1. セミラジオ ~生き物とサブカル~
  2. 糸井重里×金田一秀穂トークシ..
2025-11-15 36:27

糸井重里×金田一秀穂トークショー レポート回!

先日山梨県で開催された、糸井重里と金田一秀穂のトークショーについてお話しました!


HEY!HEY!HEY! KAGA TAKE-C出演回(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=rndpY8ybJuM


KAGA TAKE-C「BON!BA la BON」(amazon)

https://amzn.asia/d/9eNhDRW


Wou Bom Ba(BON!BA la BONの原曲)(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=ymLvqEZiBeM


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サマリー

今回のエピソードでは、糸井重里と金田一秀穂のトークショーの内容が紹介されています。特に、かがたけしに関するコメントや出典、彼の作品について深く探る内容が含まれています。糸井重里と金田一秀穂は山梨県立図書館でトークショーを開催し、AIと芸術、また本への愛についての興味深い対話が繰り広げられています。特に、AIと人間の創造的なプロセスの違いや、本を通じた新たな出会いの大切さについて議論されています。さらに、ポッドキャスト制作の意義や若い世代のメディア消費についての考察も展開されています。ユーモアを交えたエピソードも共有され、参加者は楽しさと感動を得ています。

00:01
みなさん、こんにちは。
自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
トークショーの紹介
今日は、先日、山梨県で開催された
糸井重里と金田一秀穂のトークショーについてお話ししたいと思います。
本編の前に、前回のお便り会でご紹介できなかった
Xでセミラジオにいただいたコメントをご紹介したいと思います。
まず、かがたけし会にボンサイ忍者さんからコメントをいただきました。
拝聴。
かがたけしといえば、デスノートのライトのお父さんとか
DS版FF4のゴルベーザの声とか色々ありますが
ヘイヘイヘイにかがたけしとして出演した時が
僕にとっての最高級のかがたけしです。
当時リア隊で衝撃を受けました。
後にも先にもヘイヘイヘイでしか聞いたことありません。
とのコメントをいただきました。
ボンサイ忍者さんありがとうございます。
かがたけしの出演作や番組について
色々とコメントを書いていただいてるんですが
一つ一つ行くと
デスノートのライトのお父さんですか。
なるほど。
僕デスノートは漫画の単行本は全部読んだんですけど
実写版は追いかけてなくて
主人公ライトのお父さんであり
警察庁、刑事局局長かつ日本捜査本部長の
八神宗一郎役をかがたけしがやってたんですね。
そしてDS版のファイナルファンタジー
FF4のゴルベーザにも声を当ててたんですね。
動画で見させてもらいましたが
渋く怪しい雰囲気のあるゴルベーザはハマリ役ですよね。
そしてヘイヘイヘイにかがたけしとして出演した時が
僕にとっての最高級のかがたけしです。
ということなんですが、ここで言うかがたけしって
英語表記なんですよ。
かつてかがたけしが音楽活動をする時に
名乗った名前だと思うんですが
全部英語表記で
KAGATAKE-Cって表記されてるんですよ。
本人の名前を英語表記にしただけなんですけど
このヘイヘイヘイにかがたけしとして出演した時の様子が
動画として残ってまして
ボンサイ忍者さんがコメントの方に貼ってくださったので
そちらを拝見したんですが
いやーこれすごいですね。
ヘイヘイヘイはかつて放送されていた
ダウンタウンのバラエティ番組ですが
この動画前半は若き日のダウンタウンの2人が
スタジオに登場したかがたけしを
楽しくいじって笑いをとる。
そして後半はいよいよかがたけしに奮したかがたけしが
持歌のボンバラボンを披露する
という流れになっています。
この動画概要欄に貼っておきますので
ぜひ見ていただきたいんですが
何を見せられているのかよくわからないというのが
初めて見た時に抱いた率直な感想でした。
歌詞の内容としてはこう
なんかもつれてるカップルが意味ありげなことを
お互いに述べながらつかず離れず
みたいな内容かなと思うんですが
途中で男女コーラスによるバラボーン
っていう合いの手がちょいちょい入るんですよ。
これが非常にバカっぽくて面白いんですよね。
そしてそんなボンバラボンを歌い上げるかがたけしの
いつも以上に苦悩に満ちたような表情も
非常に見応えがあります。
原曲は香港のブラウスホッパーというグループの
ウォウボンバという歌なんだそうですが
原曲の方はよりダンサブルでノリノリ
かがたけしのボンバラボンの方は
曲にしっとり感が付け足され
より悪が強くなっているという印象です。
これを前触れもなしに
リアルタイムで目撃してしまった
盆栽忍者さんの心の衝撃は
さぞ大きかったんじゃないかと思います。
盆栽忍者さん、かがたけしのボンバラボン
最高ですね。
教えてくれて本当にありがとうございます。
もう一つ言うとこのかがたけしのボンバラボン
シングルCDが発売されているんですが
このジャケットのデザインがまたすごいです。
顔の真ん中に赤い布が巻かれている
かがたけしの顔写真が写ってるんですが
非常に怪しい雰囲気を放っていて
一見の価値ありです。
これも概要欄にamazonリンクを貼っておきますね。
ちなみにかがたけしはこのボンバラボンの翌年には
ポンキッキーズの挿入歌として使われた
ジャナイという歌もシングルで発売しています。
さらにもっと以前にもアルバムやシングルを
何枚か出してましたし
かがたけし界でお話ししたウルトラマンゼアスでは
孤独のバラード弁前成人のテーマも歌ってますから
結構歌う人だったんですね。
それと盆栽忍者さんにはかがたけし界に
一つコメントをいただいています。
ちなみに古畑忍三郎に出演した時の中川という役は
同じ三谷光輝作品の振り返れば奴がいるの中で
かがたけしが演じた人物でもあります。
とのことで僕のお気に入りのかがたけしである
古畑忍三郎に登場した中川医師が
同じ三谷光輝作品の振り返れば奴がいるにも
登場してたんですね。
いやーそうでしたか
振り返れば奴がいる
タイトルは聞いたことがあるんですが
三谷光輝作品でかつ
かがたけし演じる中川医師の登場作品でもあったんですね。
振り返れば奴がいるのかがたけし
軽く画像検索で見てみたんですが
まあ悪そうな顔してますね
wikiでキャラ設定もちらっと見てみましたが
きっと悪い役なんじゃないかと思います
気になりますね
振り返れば奴がいる
これどこかで時間を作って前話見てみたいです
というところで盆栽忍者さんありがとうございました
この後獣牛図解にいただいたコメントを
3つご紹介させていただきます
獣牛図のコメント
まずビジネさんことビジネスいい人さんに
獣牛図解にコメントをいただきました
獣牛図知りませんでした
ゆるい感じのほっこりする絵の割に内容が深すぎる
若い頃は自分探しますよね
確かに般若心経を読むより親しみやすいかも
前週だと演奏なんかも年を重ねるほどに
いいなぁと思うようになりましたね
とのコメントをいただきました
ビジネさんありがとうございます
そう獣牛図ってやっぱりビジュアルがあるので
ゴリゴリの仏教のお経とか教えとかよりも
親しみやすさはありますよね
ちなみに般若心経で言うと脳トレの一環として
般若心経を社教してみよう的な切り口の本
見かけたことがあります
ちょっと面白そうだなぁと思ったことはあるんですが
まだ実行には移してないですね
そしてコメントに書いていただいた演奏
これは僕はビジネさんのお便りで
初めて存在を知って検索してみたんですが
禅における書画の一つで
ごく太の筆で丸が一筆書きで書かれている
というものなんですが
これが悟りや真理、宇宙を表しているということで
ウィキで紹介されている演奏の画像は
シンプルながらも力強いヒッチで描かれていて
僕丸石なんかも好きですから
結構心を惹かれるものがあります
いいですね演奏
臨済宗の遺杯や
戸場の一番上に書かれることが多いということで
僕実家の母大寺が臨済宗のお寺ですから
今度お墓参りに行く時にでも見てみようかなと思います
というところでビジネさんコメントありがとうございました
続いてたこのまくらさんにコメントをいただきました
社会人になった時に茶道をやっているおばから送られたけど
さっぱりわからなかったな
絵の楽しさから入るのは素敵ですね
読み返してみます
とのコメントをいただきました
たこのまくらさんありがとうございます
たこのまくらさんは茶道をやっているおばさまから
重牛図の本を送ってもらったということで
コメントにこの本
重牛図に学ぶ茶は限りなき道の写真も載せてくださったんですが
茶道って長く続く日本古来の文化でもありますし
仏教や禅ともきっと関わりを持ちながら発展してきたのかなと思います
こちらの本は茶道と禅の両方の修行を重ねてきた
著者の方が出されたものということなんですね
本の表紙になっている牛と
牛に乗って笛を吹いている人物の絵も
とてもいい雰囲気ですね
この絵は出典はわからなかったんですが
これもどこかのお寺に収めている書画かもしれません
コメントにも書いていただいてますが
改めて本を開いて絵から入ってもらうと
何か発見とか感じるものがあるかもしれないですね
というところでたこのまくらさんコメントありがとうございました
続いてさちこさんからコメントをいただきました
禅から人生を振り返るとはなかなか面白いですね
SEといえば理系のイメージがありますが
一般的な業務だと大差ないと思ってますね個人的に
そんなことより意外にもコミュ力が求められますよね
とのコメントをいただきました
さちこさんありがとうございます
そうさちこさんも以前お話しさせていただいたときに
エンジニア系っておっしゃってましたもんね
エンジニア理系も文系もどっちも割といますよね
そしてコミュ力これは求められますよね
僕で言うとエンジニアじゃない人と話す機会の方が多いんですけども
専門用語を使わずに
込み入った状況を噛み砕いて分かりやすく話すっていうことは
意識するようになりましたね
直接仕事を振ってくれる企業の営業さん
その先に非エンジニアの事務職の方がいて
さらにその先にまた別会社のエンジニアがいる
みたいな状況が結構あるので
その営業さんにどう伝えるかや
さらにその先にいる人たちにどう伝えてほしいか
みたいなこともよく検討しますね
最終的に伝言ゲームで話がまとまらない場合は
直接そのエンジニアさんと話せるように調整したりとか
そういうことも発生したりしますね
僕はウェブエンジニアなので
まずはサイトのデジタル的データ的な状況に目が行くんですが
そういうウェブを成立させるために必要な大きい意味での基盤
人の動きも特にここ数年で注意してみるようになりましたね
まあ世の中片っ端から人の心をつかんで話さない
コミュニケーション超人みたいな人がいますけど
別に誰もがそういう感じにならなくてもいいとは思うんですよ
そこまでじゃなくても伝えたいことを下不足なく伝えられて
仕事を前に進められればいいんじゃないかなと思ってますね
というところでサチコさんコメントありがとうございました
今回ご紹介するコメントは以上となります
皆さん温かいコメント本当にありがとうございました
それではそろそろ本編に行きたいと思います
トークショーの準備と背景
先日僕が住んでいる山梨県の図書館に
糸石下里が来てトークショーを行うというイベントが開催されまして
それに行ってきましたというレポート会になります
糸石下里が来たのは山梨県立図書館というところで
この図書館の館長である近大地秀穂と2人でトークショーを行う
そういうイベントだったんですね
糸石下里多分日本で一番有名なコピーライターですよね
ゲームのマザーシリーズの制作者としても有名かなと思います
webメディアほぼ日の代表でもありますし
その他もいろんなことを手がけている人ですね
僕はこの山梨県立図書館よく利用するんですが
最近何か本を借りるために図書館に行ったとき
館内にこの糸石下里トークショーの告知チラシが置かれてたんですよ
でへー糸石下里来るんだと思いまして
しかも参加無料だったんですよ
ズームを使ったリアルタイム配信も行われるイベントだったんですけど
どうせなら生の糸石下里が見たいなぁと思って
チラシを家に持ち帰ってすぐに参加の手続きをしました
先着300名ということでもう枠が埋まっている可能性もあるなぁと思ったんですけど
そういうこともなく普通に席が取れて
そのまま当日を迎えることになりました
糸石下里が作ったゲームのマザーシリーズは
僕は2と3はクリアーまで遊んで
無印のマザーについてはゲーム配信で一通りの流れを見たことがあります
マザー2が出たのが1994年8月27日ということで
僕が中1の時ですね
でこれ糸石下里やマザーの熱心なファンの方の前では
ちょっと大きな声では言いづらいんですが
当時そのマザー2僕はエンディングまで遊んだんですが
あんまりピントを来なかったんですよ
当時の僕はスーファミキのドラクエとかFFみたいにはっきりした物語があって
エンディングでは大きなカタルシスを味わえる
そういうゲームが好きだったんです
そういうゲームとマザー2ってちょっと違ったんですよね
今遊んだらまた違った印象を抱くんじゃないかと思うんですけども
そんなわけで正直僕はマザーや糸石下里ほぼ日などの熱心なファンではないんですよね
しかも無料のイベントということで
じゃあ行くか的な感じで当日を迎えました
で当日イベントに行く前にXの方で
これから糸石下里のイベント行ってきますみたいな感じでポストしたら
何件かコメントをいただきまして
リスナーの糸寮さんには図書館の館長の近大地秀穂さんのプロフィールを教えてもらいました
三聖堂国語辞典とか神明界国語辞典の編参をされた
言語学者の近大地晴彦さんの息子さんです
ご本人も子供向け辞典など監修してます
ということでそういう偉大な国語学者の家系の方なんですね
そういう方が山梨県立図書館の館長であると
そういうことも今回初めて知りました
それと先ほどもコメントをご紹介させていただいた美次姉さんには
ほぼ日手帳のアプリがあるということを教えていただきました
このアプリスマホの写真や位置情報と連携して
自分がそれぞれの日に何をやっていたかとか
日ごとのメモを残すことができて
使ってみると結構面白いんですよね
スマホに入れておくとしばらく前の自分がどんなことをやってたかを
緩く思い出すことができるんですよ
こういうアプリは長く使うことで味が出てくるかなと思いますし
ちょうど山梨県に糸石下里がやってきた日にインストールしたということもあるので
今後も緩く使ってみようかなと思っています
でいよいよ会場である図書館のイベントスペースにつきまして
先着300名ということであったんですが
席に結構空きがあったので
多分その先着300名の枠は埋まらなかったんだと思います
無料で見られる糸石下里のトークショーで300名の枠が埋まらないって
これ山梨県甲府市という地方都市だから成立したんでしょうね
東京だったら多分成立しないんじゃないかと思います
無料イベントということで多分告知もほとんどしてないんでしょうけど
空席があるというのはちょっと意外でしたね
で開演時間の14時になったところで
糸石下里と近代市館長が登壇しまして拍手とともにイベントが始まりました
近代市館長と糸石下里は館長が日本語大好きという本を出した時からのご縁ということで
見た目の雰囲気からなんとなく館長の方が年上かなと思ったんですが
館長が1553年生まれの72歳
糸石下里が1948年11月10日生まれの現在77歳ということで
糸石下里の方が5つ年上なんですね
ちなみにこのイベントがあったのが11月9日ということで
ちょうど今年の糸石下里の誕生日の1日前でした
トークショーの内容と印象
トークショーの内容なんですが
今回今読みたい本というテーマが設定されてはいたんですが
あまりそれに沿ってはいない雑談ベースで進行してたかなと思います
でもその雑談が面白かったんですよね
印象に残ったところで言うと
糸石下里が故郷である群馬県前橋市で開催した
前橋ブックフェスというイベント
このイベントはいろんな人が自由に本を持ち寄って
気に入った本があったら誰でも無料で持っていけるというものだったんです
僕は所有している本って大なり小なり愛着が湧くんですけど
全部の本を定期的に読み返すということは難しいですし
そうなると何年も読まずに所有している本っていうのは
少なからず出てくるんですよ
そうなった本を前橋ブックフェスに持っていったなら
新しい本と人との出会いが生まれるということで
すごくいい試みだなぁと思います
例えば地元でそういうイベントが開催されたら
足を運んでみたくなりますよね
あとはどういう流れか忘れたんですが
AIについての話題も出まして
糸井さんはAIを普段自分でいろんなことに使っているということなんですが
冷静にAIの特性について考えを巡らせているという印象を受けました
糸井さんはAIについていろんな話をしてたんですが
一番印象的なところで言うと
AIはゴッホの絵柄を真似て新しい画像を生成するということはできる
でもそれはゴッホがやっていたこととは本質的に違うんだと
ゴッホがキャンバスに絵筆を走らせていた時
ゴッホと絵筆と風景とキャンバスとの間で
激しい演劇が演じられていたと思う
確かそんな風に言ってたと思います
ゴッホと絵筆と風景とキャンバスの間で激しい演劇が演じられていた
その結果として残ったのがゴッホの絵なんだと
AIはその結果として残ったものを真似ることはできるけど
でもそこにはゴッホが行ったような精神の演劇はないわけです
AIを使うと結果は一瞬で作り出せる
それなら人間はもっとゴッホが行った演劇
過程の部分に目を向けるべきじゃないか
そういったニュアンスのことを言ってました
僕はそれを聞いてすごく感動したんですよ
人が時間をかけて描いた絵とAIが生成する画像
違うと思うし
僕自身は人が時間をかけて描いた絵の方が好きだし
価値があると思ってます
でもそれがなぜなのかっていうのはちゃんと言語化できてませんでした
でもそのことを人間が時間をかけて絵を描くことと
AIが一瞬で画像を生成することの違いを
そんな風に的確に言葉に表せる人がいたんだと思って
そのことに感動して少し淚線が緩みました
AIに関する新しい視点
一方で少し前に僕はウェブエンジニアという仕事をする中で
プログラミングのコードをAIに生成してもらっているという話をしました
僕の中ではそれはありなんですね
それはなぜなのかというと
これまでもAIが登場するより前から
僕はいかに早く正確にお客さんが求める成果物
ウェブサイトやシステムを提供するかということを追求して
ウェブエンジニアという仕事をしてきたからなんです
なので僕の中でウェブエンジニアとしての仕事に
AIを使うというのは
徒歩よりも早いので車で行きますくらいの話なんですね
なんですが今お話ししているこのセミラジオ
ポッドキャストという媒体では
ポッドキャストの意義
制作にあたりAIは使っていません
ウェブエンジニアとしての仕事と
ポッドキャストとでやる理由や価値基準が違うんですよね
仕事化についてはさっき述べた通りなんですが
ポッドキャストは僕自身の表現としてやってます
例えば何かしらのコンテンツを紹介する時も
単に情報を伝えるというよりは
自分がそのコンテンツをなぜいいと思うのか
どこに価値や感動を感じているのかを
正確に言語化したい伝えたいという思いがあるんですよ
それを自分なりに過不足なく言語化できたという実感が持てた時
喜びを感じるんですよね
それって自分と向き合う作業でもあるし
そういうやり方をしているので
結構台本を作るのに時間はかかります
でもそういう時間って嫌いじゃないんですよ
なのでセミラジオを制作するのに
AIを使う余地はないんですよね
自分が何を感じているのか
話そうとしているテーマについて
どういう思いや考えを持っているのか
それをパソコンのテキストエディターに向き合って
言語化した結果
セミラジオの台本が生まれるわけなんですが
例えばAIにポッドキャストの台本作ってとかやっちゃうと
その自分と向き合う時間ってなくなっちゃいますし
そういうのだと僕がやらなくてもいいかなと思うので
糸井さんのAIに関する話を聞いて
そんなことを考えましたね
トークショーは休憩を挟んで二部構成になってまして
後半は来場者からの質問に
登壇しているお二人が答えるというコーナーもありました
そのコーナーでこういう質問がありました
小説を読む時、登場人物たちの様子や風景は
読む人ごとに違ったものになると思いますが
特に若い世代の方は
イメージが固定化されている動画を見る時間が長いと思います
それはとてもつまらないと思うのですがいかがでしょうか
そんなニュアンスの質問でした
それに対して糸井さんは
同じ映像作品を見てもそれぞれ目を向けるところは違うし
動画だからみんなが同じものを見ることになるとは思わない方がいいですよ
本を読むこと、動画を見ること
どちらも違う筋肉を鍛えているようなもので
どちらが上とか下とかいうことはないんですよ
というふうに回答されてました
ユーモアのあるエピソード
ゲームや映像作品の制作にも関わってきた糸井さんらしい
明快な答えだなぁと思いましたね
その流れで糸井さんは
草壁ですと言ってました
これ隣のトトロで糸井さんが演じた
サツキとメイのお父さんのセリフなんですよね
当日生で聞けてラッキーでした
でイベントもそろそろ終わろうかというタイミングで
金田一館長が話し始めた内容がなかなか良かったんですよ
僕は知らなかったんですが
これまでも山梨県立図書館のイベントで
いろんな方を呼んでトークショーをしていたみたいなんですね
今回の糸井重里みたいに館長の人脈を活用して
かなり著名な方も呼んでいたみたいなんですけど
でこの金田一館長
三浦潤とも親しいそうなんですよ
このイベントに三浦さんも呼びたいんだけど
呼ぶと何を喋り出すかわからないから怖いということをおっしゃっていて
その流れで金田一館長が一つ三浦潤のエピソードを紹介してくれたんですが
ある時三浦潤がダッチワイフを買ったそうなんですよ
で事務所のメンバーとなんか一緒に遊んでたんですって
そしたらだんだん汚れてきて捨てようと思ったみたいなんですけど
ダッチワイフって燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか悩んでしまったそうで
でそのままだと大きくてゴミ袋にも入らないので
バラバラにしようとしたらしいんですけど
腕とか足とか怖くて切れなかったみたいで
で三浦潤はその件をどうしよう先生って金田一館長に相談してきて
館長は知らねえよってなったそうです
館長がイベントの終わり間際にそういう話をぶっこんできて
僕会場で爆笑をしたんですけど
その後なんか締めのいい話を糸井さんも金田一館長もされてましたけど
三浦潤のダッチワイフ話の印象が強すぎて何も頭に入ってきませんでした
そんなイベントでした
最後こういう話で終わるのもどうかと思うんですが
僕が現場で味わったのと同じ後味みたいなものを皆さんと分かち合いたいので
このまま終わろうと思います
セミラジオではお便りを募集しています
Xのハッシュタグセミラジオや概要欄のフォームからお送りいただけると嬉しいです
今日は先日山梨県で開催された
糸井重里と金田一秀穂のトークショーについてお話しさせていただきました
ご視聴ありがとうございました
36:27

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