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2025-07-25 13:37

【介護372】本当の「自立」って、「依存できる選択肢がたくさんあること」

谷口たかひさ×山納銀之助 対談での言葉
#介護 #ケアマネ #自立 #谷口たかひさ #山納銀之助
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サマリー

介護における「自立」の本質について、依存できる選択肢を増やすことが重要であると述べています。アメリカと日本の教育システムの違いや、介護サービスにおける選択肢の不足が問題視されており、利用者自身が自分のやりたいことを選べる環境の重要性が強調されています。

自立の本質
どうも、ボブです。今日は、介護の話をしたいんですけれども、
自立について色々、介護職を考えさせられるというか、
自立に向けて支援をしていかないといけませんよ、という風に言われているんですよね。
利用者さんにもそういう風な話をしたりします。
以前ですね、デイサービスとかに行きたくないという人の、
行きたくないけども他に選択肢がないから、デイに行くか行かないかみたいな、
そんな二択を迫ってしまっている。
でも、本当は他にも選択肢があれば、
もしかしたら、デイに行きたくない人も、
これだったらいいなっていう、そういうのを選ぶことができる。
これが本当の自立じゃないの?っていう話をしたんですけど、
これと同じ話を谷口隆さん、谷口隆さんと言って、
もう世界中で色んな子供のことだったり、職のことだったり、
一応色んな啓蒙活動をしている方がいるんですけど、
すごく若くてイケメンな男性なんですが、
その方が話していたことと、
産農銀の助さんといってエコビリッジ作っている銀ちゃん、
その二人が対談していてですね、
そのお話の中で、
自立っていうのは依存先を増やすことなんだよっていう話があったんです。
本当だってその時すごく思ったもので、
自立とは依存先を増やすことなんだっていうね、
そのことについて皆さんにシェアしたいなと思います。
アメリカの学校ではですね、
選択肢の重要性
学校に行けないっていう方の子供たちの、
他の選択肢っていうのがたくさんあるそうなんです。
日本も一応フリースクールとかね、
いろいろあるかと思うんですけど、
日本より断然に選ぶことができて、
しかもちゃんと国の方でもそれを認めているっていう、
そういう制度がちゃんとあるんですよね。
日本はそれがまだまだ少ない、
しかもまだ認知されてないっていうか、
フリースクールに行くとかだったら本当に訳ありな。
うちの子は普通の子と同じような学校に行けない。
そんな感じのちょっとしたレッドウォーカーみたいなのを植え付けてしまうような。
そんな感じになってしまうけど、
でもそうじゃない。
普通の学校に行けない。
理由があって行きたくないっていう人はこっちもあるよ、こっちもあるよっていう選択肢が
ふんだんにあることで、
それによって子どもが自分で選ぶっていう力がつくんですよね。
自分がこうやりたいっていう方を自分で選ぶことができるっていうのが
すごく大事なことなんだよっていうふうに話をしてたんです。
なんか子どもに将来何がしたいのとか、
こっちとこっちどっちを選びたいとか、
いろいろ聞いたときに、
いや、特にない。
って言うと、
あら、なんかこうね、この子は自分の意思がないとかね、
いろいろ大人って勝手に思ったりするじゃないですか。
でも実は今の高齢者だけじゃなくて僕たちもそうですけど、
じゃああなたのやりたいことは何とか、
こっちがやりたいの、何が今やりたいのってなったときに、
仕事以外で何か好きなこととかやりたいことを言って、
やってごらんって言ったとしたら、
なんかいろいろ考えて、
いや、特にないですみたいな。
そんなふうに言いたくなることってありませんか。
高齢者もまさに今自分でやりたいことって自分でわかってないんですよ。
もう無意識に完全にもう自分は何もできないとか、
その選択肢がなかったことで発想が生まれないんですよね。
こうしたい、これだったらできるかもっていう発想がないんですよね。
だから聞いてもあなたの意向は何ですかってケアマネージャーが、
ケアプランに書くためにこの意向っていうのを聞くんですけど、
介護サービスの改善
聞いたところで何にも出てこない。
そういうことが子供だったら大丈夫って思ったりするんだけど、
大人だって同じだよって思うんですよね。
大人でも高齢者でも同じだよ。
この前ある利用者さん、女性の方が言ってました。
今のデイサービスは昭和初期の完全な昔の歌、歌謡曲ばっかり歌うと。
でも本当は私は80代だけど嵐が好きだし、
なんならあんま好きじゃないけど日川清志だって聞いてるし、
そういう曲の方がまだ楽しいと。
せめて古いやつでも美空ひばりとか、
そういう曲をいろいろ歌ってくれたらいいんだけど、
もっと古い同様みたいなのばっかり歌わせられると。
本当の意味で楽しめないんだよと。
みんなが歌えるものっていうのはわかるけど、
本当の意味で楽しめないって言ってました。
もしかしたらこれからのデイサービスって、
すでにおかしな格好ですよね。
90代、80代、70代、60代とか50代の人たちもデイにいたりするんですよ。
そんな幅広い世代がみんな一同に楽しめることなんて、
そこそこ難しくないですか。
言ったら10代の子も楽しめて、
20代、30代、40代みんなが楽しめる場を作ってくださいって言って。
毎週来てくださいそこに行って。
なった時に本当に心から楽しめていけるのか、
何をしたら楽しめるのかって結構難しそうじゃないですか。
10代から40代みんなが楽しめるようなもの。
どんなコンテンツがいいんだろうみたいな。
歌にしても何の歌がいいんだろう。
今の僕ら40代聴いてる歌と10代の子たちが聴いてるも全然違いますもんね。
10代でも違いますよねそれぞれ。
もうジャンルが違う。
高齢者のデイサービスもまさに、
何歳から何歳、この世代の人たちが来てくださいみたいな風に。
分けることももしかしたら大事かもしれないですよね。
昭和何年以上の人みたいな。
そんな感じで分けるデイサービスもあってもいいのかなって思ったり。
あと本当に趣味、好きなことのくくりでやってるデイサービス。
今だってクッキングデイサービスとか釣りができるところとか。
そういう自分はこれが好きだっていうものに偏ったデイサービス。
こういうのも面白いかもしれないなって思ったりしますね。
あとは行けない人は訪問系で訪問お料理教室みたいなね。
お家に行ってお料理教室をするみたいな感覚で
ヘルパーさんがやり方を改めて教えたり一緒に作ったりする。
そういうことの方がもしかしたら面白いかも。
やってることはそう変わってないかもしれないけど
意識的に訪問お料理教室みたいな感覚の方が
もしかしたら利用者さんの意識も違うかもしれないなって思うんですよね。
あえて言葉を変えるだけでも。
それとか家政婦の三田園みたいなね。
家政婦じゃないんだけどお掃除のやり方。
その人に合ったお掃除のやり方工夫をしていくような。
そういう訪問介護があってもいいかもしれないなと思ったりするんですよね。
こういう風にお掃除したら自分でできるよみたいなね。
でも本当に難しい部分を私が担当みたいな。
そんな感じでやっていけるとまたいいかもしれないし。
サブスクでなんでもやさんみたいな。
電球の付け替えが必要ですとかいろいろそういったことがあったら
ヘルパーさんだけじゃ人材不足だから
自費でやってる訪問介護さんとつながって
一緒に連携してお仕事やっていってもいいんじゃないかなと思ったりするんですよね。
そこのヘルパー事業所が難しければ
そこの連携してここにお願いするみたいな。
そんな感じでできたらいいのかもなと思ったりします。
ただ今ばあちゃん喫茶っていうのに僕も参加したりしてますけど
そのばあちゃん喫茶のように自分で働くとか
そういった選択肢がまたいろいろと増えてくると
自分体悪くても認知症があっても働けるんだっていうね。
そういう気づき新たな発見みたいなのができると
またいいんだろうなって思ったりします。
あと他にも家族向けに家族に対してのサポートみたいなね。
家族の心のサポートみたいな。
そういったことがあるとどうしたらいいかわかんない。
手段だけでどうにかしてくださいっていうことでけやまねによく来るんだけども
その手前にいろいろ
なんで今こういう状況で気持ちがイライラしてしまったりするのかっていう
また理由があるんですよね。
今の介護のストレスって
もしかしたら自分の持っている何か奥深い感情と
親だったり介護してる相手の持っているものが
なんか共鳴し合ってるものがあって
それが一つ何か課題解決すべき課題だったりするんですよね。
必要があってその感情が生まれてるっていう
そういった部分に目を向けてもらう
そういった時間も大事かもしれない。
そういうカウンセリングみたいなこともできたらいいんじゃないかなって思ったりですね。
家族がちょっと自分と向き合うっていう
そういう時間を作れないまんまずっとストレスを抱えて
ただ対象療法のようにデイサービスに行かせてください
ショートステイに行かせてください
そんな感じになってる
その手前に本当は何か解決すべきことが
感情的な部分であるっていう
そういうのに気づく目を向ける
そういうことがまたできたらいいんじゃないかなと思ったり
いろいろとね
そういう選択肢が増えると
自分でいろいろこう選んでいってですね
今自分にはこれが必要かもしれないっていうのが分かってくる
そういうのを提案できるような
僕もねなんかこう慈悲のケアマネージャーじゃないですけど
介護保険通さずにいろんな幅広く提案ができて
その選択肢を与えることができるっていう
そういう役割ができたらいいなって思ったりしてます
今日はね伝えたいことは自立は選択肢を増やすことだ
それが本当の自立なんだよっていうことをお伝えしたくて
配信させていただきました
ではご視聴ありがとうございます
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