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どうも、ボブです。今日は、立場が変わると目的まで変わっちゃうの?って思った話です。
知り合いの、そのまた知り合いの話なので、Aさんとします。
そのAさんという方がですね、地域包括支援センターというところで働いている、バリバリ優秀な人だったんですね。
地域包括支援センターというのは、主に介護に関する地域の相談役の機関ですね。
そこで勤めていて、一般の地域包括支援センターの社員、職員だったんですけれども、
いろんな方の地域の相談とか受けて、役所とかにもやり取りするんですね。
地域でこういう困りごとがあるから、役所もちょっと考えてくれということで、
いろいろと役所側に働きかけて、予算出してもらって、いろんな地域の問題解決をガンガンやっていってた人なんですね。
話聞いててすごいなと思うんですけど、とうとうその方は、地域包括支援センターのセンター長というんですかね、長になるんです。
長になってからもすごいんです。
そのセンターのみんなをまとめてですね、困った時は職員と一緒に動いて、自分も問題解決に職員のサポートに回っていくっていう形でですね。
やっぱり地域の方にとってはすごく良かったでしょうね。
あと外部のケアマネージャーにとっても、その困りごとに対して考えてくれてですね、地域の方に取り合ったり役所に取り合ったり、いろんな動きをしてくれる方だったんです。
なかなか今身近においてもですね、仕事が忙しすぎて、あんまり重大無人に動ける方ってなかなかいないんだろうなという印象なんですけど、その方はすごいんですよね。
そのAさんの名前も広がっていってですね。
ある時、どういう採用かわからないんですけど、役所で働けるようになったんですね。
地域包括支援センターの皆さんも別れを惜しみながら、もういなくなったらどうするんだと。
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でも、この人だったら役所、この人が役所に行けばもう100人力だと。
こっちがいろいろ役所に働きかけてもきっと動いてくれるだろうということでですね、頑張ってくださいAさん。
何かあったら助けてくださいねということでですね、送り届けたんです。
その後、一時おとさたなかったんですけれども、ある時役所に地域の困りごともあってですね、相談に行ったんです。
で、久しぶりにそのAさんが出てきたんですね。
久しぶりということで、こういう問題が地域であるんだけれども、何か解決できないだろうかと。
何かお金も出してもらえないだろうかと持ちかけたんですが、その方Aさんはですね、地域包括支援センターでもそこの場所ですごく頭角を出したんですが、
役所は役所で頭角を出してですね、そこの場所ですごく優秀な人間になっているんです。
そうすると、やっぱりもう役所としてはもう不必要なお金は出さないということなので、その見定めをしっかりできる方なんでしょうね。
バッサバッサ切っていくんです。もうその問題についてはもうお金は出せませんという感じでですね。
もう全然聞いてくれないと。以前いた地域包括支援センターの職員からすればですね、もうAさんは変わってしまったと。
もうあっちの人間になってしまったみたいな感じでですね。
なので、能力高い方はそこそこの場所でベストな能力を出すもんだから、全然視点が違う場所に行くと、もう完全に敵になっちゃうのかなって思いましたね。
あともう一つ全然別の話なんですけど、施設で働いてた時にですね、もう次Bさんとします。
Bさんを、僕が僕の先輩なんですけれども、施設で働いてた時に、そこの施設を飛び出して別の会社でケアマネージャーをしてたんですね。
そしていろんな知識を持ってて、俺はこういう支援をしてるんだということで、いろいろ教えてくれてたんです。
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で、他の職員からも、わーBさんかっこいいみたいなんですね。
僕ももうすごい憧れてたんです。こういうケアマネージャーになりたいなーって言って。
そしてずっと憧れてたそのBさんとちょこちょこ飲み行くようになってですね、とうとう僕もケアマネージャーを取って、ようやくスタートラインに立ったなと思って数年経つとですね、
ケアマネ会と言って、その地域のケアマネージャーが集まる会があるんですけど、
そこで、そこの長のグループとしてですね、僕とそのBさんが一緒に役員みたいな形になったんですね。
僕としては、うわー、あのBさんと一緒に同じ場所で働けるんだーっていうことで、ちょっともう胸熱だったんです。
その時も、いろいろ今こういう支援してるんだよーっていうことで話をして、それがもう楽しくてですね、
一緒にまた介護のケアマネージャーをまとめる役割として働けていることそのものがもう嬉しかったんですけど、
ある時、そのBさん、ケアマネージャーの事務所を辞めて、別のところに転職になったんですね。
で、転職した後に、向こうはどこ行ってももう当格だして、利用者さんからも好かれるんだろうなーと思って行った時に、
ある時、電話がかかってきてですね、以前ちょっと配信でも話したんですけど、ちょっと利用者さんをトレードしないかという電話があったんですね。
これはもうイレギュラーで、運営の都合上、いろいろ理由があるんですが、その時ショックだったんですね。
通常トレードなんてありえません。
会社の利益の都合で利用者さんをトレードするっていうような、ざっくり言ったらそんな話なんです。
もうね、Bさんにとっても不本意ながら、こういった電話をしないといけない状況になっているということで、それがすっごく残念だなぁと思ったんですね。
そんなことしたくないだろうに。
じゃあ自分も立場が何かしら変わると、やっぱりそういうそこそこの立場で変えるもんなのかなーって、ちょっとこう残念に思うんです。
でも、本質を見ていけるようになりたいなーって、今はすごく思ってます。
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名探偵コナン君が言うように、真実はいつも一つって言ってますけど、本当にいろんな目線はあったとしても、大事な一点は一つじゃないだろうかと思ってるんですよね。
それを今、いつもアドラ心理学で学んでいたり、あと今言霊学ですね。
でもよくこういったことって言われるんですけど、自分の欲から見る視点と、あと知識や経験から物事を見る視点と、
あと感情から見る視点と、それぞれの視点で大きく変わってくるんだと思うんですよね。
どっちが正しい、あっちが正しいっていう、アドラ流で言うと権力争いって言うんですけど、
それぞれの立場でもう俺が正しいって言ってるうちは何も本質的な解決ができない。
このここから抜け出して、もう一歩上の言霊学で言う絵の次元、選択実践値の次元っていうのがあるんですが、
この現象に、この問題においては、どの視点が一番いいかっていうのを選択するんですね。
一番そこにその問題解決に適した視点を自分で選ぶっていう、そして道徳的な目線、利己的な視点じゃなくてですね、
理他的な視点、そういった目線が持てるようになるといいよっていうことを教えてくれるんですね。
最初のAさん、役所に行ったAさんの話でも、結局それぞれの立場を貫いたとしても問題解決してないじゃん。
じゃあどうするの?もう一歩先に行かないといけないと思うんですよね。
先輩のBさんの話でも、その会社の方針でトレードみたいな話があっても、結局回り回って、それって会社の評判落とすんじゃないの?
信頼を失っちゃうんじゃないの?っていう話ですよね。
会社と戦うわけじゃなく、もう一歩議論を進めるっていうことができないかなって、何事に関しても思います。
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道徳的な精神を持ちたいものです。理他的な心だったり、樽を知る、こういった気持ち、そういった見方で物事を考えられるようになりたいなぁと思う今日この頃でした。
ではではご視聴ありがとうございます。