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どうも、ボブです。僕がケアマネージャーの仕事をしているんですけれども、利用者さんにですね、「ちょっとケアマネさん聞いてください。私、消費者被害に遭いました。」ということで言われたんですね。
どういうことですか?ということで詳しく聞くと、いつも使っているカタログ通販があるそうです。
その通販で商品を買ったんですけど、いつも使っているカタログ通販だからですね、コンビニ払いをいつも設定しているんです。
ですが、商品が届くとですね、「代引きになってますよ。この場で払ってください。」ということで、ちょっと高いやつを買ったんですよね。
実際とちょっと金額とかは日付とか金額を伏せて、事実と違う金額を伏せて言うんですけど、例えば5万の商品でしたと。
で、「払ってください。」ということで、「そうなの?なんか今回そういう風になってんだ。」ということで払ったそうです。
ただあれ?いつもと配達の人が違って、白シャツの人だと。いつもの宅配業者だったら制服着てるんですよね。
なんかおかしいなーと思ったけど、商品は頼んだ商品だったから、まあまあいっかと思ってたんですね。
ただ、翌月になってですね、そのカタログ通販会社から、「お金支払われてませんよ。」っていうお電話とハガキが届いたそうです。
あの時、先月私払いましたけどねって言うんですけど、いいえ払われてません。
どうしようかということで、自分でですね、消費者センターに電話したそうです。
そして、消費者センターの担当者がですね、「じゃあちょっといろいろ掛け合ってみますね。」ということでいろいろ調べてもらったんですけど、
本人は、例えば7月20日に商品が届いたって言ってるんですね。
で、私の旦那も一緒にいたし、そこでお金を支払ったらいつも水筒帳つけてるから、
ほら見てくださいと、7月20日に5万円支払ってますよねというふうに記録ちゃんとつけてるんです。
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ですが、消費者センターが調べたところですね、
その通販会社の発送記録と、あと宅配業者のお届けの記録と受領書を確認したらですね、
7月20日じゃなくて7月の10日になってるわけです。
で、受領書にもサインをもらっていると。
どういうことだろうかと。
奥さんもですね、すごく混乱した状態で消費者センターにかき合って、
消費者センターの方からあそこに電話してみてください。
ここに電話してみてくださいということで指示を受けてですね。
で、やっぱり本人確認が必要なのでこういったこと、本人が電話しないといけないんですよね。
で、あっちこっち電話したんですけれども、結局こうわからないまんまになってるわけです。
で、そこで奥様が言うには、最終的に消費者センターの方もこれはもう5万支払うしかないですねっていう話をされたと。
で、あっちこっち電話させるだけさせて、
結局お金払わないといけないということになったということで、
もう消費者センターの担当者もグルですとか言うわけですよ。
もう信用してませんと。
今日私も改めて消費者センターの担当者に電話をかけたりですね、
その宅配業者への事実確認をしたりでいろいろしたんですけれども、
内容は言ってた通り、事実としては7月の10日に届けた記録が正確に残っているという状況は変わらなかったんですね。
で、この被害に遭ったと言われる奥さんも混乱してて、
確かにたまにですね、言うことがちぐはぐになってたりとか、
いろいろあるもんだから、その消費者センターとか宅配業者さんとかもですね、
若干、もしかしたらこの人が言うことも全部真実か分からない、
半々に聞かないといけないなというふうに思ってるかもしれないですね。
で、確かに自分も話を聞いていて、どこまでが事実なもんなのか、
消費者センターの方がグルで、この人もきっと悪徳業者の一人ですとかですね、
言い出してるもんだから、
思い込みが強くなるとどんどん事実から離れて、結局分からなくなっちゃうんですよね。
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ただ、消費者センターの担当者さんには言いました。
これが本人の言うことがもし、ちゃんと事実であるとすればですね、
この宅配業者の担当者を疑うこともちょっと考える必要があるんじゃないでしょうかと。
報告では宅配業者の人はその日白シャツを着ていたというんですね。
でも、その業者さんは制服を着ている業者さんなので、これが事実ならおかしな話ですよね。
それを言うと、消費者センターの方は、もしそれが、
例えばですね、その宅配業者のものがちょっとインチキして、別の日にお届けをしたとか、
そういったことがあれば、すぐその宅配業者の中で分かるわけだからですね、
そういうことはあり得ないだろうというわけですよね。
ただ、もしその利用者さんの言うことが本当だとしたら、
受領証はサインでもらったそうなので、
印鑑じゃないんですね。
サインだとしたら、直質と称号する以外はどんだけでも操作できるわけですよね。
なので、その点についても検討する方法ないですかねということで、
消費者センターの方にもちょっと聞いてみたんですね。
その奥様も認知症の診断がついている方ではないんです。
なので、もうちょっと検討してもらえないかという掛け合いをしたんですけれども、
事実上、これ以上は調べることできませんということではあったので、
これ以上はケアマネージャーも立ち入ることもできない部分になりました。
ただ、ちゃんとこういったことはご家族、娘さんとか息子さんとかですね、
しっかり相談してくださいねと。
実は怒られるだろうと思って内緒にしているんです。
家族には内緒にしているので、ただここまで来たらですね、
カタラグ業者さんも向こうからすれば、ただの未能の状態が続いていることには変わりないので、
これがずっと続くことになります。
なのでご家族にしっかりやっぱりこういったことは伝えないといけない問題がもっと大きくなる前にですね、
その上でしっかり家族でどうするかを話してみてくださいねということで終わったんですけどね。
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もしかしたら、こういううまい手口でやってるかもしれないし、
本人の思い込みで何かの勘違いでこういったことがあるかもしれないし、
本当に今回は分からなかったですね。
高齢者の消費者被害、これは高齢での物忘れだったり認知症の方も他にもいますし、
認知症によるこういったトラブルも十分考えられるので、
しっかり事実確認をしながら進めないといけないなと思ったところですが、
ケアマネージャーは家族ではないのでやっぱり立ち入れる部分も限られるし、
全部が全部ケアマネージャーに任せてくださいってやっていくのもこれもおかしなことになってくるので、
ここの線引きもしっかりしないといけないなと思った1日でした。
ご視聴ありがとうございます。