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ご視聴ありがとうございます。ボブです。
このチャンネルでは、介護のことや日々思ったこと、心理学などについてお伝えしたいと思います。
まず最初は、【ケアマネージャーは楽しい】というタイトルで、シリーズ化してですね、介護についてお話ししたいと思います。
今回は、【認知症かもはじめに何をしたら】というタイトルでお届けしたいと思います。
例えば、自分の父や母、おじいちゃんおばあちゃんが、あれ最近言ってることがおかしいな、言動がおかしいな、こういった時に認知症かもしれないと思ったとしても、何をどうしたらいいかわからないですよね。
こういった時に、まず何をしたらいいか、お伝えしようと思いますが、全てこれが正解ではありません。
一つの方法としてお聞きください。
三つお伝えします。まず一つ、病院に受診すること。
物忘れ外来とか脳神経外科がありますよね。
MRIを取って、脳の状態をしっかり把握しておくことが必要ですね。
ただ、なかなか連れて行くのが難しいと思います。
私はそこまで悪いないよ、なんで行かないかんの、疑ってるの、いろいろ思われるかもしれないですし、お金もかかるし、どうしたらいいだろうという時ですね。
例えば、今内科の受診で何かお薬もらってたりとかするのであれば、その先生にちょっと電話でもいいです。
受診に行った時に後でついて行ってですね、先生とちょっと後で話すとかして先生に相談してみましょう。
家族が言えないことは先生にお願いしてみましょう。先生の口からだったら本人素直に聞くことも多くありえます。
例えば、70歳80歳過ぎたら、もう年1回はちゃんと脳の検査をしておいた方がいいよ。
今、認知症とか物忘れ増えてるでしょ。前と後でちゃんと検査結果を見比べて、それで把握してた方が安心だよ、みんなそうしてるよ、そんな感じで伝えてもらったらいいですよ。
そして先生に紹介状を書いてもらって、それでいい、脳神経異化もしくは物忘れ外来、紹介していただいたらいいと思います。
もしくはいろいろ評判を聞いて、ここに行ってみたいんだけどっていう相談をしてみてもいいと思いますよ。
では2つ目、認知症サポートチーム。私がいる福岡市ではこういったサポートチームがいるんですけれども、他の県でも一応配置されていると思います。
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こういった方、役所とか、あと地域包括支援センターというところが紹介してくれたりします。
認知症についての初期の段階でいろいろ相談に乗ってくれますので、先生へのアプローチの仕方とかですね、そういったのも含めてサポートチームに任せてもいいかもしれないです。
家族が全部やる必要はありませんので、いろいろ知恵を借りながらやってみていいと思います。
この認知症サポートチームが先生に掛け合ってくれたりとかですね、受診の設定をしてくれたり、いろいろお手伝いしてくれます。
声かけの仕方とかそういったのもアドバイスしてくれますので、こういったのを活用してみるのもいいと思います。
ただですね、いやいやいや、この一つ目二つ目聞いたけど、そこまでしなくても、まだまだそこまでじゃないよって思われている方も多いかもしれません。
最初はなかなかですね、いろいろ動いていくのは難しいと思います。
そういった方もですね、必ず受診しないといけないわけじゃないです。
受診しないと、しないと、しないとって本人に言い続けるのも本人も苦だと思います。
じゃあ何が大事かというと、三つ目、本人が喜ぶことをたくさんしてあげることです。
どういうことかというと、認知症の初期の段階は本人も漠然と何か違和感を感じていることが多いようです。
で、漠然とした不安、心の不安がずっとあって、本人もそんな状態で受診とか物忘れしてるんじゃないのとか、いろいろ言われると余計不安が募ってしまうんですね。
そういう不安な気持ちだけがずっと続くと、何で不安だったかももう忘れてしまうこともあります。
ただ不安な気持ちだけがずっと続くと、余計進行してしまうんですね。
そうではなくて、その不安な気持ちをとにかく満たしてあげること、安心や喜びで心を満たしてあげるということが他にできることの一つかなと思います。
最初の頃は家族も認知症であることを信じたくないんです。
やっぱりこれちょっと認知症じゃなくてもともとの性格だろうとかですね、いろいろ思ってしまいます。家族もですね。
で、ついつい怒ってしまいます。これも仕方ないと思いますが、もう怒って怒って本人は不安不安になってしまうと、どんどん拍車がかかってですね、別の症状が出てくる可能性もあるので、
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とにかく本人にプラスの言葉をずっとかけてあげる。本当に認知症がひどくなってから頑張って声かけをするのではなくて、この初期の段階からあえて頑張るんです。
最初は今までの家族関係、今までの話し方、その流れでついつい強く言ってしまったりすると思いますが、
あれ?と思ったらいつも以上に意識して、ありがとうねとか、大丈夫よ、いろいろ本人が安心するような声かけをちょっと意識してみてください。なかなか難しいと思います。
ただ、後々すごくひどくなる状況を比べるとですね、今やっておくと後で随分症状が違うということもあり得ます。
今回はですね、3つ。認知症かもと思ったら病院に行くこと、認知症サポートチームの力を借りること、あと本人が安心できるような声かけをすること、その3つをまずお伝えしたいと思います。
今回は最初の最初の段階のお話をさせていただきましたが、これから介護保険の申請のことだったり、いろいろまたシリーズでお伝えしたいと思います。
次回はですね、家族の支援のことについてですけれども、認知症の家族の方の心理ステップというのがあります。
どういう気持ちの段階を経ていくか、そういったことをお伝えしたいと思いますので、またご視聴のほどよろしくお願い致します。ありがとうございました。