2024-04-25 10:57

【介護281】「信じる」介護

「み・ほ・こ」さん
①認める
②褒める
③肯定する
アドラー心理学で言う「勇気づけのアプローチ」

#介護 #ケアマネ #デイサービス #アドラー心理学
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00:06
どうも、ボブです。
今日はですね、介護の話をしたいんですけれども、
デイサービスに行きたくないとか、介護の支援、何にも受けたくないとか、
いろいろね、拒否、提案したことに拒否する方がたくさんいます。
よくご家族から、どうしたらいいんでしょうか?
父をデイサービスに行かせたいんですけど、どうしたらいいんでしょうか?
っていう相談が来たりするんですね。
そういう時に、家族がね、強く行かせてくださいって言うから、
ケアマネージャーも一生懸命デイサービスに行かせようと説得をする、
そういう場合が以前ありました。
ただね、一生懸命説得をしても大抵聞いてくれませんでした。
デイサービスに行けた場合もあります。
ありますが、じゃあそれで何か本当に良くなったかって言ったら、
決してそうでもない。
だから、無理に行かせる。
本人が嫌がっているのに、無理やり行かせてもあんまり良いことはなかった。
家族のために良いことっていうのを優先する場合は、
無理にでも行かせて家族が仕事に行けるとか、
そういう事情で行くっていう場合もあるかもしれないですけど。
でも、本人にとってはそんなにプラスにならないっていうことが多かったなって思ったんですね。
最近は無理には行かせようとか説得とか、そういったことはあんまりしてないです。
これが本当に正しいかどうかってわからないですけど、
そもそも正しいも悪いもないとは思っているので、
今実験しているようなことですけど、
もう無理に進めない。
ただただ本人が今どういう意味でどういう意図で拒否しているのか、
そこはちゃんと確認はしようかなと思っています。
本人が本当はちょっと背中を押してほしいっていう人もいたりするんですよね。
そういう人は背中を押してあげるし、
ちょっと行ってみようよ、あれやこれや言葉を使って、
デイサービスに行ってみようかなって思ってもらえるような工夫はいろいろ。
そういう場合はやります。
ただそうじゃない。
03:00
本当にもう興味もないし行きたくもない。
なんで行かないかんの?
そんなふうに思っているときは、
じゃあどうしたいんですか?っていうのを聞いてみたりします。
このまま足腰が弱ってきたり弱っていく一方かといって自分で何かしてるわけじゃない。
だったらどんどん悪くなるのは年取ってから当然なことですよね。
でもそれを望んでるのか。
もう悪くなったら悪くなったで、
じゃあすぐもう車椅子とか、
車椅子になったらどういう生活になる?
いろいろお金もかかったりする。
そこも含めてもうデイサービス行かないって決めるなら、
もうそれはそれでいいのかな。
ただそういうときに大事なのが、
何か提案をして言ったのにやってくれないとか、
もうこの人こっちを選んだんだからもう仕方ないよね。
悪くなってもとかいうのを支援者側が何かいろいろジャッジをしないということが大事なのかなと思います。
それよりも今こっちの選択をしたとしても、
どっちの選択をしたとしてもこの人はきっと良くなってくる。
きっと良くなるって治るとか、
足腰がピンピン元気になるっていう意味ではなく、
今の状態でも必ず幸せで本人らしく生活ができるっていうことを信じることですね。
信じる。
これをできることってこれだけなのかもしれないなと思うんですね。
デイサービス行こうが行く前が、自分の提案を受け入れてくれようがくれまいが、
きっとこの人は幸せで生活できる、自分らしく生活できるって信じていく、信じている。
家族はもう行かせないと困りますとかいろいろ言うかもしれないですけど、
無理にやっても仕方ないっていうのも家族も思ってたりするんですよね。
だから今はこうだとしても穏やかにちょっと待っておきましょうと信じて待っておきましょう。
本当にその人にとってデイサービスが必要であるなら必ずタイミングが来るはずだ。
必ずちょっと本人が行こうかなって思うきっかけが出てくるはずだ。
だからそれを信じて待っておきましょうっていう風にすると、
例えば最近の方ではですね、その先月までは絶対に行こうとかデイサービスに行くとかは拒否してたんですね。
06:06
そんな方が今月会うと行ってみようかなって言ったりするわけですよ。不思議なことに。
先月のあの時と別人ですか?みたいなそんな風に思えるような出来事がこれ一件だけじゃなくて何件もそういうことがあるんですよね。
その期間は1ヶ月じゃないかもしれない。人によって実はもう半年後にようやくなんてこともあるかもしれないですけど、
でも少なくとも無理くり連れて行ってっていうよりは本人が決めたことであれば途中から急にデイサービスやっぱやめたとかいうことにはなりにくいのかなって。
思います。ただバリバリ認知症がもう深い状態で自分で今後の予期予測とかいうのは全く判断ができない。
ただ変化に対しての拒否があるそういう方の場合はいろいろお話をしながらその体験をしてみるとか。
そういう風な体験の時の反応を見る。それでもいいのかなと思いますね。
その時にどんな体験の時に表情をしてたかとかそこの人たちの雰囲気とちゃんと合ってるかとかそういった部分で判断して周りがちょっとそこは判断してみてもいいかもしれないなって思いますね。
なんとなくその人が居心地がいいそういう場所であればそこはいいのかもしれないですね。
居心地が良くて笑顔が出てとかご飯もよく食べてとかそういうところだったらまず行ってみる価値はあるかもしれないですね。
そもそも人は新しいことを何かしようという時は本能的に拒否をするんですよね。
新しいステージ新しい環境それは人間のホメオスタシス向上性機能が働いて今と同じ状態を続けようとするからですね。
これは健康な人でも認知症の人でも同じですよね。
いやーもうめんどくさい今のまんまでいい今が満足してなくても今のまんまがいいそういう風に言うわけですよね。
それはもう当然あることだという気持ちで。
でもどっちを選んだとしてもいいんだよ。
どっちを選んだとしてもその人は必ず幸せに自分らしく生きれるんだっていうのを周りはちゃんと信じておく。
09:11
そうすると勝手に本人は自分の望む方向を自分で決める。
そっちにね導いていけると思うんです。
導くというか勝手にそういう一番ベストな方向に自然と動いていく。
それを作るためには否定とか拒否とかジャッジとかそういった感情要素を入れない。
そうするとそれよりもむしろ認める褒める肯定する。
美穂子さんって言いますね。美穂子さん認める褒める肯定する。
この3つをやっていく。
それで十分なのかな。
そうすると勝手に本人は自分はちゃんと認められてるんだ。
安心した気持ちでそして拒否をされると反発します。
拒否をするんじゃなくてジャッジをするんじゃなくて認める褒める肯定する。
これをやっていくことが大事だと思いました。
最近ねちょっとデイサービス今4月あったかくなってきて
さあ新しいステップ新しくデイサービス行こうかな。
そんな方も増えてるかもしれないです。
そんな時にちょっとね無理にこっちがね背中をボンボン押していこう。
求めてないのに押していく。
これは控えて。
どっちでもいいんだよっていう風にねグッと抑える気持ちも大事かもしれないなと思いました。
ご視聴ありがとうございます。
10:57

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