みなさん、こんにちは。自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、みなさんからいただいたお便りをご紹介したいと思います。
まだまだ暑い日が続いてますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
生き物とサブカルのポッドキャスト、セミラジオということでやらせていただいている、と番組なんですが、
この夏、僕はすっかり昆虫少年の心を取り戻し、昆虫を追いかけて野山を駆け回っていました。
そのあたりのことはセミブログの方に詳細に記載してますので、昆虫が苦手でなければチェックしていただければと思います。
この夏、僕は夜ともなれば10日に来る昆虫を観察するぜと言って、
目干しエリアの明かりがついている10日ポイントをめぐって、何時間も車を走らせていました。
夜、ここと明かりをつけているところなんかに結構虫が来るんですよね。
そういう明かりに引き寄せられて、クワガタムシが歩いているのを何度も見ました。
またある時は巨大なミヤマクワガタを見たいという衝動に駆られて、軽い登山めいたこともやりました。
その時はダーウィンがキターで以前取り上げられていた茶色スズメバチという他種の蜂の巣を乗っ取る蜂の姿も初めて見ることができて嬉しかったですね。
僕は昆虫を追いかけていると言っても、飼育とか標本制作とかはしてなくて、
野外で出会って観察したり写真撮ったりして、そこでさよならっていう現地で全てを完結させるスタイルを撮っています。
あとは観察記録をセミブログに載せるくらいですね。
でも昆虫の習性の面白さ、見た目の怪しさ、美しさにどんどん引き込まれていってますね。
そんな昆虫少年の心を取り戻した僕なんですけど、昆虫、野外で会うのは全然いいんですけど、家の中ではあまり会いたくはないんですけどね。
ある種の屋内に出没する素早い虫なんかは見つけ次第瞬殺してますね。
その辺は皆さんと一緒じゃないかなぁと思うんですけど、悪即残、正義は勝つという感じでですね。
虫は野外で会うのに限りますね。
ちなみに昆虫ということで言うと、文一総合出版という出版社が出している〇〇ハンドブックというシリーズがありまして、
自然に関するいろんなテーマでまとめられたハンドブックがラインナップされてるんですが、
8ハンドブックを買ったのを皮切りに、自分の中の昆虫少年が躍動するのに応じて、どんどん自宅に本が増えていまして、今7冊あります。
内訳を言うと、8ハンドブック増保改定版、セミハンドブック増保改定版、クワガタムシハンドブック、シンカミキリムシハンドブック、ハエハンドブック、ハエトリグモハンドブック増保改定版、トンボハンドブック、現段階で自宅にあるのがこの7冊です。
ハンドブックということで、読みやすい、程よいサイズにそれぞれのグループの生き物についての詳細がまとめられていて、すごくいいんですよね。
この文一総合出版のハンドブックなんですが、基本的にそのジャンルの生き物を愛しすぎている人が本を作っているので、その過剰な愛情が感じられるのも見どころの一つなんですよ。
例えば、ハエトリグモハンドブックの序文には、こうあります。
ハエトリグモといえば、家の中をぴょんぴょん歩き回り、つぶらな瞳が可愛らしいクモということで、徐々に市民権を得てきているように思います。
と書いてあるんですが、クモ類の特定の種類をハエトリグモと認識している人が、この日本にどれくらいいるかというと、まだまだ少数派だと思いますし、市民権を得てきているという実感があるかと言われると、なかなか難しいところだと思うんですよ。
ただ、このハエトリグモハンドブックをまとめた方の中では、そういう風になってほしいという希望も込みで、思わず筆が滑って、そう書いちゃったんだと思うんですよね。
そこにすごく人間味を感じますし、自分が心血を注いだ研究対象の生き物が、好きで好きでたまらないという気持ちがありありと伝わってきて、ぐっとくるんですよね。
僕自身もハエトリグモは丸っこくて可愛い種類が多いなと思っているんですよ。目もつぶらなんですが、可愛いと思うと同時に怖いと思う自分もいます。昆虫に関してもそうですね。面白いなぁ、かっこいいなぁ、綺麗な虫だなぁと思う一方で、
怖さを感じることも正直ありますね。その怖さの方を多く感じる虫については、僕もあまり近寄ったり積極的に見ようとは思わないんですが、生態が面白い、かっこいい、美しいという要素をより多く感じる虫に引き付けられてますね。
僕にとってそれは主にハチとか昆虫なんですけど、最近の僕はそんな感じでしたね。
マラソンとかポケモン集めも継続してます。6月から8月にかけてあまりにも暑くて走る速度やペースはだいぶ落ちてしまったんですが、どうにか8月は月間100キロ以上走ることができました。9月はもう少し距離を伸ばせたらいいなと思ってますね。
ポケモン集めの方ですが、DSのポケモンプラチナで全493種類のポケモンを集めるというのに挑戦してまして、そのポケモン493種類を効率的に収集するためのデータベースをExcelで作ったのが今年の1月のことでした。
で、実際DSのプラチナで最初のポケモンをゲットしたのが実は6月末のことなんですね。データベースを作り上げたことである程度満足してしまって、他のことで忙しくしていたこともあり、5ヶ月ほど放置してしまいました。
今はプラチナの舞台である新大地方210種類のポケモンをまずはゲットするために少しずつゲームを進めています。
プラチナで捕獲したポケモンが今60種類くらいなのでまだまだ時間がかかりそうです。このポケモン集めに関してはライフワークとしてやっていこうと思ってますね。
ということでこの夏の僕の近況からお話しさせていただきました。
それではそろそろ本編のお便り会に行きたいと思います。
今回メールフォームの方に送っていただいたお便りが3通ありまして、いただいた順番にご紹介させていただければと思います。
まずはビジネーことビジネスいい人さんにお便りをいただきました。
いつも楽しく聞かせていただいています。
過去回の振り返りも残り少なくなってきました。
皆さんのトラウマ回あたりを聞いていた際参加できなかったことが悔やまれて
トラウマ回ではないんですが目先を変えておすすめ少女漫画をご紹介してみようかなと思いましてこちらへお便りしています。
女性のご兄弟はいらっしゃらないようですしリスナーさんも男性が多そうなので意外と盲点なのではと思っています。笑い。
題してビジネスいい人プレゼンツ少女漫画らしからぬおすすめ漫画ベスト3
アニメドラマと映像化されているものばかりですができれば漫画でじっくり読んでいただきたいので機会がありましたらぜひ。
吉田明美バナナフィッシュ
1980年代のニューヨークを舞台にストリートギャングのボスである主人公のアッシュがバナナフィッシュという謎のキーワードをめぐって
マフィアとの構想や陰謀に巻き込まれていくお話
あらすじに出てくるキーワードのすべてが少女漫画に似つかわしくなくて驚きます。
アッシュの生きる世界とは全く別の環境で育った心優しい日本人青年エイジと交流する時だけ
年相応の少年に戻る対比の切なさも見どころです。
清水玲子秘密トップシークレット
近未来2060年代の日本を舞台にしたSFサスペンス
舞台はMRI操作を行う警察内の科学捜査機関大工
MRI操作とは死後10時間以内の死体から取り出した脳に電気刺激を与え
個人イコール死角者が生前に見ていた映像をMRIスキャナーという装置で再現し
それを元に行う操作のことでこの設定がもう面白い
今回お勧めする中では最も美麗で少女漫画っぽい絵柄ですが
意外と骨太の刑事ドラマです
題材も2000年代から2010年代現在の世相や社会問題を背景にしたものが多く
独語感は決して爽やかとは言えませんが色々考えさせられます
二宮智子天才ファミリーカンパニー
天才高校生が周囲のユニークな人々との群像劇を繰り広げながら
巻き込まれた事件の解決に向かっていく様子をコメディタッチで描いた作品
バブル崩壊直後ぐらいの東京が舞台で当時の経済状況や社会情勢がまた懐かしい
赤字企業の立て直しや新規事業の立ち上げなど
ビジネス書としての切り口で見ても面白いのでお勧めです
とのお便りをいただきました
ビジネさんありがとうございます
ビジネさんはセミラジオを過去回から順番に聞きつつ
最新回も聞いてくださっていて
その過去回のストックの方が残り少なくなってきたということで
本当に嬉しい限りなんですが
過去回でトラウマになっている漫画アニメゲームについて
皆さんからのお便りをご紹介させていただいたことがあったんですが
そちらに参加できなかったことが悔やまれると
そこで視点を変えてビジネさんおすすめの少女漫画をご紹介いただけるということなんですね
ビジネさんまず初めにお伝えしたいんですが
このお便りをいただいてからご紹介いただいたバナナフィッシュ全巻読みました
めちゃくちゃ面白かったです
この作品ビジネさんも書かれているように
アッシュとエイジっていう2人の関係性がいいですよね
アッシュというキャラクターは天才的な知能と狡猾さ戦闘能力を持った存在ではあるんですが
その分深い孤独や闇を抱えていて
そのアッシュと対局の人生を歩んできたエイジの存在によって
それまでの人生では得られなかったものを見出していく
そういう話だと思うんですけど
それぞれの場面でのキャラクターの心の動きがとても細やかに描かれていて
感情を揺さぶられましたね
このバナナフィッシュなんですけど
実は以前からタイトルは知っていて気になる作品ではあったんですよ
宝島社が出しているこの漫画がすごいっていう本があるんですが
90年代の半ばにその発生本のこの漫画がえらいっていう本が出てて
僕はそれを当時買って読んでたんですよ
そんなに分厚い本じゃないんですけど
一つ一つの漫画について掘り下げて書いてある本で
思わず見入って次から次へと紹介されている漫画を読みたくなるような本だったんですよね
実際その本をきっかけにいろんな漫画を読んだんですけど
バナナフィッシュもそのこの漫画がえらいっていう本で紹介されていて
ずっと気になってたんですよ
少女漫画でこういうハードボイルドな作品ってあるんだ
バナナフィッシュってどういう意味なんだろうみたいな感じでですね
今回読むきっかけをいただけて本当に良かったです
ありがとうございます
美人姉さんのご推察の通り僕は女兄弟はいませんで
男2人の兄弟なんですよね
なのでリボンも仲良しも高読してなかったんですが
ただ少女漫画で言うと金魚注意報の単行本は一時期全刊持ってました
金魚注意報は90年代にアニメ化されてアニメを見てハマって単行本も買ったんですよ
バナナフィッシュみたいにチャイニーズマフィアの構想とか銃撃戦とかは発生しないほのぼのした作品だったんですけどね
美人姉さんからご紹介いただいた2つ目の作品
清水玲子さんの秘密ですね
これもしかしたらなんですけどちょっとだけ読んだことあるかもしれないです
絵柄に見覚えがあるんですよ
ブックオフかどこかで冒頭だけ読んだのかもしれません
これ改めて設定を見てみるとすごく面白そうですね
死後10時間以内の死体から取り出した脳に電気刺激を与え
ということでなかなか凄まじい操作方法なんですけど
ちょっと間違いなく面白いんじゃないかという気がしています
まだちゃんとチェックできてないんですが
そして話は変わりますが
最近爆笑したのがゲームのガンダムトライブの天末についてです
ということなんですが
クソジジイさんこちらの件についてもチェックさせていただきました
どういうことかというと
このガンダムトライブというゲーム
2015年から今年のサービス終了まで
10年にわたり展開してきたバンダイナムコのブラウザゲームで
いろんな数値がインフレを起こしていることで
一部のガンダムファンの間では有名なゲームだったんです
特にすごいのがダメージのインフレで
この10年間で壮絶なインフレの歴史を刻んでいました
youtubeで詳しくまとめてある動画を参考に
今から概要をお伝えしようと思います
前提としてこのガンダムトライブ
自分で育てたモビルスーツのユニットと
CPUもしくは他のプレイヤーのユニットを戦わせるシミュレーションゲームなんですが
2015年サービス開始の年
この年の段階では一撃のダメージが3桁から多くて5桁
つまり100から万の範囲で収まってました
2015年の段階では最大値で7万ダメージから8万ダメージだったようです
ところがその2年後の2017年
ゲーマルク究極改造後という機体が参戦し
億のダメージを叩き出すようになります
この機体が果てしないインフレの上極です
この頃のユーザーのコメントとして
もう1000万以下のHPユニットは使えない
ジンバブエドルを思い出すというものがありました
続く2018年ゼータガンダム覚醒という機体では
億を超えて超のダメージに突入しました
この時期今までの機体が全て3敗になりました
という秀逸なコメントが残されています
3敗つまり産業廃棄物の略ですよね
2019年はターンAガンダムの登場により
ダメージがKの単位に
機体の説明文には禁断のシステム月光潮発動
周囲の敵全てに3秒ごとに99Kダメージとあります
2020年はフェネックスという機体により
ガイのダメージに突入
さらにカオスガンダムの登場により
ジョの単位に突入します
ジョという数字の単位
あまり聞き慣れない方が多いんじゃないかと思うんですが
10の24ジョになります
億超Kガイの上がジョなんですね
続く2021年さらにインフレア加速し
フェネックス覚醒でジョの単位
ザクスリーカイ覚醒で
コウの単位
アストレイゴールドフレームアマテラスで
カンの単位
それぞれ10の28ジョ32ジョ36ジョの単位に突入しました
2022年もセイサイゴクの単位に突入
2023年にはガンダムラストシューティングによって
ゴーガシャ10の52ジョに突入
そしてゴーガシャの次は
アソーギーという単位を突破するかと思いきや
V2ガンダムという機体で
9999無料体数×9999ゴーガシャという単位が登場します
が実はこれはエイプリルフールネタということで
実際には実装されなかったようです
ただ2023年のうちにジョという機体によって
アソーギーダメージが実装
さらにGセルフパーフェクトパックで
10の60ジョのナユタダメージ
シナンジュによって10の64ジョのフカシギダメージ
そして2024年Gルシファーという機体によって
ついに10の68ジョ無料体数ダメージが解禁されました
この機体は1秒ごとに666無料体数×6回ダメージを与えるというものだったようです
2024年はさらにユニコーンガンダム30万無料体数ダメージ
ゼータガンダム覚醒20億無料体数ダメージ
クロスボーンガンダムXOフルクロス5兆無料体数ダメージということになります
無料体数が一つの単位みたいになるんですね
もうめちゃくちゃです
そして今年2025年も
マイティストライクフリーダムガンダム5000K無料体数ダメージ
ターンAガンダム月公帳9999K無料体数ダメージ
と絶好調だったんですが
2月18日付で発表されたお知らせは
それまでのものとは様子が違っていて
サービス終了のお知らせというものでした
長らく続いてきたこのガンダムトライブを
10周年である5月27日をもって
サービス終了させることが決定したと
ただそのお知らせは
単にそういうしんみりするだけのものではなく
壮大なフィナーレの予感をさせるものでもありました
2月18日のお知らせから
一部を引用します
今までガンダムトライブに登場したことがない
特別なユニットの実装
これまでを超越する最大にして限界の桁の実装などを
予定しております
引き続きサービス終了まで
ガンダムゲーム史上最速桁違いのブラウザゲームを
お楽しみくださいますと幸いです
という一文が書かれてたんですね
その宣言を耽えることなくしばらくして
ゴッドガンダムハイパー&マスターガンダムハイパーによって
1回無料対数ダメージが解禁
さらにジー・ルシファー月光潮によって
6場無料対数ダメージが解禁
そしてガンダムトライブ最後の2つの機体
ターンAガンダム黒歴史と
ターンAガンダム月光潮の説明文を
それぞれご紹介します
幾度も世界を黒歴史に封じてきた
破壊と再生を司るガンダム
1秒ごとに99場無料対数ダメージ
それは終わりの始まり
無料対数を超えた無料対数
1秒ごとに9999無料対数無料対数ダメージ
その赤き眼光はまた一つ
世界の終わりを見届ける
もうこんなダメージを叩き出す機体で
倒すべき敵とかいるのかと思うんですが
ちゃんといるんですね
ガンダムトライブ最後のステージの目標として設定された
無料対数アクシズというのがありまして
このアクシズは160万無料対数無料対数
という耐久力を持っているため
まともに戦っても制限時間内に沈めることは
到底できません
が最強の機体であるターンAガンダム月光潮をぶつけることで
簡単に勝利することができます
ガンダムトライブのサービス終了直前の段階では
この最強のターンAガンダムを援軍として呼べるアイテムを
その日にゲームを始めたプレイヤーでも
比較的簡単に購入することができたみたいです
なのでこれ以上ないくらいインフレしたダメージを叩き出す
ターンAガンダムもちゃんと
につかわしい活躍の場が用意されていた
ということだったみたいです
いやーこのゲームのこと