1. 介護がいらなくなるラジオ〜ケアマネの気付き〜
  2. 【介護356】在宅復帰が困難な..
2025-04-24 15:49

【介護356】在宅復帰が困難な方を「家に帰す!」ための話し合い

#ケアマネ #介護 #入院 #老健
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f8595f7f04555115da02af2

サマリー

このエピソードでは、在宅復帰を望む高齢者の家族との話し合いを通じて、介護の現実やさまざまな課題について探求しています。特に、患者の健康状態や支援体制の構築について深く考える機会があります。

在宅復帰の希望
どうも、ボブです。今日は介護の話をしたいんですけども、
1年前にですね、入院をした患者さん、利用者さんでですね、
最近になって、どうしてもね、家に帰らせたいんだということで、
久しぶりに、1年ぶりに連絡があってですね、ご家族の方から連絡があって、
急遽在宅復帰に向けて、カンファレンスを開いて検討したという話をしたいなと思います。
これはね、細かい話をすると、個人情報とかのこともあるので、
ちょっとね、話を混ぜながらいろいろ、実際の話とはちょっと変えていこうと思うんですけど、
伝えたいことは伝えようと思います。
この方が女性の方でですね、養飼後ということで、
1年前にある病気で入院になったんですね。
1年前と比べて、体重が約20キロぐらい落ちてるんですよ。
で、今しかもジョクソーがある。ジョクソーってトコズレですね、お尻にトコズレがあって、
今までだったら自分で立ち上がってトイレに行ってたんですけど、今は完全に寝たきりの状態になっている。
で、ご飯もなかなかね、食べてくれないんです。
食べても、すぐ口の中に含むだけでベーって吐き出して、実際提供した量の半分ぐらいしか食べれない。
そんな状況。
で、脚もですね、あの、千足って言って、脚、入院してずっとベッドに横になっていると、
脚首が固くなって、脚首がまっすぐ伸びちゃうような、そんな状態。
だから、それまっすぐ伸びた状態で固まっているんですね。
だから、例えばちょっと立たせようと思って、床に足をつけようと思っても、ピーンって脚首が伸びているので立てないんです。
全く立てないんです。
そんな状況で、お家に帰すっていう、ご家族はご主人さんで、その方も腰が悪かったりとかするんで、なかなか年齢もね、もう牢牢介護なわけです。
牢牢介護で、他に頼れる家族がいない。
こんな状況で、しかもそのご家族、ご主人さんは、ちょっと精神疾患も患っていて、過度にストレスがかかると、結構大変なわけです。
自分の感情が抑えられなかったりとかして。
だから、いざ帰したいって言ってても、ちょっと待ってと、しっかり慎重に考えましょう、冷静に考えましょうということで、言ってきてたんですね。
病状と支援体制の検討
本当は病院とか老犬の人たちは、今の段階で家に帰すっていうのは、やめた方がいいと思いますよっていう話だったんですね。
僕も話を聞けば聞くほど、例えばこのトコズレ、ジョクソーですね。
もう結構ね、もう神秘、皮膚の一段ちょっと下のところまで来てるんですね。
なので、簡単に治らない。
エアマットっていう、ふかふかの柔らかいマットに寝てるのに、処置も毎日やってるのに治らない。
それはね、やっぱり栄養状態が良くないからなんですよね。
まだ栄養がしっかり入ってる状態だったら、治りも早いんだけども、口からベーって出しちゃう。
しかもおむつで寝たきりの状態なので、おしっことか便とかで、なかなか改善しにくいわけですよ、そうなってくると。
ずっとおむつの中で濡れて不潔な状況が続くからですね。
もうイタチごっこで。
この毎日、今まで看護師さんとか介護師さんが毎日おむつ交換とかしてる状態で、一日何回もやってる状態で、それでも治ってない。
うちに帰ったらどうなるだろうと。
で、しかも見るのはこのご主人さん一人だけっていう状態ですよね。
おむつ交換もしたことがない。
しかもなんか、このご主人さんに何かあったら、もう一気に生活ができないわけですよね。
こんなリスク高いことはない。
ということで、どうしたもんかと。
僕はですね、この電話でずっと相談が来てたんですね。
もうそろそろ返したいんだと。
どうにかなりませんか。
自分でね、いろんな事業所さんに電話したりとか、何とか帰らせたいんだけどどうにかしてくれませんかって。
いろんな地域の訪問介護事業所とか、いろんなところにご自身で電話をして。
でも電話しても必ずケヤマネさんに聞いてくださいとしか言われないわけですよね。
病状がどうかっていうのも正確に伝えられないでしょうから。
だからもうまともにね、話も聞いてもらえないというか、当然聞けないわけですけど。
昨日話し合いをしてきたんですね。
そこの今いるのは老健、老人保健施設なんですけど。
そこでちゃんと帰ることができるだろうかっていう検討をしてきたんです。
で、本人さんに会うと1年前のお顔しか僕は知らないので、
もう約20キロぐらい痩せてる状態を見て、
うわー、で、しかも僕のこともなんとなくわかったみたいだけど、前だったらね話ができた。
なのに今なんかね、もう僕のことがはーってわかったんだけど言葉が出ない。
もう大きい声もなかなか出ない状態なんですよね。
さあ、これで本当に帰せるだろうか。
で、いろいろ病状も聞いたんだけれども、
僕もそうだし、支援者の施設の方も本当に難しいかもしれないっていう風に意見が出たんですが、
僕はずっと電話で相談来てた間は、あえてもうご家族ご主人さんがもう嫌な耳が痛い話ばっかりしてきたんですね。
本当にキーパーソンとなる人もう一人つけることできるんですかとか、
で、あと家に帰ったら帰ったで腰も悪いそのご主人さんがどうやってね、
帰したいという気持ちはわかるけれども、本当にそれできるのかっていう部分とか、
受けてもらえる訪問介護事業所もですね、毎日1日3回おむつ交換だったり、
あと食事介助も必要になってくる。
で、なかなかこの土日も含めての1日3回を今受けれるような事業所って、
実質なかなかないっていうの現状なんですよね。
で、これをどうするかっていう部分。
もう色々ね、話を今まで嫌な話ばっかりしてたんですけど、
もう昨日あらかたもうね返すしかない。
もうね、このまんまだと僕は後悔するんですっていうことですごい訴えられてて。
で、であればまあいったんね、今までは嫌な話ばっかりしてたかもしれないけど、
もうこれで返すと決まったら全力出してもうみんなで考えていきますからねっていうことで、
もう切り替えてですね、話をしてきました。
で、まあ結論からするとですね、
もうあのいったん1ヶ月もううちに返すっていう手でやってみましょうかと。
1ヶ月返して、もう夏場に入ってくるとまた本当に脱水だったりとか、
夏場の管理って大変なんですよね。
ただでさえ元気な人でさえ体調を崩すような真夏の日は、
この時はいったんまた老犬に戻しましょうよと。
でもいったん全力でいろいろ支援を固めてうちに返す。
そういうふうにね、やっていきましょうか。
そういう話をしたんですよね。
で、それには納得をしていただいて。
で、この1ヶ月っていうのもですね、
もしこのうちに帰った間に肺炎になったとか、
あとこの塾層が悪化して、
なんていうのかな、そっちでの内科的な処置観察が必要になると、
今の老犬に戻れないそうなんですね。
やっぱりある程度今の状態安定している状態で、
また老犬に戻すことはできるけれども、
家族の協力と準備
肺炎だったりそういう大きな病状悪化になった場合は、
別の病院に搬送する必要がある。
だからそうなる前にいったん目処をつけておいて、
いつでも帰れる状況を、
いったんいつでも老犬に戻れる状況を作っておきましょうということでね。
そういう形を作っておけば、
行ったり来たりしながら、
完全に無理になる手前でやっていけそうだということでですね。
その対処までの間に、
ご主人さんに来てもらって、老犬に来てもらって、
おむつ交換の練習を頑張ってやりましょうと。
最低5回以上おむつ交換する練習をしに来てください。
あと食事会場も同じ日に、
5回以上はその対処までの間にですね、
食事会場の練習をしてください。
これ1回にお口に入れる量とか、やっぱり違うし、
本人のタイミングを見るのも大事だし、
これ本当は食事会場ってすごく危険なんですよね。
なるべくしない方がいい。
本人に任せた方がいいんだけども、
そういうわけにもいかんので。
家に帰すのであれば、
家族にも頑張ってもらう、
家族のスキルを上げるっていうことも大事。
その間、ヘルパー事業所さんを探したり、
訪問入浴、そして訪問診療ですね。
訪問診療の事業所のクリニックさんで、
管理栄養士がいるところを探して、
管理栄養士さんにも来てもらう。
あと訪問看護ですね。
夜間とか緊急時も対応できるような、
訪問看護事業所を選ぶ。
あと福祉用具ですね。
ベッドは必ず必要だし、
他にも家の中の環境で必要な福祉用具あるかもしれないので、
福祉用具さんにも来てもらう。
あと宅配弁当とかで、
宅配弁当だったり、お粥だったり、
そういった食事を毎回作るの、
ご主人さんには無理なわけですよ。
お粥にする、ペースト状にする、
みたいなのってなかなかできないので、
そういったのを注文できるような、
そういったカタログだったり、
宅配弁当さんだったりを選ぶ。
あと、後見人だったりとか、
何か本人の手続き、何かあったときの手続きですね。
そういったので動けるような、
そういった人をつける。
もしくは、弟さんに何かあったときに、
保障人とか、
あと、守護事務委員とか、
そういったのをできるような人をつけておくっていう。
これはちょっと時間かかるでしょうから、
でもその手続きを進めていくっていうことをやっていく。
こういう準備が必要になってくるかなと思うんですよね。
で、いろいろこういう準備が必要だということも含めて了承いただいて。
最初ずっと嫌な話をしてたけれども、
これからは全力出して、
もう前向きに家に帰すっていうことを目指してやっていきますよということで。
家に帰してから安定して生活やっていくことを目指してやっていきましょうね。
そのために家族もみんなできることを最大限やっていきましょう。
そんな話をしてきました。
なかなかボリューミーな、
今週一番僕の中ではボリュームの大きい話がある程度まとまってよかったなって思っています。
これから僕も頑張って事業所選び等をやっていかないとなと思っているところです。
ではではご視聴ありがとうございます。
15:49

コメント

スクロール