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2021-03-11 09:24

【介護59】「在宅はムリです!」という病院「家に帰らせたい」家族

ボブです。

今回「専門職とはなにか?」を考えさせられました。

普通に考えたらムリっぽい

でも専門職だからこそ考えようよ。

それ、専門職でも出せる答えじゃない?

そういうことってあります。


#介護#癌末期#在宅#病院
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どうもボブです。今日は介護の話で、「在宅はムリです」という病院側と、「家に帰してほしい」という家族の話です。
今日、地域のいろんなケアマネージャーが集まって、いろいろ困ってることとかを話し合ったんですね。
で、その中で出てたのが、よくあることではあるんですけども、
在宅で見取りの状態だったんですね。
あと、嫁がもしかしたら1、2ヶ月、3ヶ月の間でどうなるかわからないよっていう状態の方をお家に帰すか、
見取りの、見取りのというか、ホスピスですね。
がん末期の方を治療する病院なんですね。
そこに入れるかどうするかっていう状況だったんですけども、
家に帰ってから見る家族は、高齢の奥さん一人で見るっていう状態だったんですね。
本人は寝たきりではないとしても、何とか立ち上がったりするときは、よいしょっとやっぱり手伝いが必要なんですね。
病院の方としては、いやーもうさすがに無理だよと言っていたんですが、
奥さんとしては後悔したくないから、どうにか在宅で介護の人とか来てもらって、どうにかできないやろうか言ってたんですね。
決して自信がありますっていうわけではないんです。
でもどうにか最後のもう1、2ヶ月、自分も何とか頑張るよってせっかく言ってる家族ではあったんですよね。
でも、医療側からどうしてももうこれは家に帰すべきではないと言われて、
地域包括支援センターっていうですね、中立的な立場の場所にちょっと相談に行ったそうです。
お母さん、奥さんがですね。そしたらそこの地域包括支援センターの方が、ちょっと待ってくださいと病院に確認をしますと。
病院に確認したところ、病院も同じことを言いますよね。
こういう理由でやっぱり在宅は難しいでしょうっていうのを聞いて、そのまま奥さんにですね。
在宅はやっぱり難しいと思いますって言ったわけです。
本人に会ったわけでもなくですね、自宅の状況を見たわけでもなく、ただ病院の言っていたことをそのまま奥さんに伝えただけっていうことなんですね。
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そして病院は遠方におられる娘さんがいるんですけど、娘さんにお電話をして同じことを伝えました。
そして娘さんもお母さんを大事に思うあまりですね。
それはやっぱりもう家に帰すべきじゃないね。ホスピスに入れようねっていう決断をしたわけです。
奥さんもですね、娘さんからも言われ、病院地域包括支援センターも全部がダメですと、在宅は無理ですと言われて分かりましたと。
結局ホスピスっていう方法を選びました。
ここで考えたいのは決してホスピスがダメっていうわけではなく、そして在宅じゃないといけないっていうわけではないです。
ただ奥さんが家に帰らせたいって言ってることに対して真剣にどこまで考えたか。
在宅の方法、こういう方法がありますよっていうのを誰がその中で考えたんだろうかということなんですね。
残念なことにケアマネージャーはまだついてない状態だったんです。
なので在宅の支援について専門的に考える人がいない状態で、一方的に病院側の理由で在宅がかなわなくなったんですね。
ちゃんと選択肢がある中で迷ってホスピスに決めたっていうことだったらそれは全く問題ないことなんですけど。
在宅の方法を検討されることなく、危険だから、奥さん一人じゃ危ないからということでホスピスに決めたっていうことだったら、何のために専門職ってもんがあるんだって思いますよね。
病院にも在宅に帰すための松永役のですね、ソーシャルワーカー、医療ソーシャルワーカーっていう方がいます。
そして在宅のケアマネージャーがついていなかったとしても、それがいないがために地域包括支援センターに泣きついたわけですよね。
でもそこで結局病院に電話しただけであしらわれてしまったっていう。
こういうことを聞くとこういう方やっぱり多いんだろうなって思います。
在宅復帰を目指してやろうと思っても、なかなか病院やいろんな専門職が逆に在宅復帰はもうできませんよって言ってしまってる現状がたくさんあります。
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逆にすごく考えてくれる病院もあります。
じゃあまずは在宅帰ってみて、大変だったらいつでも戻ってきなさいよ。
またその時にホスピス考えたらいいからね。
そういうふうに考えて送り出してくれるような病院だってあります。
たくさんの支援者が関わるわけですから、みんなが同じ意見っていう、
誰かがこういう方法もあるんじゃないの?そういうのを提案する人が誰もいなかったのか。
それが残念ですね。
とはいえホスピスで治療を受けながら療養していくっていう選択をしたわけですから、
最後をしっかり迎えられるように、後悔のないように家族が支援していけるように病院側もですね、またサポートしてほしいなって思いますね。
病院といえば今コロナで面会制限、面会できませんよって言われています。
いやいや、東京から来た感染者が多いようなところから来た方でも、面会はどうぞという病院も今あるんです。
そこの考え方は、私たちは医療施設の中でやることが、
そういった病院が使われていることを本当に知らない人が多い
この考え方は私たちは医療職です
コロナの感染の対策に関しては他の一般のところよりもやっぱり病院医療職なので一番しっかりしてます
だからこそ外部の受け入れをできる大事な家族との面会はしっかりできるようにしておしています
っていう考え方なんです
確かに素晴らしいなって思いますね
そうなんです
もうクラスタークラスターって言って報道されるもんだから
萎縮してしまうところもあるかもしれないですけど
介護の施設もですね
もうほとんどなかなか面会ってできないですし
ケアマネージャーも会うことできない状態です
でもここの病院みたいにですね
医療も介護も専門職です
こういう対策に関しては他のところよりも飲食店とかそういったところよりもしっかりやってますよ
できる環境を整えてます
だからどうぞ面会来てくださいっていう風な態勢ができたらいいなって思いますね
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私たちケアマネージャーも同様ですけど
感染対策しっかり専門職だからこそできるっていう風に
今後変わっていかないといけないなって思いました
今日もご視聴ありがとうございます
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