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2025-06-06 14:35

【雑談】「奪い合うと不足する、分かち合うと余る」

#eumo #介護
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サマリー

このエピソードでは、奪い合いが人材不足を引き起こしている現状と、分かち合うことの重要性が語られています。訪問看護やデイサービスにおける問題点が指摘され、エリアや役割を明確にする必要性が強調されています。また、資本主義社会における格差の拡大と、分かち合う経済の重要性についても述べられています。新しいコミュニティ通貨YUMOを通じて、経済の仕組みを変える可能性についても触れられています。

奪い合いから生じる問題
どうもボブです。今日はタイトルにもあるように、
奪い合えば不足する、分かち合えば余る、そんな話をしたいなと思います。
これは古くからね、こういった言葉ってあるんだと思うんですけど、
僕が最近聞いたのは、地域コミュニティ通貨っていうのを作っているユーモの代表の竹井光三さんのお話で、
こういう言葉を聞いたんですけど、確かにそうだなーって思ったのが、
介護のケアマネージャーの仕事をしてるんですけど、毎日のように訪問看護さんが事業所に来て、
営業でね、ケアマネさん、うちの事業所、訪問看護使ってくださいって営業に来るんです。
今、福岡市では訪問看護がすごく増えてるんですね。
もしかしたらコロナきっかけに病院で働いてた看護師さん、特に福岡市は病院が多いんですね。
たくさんの病院から在宅の方に流れていってる看護師さんが、そういう経緯があるかもしれないんですけど、
ただそれはいいとして、自分のやりたい看護をやるんだっていうことで、とってもいいことなんですけど、
でもたくさんできればできるほど、つまりは人材不足に陥るわけですよ、全体的に。
各事業所もそこそこでたくさんできるもんだから、もう人材の取り合いじゃないですか。
辞めました、もう何人かボーンと辞めたら、一気に経営が大変になって、バタバタしちゃうわけですよね。
エリアもどこでも行きますよって言って、どこの事業所もどこでも行きますよ、条件が同じなんです。
そうなってくるともう選びようもないし、ある事業所がもう拠点をいくつも作って、小さな拠点をたくさん作って、自転車で回って、
この福岡市全域を私たちがカバーできるようにしますって言ってたんですね。
でもその会社としてはすごくいいことなんですけど、なんかこうふと思ったんです。
これだけ訪問看護ができている中で、ある一つの会社がむちゃくちゃ小さなエリアで、そこの利用者さんをみんな確保しちゃった時に、
他の、つまりは訪問看護ステーションが潰れるということになるんですよね。
で、潰れた訪問看護の看護師さんたちはまたあぶれてしまって、いろんなところに移っていく。
で、もう辞めますっていう人が出てきたりとか、もうなんかそのいたちごっこだと思うんですよね。
デイサービスも同じなんです。
デイサービスもたくさんいろんなタイプのデイサービスができているんですけど、
結局同じで、ある一箇所の地域にたくさんデイができているとか、分散されてないし、種類もいろいろまちまち。
こうなってくると、利用者さんの取り合いになっているんですよね。
で、そして結局人材不足に陥っているんですよね。
これ何なの?ってちょっと遠目から思っちゃうんですよ。
これは僕たちケアマネージャーも同じことなんですけどね。
これなんかどんどん自滅していっているような気がして、
分かち合うための提案
その時に竹井小僧さんが言ってた、
奪い合えば不足するっていうのがすごく刺さってですね。
これ今のお米騒動だって、
お米が高い、なかなか取れない、原炭製作してきた製作の問題もいろいろあるんでしょうけど、
でもそれでどこかが安いところが、
例えば外国米とか輸入米とかが安いからといってバーっと入ってきて、
それはそれで安くなって良かった、
でも今日本で昔からちゃんと作ってきた美味しい、栄養たっぷりなお米は全部潰れていく。
そんな流れになってくるかもしれない。
そういう風に今目先の利益だったり、そういうのだけで考えていくと、
結局自滅する。
もう自分たち全体業界全体が崩壊するような、
そんな道をたどってしまうんじゃないかって心配しちゃうような行動って、
今してないのかなーって僕たち自身思っちゃうんですよね。
訪問看護とか訪問介護とか、ある程度、
例えばね、私たちはここのエリアをしっかり守りますよとか、
エリアを決めていくとか役割を決めていくとか、
こういう疾患の人たちは私たちみたいなね、
エリアを特定するか特色で選んでもらうか、
なんかそういう風な区分けができれば、
もっといいんじゃないかなーって思うんですよね。
ちょっと今のこの状態的に、私たちじゃ今対応できないから、
じゃあこっちの強いところにお渡ししますよっていう風に分け与えるような、
そういう関わり方みたいな。
みんなが全部のエリアは福岡市全域です。
そして何でもできます。
そんな風にやればやるほど逆に苦しくなってくるんじゃないかなって思うんですよね。
私たちができること強みはこれです。
そしてここの範囲でしっかりサポートしますっていう方が、
もっと分かりやすくて選びやすくて、
そしてここの中で人材も確保していけるっていう意味では、
いいんじゃないかなーって思ったりですね。
今ガソリン代も高いし、車で全域行ってたら、
もう経費かかりますもんね。
なんかそんな風にできないかなとか。
デイサービスも、実は福岡市ってデイサービス一箇所しか使えないんです。
複数、私はこの曜日ここのデイ行きたいけど、
この曜日は囲碁があるからこの曜日がいいな。
でもこの曜日はお風呂があるからいいな。
でも毎週毎日夕方まで行くの大変だから、
この日は短時間のデイサービスがいいな。
そんな使い方、別にそんな悪いことじゃないと思うんですよね。
だけど福岡市ではダメなんです。
もう一つ決めたらここだけ。
あなたのニーズは一つなんだから。
いやいや、ニーズ一つじゃないでしょ。
なのになぜか一箇所しか選ばせてくれないんです。
またはデイサービスとデイケアという役割が明確に違うとこだったらいいですよっていうのも
若干グレーゾーンみたいな感じでなっちゃうので、
堂々と二箇所使いってできないんですよね。
でももし複数使っていいんだったら、
その人が行きたいところ、そしてあちこち行くことで違いが分かって、
ここのデイはこの食事がおいしくないとか、
ここのデイは接遇が良くないとか、
そういう違いが分かるから切磋琢磨して、
むしろ競争力が高まっていい方向に繋がるんじゃないかなとかですね。
なんかただ遊びで行ってるんじゃないから、
ちゃんと一箇所ですよみたいなね。
結局なんか措置制度みたいなね。
もう行政がこれって決めてしまうような制度の名残じゃないかなっていう気がするんですよね。
考え方が本当に個人の選択、自由みたいな風にシフトできてないんじゃないかな、
行政側がって思ったりするんですよね。
なんかこうそういう分かち合うみたいな、
そんなことができれば、
お米の問題だって本当はもう政府が備蓄前があるんだったら、
わざわざお金取ってさらに業者さんがすごい儲かる業者さんが過度に出て、
そして極端に儲からない農家が出て、
そういうのを結局生んでしまうような。
そんなんじゃなくて、
資本主義と格差
本当にもう備蓄してたもんだったら放出、無料で放出して、
みんな食べてくださいよっていう風にやってもいいんじゃないのって思ったりですね。
僕が好きなユーモっていう地域コミュニティ通貨っていうのも、
分かち合うっていう部分をデザインしてるんですよね。
だから好きなんですよ。
これからの時代もしかしたら、
こういう風に経済回っていく、
お金持ちがたくさん生まれるような今の仕組みだったり、
格差がどんどん広がっていく仕組みに、
この資本主義社会ってもうなっていくんですよね。
そういう風にある研究者が、
誰だっけ、トマ・ピケティだったっけ、
そういう人がもう証明してるんですよね。
資本主義っていうのは、
これから格差がもう広がり続けるっていうのがもう分かっている。
そんな中で、
YUMOと新しい経済
そういうのが好きな人は好きな人で制度を残しつつですね、
それであぶれてしまう人たちは、
もう一つの選択肢があってもいいんじゃないって思ったりするんですよね。
それが奪い合うじゃなくて分かち合う仕組みが、
別で両方共存していくような、
そんな風にやっていってもいいんじゃないかなって思うんですよね。
分かち合う考え方っていうのが、
いろんな制度、仕組みの中でちょっとずつ入っていけば、
もっと良くなるんじゃないかな、
みんなの価値観や考え方までシフトしていけるような気がするんですよね。
一つがこういうちょっとした選択の部分だったり、
あとお金に関しても、
コミュニティ通貨っていうのを使っていくと、
お金を貯め込むことができないんですよね。
3ヶ月ぐらいでお金がもう価値がなくなってゼロになってしまう。
だったら早く使って、
必要なものをどんどん使っていきましょうよ。
貯めたって仕方ないんだよっていうことでね、
経済も回るし、
そして誰かに、
もう使い切れない。
使い切れないやつは誰かにあげよう。
そういう風な気持ちにも自然となるんですよね。
それがまた狙いでもあるわけですよね。
そういう風なお金の仕組みそのものが変わってくると、
自分たちの考え方や思考も変わってくるような気がするんですよね。
そういうのが大好きで、
今このYUMOっていうのに参加して、
ちょっとね僕も使いながら、
これが一体本当に実装したらどんな意味が出てくるんだろうなっていうのを感じながら、
参加しているところなんです。
興味のある方がおられたらですね、
熊本に浮遊街っていうのがあるので、
そこでもう実験を、
自分たちで実験しながら町づくりをしてるんです。
そういうのをまた興味のある方いたらコメントください。
何もこれが宣伝したからってどうこうっていうわけじゃないので、
お気軽にどうぞということで。
なんかね、新しいこれからの新しい働き方、
新しい価値観、考え方、
そういったものを自分自身も、
なんかこう感じて作っていけたらいいなって思っています。
少なくともこれからは奪い合うじゃ、
もう自滅する。
それはもう確信しているんですよね。
奪い合う考え方では、
もうやっていけないな、分かち合う。
そういう風にしていく流れが、
ちょっとずつ出てきているような気がするんですね。
これからそういうのが、
いろんな今ベースができてきました。
AIがここまで発達してきました。
奪い取ってため込む必要が、
もしかしたらもうなくなっている時代なのかもしれない。
でも今までの慣習で、
今までのお金の使い方をしているけれども、
もうその必要はすでになくなっているかもしれない。
自分たちも、
じゃあどんな働き方、稼ぎ方ができるんだろう、
そういうのをちょっと今、
立ち止まって考える機会じゃないかなって思います。
ではでは、何言ってんのって思うかもしれないですけど、
自分もまだまだ分かってません。
分かんないままちょっと話していこうと思います。
これからもまたよろしくお願いします。
ではご視聴ありがとうございました。
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