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どうも、ボブです。今日はですね、介護についてお話ししたいんですけれども、
ケアマネージャーってですね、結構事例検討会っていうことをよくするんですね。
これって、自分が担当しているケースの利用者さんがこういう問題があって、みんなで解決方法を考えませんか?っていうことで、いろいろアドバイスがもらえるんですね。
それだけじゃなくて、その課題を、事例を出したケアマネージャーが何か成長できるように、みんなで導いていくような、そういった役割もあるんですよね。
で、最近ですね、この事例検討会をする時も、介護保険をあえて使わない事例検討会っていうのをですね、しようということで取り組もうとしているんです。
で、なぜかというと、専門職ってですね、ついつい介護保険、デイサービスにね、なかなか行ってくれない人をどう導いたらいいかとか、
施設入所を拒否している本人、どういうふうに対応したらいいかとかですね、そんなことがちょっと多かったり最近してるんですよ。
それってケアマネージャーの役割としてどうなのかなと、それももちろん大事なんだけど、考える視点をもうちょっと増やそうかなということで、
介護保険を使わないとどういうことが、使わずにどういうことができるかなっていうのをね、考えていくっていうことをちょっとやってみようと思ってるんです。
例えば認知症の方が徘徊しましたと、そうしたら徘徊ネットワークにつなげたりとかですね、これも介護保険は使わない。
これって警察とかですね、役所とかいろいろ申請出して、みんなで探す、一斉送信でメールを送ってくれるんですね。
警察やら、いろんな施設とかケアマネージャーの事務所に一斉メールでですね、送ってくれるっていうのがある行政のサービスであるんですけど、
だけじゃなくて、市販で売ってるようなですね、カメラ付きのセンサーとかですね、
あと出て行った時に位置情報が分かるようなもの、アップルもなんか出してるんですよね、
丸いやつ、何かお守りみたいにちょっと持たせておくとかですね、
あと靴にセンサーをつけるとか、そういったのがいろいろあったりするんですけど、
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そういった市販で対応できるものとかも検討したり、
あと無料で使えるようなものとかですね、急遽外出が必要になったんだけど、
車椅子それだけのために福祉用具さんに借りるってちょっと難しいよね、
どういう方法があるかなとかですね、貸し出ししてくれるようなところを探したりとか、
あと最近起き上がりとか立ち上がりが難しくなってきたなっていうそういった方に対しても、
なんで立ち上がりが良くないのかなっていう部分をですね、もっともっと深掘りしていったりとかして、
すぐについつい介護ベッドを使ったらいいんじゃないかとか、手すりをつけたらいいんじゃないかに行きがちなんですよ、
いつもはですね、そこで止まってしまうんですよ。
でもそもそもなんでそうなってしまったのかな、それは家具を動かすだけで解決するものかもしれないし、
家の中で代用できる、手すりの代用ができるようなものってないかなとか、
本人の体の、家具のかけ方とか、そういったので、良い立ち上がりの姿勢を作るにはどうしたらいいかなとかですね。
なんかこう、ちょっと介護保険を使わずに考えるだけで、いろんな要因からいろいろ考えられるようになるんじゃないかなって思うんですね。
手段ばっかりの解決法になってしまいがちなのを、原因を探らないと解決できないっていうものに、介護保険を使わずに考えようと思った途端、
対策じゃなくて原因に目が向くようになると思うんですよね。
なんか言ってることわかりますかね。
で、徘徊しちゃった時も、どう対応したらいいか。ほとんど介護保険で対応できるものではないんですよね。
なので、じゃあ、それまでの生活の中でですね、地域の人たちとか、近所さん付き合いとか、そういった関係性作り、見守りのネットワークを早い段階からどうやって作っていくかとか、
そういった視点で考えていくっていうこともね、もっともっとできていったらいいなーって思うんですよね。
これって在宅に限らず、施設に入っている方にも言えるんじゃないかなと思うんですよね。
部屋に閉じこもってあんまりね、レクレーションとかにも参加してくれない、そういった方にどんな声かけ、どういう原因で、原因というかね、
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なんでこの人ってそうなってしまっているのかなっていうのをもっともっと深掘りしていって、
どんなふうに、誰がどんなふうに声をかけたらいいのかなとかですね、そういったのをみんなで考えていく機会に事例検討会をしていったらいいんじゃないかなと思うんですよね。
なかなか出てきてくれないんです。毎回誘ったらどうかとかね、あっても何か要因があって出ていかないわけですよね。
じゃあそこをどういう、じゃあこういうふうに試してみたらどうかとかですね、1週間こういう声かけしてみたらどうなったかとかですね、そんな経過を後でまた確認していくとかいうこともできたらいいんじゃないかなって思うんですよね。
なので、1回事例検討会して終わりみたいによくなりがちなんですけど、じゃあ徘徊しないように、これとこれとこれをできるように、徘徊しないように、この地域のこの人とこの人とこの人に声をかけていったらいいんじゃないかとかですね。
じゃあ1週間の来月までの間にこれを実践してみようとかですね、あと運動とかね、そういったのを、さっきのベッドから立ち上がるのが難しいという人も、家の中でできる運動、運動じゃない、家の中で代用できる家具がどんなものがあるかなってなったときに、
お家の中に行ったときに、これ使えるかも、これ使えるかもっていろんな発見があると思うんですよね。
そういうふうにモニタリングをしていくっていうのも大事かもしれないし、
徘徊で困ったっていう場合も、介護保険使わないでこんなサービスやこんなアイテムがAmazonにこんなのが売ってましたよとかですね、そういったのを1週間ちょっと調べてみませんかっていう感じでね、やっていくのもいいかもしれないな、そんなふうに思ったんですよね。
こんなことをこれからずっとやっていって、事業所の中でもアイディア出し、アイディアを増やしていくっていう、そういう頭の体操になったらいいんじゃないかなと思うんです。
介護職、専門職だけがやっぱり介護職じゃないわけですよね。ご家族の方も地域の方もみんな立派な介護職なわけですよね。
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でもやっぱり専門職っていうのは、その地域の方やご家族の方よりも別の視点でいろいろ考えられるわけだから、経験もあるしですね。
だからその専門性を制度に頼らずにこんなことができるよ、こんなことができるよっていう提案が私たちにできればですね、もっと介護の費用を増やさないようにできるかもしれないなって思うんですよね。
もっともっとアイディアって本当は出るはずのアイディアがサービスを使わせることでなんぼな制度になっているわけですよ。僕たちも介護保険を一つも使わずに支援をすると、けやまねてお金入ってこないわけですよ。
だからみんな結局ね、何かしら杖一本、ベッド一つでも借りてもらわないと、ただ働きになる。これもおかしな話なんですけどね。だからなかなか進んでいかないとは思うんですけど、でも考えるきっかけ、材料としてはですね、普段の事例検討会、これは役に立つんじゃないかなーって思うんです。
ということでね、専門職だからこそ介護保険を使わずに支援する方法を考えようっていうお話でした。ではではご視聴ありがとうございます。