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  2. ツチバチとファーブルの話
2022-08-27 24:16

ツチバチとファーブルの話

ある日、庭を歩いていたやけに大きなハチ「ツチバチ」との出会いとその生態、
ツチバチを何十年もかけて調査し、その核心に迫ったファーブル先生についてお話しました。

・やけに大きいハチがのしのし歩いていた
・ファーブルの辞書にあきらめという文字は無い
・ツチバチの地底大作戦

フリートークではボルネオゾウの起源についてお話しました!


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ボルネオゾウの旅路の果て(ボルネオゾウの起源)
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みなさん、こんにちは。自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、ツチバチという昆虫と、ツチバチを詳しく研究したファーブルについてお話ししたいと思います。
先日、この番組でもちょくちょく話題に挙げさせていただいているポッドキャスト、
生物をざっくり紹介するラジオ、仏座空を聞いていたんですが、8月26日金曜配信の最新回は、マンモスをざっくり紹介ということで、
僕が以前リクエストしたマンモスについて、ざっくり紹介していただきました。 ありがとうございます。
マンモスの分類、生態や絶滅についてや、復活計画に至るまで、幅広くマンモスのことをご紹介されていて、
トヨさんとシロさんの楽しい掛け合いを聞きながら、いろんな角度からマンモスのことを知ることができて、すごく楽しかったですね。
トヨさんが番組内で、はじめ人間ギャートルズというアニメでは、マンモスの肉を食べていたみたいだね。
マンモスの肉、ちょっと食べてみたいよね、というお話をされてたんですが、これ、僕も激しく共感しちゃいましたね。
子供の頃、地元の図書館で生き物関係のお話を漫画で解説した本が何冊もあって、よく読んでたんですけど、
そこでマンモスについて書かれた漫画もあったんですね。 その中で、その調査しているマンモスは保存状態がすごく良くて、
マンモスの肉を切り取って犬にあげたら、パクパク食べたって書いてあったんですね。
1万年前に死んだマンモスの肉なんですけど、その漫画の印象はかなり強烈で、
マンモスの肉、どんな味がするんだ、という感じで、今に至るまでずっと気になってるんですよね。
マンモスは今生きているゾウの中だとアジアゾウに近いということなので、 アジアゾウの肉質に近いのかもしれないんですが、
まあアジアゾウはいろんな意味で食べちゃダメだと思うので、 マンモスの味は想像するにとどめておくことにします。
ということで、トヨさん、シロさん、改めてマンモスをご紹介いただいてありがとうございました。 すごく面白かったです。
うつざくマンモス会、概要欄に貼っておきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ゾウ関連でもう一つ、最近知った話なんですけども、
ボルネオ島に住んでいるアジアゾウのアシュのボルネオゾウの起源についてのお話が興味深かったので、ちょっとご紹介させていただきますね。
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ボルネオゾウはインドネシアのボルネオ島に住んでいるアジアゾウのアシュなんですが、 近年DNAを調査したところ、他のアシュとは30万年前に分かれた、
独立したアシュであるということがわかったそうなんですね。 ボルネオゾウの外見的な特徴としては、小さな体に大きな耳、長い尻尾にまっすぐな牙という特徴があるそうなんですけども、
ここまではよくある話と言いますか、ボルネオ島が他の大陸や島から切り離されて30万年間、 孤立して生きてきたゾウなんだねってなるんですけども、実はこのボルネオゾウ外来種という説があるんですね。
というのも、ボルネオ島ではサイやバク、野牛の化石はたくさん出るんですが、ゾウの化石が出ないそうなんですね。 このボルネオ島でゾウの化石が出ないということは以前から知られていて、ボルネオゾウは在来種であるという説と外来種であるという説が結論が出ないまま並行してあったんですね。
例えば近隣のマレー半島とかに生息しているアジアゾウの亜種とDNAが近いということであれば、外来種かなという感じなんですけども、そういうボルネオゾウに遺伝的に近い個体群が見つからないんですね。
そのことは在来種であるということを指示してるんですけど、ただ化石が出ないということは外来種説を指示していて、なかなか答えが出ないそういう状況だったんですね。
そしてついにこのパラダックスを説明する新しい説が2008年に提唱されたんですね。
それはボルネオゾウはすでに絶滅してしまったジャワ島のゾウが人の手によって持ち込まれた外来種であるという説なんです。
かつて東南アジアの国々では、寄贈品としてゾウを贈るという習慣があったんですけども、当時あった南フィリピンのスール王国という国はボルネオ島の北部までを支配下に治める大きな国だったそうなんですね。
ジャワ島からこのスール王国にはたくさんのゾウが贈られていて、18世紀にはフィリピンのホロ島という島でジャワ島から贈られたゾウの群れも観察できたそうです。
このホロ島でゾウが増えすぎたのと、スール王国の人たちが自分たちの権力を示すためにボルネオ島にゾウを放したという記録があるそうなんですね。
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その他にもボルネオでは木材伐採などの労働のために他の島からゾウを輸入したという記録もあるそうで、これらのジャワ島産のゾウが野生化したものの子孫が現在のボルネオゾウだと考えられる。
そういう説なんですね。一方でジャワ島では18世紀までにゾウは絶滅してしまって、フィリピンのホロ島でも19世紀までには絶滅してしまったので、この説によればジャワ島産のゾウの最後の生き残りがボルネオゾウであるということになるんですね。
ボルネオゾウの遺伝的な独自性とボルネオ島でゾウの化石が出ないということの両方を見事に説明したこの説、現在はほぼ定説となりつつあるようです。
以前セミラジオで絶滅していなかった動物という貝を配信して、その中でクニマスという魚を取り上げたことがありまして、クニマスは元々の生息地である秋田県の田沢湖では絶滅してしまっていて、山梨県の西湖に移植されていた卵が奇跡的に命をつないで再発見されたという国内外来種だったんですけども、
このボルネオゾウも実は蛇羽島からの国内外来種だった、インドネシア国内の国内外来種だったということなんですね。
このボルネオゾウなんですけど、画像検索なんかで見てみると小さくて牙がまっすぐで、アジアゾウの中でも独特な雰囲気を持った存在なんですよね。
日本では広島県にある福山市立動物園で、国内で唯一のボルネオゾウのフクちゃんが飼育されてます。
写真を見たんですけど、やっぱりとても小柄で可愛いゾウだなぁという印象を受けましたね。
生息地のボルネオ島全体としては約1000頭から2000頭が生息していると言われるボルネオゾウなんですけども、
本来の生息地であるジャワ島では絶滅してしまったゾウの最後の生き残りということなんですが、
第二の故郷であるボルネオ島では、いつまでも元気な姿を見せて欲しいなぁと思いました。
ボルネオゾウ、可愛いので是非画像検索してみてくださいね。
あと福山市立動物園のフクちゃんも是非チェックしてみてください。
ボルネオゾウの起源についてのお話も概要欄に貼っておきますので、ご興味がある方はこちらもチェックしていただければと思います。
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それでは本編に行きたいと思います。
今回はツチバチとファーブルがテーマということで、まずツチバチと僕の最初の出会いからお話しできればと思います。
ツチバチは僕が初めて見たのが2020年の7月6日なんですけども、
なんで日にちまでわかってるかというと、自宅の庭にいたツチバチをデジカメで撮影しまして、その写真データに日付情報が残ってるからなんですね。
2020年7月ということで、今からちょうど2年ほど前のことですね。
その日庭に出てみたら、雨が降った直後で地面や植物が濡れてたんですけども、なんかやけに大きな蜂がちょこちょこと地面を歩いてたんですよ。
初めて見る蜂で、最初はなんていう種類かわからなくて、とりあえず写真を撮ろうということでデジカメで何枚か撮影しました。
かなり近づいても飛ぶ様子がなくて、ひたすら歩いていたのが印象的でしたね。
大きさはざっくり3センチくらいの蜂で、全身真っ黒で、お尻に2つの黄色い斑点がありました。
で、気になってネットで種類を調べてみたんですけども、最初なんていう蜂か全然わからなかったんですよ。
散々調べた結果、僕が見たのはキオビツチバチという蜂のメスだったということが判明しました。
キオビというのは黄色の帯のことで、確かにオスのキオビツチバチの写真を見てみると、
腹部に横一文字に黄色い帯が走ってるんですね。
なんですけど、メスのキオビツチバチは僕が見たように帯じゃなくて黄色の斑点がポチポチと2つあるんですよ。
オスの模様を前提に命名された名前だったので、特定するのにかなり時間がかかりました。
で、ようやく自分が見たのはキオビツチバチという蜂のメスだったということがわかったわけです。
で、種類がわかったところで、また新しい疑問が湧いてきて、
あのツチバチ、なんであんなにがむしゃらに歩いてたのかなって思ったんですね。
今思うと子供のための餌を探してたと思うんですけど、
羽があるんだから、ただ移動するだけなら飛べばいいわけなんですけど。
そもそも、ツチバチってどんな生態の虫なのか気になってAmazonで本を探してみたんです。
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で、いろいろ調べてみると、昆虫の研究の第一人者であるファーブル大先生が、
代表作のファーブル昆虫記で、ツチバチについて詳しく書いているということがわかったんですね。
で、講談社から観薬ファーブル昆虫記というものすごい大作のシリーズが全20冊で出版されてまして、
この中からツチバチについての記載がある3冠上と4冠下を買って、
ツチバチの生態について読み始めたわけなんです。
結局その後観薬ファーブル昆虫記は20冊全部買っちゃったんですけども、
このファーブル昆虫記のツチバチ編を読むことで、ツチバチの驚くべき生態について知ることができました。
今日はそれについてお話ししたいと思います。
ファーブル先生は自然を解き明かしていくアプローチとして、特に観察を重視した人で、
その観察に対するひたむきさが本当にすごいんですよ。
散々調べたげくわからなくて、一旦は現時点では謎としてペンを置いた虫の研究についても、
粘り強く研究を続けて数十年後に新しい発見をしたりしてるんですね。
ツチバチについても同じように執念深く調査をしていて、
ファーブルもツチバチの研究を始めた時点では、
ツチバチに出会ったばかりの僕と同じように、ツチバチの生態について何もわからない状態だったわけです。
なんですけど、捕まえたツチバチの足に土がくっついていることがよくあるぞと、
そこに着目するんですね。
で、土がついてる。ハチは普通キレイ好きだから、こんな頻繁に土がついているということは、
こいつは地中で何かやってるんじゃないか、という見当はつけてたんですね。
で、しつこくツチバチを追い回して調査を続けた結果、ファーブル先生はツチバチの眉を見つけるんですね。
そのツチバチの眉には何か別の虫の残骸がくっついてて、調べた結果、それは甲虫、
つまりコガネムシやクワガタムシの仲間の幼虫の体の一部である、ということがわかるんです。
そこから推理して、どうやらツチバチのメスはコガネムシ類の幼虫を自分の子供の餌にしてるんじゃないか、
ということがわかってくるんですね。
ファーブルが最初にツチバチの調査を始めたのが、ファーブルが34歳の頃なんですけど、
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この時ファーブルはツチバチの生態について詳しく調べようと試みたんですが、うまくいかず断念していました。
そして一旦ツチバチについての研究は中断するんですが、
その20年以上後に引っ越し先のセリニャンという土地で、ツチバチに関する発見をすることになります。
終年というか、どんなに長い時間が経ってもファーブルって諦めてないんですね。
以前はツチバチを観察するのに適した土地に住んでいなかったことから調査は不完全に終わってたんですが、
ファーブルの心は全く諦めてなくて、調査に適した場所と機会があれば昨日までの続きのように何十年経った後でも調査を再開するわけなんですね。
不屈の人だなぁと思いますね。
その引っ越し先のセリニャンの地で、ファーブルはカブトムシやコガネムシの幼虫がたくさん住んでいる腐食土を見つけることができました。
そしてその腐食土にツチバチのメスが出たり入ったりしている様子も観察することができたんですね。
ツチバチが立ち去った後の腐食土を掘り返してみると、そこにはツチバチのメスの毒で麻痺させられて、体に卵を産みつけられたハナムグリというコガネムシ類の一種の幼虫がたくさん見つかったんです。
そう、ツチバチのメスは地面に潜ってはコガネムシ類の幼虫、このファーブルの話で言えばハナムグリの幼虫を毒張りで麻痺させて動けなくして自分の卵を産みつけるんです。
やがて卵から帰ったツチバチの幼虫はお母さんが用意してくれたコガネムシ類の幼虫をゆっくりゆっくり食べていく。
そうして大きくなるんですね。
この食べ方にもコツがあるみたいで、ツチバチの幼虫は2週間くらいかけてコガネムシの幼虫を食べていくんですけど、生かさず殺さずという感じで、ここを傷つけたら死んでしまって新鮮さが失われるというところをうまく避けながら食べ進めていくそうなんですよ。
生まれながらにそういう作法というかテーブルマナーを身につけているわけなんですね。
メスのツチバチの毒張りによる麻痺も実に絶妙なさじ加減で行われているみたいで、実験大好きなファウル先生がツチバチのメスの代わりに自分で捕まえてきたコガネムシの幼虫にアンモニアで麻痺をしてツチバチの幼虫に食べさせてあげるんですけど、
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そうすると2週間経つ前にコガネムシの幼虫は死んでしまって、ツチバチの幼虫も死んじゃうそうなんです。お母さんの毒張りじゃないとダメなんですね。
いや本当に自然の技ってすごいなと思いますよね。 ツチバチのメスは蜂なんですが、交尾を終えた後は地面に潜ってはコガネムシ類の幼虫を探し出して毒張りで麻痺させて産卵して一丁上がり
はい次!みたいな感じで狩りと産卵に徹するわけなんです。 コガネムシの幼虫にとっては恐怖でしかないですよね。
逆にオスは産卵という行動を取らないので地中に潜ることはないんですけども 交尾が終わった後のツチバチのメスってもう地上には用はないというか
お腹が空いたら花の蜜くらいは舐めるんでしょうけど 基本は地中がメインの住処になるのでちょっとアリっぽい感じなんですよね
実際にツチバチは分類上アリに近いとされていて 僕の見たキヨビイツチバチは特に羽がなければ大きいアリみたいにも見えるんですね
このツチバチという虫の存在を知って以来 自宅の庭を歩いている時もこの地面の下で今も
ツチバチとコガネムシの幼虫の交互が行われているのかもしれないな って思うようになりましたね
ファーブルはツチバチの狩りについても観察していて 実際の狩りは地中で行われるので観察することは困難なんですけども
そこは観察と実験大好きなファーブル先生のことですから アリとあらゆることを試すんですね
で物は試しという感じでツチバチとハナムグリの幼虫をそれぞれ捕まえてきて ガラスのドームに入れて観察するんですよ
地中で狩りをするツチバチですから 地上にハナムグリの幼虫が転がっていても多分ダメだろうなぁと
ファーブル先生は思っていたみたいなんですけど 意外にもツチバチはハナムグリの幼虫をがっしりと捕まえて
幼虫の胸に毒針を突き刺したんですね ファーブル先生もめちゃくちゃテンション上がったんじゃないでしょうか
ツチバチの研究に20年以上をかけてようやく見れたわけですからね そんなファーブル先生とツチバチの話が読める
観薬ファーブル昆虫記第3巻上と第4巻下 概要欄に貼っておきますのでぜひチェックしてみてくださいね
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あと僕が自宅の庭で見つけたツチバチの一種 キヨビツチバチなんですが
僕がやっている生き物とサブカルノブログセミブログで写真入りの記事をアップしています こちらも概要欄にリンクを貼っておきますので良かったら見てみてくださいね
それと蜂といえば余談なんですけども 先日仏作さんにもお便りとして送らせていただいて
ありがたいことに番組でご紹介していただいたんですけども この間事務所に蜂が入ってきまして
多分黄色スズメバチという種類だったと思うんですけども 追い出そうとしたんですけどなかなか出て行ってくれなくて
その時ちょうど近くに群手があって そうだとひらめきまして二重にした群手で蜂をワシつかみにして外に持って行って話して
事なきを得たということがありました さすがに群手越しにでも蜂をつかんだのは初めてのことでしたね
仏作では飛んでいる蜂を捕まえたのかな すごい反射神経というふうに言っていただいたんですけども
全然そんな感じではなくて 網戸に泊まって外に出れなくてマゴマゴしている蜂を背後からグワッシとつかんだという感じでしたね
自分でやっといてなんですけれども危ないので真似はしない方がいいと思います あと蜂関連で言うともう一つ
普段僕はテレワークでほぼ自宅にいるんですけど 作業部屋と壁一枚隔てたところに足長鉢が巣を作りました
家の軒のところにいつのまにか巣ができてまして まあ今までも庭でしょっちゅう足長鉢は見てましたし
特に問題ないのでそのままにしてますね むしろどんどん蜂のことが好きになってきていて
足長鉢って実は意外と性格もおとなしくて 駅中と言われてるんですよ
芋虫や毛虫など農作物や植物に害を与える虫を食べてくれる存在だったりするんですよね
まあもちろん不要意に近づきすぎると刺されてしまう危険性はあるとは思うので 身近な生き物としてこれからも蜂とは適度な距離を保ちつつ
仲良くしていきたいなぁと思ってますね セミラジオではお便りを募集しています
概要欄のフォームやツイッターでハッシュタグセミラジオで感想をいただけると嬉しいです 今日は地中に潜ってひたすら小金虫の幼虫を狩りまくる不思議な蜂
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ツチバチの生態とファーブル先生の悪な基調性についてお話しさせていただきました ご視聴ありがとうございました
24:16

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