vガンダムについてお話しました!


・V字斬乱れ斬り!!

・カテジナさんがいないVガンダム

・モビルスーツ格闘王ギンザエフ大尉


漫画版Vガンダムの印象的なシーンなど(セミブログ)

⁠https://semiyama.com/v-gundam-comic/⁠


トラウマ談義アニメ編(アニメ版Vガンダムについて話した回です)

https://open.spotify.com/episode/1zHgDKOZKsbVg7pMkCnDo6


新装版 機動戦士Vガンダム(amazon)

https://amzn.asia/d/bj2Kml0


80秒で分かるボンボン版Vガンダム(ニコニコ)

https://www.nicovideo.jp/watch/sm238321



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【音声素材】

下記サイトの音声素材を使用させていただきました。


Howling-indicator

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サマリー

漫画版Vガンダムは原作のアニメ版と異なり、独自の展開を見せています。主要キャラクターのカテジナが登場しないことで、物語の内容が大きく変わっています。また、新装版のリリースも話題になっています。漫画版では、作品のキャラクターやモビルスーツについての独自の解釈が展開され、特にナイトビクトリーガンダムやクロノクル・チューイの役割が強調されています。物語のクライマックスでは、ウッソとクロノクルの壮絶な戦いが描かれ、感動的なセリフも登場します。

漫画版Vガンダムの独自性
みなさん、こんにちは。自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。 今日は、漫画版Vガンダムについてお話ししたいと思います。
ということで、今回のテーマは、漫画版Vガンダムになります。 Vガンダムについては、以前レトロゲームのポッドキャスト番組
ブライトビットブラザーズ、通称BBブロスの長谷川さんをゲストにお招きした トラウマ談義アニメ編でご紹介させていただきましたね。
その時は、原作であるアニメ版についてお話ししたんですが、今回は漫画版についてお話ししたいなと思っております。
今回、Vガンダムのアニメ版や漫画版について、ネタバレありでお話ししていきますので、ご注意いただければと思います。
アニメ版のVガンダムについては、トラウマ談義アニメ編で詳しくお話ししたので、未聴の方は概要欄からそちらの回をチェックしていただけると嬉しいんですが、
改めて冒頭の展開だけ触れておこうと思います。 宇宙コロニーを拠点とするザンスカール帝国という独裁国家が地球支配に乗り出し、
戦闘用の大型ロボットであるモビルスーツの圧倒的な力で、地球の各都市は次々に制圧されてしまいます。
で、主人公の少年ウッソエビンの住む平和なカサレリアの村にも、ザンスカール帝国のモビルスーツが侵攻してくるわけです。
そしてガンダムの主人公らしく、このウッソ少年は成行で乗り込んだモビルスーツを見事に乗りこなして、ザンスカール帝国のモビルスーツ部隊を撃破します。
そしてザンスカール帝国に対する抵抗組織リガミリティアのメンバーと行動を共にして、抵抗のシンボルである強力なモビルスーツ、ビクトリーガンダムを乗りこなし、戦いの中に身を投じていくわけです。
で、ウッソ少年には憧れの女性であるカテジナルースという人がいるんですが、このカテジナさんとの関係性が物語が進む中で大きく変化していくのがアニメ版Vガンダムの見どころの一つなんですね。
アニメ版Vガンダムを通しで見たのであれば、たとえ他のキャラのことは忘れても、カテジナさんのことだけは忘れようがない。そんなVガンダムを象徴するキャラクターです。
なんですが、実は漫画版Vガンダムにはこのカテジナさんが登場しません。 アニメ版Vガンダムの展開をご存知の方はこの時点で、え?と思われるんじゃないかと思います。
カテジナさん、漫画版には出てこないんですよ。 カテジナさんあってのVガンダムなのに、漫画版にはカテジナさんが出てこないとすると、どういうことになるかというと全く違う作品になるんですね。
この漫画版Vガンダムは原作であるアニメ版を忠実になぞったコミカライズという感じでは全くなくて、完全に独自路線を突っ走ってます。 これが僕が今回漫画版Vガンダムについて話そうと思った一つの理由だったりします。
キャラクターの変化と新装版
さらに言うと、実は僕はアニメ版よりも先にこの漫画版を読んでたんですよ。 漫画版Vガンダムは高談社から出版されていた少年向け漫画雑誌コミックボンボンに1993年から94年にかけて掲載されたんですが、
ちょうどその頃僕はコミックボンボンを毎号読んでまして、その流れで漫画版Vガンダムの単行本も持ってたんですよね。 一方でアニメ版の方は当時見てなくて、アニメ版は大人になってから初めて投資で見たんですよ。
アニメ版を全部見終わったとき、ああ、オリジナルのVガンダムってこういう作品だったんだって思いました。 で、遡って、じゃああの漫画版って本当に独自展開でやりたい放題やってたんだなーってことがわかったんですよ。
で、さっきも言ったカテジナさんが出てこないということに関してなんですけど、 アニメ版が全51話あるのに対してボンボンは月刊誌ということで、漫画版Vガンダムって全11話なんですよね。
物語を語るための尺が圧倒的に短くて、なので何かしら要素を削る必要がありました。 アニメ版は幼馴染のシャクティという女の子とカテジナさんのダブルヒロイン的な構成だったんですが、
漫画版ではヒロインをシャクティ一人に絞ることになりました。 で実はこの漫画版Vガンダム長らく絶版になってたんですが、2024年の11月に新装版が紙の単行本と電子書籍の両方で発売されました。
書店で紙の単行本に新装版機動戦士Vガンダムって書いてあるのを見て正直目を疑いましたね。 この作品が復刻されるというのはちょっと想像してなかったです。
新装版は表紙を新たに書き起こしたり、側のビジュアルが変わってるんですが、 絶版になった単行本との最大の違いは銀座F隊のエピソードが入っているということだと思います。
銀座F隊、なんとなく聞き覚えのある名前じゃないでしょうか。 銀座F、そうストリートファイターシリーズに登場するザンギエフというプロレスラーに名前が似てますよね。
似てるっていうか、これはもうあからさまにザンギエフが元ネタなんですよ。 Vガンダムの漫画版にはスト2のザンギエフを元ネタにした銀座F隊というキャラクターが登場します。
銀座F隊はモビルスーツに乗り込んで主人公のウッソと戦うことになります。 この銀座F隊が登場するのは漫画版Vガンダムの第6話
ガンダム拳炸裂という回になります。 ガンダム拳の拳は拳の拳ですね。
小龍拳の拳と同じ感じです。 このサブタイトルもすごいですよね。 ガンダム拳の時点でパワーワードなのにさらにそれが炸裂しちゃうんですね。
昨週で銀座F隊はモビルスーツ格闘王を名乗り、Vガンダムに対して間接技などで攻撃してきます。 さらに言うとこのガンダム拳炸裂というエピソードはザンギエフをパロディにしているだけではなく
全体的にスト2をパロディ化しています。 この回モビルスーツ格闘王銀座F、モビルスーツストリートファイターウッソ
ファイトっていうセリフがあるんですよ。 もうストリートファイターって堂々と言っちゃってるんですよね。
もはや隠すつもりもないという感じで、逆に清々しいんですけども。 さらにそのセリフが書かれている次のページからは銀座F隊とウッソのモビルスーツによるストリートファイトが繰り広げられることになります。
Vガンダムはビクトリーソルトキックという足技を繰り出します。 これは明らかにスト2のガイルというキャラクターが使っていたサマーソルトキックが元ネタですよね。
かと思うと銀座F隊はモビルスーツ拳奥義サウザンドプレッシャーという必殺技を繰り出します。
このサウザンドプレッシャーは漢字表記もあって千列張り手って書いてあります。 千列張り手。こちらも明らかにエドモンド本田の百列張り手のパロディですよね。
ザンギエフをモチーフにしたキャラクターなのにエドモンド本田の要素まで入れちゃってるんですよ。 もうめちゃくちゃですよね。やりたい放題ってこういうことを言うんだなぁって思います。
でVガンダムの方もスピニングビクトリーキックという チュンリーのスピニングバードキックのような技を繰り出して白熱のストリートファイトは続きます。
最初の単行本で収録が見送られたのも納得の内容ですよね。 真相版ではこの銀材二重が登場するガンダム拳炸裂というエピソードが収録されているということで
間末の作者インタビューの中にカプコンさんの懐の広さのおかげで成立したようなものです という一文がありました。おそらく出版サイドとカプコンの間で何らかのやりとりがあって
今回銀材二重のエピソードを含む形で復刻ができたんじゃないかと思います。 この漫画版Vガンダムを手がけたのは岩村敏也という漫画家なんですが
割とハイテンションなギャグ漫画を書いてきた人で僕が読んだことがある漫画で言うと 電撃ドクターモアイくんという作品がありました。これは90年代に月刊少年ガンガンで連載されていた
ギャグ漫画なんですが、昨今のコンプライアンスとか 出版社の自主規制のラインからすると今では到底少年漫画史には掲載できない内容だと思います
主人公の天才少年モアイひろとくんは小学生なんですが意思免許を持っているんですよ さらに同性愛者で好みの男の子のお尻に顔をこすりつけたり
なかなかえげつない展開を含むドタバタギャグ漫画です 時期は違いますけど鋼の錬金術師を掲載したのと同じ雑誌でそういう漫画が載ってたんですよね
90年代のガンガンっていろんな意味ですごかったです 近々そういうお話もセミラジオでしたいなと思ったりもしています
岩村利也という人はそういうかなりエッジの効いたギャグ漫画を書く人で シーンによっていろんな絵柄を描き分けているんですが
もともとの絵柄はかなり濃厚というか 劇画たちに近い濃いめの絵柄なんですよね
そしてこの人はギャグだけが持ち味ではなくて この濃厚な絵柄と相性のいい熱血漫画を得意としています
電撃ドクターモアイくんはベースはギャグ漫画なんですけど 結構熱血を感じさせる展開もありますし
漫画版 v ガンダムは後半は特に熱血少年漫画のツボを抑えた展開になっていきます ただこの作者独特のセンスや個性が非常に強いのでどうやっても
ザ・王道という感じにはなり得ないところが この作品を印象深いものにしているように思います
ここからはこの漫画版 v ガンダムで特に僕が好きな展開や エピソードをご紹介していきたいと思います
まずマーベットさんというキャラクターについてなんですが この人は抵抗組織リガミリティアのモビルスーツパイロットで
大人の女性として主人公のウッソを時に厳しく時に優しく導く アニメ版ではそういう安定感のあるキャラクターでした
漫画版でも見た目とか役割は変わってないんですが 性格がだいぶギャグ寄りの人になってまして
軽はずみに敵を煽って逆上させたり 主人公ウッソの家が敵の攻撃で全焼するという展開になった時
うわーん俺の家が と言って泣き喚くウッソに対して諦めなさいと一瞬します
あと漫画版のマーベットさんを象徴するような一コマがありまして 主人公ウッソと同年代のモビルスーツパイロット
オデロ君が喧嘩をするんですけど 胸ぐらをつかみ合って大喧嘩している二人の後ろで
いいぞやれやれと言って空に向かってズギュンズギュンって ピストルを撃ちまくって無責任に煽ってるんですよ
アニメ版の大人っぽいマーベットさんとは 見た目は同じでも180度違う方向性のキャラになってるんですよね
モビルスーツとキャラクターの紹介
このいいぞやれやれズギュンズギュンは すごくこの作者っぽいコマだなって思います
大好きな一コマですね それとモビルスーツに関して言うと第5話にはナイトビクトリーガンダムというモビルスーツが登場します
これは主人公ウッソが操縦する機体 ビクトリーガンダムに西洋の騎士が身につけるような鎧風の装甲を当てた機体ですね
ガンダムから派生したファンタジーRPG風のシリーズで ナイトガンダムというのがありますがそれに近い世界観の機体です
ちなみにこのナイトビクトリーガンダムも銀座へ2位も 原作のアニメ版には登場しない漫画版のみのオリジナル要素になります
あとこれは5話に限ったことではないんですが 主人公ウッソがビームサーベルをV字型の軌跡を描いて切りつける
V字山という技があります 漫画版Vガンダムでは主人公が他にもいろんな必殺技の名前を叫びます
これも他のガンダム作品にはあまりないことかなと思います また第7話白い彗星にはすさまじいスピードを誇るモビルスーツで構成された部隊
サンダーインパルスが登場してウッソと戦うことになります 実はこのパイロットの名前がオリジナルの単行本と新装版では
違っています オリジナル版のサンダーインパルスのパイロットの名前は セナ・シューマッハ・プロストです
F1の往年の名選手の名前ですよね ものすごく素早い機体を扱うキャラクターということで
F1選手の名前をそのまま引用しています 新装版ではゼナ・シューバット・ブラストという名前に変更されています
銀材二人の件はカプコンに多めに見てもらったようなんですが 逆にこれらのF1レーサーの名前については今回
そっと修正されたようです 今回最後にお話ししたいのがザンスカール帝国のエースパイロットである
クロノクル・チューイというキャラクターについてです この人は物語の序盤から登場し
ウッソと繰り返し何度も戦うことになるライバルキャラですね オリジナルのアニメ版にも登場しています
このクロノクルさんなんですが実はヒロインシャクティの母であり ザンスカール帝国の指導者である女王マリアの弟になります
物語のクライマックス
原作のアニメ版ではクライマックスにさぞ活躍するんだろうと思って見ていたら モビルスーツから生身で投げ出されて頭部を強打してあっさりと死んでしまいました
えっこの人ラスボスじゃないのって思いましたね でじゃあアニメ版では誰がラスボスなのと思って見ていたら
アニメ版ではカテジナさんがラスボスになってました なんですが漫画版の v ガンダムではこのクロノクルさんが物語のクライマックスを飾る
ラスボス最後の敵としてウッソの前に立ちはだかります クライマックスでは主人公の仲間であるモビルスーツパイロット
オデロがザンスカール帝国の基地に命がけの突入を行い その余波で女王マリアも死亡します
自分の姉を失ったクロノクルさんは血の涙を流して怒りに震え ドッゴーラカイという漫画版オリジナルのモビルアーマーに乗り込んで
ウッソの操る v 2ガンダムと私優を決することになります クロノクルさんが乗ったドッゴーラカイが出撃するとき
ページに大きく今復讐の竜が戦場に飛び立った と書いてあってこれもガンダムぽくは全然ないんですけど
作品を全力で盛り上げようとする作者の気合が感じられて好きな一コマですね 主人公ウッソも最後の決戦の前の梅雨払いとばかりに
V字山乱れ斬りという技でドッゴーラカイ以外のモビルスーツを一掃し 物語は終わりに向けて突き進んでいきます
そしてついに v 2ガンダムとドッゴーラカイは戦場でぶつかり合うことになります ウッソはビームライフルでドッゴーラカイを射撃し命中させますが
ドッゴーラカイはビクともしません クロノクルさんによるとこのドッゴーラカイは全身をバリアコーティングしているのだ
どんな攻撃も受けつけんということのようで 通常攻撃では倒すことができない特殊なモビルアーマーのようです
ただウッソは起点を聞かせてこのドッゴーラカイのバリアを打ち破ることに成功します その打ち破れた原理が正直よくわかっていないので
ウッソのセリフをそのまま読ませていただきます ミノフスキー粒子に電磁波を流して作ったプラズマバリアーだ
この中にメガ粒子砲を打ち込めばどうなるか さらばだクロノクル
ぐわぁ 貴様は電子レンジに入れられたダイナマイトだ
メガ粒子の閉鎖空間の中で分解されるがいい ということなんですけども
この貴様は電子レンジに入れられたダイナマイトだ メガ粒子の閉鎖空間の中で分解されるがいい
っていうセリフなんですけど 以前ニコニコ動画にこのセリフをネタにした動画がアップされていて
なのでその時期にニコニコ動画を見ていた人なら あーあれかーとピンとくるかもしれません
この動画80秒でわかるボンボン版 v ガンダム 概要欄に貼っておきますのでよかったらチェックしてみてくださいね
今回のまとめになるんですが この漫画版 v ガンダムという作品は作者が明らかに悪ノリしているところも多々あるんですけど
熱血少年漫画を真剣に描こうという姿勢も別軸でちゃんとあって クライマックスの展開なんかは電子レンジに入れられたダイナマイトとか
愉快なセリフもいろいろあるんですけど 90年代の少年漫画に胸を熱くしていろいろ読んできた自分にとっては
結構普通に熱くなれるところもあって いろんな角度から楽しめる作品かなぁと思います
今なら紙の本も新品で買えますし キンドルで電子版もありますのでよかったらチェックしてみてくださいね
また今回の銀座F大の話とか マーベットさんのズギュンズギュンのコマとかをぜひビジュアルで見ていただきたいなと思ってまして
そのあたりのキャプチャ画像を含むブログ記事を 僕がやっているセミブログというブログにアップしました
こちらも概要欄からぜひぜひチェックしてみてくださいね セミラジオではお便りを募集しています
x のハッシュタグセミラジオや概要欄のフォームからお送りいただけると嬉しいです 今日は漫画版 v ガンダムについてお話しさせていただきました
ご視聴ありがとうございました
26:30

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