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2023-07-20 11:11

【介護229】「私きっと認知症になるわ」と言う人の心理

認知症になりたくもないのに「なる」と言い続ける人
「危機回避型思考」これはストレスを作り出して病気になりやすいんです。こういう方に対してどうすればいいんだろう?
#認知症 #介護 #心理学 #潜在意識
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どうも、ボブです。今日もちょっと介護の話をしたいんですけれども、
あのー、私は絶対に認知症になるって言う人いません?
あのー、なんかなりたくないのに、絶対なりたくないのに、人一倍になりたくないのに、
私は多分ね、認知症になると思うっていう人いません?
いるんですよ。僕の周りにもですね。親戚とか家族とか、でもそう言ってる人っているかもしれないですね。
僕の担当の利用者さん、そういう人いるんですよ。で、全然認知症じゃない。
むしろ記憶力良いのに、認知症をちょっと物忘れすると、年相応の物忘れしただけで、
あーもうやっぱり認知症になる、なる、言うんですよ。
で、これの心配なところはというかですね、自分に厳しいですよね。
こういう部分、こういうのが、その実際の物忘れに関わらずですね、その自分へのストレスですね。
自分に対して攻撃をしている。
それがよっぽど害なんですよね。
これは認知症じゃなくても別の病気の要因になったりするわけですよ。
こういうストレス、こういったので血圧も上がったり、血糖値まで変動することもあったり、
そしてアミロイドβがたまる原因にもなったり、
本当に言えば言うほど病気を生み出していく、そして認知症になる必要がなかったのに認知症になってしまう、
そういう状況に陥る、こういう場合だってあるんです。
もったいなくないですか、なんですよね。
これの根底にあるのはやっぱり恐怖ですよね。
絶対に認知症になりたくない反面、そしてそのショックを受けたくないとかね、
そういう防御本能として、あえて先に認知症に私はなるって言うわけですよね。
でもその恐怖心、根底にある恐怖心、これが問題なわけで、
逆にその恐怖心だったり認知症というものに常に常にフォーカスしていることになってるんですよね。
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無意識にちょっとした物忘れ、それも認知症に関係のない物忘れをあえて意識してフォーカスすることで、
どんどんどんどん認知症の方向にどんどんどんどん進んでいくきっかけを与えてしまう。
非常にもったいない。
これを危機回避型、危機を回避する、回避したい回避したい、こういう気持ちが強ければ強いほどこういう意識になるんですよね。
危機回避型の方っていうのはストレスをためやすい、ストレスを生み出しやすい、
もともとないものだったのにあえてストレスを作り出してしまう。
こういう方は何の特定の病気っていうのは言いにくいんですけど、
ただ病気になりやすい、こういう性質がありますよと橋外浩二さんは言ってます。
潜在意識とか無意識とかね、そういったのを研究されている方ですけど、
これは心理学とかでもよく言われますね。
そのフォーカスをどうやったら取り除くことができるんだろうか考えるんですけどね。
ただ今自分がまずこういう部分にフォーカスをしているよということ、
良かれと思ってやっていることが実は本当に本当に病気になるきっかけになっていますよっていうことを認識することがまずやっぱり大事なんじゃないかなと思うんですよね。
いくら言っても分かってる分かってる。
でもね言うんですよ何回も。
私はそれでも認知症だって言うんですよ。
言わないようにと言っても言えば言うほどなるよって言ったとしてももう取れないんです。
もう危機回避型の人はもう恐怖が根底にあるもんだからもう言わずにはいられない。
私は認知症だって。
だったら逆にですねもう形としてもうどんどん出してしまう。
認知症だって言ってもいい言うよりも書きましょうと。
認知症が私は怖いんだっていうことをちゃんと自覚する。
認知症になるというよりも認知症が怖くて怖くて私はたまらないんだ。
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これを文字にして書いてたくさん書きましょうそれなら。
ひたすら書いてアウトプットするんですよね。
もう物理的にアウトプットすることで体の中から出すっていうことが大事ですよね。
これ認知症に限らずそうなんです。
何か恐怖心とか嫌なこと怖いことあった場合は目を背けるのではなくて
あえてもうフォーカスすることは本当は良いことでは決してないんだけれども
でも取れないならもう思いっきしフォーカスして自覚して
自分はそれを怖くて本当は嫌なんだっていうことを
しっかりアウトプットすることが大事なんですよね。
出しましたもうこれ以上書いたって仕方ないっていうところまで来たら
次は本当はどうなりたいのかっていうのを
それも紙に書き出した方がいいと思うんです。
面倒かもしれないけれども自分はこうしたい
本当はこうな認知症なんかになりたくない代わりに
自分はこんな生活がしたいんだ
やりたいこととか楽しみとかそういったことに意識をフォーカスする
場所を変えるんですよね
こうしたいやりたい楽しみ嬉しい
そっちの方に意識を吐き出した後にフォーカスして
なりたい方向にフォーカスするっていうことがとっても大事ですね。
でも聞いても特に高齢の方ないんですよやりたいこと聞いても
ないじゃあどうする
その場合は1日3つ1つでもいい最初は
今日の今日あったいいこと今日感じたいいこと
あー今日はなんか朝から天気が良くて清々しい気持ちになったなでもいいんです。
ちょっと今日はいつもよりも
ちょっと高いスーパーで高いお惣菜を買って美味しかったなでもいいんです。
ちょっと良かったことほんのちょっとした小さな幸せ
これを意識するフォーカスするっていうことこれを毎日毎日積み重ねていく
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これで徐々に徐々に恐怖から少しずつ少しずつ
恐怖のコップに水が満タンになっているのをちょっとずつ水を入れ替えていく
そういうことをねやっていくのが最低限できることなのかなって思いましたね
今日特に認知症で不安が強い方にそういった話をしてきました
少しずつ毎回お会いするたんびにそういった話をしていこうかなと思います
どっかでそうだなって思うタイミングも出てくるかもしれないなと
支援者側はあくまで提案を聞いてくれなくてもいいんです
すぐには聞いてくれなくてもいいから
とにかくきっとこの人は良くなるっていうのを支援者側は信じる
これしかできることないですもんね
ああもうどうせあの人聞いてくれないもんねじゃなくてですね
きっとどっかで気づいていい方向に変わっていくんだな
そこまでずっと伝えていこう
決して悪いこと伝えてるわけじゃないんだっていう風にね
信じて自分の伝えることも信じて
でも自分が決して正しいわけじゃないから
その人が決めることが一番正解なわけだから
とにかく見守っていこう
信じて見守っていこう
こういった形でねやっていこうと思っております
ということでご視聴ありがとうございました
何かなりたくないのになろうそっちにね
フォーカスしてる方がいたら
ぜひ今日の話を参考にしてみてください
ではご視聴ありがとうございます
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