1. セミラジオ ~生き物とサブカル~
  2. マリオ映画のカオスすぎる過去作
2023-06-05 1:03:13

マリオ映画のカオスすぎる過去作

カオスすぎるマリオ映画「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!」「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」についてお話しました!


映画:スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!(wiki)

https://tinyurl.com/y3dt39j3


スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!動画(Internet Archive)

https://archive.org/details/mario-anime-movie-4k-restoration/


映画:スーパーマリオ 魔界帝国の女神 https://tinyurl.com/4v58ek24


BBブロス「スーパーマリオブラザーズ」回

https://open.spotify.com/episode/270rIMB6nC4IYZ3qDNS1kZ?si=b6bibdgBSc-YjCm0zgIpQQ

永谷園のマリオ「かえってきたマリオブラザーズ」解説記事(いろいろとゲームを語ろう)

https://monozukigame.hatenadiary.com/entry/2020/05/15/083000


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00:02
みなさん、こんにちは。 自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、マリオ映画のカオスすぎる過去作品についてお話ししたいと思います。 今回はゲームソフトのシリーズである
スーパーマリオの映画がテーマということなんですけども、 みなさんマリオはお好きでしょうか?
僕は小学生の頃にスーパーファミコンを買ってもらったところから テレビゲームライフをスタートした人間なんですけども
スーファミと同時に買ってもらったタイトルがスーパーマリオワールドだったんですよね。 初めて手にしたゲームだったということもあるんですけど、これが本当に面白くて
休みの日なんかは一日中やっていたような気がします。 この番組でも何度かご紹介させていただいている
レトロゲームを題材にしたポッドキャスト番組 ブライトビットブラザーズ、通称BBブロスでは最近スーパーマリオブラザーズを題材にした回を配信されていまして
こちらは横スクロールアクションゲームとしてのマリオシリーズの原型となった ファミコンのスーパーマリオブラザーズのシステムやゲーム内容
制作された背景や制作秘話に至るまで深く掘り下げてお話しされています すごく面白く興味深く聞かせていただきました
こちら概要欄にリンクを貼っておきますのでぜひチェックしていただければと思います BBブロスのスーパーマリオブラザーズ回も今回のセミラジオのマリオ回もそうなんですが
このタイミングでの配信となったのは今現在 アニメ映画としての世界の歴代興行収入ランキングを更新し続けている
映画ザ・スーパーマリオブラザーズムービーの公開を受けてのものなんですね この配信を収録している時点でアニメ作品の世界の興行収入ランキングで
ザ・スーパーマリオブラザーズムービーが歴代2位になったということです 歴代1位はアナと雪の女王2ということなんですけども
いやーすごい勢いですよね 今回の配信ではこの最新のマリオ映画であるザ・スーパーマリオブラザーズムービーに関しては
ネタバレにならないように本当に概要の部分だけお話しできればと思いますので まだ見ていないこれから見るよという方もご安心いただければと思います
03:04
このザ・スーパーマリオブラザーズムービー 僕も地元の映画館で見てきたんですけど
いやーめちゃくちゃ楽しかったです すごくワクワクする映画でしたね
本当にマリオが好きな人たちのことを考えて作られた ワクワクする映画になっているなぁと思いました
これは予告動画なんかでも流れていたので言ってもいいと思うんですけど この映画マリオカートの要素も組み込まれていて
マリオは普段は生身というか 当時代のマリオとして敵と戦ったり冒険したりするわけですけど
この映画の中では長距離移動の際はカートに乗り込んで マリオカートっぽい絵作りになるんですよ
本当にサービス精神旺盛というか 見に来てくれた人を楽しませようという思いで
溢れてるなぁという感じがして 見ていて嬉しくなっちゃいました
この映画を見てマリオのゲームを改めて遊びたくなりましたし
この映画がマリオのゲームに触れるきっかけになる人も これからどんどん出てくるんじゃないかなぁと思います
ということでここまでが最新のマリオ映画 ザ・スーパーマリオブラザーズムービーについてのお話になります
ここからは今回の本題である マリオ映画のカオスすぎる過去作についてお話しできればと思います
マリオ映画のカオスすぎる過去作ということなんですが こちらは2作品ありまして
一つは1986年に公開された日本のアニメ映画である スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦です
この映画皆さんご存知でしたか?
僕は最近たまたま見つけるまで全く知らなかったんですけども
後で詳しくお話しするんですけども この作品がなかなかの快作でして かなりぶっ飛んでるんですよね
もう一つはスーパーマリオ魔界帝国の女神という 1993年に公開されたアメリカ映画です
こちらは制作会社が複数クレジットされてるんですが そのうちの一つがディズニー系列のハリウッドピクチャーズという会社でして
なのでこのスーパーマリオ魔界帝国の女神というのは アメリカで大手企業によって制作されたハリウッド映画なんですよ
06:01
このハリウッド版のマリオ映画は約4800万ドルをかけて制作され 北米カナダでの興行収入は約2100万ドル
日本での興行収入は約3億円だったそうです
うーんそうですね 公開されている数字だけ見ると結構厳しい状況だったんじゃないかなと思います
興行収入で制作費をまかなえていないという計算になりますからね
ちなみに最新のマリオ映画である ザ・スーパーマリオブラザーズムービーは制作費が約100億円
興行収入が現時点で1800億円を超えているようで こちらは大成功ですよね
数字を見るとなかなか厳しい状況だった スーパーマリオ魔界帝国の女神なんですけど
こちらも最近見たんですけど僕は結構好きなんですよね
クッパが亀の化け物じゃなくて頭をツンツンにセットした人だったり
ヨッシーが割と生々しいCGの恐竜として出てきたり
割と独自解釈がされている映画なんですが 90年代のハリウッド映画ってこういう雰囲気あったなぁという懐かしさも込みで
すごく面白く見ることができました こちらも後で詳しくお話しできればと思います
まずは1986年公開のアニメ映画 スーパーマリオブラザーズピーチ姫救出大作戦について詳しくお話ししていきたいと思います
今回の配信ではスーパーマリオブラザーズピーチ姫救出大作戦と スーパーマリオ魔界帝国の女神のネタバレが含まれますのでご注意いただければと思います
まず1986年の日本映画 スーパーマリオブラザーズピーチ姫救出大作戦なんですけども
まずどこから話そうか迷ったんですが 声優のキャスティングから話そうかと思います
まず主人公のマリオなんですけど声優はフリアトールです 機動戦士ガンダムのアムロレイの印象が強い方ですよね
主人公なので発言回数も多いわけで仕方がないことではあるんですが どうしてもアムロがちらつくんですよね
機動戦士ガンダムはシリアスな作品なんですけど このスーパーマリオブラザーズピーチ姫救出大作戦はかなりコミカルでギャグも入れてきている
09:03
だいぶ緩めの作品でして いかにもアムロが言わなそうなことをアムロの声でマリオが言いまくるのでついつい笑いそうになるんですよね
ルイージを演じたのは水島優という声優さんで主に80年代以前に多くの作品に出演されていたようです
でピーチ姫の声優なんですがこちらは山瀬真美が演じています 山瀬真美というと僕の中では nhk で放送していた
試して合ってんという情報バラエティ番組で長きに渡ってレギュラー出演されていたなぁという印象が強いんですけども
あと民放の新婚さんいらっしゃいという番組にも6代目かつら分子とともに出演されてましたね
山瀬真美さんはこの映画ではセリフがかなり棒読みなところがあるんですけど 山瀬真美は映画の公開時点ではまだ15歳
ホリプロタレントスカウトキャラバンという新人発掘オーディションで優勝したことをきっかけに 芸能活動をスタートしたばかりだったということです
で原作のゲーム同様この映画でもピーチ姫を再来にやってくる クッパ大魔王なんですけど声優は和田亜紀子です
これすごくないですかピーチ姫が山瀬真美で和田亜紀子がクッパの声やってたんですよ この時点で相当カオスですよね
実はこのお二方山瀬真美と和田亜紀子はどちらもホリプロ所属で 食品メーカーの永谷園が出していたマリオとのタイアップ商品である
マリオふりかけの CM も山瀬真美と和田亜紀子が出演してたんですよね 永谷園の CM で和田亜紀子といえば麻婆春雨の CM をよく見たなぁという記憶があります
なのでこのスーパーマリオブラザーズピーチ姫救出大作戦を見ていくことで マリオ永谷園ホリプロというトライアングル構造が見えてくるんですね
マリオと永谷園といえばそういうマリオふりかけのような タイアップ商品だけではなくてなんとかつて永谷園がマリオのゲームを発売していた時期がありました
これ言っても信じてもらえないかもしれないんですけど 永谷園がマリオのゲームを出してたんですよ
12:02
ファミコンでマリオブラザーズという固定画面のアクションゲームがありまして これは横スクロールアクションのスーパーマリオブラザーズより前に発売されたもので
マリオシリーズの原点とされているタイトルなんですけども そのマリオブラザーズの永谷園バージョンである
帰ってきたマリオブラザーズというタイトルをディスクシステムというゲームハード用の ソフトとして永谷園が販売してたんですね
ゲーム開始時に必ず永谷園のCMが入る仕様になってたみたいなんですけど ゲームの中にマリオふりかけとか実写商品のCMが挿入されてたんですね
この永谷園のマリオについては いろいろとゲームを語ろうというゲームブログで非常に詳しく解説されていますので ご興味がある方は概要欄からチェックしてみてください
で何が言いたかったかというと この時期永谷園とマリオには深い繋がりがあったんですね
永谷園はスーパーマリオブラザーズピーチ姫救出大作戦のスポンサーでもありました 映画内で唐突にマリオふりかけとかマリオラーメンなどの永谷園の商品をマリオやルイージが食べるシーンが挿入されるんですけど
それはそういう理由からだったんですね ということで映画本編の内容から脱線したんですが ここからは映画自体のストーリーの流れや印象的なポイントについてお話しできればと思います
まず映画が始まってすぐに画面に映るのは 謎の横スクロールアクションゲームの画面とそれをプレイするマリオの姿です
ゲームのキャラであるマリオがいきなりファミコンのゲームを遊んでいるという斬新な展開なんですけど
この時点で声がふるや通るアムロの声なので 個人的にはここでもう笑いそうになります
マリオがファミコンのゲームにドハマリして夢中でプレイしているというシーンなんですけど そこにパジャマに着替えて眠そうな目をしたルイージが
兄貴お茶入ったよと言ってマリオの部屋に入ってきます そうこの映画のルイージはマリオのことを兄貴って呼ぶんですよね
最近のマリオ作品だとルイージって器用な弟キャラという感じだと思うんですけど この映画のルイージは全然違っていて
15:09
気が短くてすぐに怒るしお金にがめつくて後先考えずに行動する かなりの問題児なんですよ
おいおいお話ししていくんですけど この映画の中でもルイージの行動によって色々と破滅的な出来事が発生することになります
でマリオが夢中でゲームを遊んでると突然今までやっていた アクションゲームとは全く違う画面に切り替わってそこでは山狭み演じる
ピーチ姫が空飛ぶ亀のパタパタや甲羅にトゲがついた 亀のトゲ像などのマリオのゲームにクッパの手下として登場する
敵キャラクターたちに追いかけられてるんですよ ピーチ姫は棒を振り回してクッパの手下を撃退しようとするんですけど
そうこうしているうちに不思議な光がテレビから放たれて なんとテレビの画面に映っていたピーチ姫がマリオの部屋にやってきます
この時にマリオはピーチ姫に一目惚れをしてしまいます さらにピーチ姫だけじゃなくて和田明子演じるクッパ大魔王もマリオの部屋にやってきて
マリオを指先一本で気絶させてピーチ姫をさらってテレビの中に戻っていくんですね
マリオにはなす術もなかったんですけども ピーチ姫とクッパは何の痕跡もなく消えてしまって
マリオはテレビに向かっておい出てこーいと呼びかけるんですけど 再びマリオの部屋に2人が出てくることはなくて
マリオが騒いでるのでルイージもどうしたの?という感じでやってくるんですけど ピーチ姫がさらわれてしまったんだと言っても
このルイージが全然信じてくれないんですよ マリオ変なこと言ってやんの?という感じで腹抱えてゲラゲラ笑ってるんですよね
めちゃくちゃ憎たらしいんですけど この映画のルイージってそういう感じの人なんですよ
でその続きは夢で見りゃいいさという捨てゼリフまで吐いて自分の寝床に戻っていくんですよ
このルイージ共感性めちゃくちゃ低いんですよね ついでに言うとほとんどのマリオ作品でルイージって緑色の服を着てるんですけど
この映画のルイージは青い服を着ています で一夜明けての翌日
マリオはルイージと2人でやっている食料雑貨店のカウンターでため息をついてるんですね
18:07
この映画ではマリオとルイージは配管工ではなくて食料雑貨店を運営しています
昨夜ピーチ姫が残していったものが一つだけあって それは大きな宝石がはまったブローチでした
でそのピーチ姫の残していった宝石をマリオは寂しく眺めてたんですけど
昨夜は人の話をろくに聞きもしなかったルイージが その宝石を見るや否やものすごい勢いで食いついてきまして
この映画のルイージは金目のものに目がないんですよね でルイージが急に古文書みたいな本をめくり始めて
それによるとその宝石は伝説の宝の国由来のもので そこに行けば宝石がザクザク取れるみたいなことが書いてあるんですね
大興奮したルイージは行こう行こうと言い出してマリオも同意するんですけど でどうやって行けばいいのってなるんですね
昨日はマリオがゲームをやっていたら急にピーチ姫が現れて宝石を落としていったので こちらからどうやってアクセスしたらいいかがわからないわけなんですよ
でどうするかというと104番で聞いてみようとなるんですね
104番というのはNTTが提供している電話番号を教えてくれるサービスなんですけど
で早速固定電話から104番にかけてみると どういうわけか電話がキノコの国につながるんですよ
このあたりちょっと尻滅裂で説明が難しいんですけど とにかくキノコの国のキノコ仙人という人と電話がつながるんですね
でキノコ仙人の話ではそちらにキノコの国への迎えを出したからついてきてくれ と言うんですね
すると間髪入れずにマリオとルイージのお店に奇妙な生物が現れます このキャラクターは名前をキビダンゴと言います
わんわんと鳴きますしマリオたちもキビダンゴのことを犬として扱うんですけど どう見ても犬には見えないんですよね
すごく奇妙なデザインの生き物で体は全体的に青くて鼻だけ赤くて
フォルムはどちらかというとマリオシリーズに登場する芋虫のキャラの花ちゃんに似てるんですが
一応作品中では犬ということになってます
21:04
でマリオはこのキビダンゴというキャラにピーチ姫が落としていったブローチを奪われまして
キビダンゴを追いかけてマリオもルイージも店を飛び出します
でロケーションがよくわからないんですがマリオたちのお店の周りって砂漠になってるんですよ
砂漠を走るキビダンゴをマリオとルイージの2人で追いかけるわけです
で実はオープニングでもかかるんですがこのシーンでも歌がかかります
なんという歌がかかるかというと未来童子という5人組アイドルグループのドキドキドゥイ
ビシッとバシッとロックンロール学校編という曲で
曲単体で見るといかにも80年代の男性アイドルグループが歌いそうな雰囲気の曲なんですよね
作品にこの曲が合ってるかというと正直合ってないと思うんですけども
この曲自体がどうだということではなくてあくまで作品の内容に合ってないということなんですけど
この曲作品の内容に合ってない上にあまりに頻繁にかかるのですごく不思議なものを見せられているような気持ちになります
ドキドキドゥイスキスキクラクラ恋愛編というバージョンも挿入歌として入っていて
こちらは申し訳程度に待ってなよピーチ姫という歌詞が入ってはいます
ちなみにミライ同時もホリプロ所属のグループだったようです
そうこうしているうちに砂漠のど真ん中に巨大な土管が出現しまして
マリオとルイージはその土管を通ってキノコの国に移動することになります
で土管で移動したキノコの国では2人を呼び寄せたキノコ仙人と対面することになるんですけども
キノコ仙人が言うにはキノコの国はみんな平和に暮らしていたんだけど
隣の国のクッパ大魔王が侵略してきたと
さらにキノコの国の住人はレンガやキノコに姿を変えられてしまったそうなんですね
その上クッパ大魔王はピーチ姫をさらって結婚しようとしている
助けてほしいということなんですね
なぜマリオとルイージに助けを求めたのかなんですが
キノコの国に伝わる言い伝えによると
国がピンチになった時やってくる英雄として
マリオとルイージらしき2人のことが語られていると
24:02
そういう理由付けがされてるんですね
でマリオはピーチ姫が無理やりクッパと結婚させられるなんて許せない
という感情に突き動かされて行動を開始するわけです
ルイージはどうかというと
キノコ仙人に対してギャラはたんまりもらえるんでしょうね
みたいなことを言うんですね
キノコ仙人はいろんなところに金貨が埋まってるはずだから
好きに持っていきなさいと大人の対応をするんですけども
結果マリオとルイージをその気にさせることに成功しているわけですから
キノコ仙人のディレクション能力は侮れないものがあるなぁと思いましたね
キノコ仙人はさらに当面のマリオたちの目標も示してくれます
それは3つのパワールという特別なアイテムを入手することでした
その3つのパワールというアイテムがあればクッパに打ち勝つことができると言うんですね
マリオルイージキビダンゴの3人連れは
キノコの国を3つのパワールを求めて冒険していくわけです
でキノコの国の草原や山や谷をパワールを求めて歩いていくシーンが挿入されるんですが
ここでもやっぱり未来童子のドキドキドゥイットが流れます
結構この曲でお腹いっぱいになるんですけども
この移動シーンでのマリオの歩き方が結構特徴的で
胸を異常に張ってのけぞったような姿勢で歩くんですよね
曲と相まってすごく不思議な気持ちにさせられるシーンですね
でしばらくパワールを探して歩き回るんですが
なかなか見つからなくてさらに食料も見つからなくて
みんな腹ペコで動けなくなっちゃうんですね
そこに来たのがクッパの手下のクリボーです
このクリボーはキノコの化け物なんですが
キノコ王国側ではなくクッパの手下なんですね
ちなみにゲームソフトスーパーマリオブラザーズの説明書では
キノコ王国を裏切った悪いキノコと記されているようです
でそのクッパの手下であるクリボーなんですが
お腹が空いてぐったりしているルイージに
食べ物がなくてお困りのようですねと囁きかけるんですね
クリボーはおいしいキノコが生えている場所があるよとルイージを誘って
ルイージは疑いもせずにキノコ大好きと言って
一人でそのキノコの群生地に向かいます
27:00
明らかに罠なんですけど
でしばらくするとルイージのちょっと尋常じゃない感じの笑い声が聞こえてくるんですね
ルイージの声に気づいたマリオが駆けつけると
そこには笑いだけを食べて爆笑が止まらなくなったルイージが転げ回っていました
さらにルイージが転んだ弾みで大量のキノコがルイージの口の中にボトボト入って
さらに得体の知れないキノコを飲み込んじゃうんですね
そしたらさっきまでゲラゲラ笑っていたルイージが今度は泣き出すんですよ
今度は泣き虫だけというキノコを食べてしまったみたいで
でマリオもマリオで寄せばいいのに
もう一回笑いだけを食べさせればプラスマイナスゼロで元に戻るはずだなと言って
ものすごく雑な素人両方で足し算で解決しようとするんですね
キノコの素人判断はめちゃくちゃ危険ですからね
案の定笑いだけと間違えて怒りだけをルイージに食べさせてしまって
それでもルイージは喜怒哀楽の感情が変わる変わる込み上げてくるようになってしまって
完全に感情がバグった人になっちゃうんですよ
さらにダメ男ばかりにマリオとルイージはパタパタという羽が生えた巨大な亀に連れ去られて
パタパタの子供の餌にされそうになるんですけど
ただ怪我の巧妙でパタパタの巣の近くで重要アイテムである3つのパワールのうち
一つ目の真実のキノコというアイテムを入手することができました
でクッパの力でキノコに変えられていたキノコの国の人たちも元の姿に戻すことができまして
ピーチ姫の次女のキノピオという女の子にも感謝してもらうことができました
ここであれと思ったんですけどこの映画のキノピオって女の子なんですね
でキノピオたちに別れを告げて第二のパワールを探してまた3人で移動を開始するわけです
その先待ち受けていたクッパの手下のジュゲムも難なくやっつけて
第二のパワールである愛の花も入手することができて冒険は順調に進んでいくんですね
でまた未来童子の曲とともに移動してここの道中ではマリオ名物の空に浮かぶブロックも登場します
これはマリオのいろんなゲーム作品に登場するもので空中に浮かんでいるブロックを叩くと
30:03
アイテムが出てきたりいろんな効果を得ることができるんですね
映画でもルイージがブロックを下から叩くと金貨がザクザク出てきます
そこでマリオもじゃあ俺もという感じでブロックを叩くと
今度は何やらパッケージングされたお椀状のものが大量に出てくるんですね
これ何かというと長谷へのマリオラーメンという商品なんです
そしてマリオラーメンをマリオとルイージが二人でずるずると美味しそうに食べて
これ美味しいですよと言うというかなり露骨なダイレクトマーケティングが行われるわけなんですね
でさらに冒険が進んでマリオたちは3つ目のパワールである無敵のキラボシを発見するんですが
あと一息で入手ができるというところで星が転がって海の中に落ちてしまうんですよ
すかさずマリオは星を追いかけて海の中に飛び込みます
このあたりはマリオのゲームで定番の懐中ステージをイメージしてるんでしょうね
するとマリオが海に入った直後に謎の赤い生命体が出現してマリオを追いかけてくるんですね
その生命体は赤くて全体的なフォルムとしては平べったい板状のものをねじったような形で丸い目が2つついているという感じで
死というならエヴァンゲリオンの使徒みたいな抽象的な形をしてるんですよ
でその謎の生命体がマリオを追いかけてくるので怖いんですけど
そのうちその生命体がまんまるに膨らんでマリオのゲームに出てくるまんまるな魚の敵キャラであるプクプクになるんですよ
謎の平べったい生命体は魚類のプクプクだったわけですけど
このプクプクってゲーム中ではこういう変身はしないんですよ
なのでどうして最初使徒みたいな抽象的な姿をしていたのかは謎なんですよね
でそんな魚類のプクプクを振り切って星を見つけるんですけど
巨大なホタテガイみたいなキャラクターが殻の中に星を挟んでいて星を取らせてもらえないんですよ
そこでどうしたかというと海の中なんですけど犬のキビダンゴがギターを弾いてマリオはどういうわけか
レオタードを着たバレリーナのような姿になって舞い踊ってホタテガイが気を取られている隙に星を回収することに成功しました
さらに海の中に沈んでいたオンボロの船を発見して乗り込んだところ
33:06
巨大イカの月相に絡みつかれてピンチになるんですが
ボロ船に張られたマストにフーフー息を吹きかけるとその船が浮かび上がるんですね
海の中ですしどういう原理かよくわからないんですけど
さらにすごいのが船はそのまま海から出て空に浮かぶんですよ
でそのままその船で空を飛んでクッパの城を目指すことになるんですね
結構行き当たりばったりなご都合主義の展開なんですけど
まあこういう大らかな作品なんですよね
で船はそのままクッパの城までたどり着きます
夜空には赤い月が上がっていて山狭みの歌う水晶球という歌も挿入歌として流れます
一方その頃クッパの城ではピーチ姫との結婚式の準備が着々と進められていました
そしてクッパがまさにこれから結婚式を始めようとした時に
マリオたちの乗った空飛ぶ船がクッパ城の上空にやってきます
クッパは空飛ぶ船の撃墜を部下に命じるんですが
撃墜するまでもなく船は経年劣化か何かで空中分解してしまいました
マリオルイージきびだんごは命からがらクッパ城に潜入することになりました
で物語もいよいよクライマックスなんですが
ルイージは相変わらずお金のことしか考えていなくてですね
クッパ城の中で金貨が掘れるところをひたすら採掘してるんですが
手当たり次第に掘ったせいで温泉を掘り当ててしまったみたいで
尋常じゃない量のお湯がクッパ城の中に流れ込んでくるんですよ
マリオたちがいるエリアもそこら中がお湯まみれになるんですけど
そんな中ルイージはさっきまで青い綱着を着てたのに
瞬時に前来になって
いい湯だなぁみたいなことを言って温泉を楽しんでるんですよ
ある意味キャラクターとしては守備一貫してるんですけど
そのお湯の洪水に耐えきれずについにクッパ城は完全に崩壊してしまいます
これにはさすがのクッパも激おこで
なりふり構わず全力でマリオたちに襲いかかってきます
そこでマリオはどうしたかというと
キビ団子に促されて今までに集めた3つのパワールを飲み干そうとします
1つ目のキノコ、2つ目の花は飲み込むことができたんですけど
3つ目の星を飲み込もうとした時
36:00
唐突に虚空からマリオふりかけが出現しまして
この映画いろんなものが唐突に出現するんですけども
でマリオは星を飲み込むことを後回しにして
長谷園のマリオふりかけをご飯にかけて
うまいうまいと言って食べ始めてしまうんですね
すぐ近くではピーチ姫がクッパに握りしめられて
大変なことになってるんですけど
唐突に現れたマリオふりかけのおかげで
星が飲み込めなくてクッパに追い詰められて大ピンチになるわけで
逆にネガティブキャンペーンになってる気がするんですけど
勘一発のところでクッパに攻撃されてぐったりしたマリオに
ルイージが星を飲ませてくれます
で3つのパワーアルの力でマリオはパワーアップしまして
マリオのゲームでスターを取ると
マリオが無敵状態になってBGMが変わるんですけど
その時に流れるのと同じ曲がかかって
マリオがクッパを圧倒するんですね
で後に発売されたゲームのスーパーマリオ64のように
マリオはクッパの尻尾をつかんでフルスイングして
空の彼方に投げ飛ばして勝利するんですよ
でクッパをやっつけた後で
マリオはピーチ姫に彼女が落としていったブローチを返します
そうするとピーチ姫は自分を救ってくれた勇者である
マリオの鼻面にキスをしたりして
ちょっといい雰囲気になるんですよ
なんですけど
このブローチ子供の頃から肌見放さず身につけていたものなの
いつかきっとこのブローチと同じブローチを持った
素敵な王子様が現れるんですって
みたいなことを言うんですね
マリオはそのピーチ姫と同じブローチを持ってないわけで
なんか雲行きが怪しくなってくるんですね
そしたら青い犬のキビダンゴが光り輝いて
超神秘系風に描かれた王子様の姿になるんですね
そしてその胸にはピーチ姫のと同じブローチが輝いているんですよ
そう実はキビダンゴはクッパの魔法で姿を変えられていた
隣の国の春王子で
ピーチ姫の婚約者だったんですよ
ピーチ姫を迎えに行く道中でクッパに魔法をかけられて
姿を変えられていたんですね
でピーチ姫に片思いしていたマリオは
あまりのことにそっとしてしまいます
心配するピーチ姫に
姫が幸せになれて嬉しっすよ
と涙目で微笑んで見せるマリオなんですが
39:00
この強がりが悲しいんですよね
でマリオとルイージはピーチ姫と春王子に
また困ったことがあったら駆けつけますよと言って別れを告げて
スタッフロールが流れる中でエンディングテーマとともに
自分たちの店に帰っていきます
そんな風にスーパーマリオブラザーズ
ピーチ姫救出大作戦は終わっていきます
いかがだったでしょうか
ルイージがお金に目がなかったり
男性アイドルグループ未来童子の曲がやたらとかかったり
唐突にマリオを振りかけ食べ始めたり
海の中でたまたま見つけた沈没船で空を飛んだり
まあツッコミどころが多い作品なんですけど
これがマリオの最初の映画だと思うと
いろんな意味で面白いなと思いますね
この作品過去にVHSビデオテープは販売されてたんですが
DVDやブルーレイなどは出ておらず
結構見る手段が限られている作品ではあります
ただですね見る方法はありまして
インターネットのいろんなサイトのアーカイブを公開している
インターネットアーカイブというサイトがありまして
詳しい経緯はわからないんですが
このサイトでスーパーマリオブラザーズ
ピーチ姫救出大作戦の4Kリマスター版を見ることができるんですね
概要欄に貼っておきますので
ご興味がある方はチェックしていただければと思います
続いては1993年公開のハリウッド映画
スーパーマリオ魔界帝国の女神についてお話しできればと思います
この映画はですね
公開当時にテレビCMや雑誌なんかで宣伝されていたので
存在は知ってはいたんですが
最近になって初めて見ました
もともとはテレビゲームであるマリオの世界観を
実写で表現するということで
マリオ、ルイージ、デイジー、クッパなど
キャラクターの名前は原作そのままで登場しているんですが
設定はほとんど別物になっています
マリオとルイージが配管公であること
兄弟であることは原作通りなんですけど
ほぼそれくらいしか共通点がないんですよね
なのでゲームのマリオと同じ名前のキャラクターが出てくる
別作品と割り切って楽しむのがいいんじゃないかと思います
さっきお話ししたピーチ姫救出大作戦は
42:03
リアリティラインが自由すぎる
脚本らしい脚本があってないような作品だったんですけど
こちらのスーパーマリオ魔界帝国の女神は
キャラクターの独自解釈もまた味だと目をつぶりさえすれば
この映画独自の世界観がしっかりと作り込まれていて
一本筋が通っていて僕は結構好きな映画だったりします
まずは物語のあらすじや主要キャラクターの説明からお話しできればと思います
ニューヨークのブルックリンに住むマリオとルイージの兄弟は
ハイ観光としてコンビで働いて生計を立てています
このマリオとルイージがブルックリンに住んでいるという設定なんですが
実は最新のマリオ映画
ザ・スーパーマリオブラザーズムービーと共通の設定なんですね
どうしてブルックリンなのかなんですが
ブルックリンというのはアメリカの中でもイタリア系移民の方が多く住んでいるところみたいなんですね
アメリカ初の映画としてはマリオがアメリカ人である方が感情移入がしやすいですし
マリオというのはイタリア系の名前だから住んでいるとしたらブルックリンだろうと
おそらくそういう流れでマリオとルイージはブルックリン在住ということになったんだと思います
でこのブルックリン在住のマリオとルイージはハイ観光の兄弟として転職つけて働いているわけです
実はこの映画の中ではルイージは子児でマリオに引き取られて育てられたという設定もありまして
なのでこの映画の中ではマリオとルイージは兄弟ではあるんですが血は繋がってないんですね
どういう経緯でマリオがルイージを引き取ることになったのかは詳しくは語られてないんですけども
そんなわけでこの映画のマリオとルイージは結構年が離れた兄弟なんですね
映画内ではマリオとルイージの年齢は明言されていないんですが
マリオを演じたボブ・ホップキンスが映画の公開時に50代前半
ルイージ役のジョン・レグイザもが30代前半なのでキャラクターとしてもだいたいそれくらいの年齢を想定していると考えていいんじゃないかと思います
真面目に仕事をこなす職人肩着であるマリオに対してルイージは割とルーズなところもあって
仕事の時間が迫っているのに自分が好きな都市伝説関連のテレビ番組を見ていたりして
45:07
マリオに急かされて渋々一緒に仕事に出かけるみたいなところもあります
この映画のマリオとルイージは普段はそういうふうにお互い突っ込んだりふざけあったりしてるんですけど
いざという時にはお互いを心から信頼して配管工としてのスキルを活用して協力してピンチを切り抜けたりするんですね
そのマリオとルイージの兄弟間の友情はベタといえばベタなんですけど見ててすごく心地いいんですよね
そしてこの映画のヒロインのデイジーという女の子がいまして
デイジーというのは元々はゲームボーイのローンチタイトルであるスーパーマリオランドの舞台になったサラサランドという国のお姫様なんですね
この映画でもデイジーはある国のお姫様なんですが物語の序盤では本人にその自覚はなくて
大学の恐竜発掘チームのリーダーを務めているというトリッキーな設定のキャラクターです
このデイジーがお姫様というくだりは後ほど詳しくご説明したいと思います
映画ではルイージが公衆電話を使おうとしていた時に同じく電話をかけようとしていたデイジーと知り合って
やがて2人は恋に落ちていくことになります
この時あまり女性と話すのが得意ではないルイージの背中を押してあげるのもお兄さんであるマリオなんですよ
しどろもどろになっているルイージに助け舟を出して食事の約束を取り付けてあげたりするんですよね
このあたりの展開がザ90年代ハリウッド映画の様式美という感じで個人的にはめちゃくちゃ好きなんですよ
恋愛におくてなルイージに対するマリオのこなれた感じがそれぞれのキャラクターが出ていて面白いんですよね
でその夜ルイージとデイジーとマリオとあとマリオの彼女とで食事をすることになります
いきなりマリオの彼女が出てくるんですけどもマリオの彼女だったらピーチなのかというとこれが違うんですよ
ダニエラっていう日焼けサロンで働いている女性なんですよね
このダニエラという人はスーパーマリオ魔界帝国の女神の完全オリジナルキャラなのかというと実はモデルとなったキャラクターはちゃんといまして
マリオの彼女のダニエラはフルネームはダニエラ・ポリーン・ベルダッチというんですけどこのミドルネームのポリーンがポイントでして
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ファミコンのドンキーコングでは主人公であるマリオがドンキーコングにさらわれた彼女を助けるために戦うんですが
このさらわれた彼女の名前というのがポリーンなんですよ ここが由来なんですね
ただ映画内ではダニエラとしか呼ばれないのでほとんど認識されていない設定だったりします
ともかくこの映画内ではマリオには彼女がいるんですね
で、4人で食事しながら話しているうちにルイージと同じくデイジーも孤児だったことが判明します
修道院で育てられたという設定なんですけど実はこの映画の冒頭にはデイジーのお母さんがデイジーを修道院に預けるシーンがあるんですね
この冒頭のシーンはちょっとタダ事じゃない雰囲気が漂っていまして
デイジーのお母さんは土砂降りの雨の中を何かから逃げるように走って修道院にたどり着きます
そしてデイジーのお母さんが修道院の扉の前に置いたカゴに入っていたのは赤ちゃんではなくて大きな卵だったんですよ
そしてその大きな卵から生まれてきたのがデイジーだったんですね
デイジーがいわゆる普通の人間ではないということがここでわかるんですね
で、お互いに孤児だったことやデイジーが好きな恐竜の話をルイージが興味津々で聞いてくれることなどから
デイジーとルイージの2人の距離は急速に縮んでいくわけです
で、デイジーはルイージを自分が今取り組んでいる恐竜の発掘現場に案内してくれるんですね
しかしそこで2人が見たのは謎の男たちが発掘現場の水道管を破壊して去っていくところでした
実はデイジーの化石発掘によって中断を余儀なくされている開発工事がありまして
水道管の破壊はその開発業者による発掘の妨害だったんですね
とにかく水道管の破裂をなんとかしないとということでルイージは急いでマリオを連れてきて
2人がかりで水道工事を始めます
そうこうしているうちに実は開発工事によって掘り進められていたトンネルが異世界に通じているということがわかり
デイジーは異世界から来た2人組の男たちに誘拐されてしまいます
この時にルイージはデイジーの身につけていたネックレスを入手することになるんですが
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このネックレスが映画内で重要なアイテムとして注目されていくことになります
どういうことかというとかつて恐竜を滅ぼした隕石が地球に衝突した時に
その衝撃によって世界は2つの次元に分断してしまったんですね
一つはニューヨークやブルックリンが存在している僕たちにとって身近な地上世界
もう一つは地下にあり恐竜の生き残りが暮らしている地下世界です
恐竜の生き残りは世代を重ねて見た目はほとんど人間と変わらない恐竜人間に進化を遂げていました
この映画のデイジーも恐竜人間であるということになります
冒頭で卵からデイジーが生まれてきたのはそういう理由があったわけなんですね
で地下世界大の発端の姫であるデイジーがネックレスにつけられた隕石の欠片を使うことで
2つの世界を一つに戻すことができるそういう設定なんですよ
このデイジーとネックレスの力を利用しようとしたのが地下世界に君臨する絶対君主であるクッパでした
クッパは地下世界と地上世界を一つに合体させて世界の支配者として君臨しようという計画を立てていたんですね
すでにデイジーの身柄はクッパの手下によって抑えられているわけで
あと一つその時点ではルイージの手元にある隕石のネックレスがクッパの手に渡ってしまったら
その時は破滅が待ち受けているわけです
でデイジーよってルイージもマリオも地下世界大の発端に行くわけなんですが
ここの治安が最悪なんですね
到着してすぐにマリオとルイージは
あなたたち外から来た人?と老婦人に声をかけられるんですけど
その老婦人は武器も持たずにここにいたら危ないわよ
武器持ってないわよねと言って
わざわざマリオとルイージが武器を持っていないことを確認してから
銃を突きつけて金目のものを奪おうとしてくるんですよ
そこに現れたのが赤いピチピチのトゲだらけのスーツを着たドラえもんのジャイアンみたいな
ものすごくがたいの良い女性で
その赤い女性が銃を突きつけてきた老婦人を撃退してくれるんですけど
代わりにその赤いトゲトゲの女性にネックレスを奪われちゃうんですよ
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この赤い女性は足の裏からジェット噴射して空を飛べるジャンプブーツというものを装備していて
空を飛んで逃げられちゃうんですね
この人のインパクトがとにかくすごいんですよ
赤いピチピチのトゲだらけのスーツを着てジャイアンみたいにがたいが良くて
ジャンプスーツで空を飛ぶ女性ってマリオのゲームにこんなキャラいないでしょうと思ったんですけども
どういうことだろうと思って調べてみたんですけど
まずこのキャラの名前がビッグバーサーというんですね
でビッグバーサーとは何かというと
北米版のマリオのゲームで海の中で登場する魚の敵キャラであるプクプクの中でも特に大きい個体のことなんですね
日本語で言えば巨大プクプク
北米版ではビッグバーサー
つまり海を泳ぐ丸々とした巨大な赤い魚のキャラクターなんです
もともとはそういう魚類であるビッグバーサーをハリウッド流解釈でキャラクター化すると
赤いピチピチのトゲだらけのスーツを着てジャイアンみたいにがたいが良くて
ジャンプスーツで空を飛ぶ女性になりましたと
そういうことなんですね
この独自解釈はすごいとしか言いようがないなと思いましたね
でマリオたちにとって幸運だったのはこのビッグバーサーという人はクッパの忠実な部下とかではないみたいで
ネックレスを奪ったのも単に自分が欲しかったから奪ったみたいなんですね
なので次に会った時に普通に首からそのネックレスをかけていました
でなんとかビッグバーサーからネックレスを取り返そうとマリオは行動を起こします
どうするかというとこのシーン僕は大好きなんですけども
なんとマリオがビッグバーサーを彼女が用心棒として働いているクラブでナンパするんですよ
ヘイ俺はマリオだあんた生かすぜ俺とダイエットしないか
っていうのが口説き文句なんですけど当然ながら間髪入れずにぶん殴られるんですね
で駆け寄ったルイージに心配されるんですけど恥ずかしがり屋みたいだなぁ
みたいなことを言って余裕かましてるんですよメンタルがめちゃくちゃ強いんですよね
で粘り強くくどいた結果マリオはビッグバーサーと一緒に踊るところまで漕ぎつけます
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で踊りながら気づかれないように上手にネックレスに手を伸ばしてなんとかネックレスを彼女の首から外して回収するところまで行くんですね
さらにこのビッグバーサーは踊っているうちにマリオに情が移ってしまったのか
クッパの手下に捕まりそうになったマリオとルイージを逃がす手伝いまでしてくれるんですよ
別れ間際にマリオとディープキスをするシーンすら発生するんですけどこのビッグバーサーというキャラは本当に強烈なインパクトがありましたね
あと独自設定が強烈なキャラといえばヨッシーですね
マリオのゲームに出てくるヨッシーといえば友好的な恐竜で全身緑色で可愛くてというキャラなんですけど
この映画のヨッシーは友好的な恐竜であることは同じなんですがビジュアルが大きく違うんですよ
体は大型犬くらいのサイズなんですけど結構リアルな鱗がびっしり生えた肉食系の恐竜の姿をしてるんですよね
それでいてヨッシーの特徴である長く舌を伸ばす特技も披露していてこちらも非常に生々しくてちょっとホラーめえた感じになってるんですよね
ちなみにこの映画が公開された1993年って映画ジュラシックパークの第一作が公開された年でもあって
さらに日本では足立由美主演の恐竜が登場する映画レックス恐竜物語も公開された年なんですよね
偶然かもしれないんですけど恐竜が出てくる映画の当たり年だったんですね
あとこの映画の舞台は地下世界恐竜王国ということでマリオのゲームの主要な舞台であるキノコ王国ではないんですよね
そこを保管するためだったのかなんとデイジーのお父さんがクッパの力によってキノコに変えられてしまっています
しかもいわゆる傘がついた可愛らしい見た目のキノコではなくてぬめぬめした年金っぽいキノコに姿を変えられてるんですよ
しかも恐竜王国の至るところにその年金に変えられたお父さんが体を伸ばして存在していて
マリオたちが乗った車が崖から落ちそうになった時なんかは年金状の体をクッションにして助けてくれたりするんですよ
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デイジーが恐竜王国の姫ということでお父さんは王様だったわけなんですがクッパのクーデターによって王位を追われてキノコに変えられてしまっていたわけなんですね
このキノコに変えられてしまったお父さんとデイジーが対面するというシーンがあるんですけど
ぬめぬめしたお父さんがグジュグジュと生っぽい効果音とともにうごめいている様子はかなり壮絶でした
でこの映画のクライマックスではクッパとマリオによる一騎打ちが行われて
クッパが持っていた武器をマリオが奪い取って逆にクッパを攻撃します
そしてついにクッパは倒され地下世界大の発端に平和が訪れることになります
クッパが倒れたことでキノコにされていたデイジーのお父さんも無事に人の姿に戻ることができました
マリオとルイージはデイジーとネックレスの力で地上世界に戻れるわけなんですが
デイジーは新しい出発を始めようとしている地下世界を放っておくことができず留まることにします
ルイージは君と一緒にいたいんだと言ったりするんですけど
マリオがさしてあげろよ的なことを言って少し切ないんですが
そこでルイージとデイジーは別れのキスをしてそれぞれの道を歩んでいくことになります
ということでスーパーマリオ魔界帝国の女神についてご紹介させていただきました
冒頭にも言ったんですけれども本当にマリオのゲームと同じ名前のキャラクターがいっぱい出てくるんですけど
設定は完全にオリジナルの世界観に基づいたものになっていて
特にビッグバーサーというキャラはすごかったですね
あと言ってなかったんですが爆発ありの激しいカーアクションなんかもかなり尺を取ってやってたりするんですよね
セリフ回しや展開も含めて90年代ハリウッド映画の様式美をたっぷりと味わえる作品としてすごくおすすめな映画です
この映画DVDやブルーレイなんかも発売されてましてAmazonなんかでも買い求めやすいんじゃないかと思います
ご興味があればぜひぜひチェックしていただければと思います
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今日はマリオ映画のカオスすぎる過去作
スーパーマリオブラザーズピーチ姫救出大作戦と
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スーパーマリオ魔界帝国の女神についてお話しさせていただきました
ご視聴ありがとうございました
01:03:13

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