1. セミラジオ ~生き物とサブカル~
  2. インターネット老人会と初めて..
2023-07-29 12:51

インターネット老人会と初めてのStudio

90年代後半にWindowsのメモ帳でポチポチとHTMLを打っていたせみやまの思い出話と、ノーコード開発に関する印象をお話しました!


・謎の怪音とともに繋がる黎明期のインターネット

・5MBのファイルを落とすのに、5時間くらい平気でかかる

・近所の本屋で「ホームページの作り方」という本を買った高校生のせみやま

・ノーコードのホームページ制作ツールStudioの印象


昔のインターネット(ダイヤルアップ)接続時の音(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=WflkFUY9pHI


せみやまのホムペ

https://semiyama.com/fwjg4977/

ノーコードのホームページ制作ツールStudio

https://studio.design/ja



【お便り&お知らせ&グッズ】      

                セミラジオお便りフォーム ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/e356yHPcm8P2Qy2A8⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

せみやまのツイッター

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/semibloger⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

セミブログ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://semiyama.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

セミラジオのグッズ(ステッカー・Tシャツ)

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://suzuri.jp/semiyama

00:05
みなさん、こんにちは。自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、最近、ホームページ制作について考えていることをお話ししたいと思います。
生き物とサブカルのポッドキャスト番組、セミラジオということで、いつもやらせていただいてるんですけども、
今回は、僕のなりわいであるホームページ制作に関して、少しお話しできればと思います。
いつもウェブエンジニアと名乗ってるんですが、ほとんどウェブとかホームページ制作についてのお話をしたことがないと思いますので、
たまにはいいかなということで、ちょっとお話ししたいなと思います。
自分がウェブエンジニアということで、技術的な面からホームページを考えることが多いんですが、
現在、世界のウェブサイトの40%以上がワードプレスというシステムを使って構築されているそうです。
僕が運営しているブログ兼ホームページであるセミブログもワードプレスを使って構築しています。
現在は主にワードプレスを使ってホームページ、ウェブサイトを制作している僕なんですが、以前は全く違うやり方をしていました。
僕が初めて自分のホームページを立ち上げたのは高校生の頃でして、時期的には90年代の後半ですね。
その頃のインターネットがどんな感じだったかというと、今とはかなり違いまして、
今ではインターネットというのはWi-Fiなり4Gなり光回線なりで常時接続されていると思うんですが、
初期のインターネットって常時接続じゃなかったんですよ。
電話回線を使ってインターネットに接続していたので、接続している時間に応じて電話料金の請求が来る重量課金だったんですよね。
なので電話料金が安くなる夜のテレ放題という時間帯に接続するようにしたりして、
電話料金がものすごく高くならないように工夫してました。
パソコンからインターネットに接続するたびに奇妙な音が流れていまして、
どんな音かというと言葉で説明するのはちょっと難しいんですけども、
何やらピーガーピーガーピーヒョロロと不思議な音が鳴りまして、その音がひとしきり鳴り止むと、
ようやくパソコンがインターネットに繋がって、
よし今日もインターネットだという感じでですね、ネットサーフィンに繰り出したりしていたんですけども、
接続するたびに毎回そういう奇妙な音が流れてたんですよね。
03:02
その後インターネットは常時接続が普通になって、今ではそういう味わい深い音を聞く機会もなくなってしまいました。
当時は回線速度もすごく遅くて、5MBのファイルを落とすのに5時間くらい平気でかかってましたね。
今だとコンマ何秒でダウンロードできると思うんですけども、
光回線の前に普及していたADSLという方式の回線がありまして、
これが電話回線とは比べ物にならないくらい速かったんですが、
5MBのファイルを一瞬でダウンロードすることができて、初めて使った時は本当にびっくりした記憶があります。
そんなADSLもすでに過去のものという感じなんですけども、
90年代後半の5MBのファイルを落とすのに5時間かけていた高校生のセミヤマが、
時代はインターネットでホームページだぜと思って作り上げたサイトがありまして、
それは赤岸をきたれという、なかなか口にするのがためらわれる名前のホームページなんですよね。
これはどんなホームページだったかというと、
当時エヴァンゲリオンにドハマリしていたのと、
こちらは過去にセミラジオで取り上げたことがあるんですが、
デスクリームゾンという伝説のカルトゲームがありまして、
その2つの世界観を融合したホームページだったんですよね。
このホームページにインターネットの掲示板BBSを設置して、
同校の師と交流していた、そんな高校時代を過ごしていました。
今でこそウェブエンジニアを生業としている僕なんですが、
高校生の頃に初めてこのホームページを立ち上げたときはかなり苦戦しまして、
まず近所の本屋さんで買ってきたホームページの作り方という本を読んで、
ホームページを作るためにはHTMLという言語を書かなければならないということを知りまして、
で、このHTMLをWindowsのメモ帳でポチポチ1文字ずつ書いて、
書いたコードをインターネットエクスプローラーというブラウザで読み込んでチェックするということを地道にやってたんですよね。
まだブログもワードプレスも世界に存在していなかったので、
それ以外にホームページを作る方法がなかったんですよね。
どういう風にHTMLを書けばブラウザ上でどう表示されるかというのが、
全て手探りの状態でやってたので、かなり苦労した記憶があります。
それでも何とか完成させることができまして、
そのメモ帳でポチポチポチポチと1文字ずつ丁寧に打ち込んだ温かみのあるHTMLを書いていた経験が、
06:04
今のWebエンジニアという成り割につながっているかと思うと、考え深いものがありますね。
ちなみに高校生のセミ山が作った赤岸をきたれというホームページなんですが、
当時と同じ手法でその雰囲気を再現したセミ山のホームページというサイトがあります。
これは当時を懐かしみながらメモ帳で1文字ずつHTMLを打って作ったものです。
概要欄にリンクを貼っておきますので、ご興味がある方はチェックしてみてくださいね。
ちなみに今まで述べてきたような90年代後半から2000年代前半の黎明期のインターネット文化を愛し、
その話をする人のことを表現するインターネット老人会という言葉があるそうです。
僕自身知らず知らずの間にインターネット老人会山梨支部に所属していたということかなと思います。
ということでそんなインターネット昔話をさせていただいたんですけども、
ここからは最近使ってみたノーコードでホームページが作れるサービススタジオについて少しお話ししてみたいと思います。
僕の周りを含めて最近結構流行っている印象のあるスタジオなんですけども、
いわゆるノーコードでホームページ、ウェブサイトが作れるサービスです。
ノーコードというのはHTMLとかCSSとかPHPとかいわゆるプログラミング言語に類するものを一切書かなくてもウェブサイトが作れるというもので、
高校生の狭山がメモ帳でゴリゴリHTMLを打って作ったホームページとは対極に一致する存在なんですよね。
最近初めてこのスタジオを使って一つウェブサイトを構築したんですけど、最初は結構慣れなくてとっつきづらかったんですよね。
というのはいつもホームページ上で何かを変更したいとき、例えばページタイトルの文字のサイズを変えたいとき、
コードを書き換えて文字サイズを変えるのが自分的には慣れたやり方という感じなんですけども、
このスタジオだとコードをいじるということができないので、画面上でその文字のところをクリックしてフォントサイズの欄の数字を変更するということが必要になります。
この作法というか文化の違いに最初全然慣れなくてかなり苦戦しました。
文字サイズを変えるくらいならまあそんなに難しくはないんですけども、ちょっと込み入ったことをやろうとすると一時やり方を調べないといけなくて、
09:04
コードを編集できればすぐなのになーという感じで慣れるまで結構大変でしたね。
まあでも一つサイトを作り上げるうちに少しずつスタジオの作法にも慣れまして、何とか公開までこぎつけることができました。
スタジオの利点なんですけど、ノーコードでデザイン性の高いおしゃれなサイトが作れるということかなと思います。
htmlとかcssとかを覚えなくてもデザイン性の高いサイトが作れるわけですね。
ノーコードでサイトが作れるサービス時代は以前からたくさんあったんですけど、海外の企業が開発したものが多くて、
作れるサイトの雰囲気もちょっと海外っぽい感じになりがちだったんですが、
スタジオは日本の企業が開発したサービスで、日本で好まれているデザインテイストのサイトが作れるというのも大きいのかなと思います。
今からhtmlとかcssを覚えずにデザイン性の高いサイトが作れる、いいことづくめのサービスのように思えるんですが、
自分的にはちょっと気になるところもありまして、
それは単的に言うとスタジオはコストが結構かかるんですね。
レンタルサーバーを借りてワードプレスでサイトを制作する場合、サイト一つに対しての料金というのは基本的に発生しないんですが、
スタジオの料金体系というのは基本的にサイト一つに対していくらという計算方法になっていて、
管理するサイトが増えていくにつれてコストがどんどん加算でいくというところがあります。
印象としては個人が独自ドメインで自分のサイトを持ちたいというとき、スタジオでやると制作自体はとっつきやすい場合もあるんですが、
コストは結構かかる部類に入るのかなと思います。
どちらかというとスタジオというのはホームページ制作会社が一つのサイトごとにクライアントから管理費を月額いくらもらって、
という運用に向いているのかなという気がしています。
スタジオの印象としてはそういう感じなんですが、今回スタジオのデザインテーマを使うことで、
Wordpressを使った制作と比べてすごく早くサイトが立ち上げられたという体験をしていまして、
テーマを駆使することでものすごいスピード感でサイトを立ち上げられるというところに魅力を感じたというのも正直なところだったりします。
スタジオはコストとの兼ね合いでうまくはまるケースがあれば有力な選択肢になるという感じなのかなと思っています。
12:07
まあでもスタジオかなり流行っているという印象がありまして、自流に合っているということなんだろうと思います。
今後はHTMLやCSSを使わないスタジオのような濃厚度開発がホームページ制作については主流になっていくのかなという気はしています。
セミラジオではお便りを募集しています。
概要欄のフォームやTwitterのハッシュタグセミラジオでご感想いただけると嬉しいです。
今日は最近ホームページ制作について思うことをお話しさせていただきました。
ご視聴ありがとうございました。
12:51

コメント

スクロール