1. 介護がいらなくなるラジオ〜ケアマネの気付き〜
  2. 【介護77】「トイレ行きたい」..
2021-05-18 12:18

【介護77】「トイレ行きたい」を叶えたい☆

ボブです。

「トイレ行きたい…」
「さっき行ったでしょ!」「もうちょっと待ってて!」
「オムツしてるでしょ!中に出しなさい!」

こんなことって多かれ少なかれあると思います。
できることなら言いたくない。

でも「排泄最優先!」の施設もあるようです☆

①個別の排泄表で早めのトイレ誘導ができる
②問題行動は排泄が原因と疑う
③夜間頻尿をなくす為に日中血流を回す

取り組んでる所はあるんだなー。と現場の時、感動してました。賛否両論ありそうですけどね。

#介護#排泄
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f8595f7f04555115da02af2
00:06
どうも、ボブです。今日は、拝節のお話をさせていただきます。
以前、介護の老人保健施設で働いていた時とか、病院で看護助手で働いていた時に、読んでいた本を久しぶりにペラペラと読み返してみたんですね。
当時、介護の仕事をしている人だったら知っていると思うんですけど、三好春樹さんの本をめちゃめちゃ読んでいました。
そしてすぐ看過されちゃうもんだから、今のままじゃいかんって思って、いろいろ施設で拝節委員だったんですね。
その人、利用者さんの拝節をどう解除していったらいいのか。この方にはこういうおむつを当てた方がいいんじゃないか。
ユニチャームとか、いろんなおむつの配達をしてくれる業者さんとお話しして、このパッドを増やしてほしいとか、夜間の容量がこの人多いから、こういうのはどういうパッドがいいでしょうかとかですね。
そういったのをいろいろ聞いて考えていく拝節委員会だったんですね。
三好春樹さんの本とか読んでたら、おむつゼロ作戦とか書いてあるわけですよね。おむつをする人をゼロにしようみたいな。
やっぱりやる気満々の時は、素晴らしいって言って、施設の人にこんなのどうでしょうか、やってみませんかって言っても誰も聞いてくれないという、そんな白い目で見られてた時もありました。
そんな大層なこと言う前に、あんた全然仕事できてないじゃないのって、コテンパンに怒られるのが目に見えてたんですけどね。
でも施設で働いてたらあるあるなんですけど、トイレ行きたいっていう利用者さんに、もうちょっと待っときなさいみたいな。
さっき言ったばっかりでしょ。もうご飯の後に行きましょう。そんな感じで言うことが多いんですけどね。
多かったんです。今、ペラッと読んでみた本では、排斥最優先の原則をやろうということで、やってる施設がありました。
どうやってそれを実現するのかって言ったら、やっぱり個別の排斥表を作りましょうと書いてたんですね。
03:02
僕がいた施設は、朝ごはん、8時にご飯食べたらその後連れて行く。
その後10時ぐらいにコーヒーとか、ちょっと飲み物をみんなに配る時間があったんですけど、
その飲み物をみんな飲んだ後に1回トイレに連れて行きましょう。
12時になったらまたお昼ご飯食べた後にまた連れて行く。
そんな感じで、2時間ペースぐらいでですね、みんな一斉に飲み終わった瞬間、はい行きましょうみたいな、そんな感じでバタバタ連れて行ってたんですけど、
そうじゃなくて、それぞれおしっこのパターンってやっぱり違うよねということでですね、
個別でこの時間にこの人は行った、それから2時間後に出るとは限らないわけですよね。
人によってそこは様々なので、この人は大体どのくらいのペースでおしっこ行くかなっていうのを最初掴むんですね。
それがまた難しいとこなんですけど、この人はちょうど2時間おきのペースでいいんだ。
ご飯後がちょうどいいな。
でもこの人はご飯の後すぐはやっぱり出ないな。
じゃあちょっと一滴待って、どのくらいになったらトイレ行くかなっていうのを観察して、
この人はご飯の後の1時間後ぐらいがちょうどいいんだ。
その次はどのくらいのパターンかなっていうのを個別に見ていくっていう、大変。
ただそれをやっていくと、もうトイレ行きたいって本人が言う前にパターンを作ってですね、
行きましょうって言って連れて行って、自然に本人がもうトイレ行きたいっていうような状況がなくなるよって言ってるわけですよね。
いやいやいや、もうみんなバラバラの時間でバラバラのペースでトイレ行くってなったらもう大変じゃないかってなるんですけどね。
でもこの本ではさあどうでしょうかと、本人がトイレ行きたい、トイレ行きたい、あっちの人もトイレ行きたい、トイレ行きたい、別々の時間に言われて、
待ってて待っててって言うのよりも、もうこっちからパターンを見つけて、はい行きましょう行きましょうって言った方がお互いの精神的にも楽じゃないかって言ってるんですよね。
まあ確かに、でもそれ実現するのは確かに難しいよなと思いつつも、早め早めのトイレ誘導がこれでできるようになりますと。
06:08
あと認知症で問題行動が出たら排泄ケアを疑いましょうって言ったんですね。
なんか急にウロウロしだしたりすると、じゃあもしかしたらトイレ、それともうんち可能性があるねって疑った方がいいですよっていうことでですね、書いてました。
当時、僕はこういった排泄パターンの排泄表を作るなんてことは怒られるからできなかったんですけど、せめてやっていたことって言ったらですね、トイレ行きたいって言ったらなるべく連れて行ってあげたりとかもあったんですが、
夜、トイレに行きたくなる人結構多いんですよね。なんで昼行かなかったの。なんで夜になってこんなにコールしてくるのっていう人がいるわけですよ。
これはもう対処法としては介護職はなんとなくみんなやってることでしょうけど、日中の運動、どれだけ大事かっていうことなんですよね。
日間品業っていうのは、なぜか夜、おしっこがたくさん作られちゃうんです。昼間にはなぜかおしっこがあんまり作られないんです。その対処をすればいいっていうことですね。
日中ずっと車椅子で座ってるような人って血液とか水分が足の方に溜まってるんです。普通だったら足ふくらはぎとか筋肉がある人はちゃんと跳ね返して、ポンプの役割で血流が上の方にも回っていくはずなんですけど、
年取っていくとそれを跳ね返すポンプがなかなか衰えてくるので、水分、血液が下に下がっちゃうんですね。おしっこは腎臓を通って膀胱に溜まるわけですから、体の末端の方に水分が溜まってたら、なかなかおしっこも作られないわけです。
これが座ってる状態から横になるとどうなるかってなると、足の方に溜まってた水分、血液がブワーッと体の中心の方に集まるんです。そうするとおしっこがたくさん作られちゃうんですよね。
なので、夜寝た後、おしっこがたくさん作られて夜間品業になるっていう仕組みなわけですよね。冬寒くなるとおしっこが、おしっこ行きたくなるのも同じような要領で、体の末端の血管が縮むことで寒くてですね、縮むことで体の中の水分、血液が体の中心の方に集まるんですね。
09:14
ちょっと知説な簡単な説明ですけど、ざっくり言うと、そういったことでおしっこがたくさん作られてしまうということなんですね。
でも、1日に作られるおしっこの量って、結局決まってるんですね。だいたい。もうその人が取る水分量次第なので。じゃあこの配分を、夜じゃなくて昼間に回せばいいわけですね。
おしっこが作られるのを、夜じゃなくて昼たくさん作られるようにするにはどうしたらいいのかってなったら、それが運動なわけですね。
体の下に溜まっている水分を回してあげる。そうすることで、体の血液の循環、水分の循環も良くなって、おしっこがたくさん作られる。
それを昼間にたくさん作られて出すようにすれば、自然と夜の分のおしっこの作られるのが少なくなるわけですよね。
なので、日中ですね、水分補給の前後とかに足踏み運動とか歩行練習とか、それぞれ施設の中でもケアプランを作るんですよね。
そのケアプランに沿って、この人はなるべくこういった歩行の練習の方がいいだろうとか、車椅子だけど棒を掴んで立ち座りの練習をしようとか、何かで血流を回すという足に溜まった血と水分を回すにはどうしたらいいかということを、いろいろ施設で考えていたところでした。
目に見えた成果は結局あんまり得られなかったんですけど、いろいろトライできるきっかけにはなったかなと思います。
なので、今日は何の話をしようと思ったのかな。排泄ケア、ざっくりですね。
これは在宅のケアマネージャーとしてもケアプラン作るときに今も考えていることです。
12:03
介護職としては当たり前の話だったかもしれないですけど、以上になります。ご視聴ありがとうございました。
12:18

コメント

スクロール