時短クエストの開始
おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業をする人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、さて今年最後の連休が終わってしまいました。休み期間であなたは何をされていました?
僕はもちろんいろいろやってたんですけど、実は11月の1日から、時短クエストというイベントというかキャンペーンというか、そういうのを始めたんですよね。
これ1日に1つ、何でもいいので、時短になることをやって、それをXでポストすると。ハッシュタグ時短クエストつけて、Xにポストするっていう、たったそれだけのことなんですけどね。
でね、これやり始めてね、まだ4日目なんですけど、4日目?4日目、5日目ぐらい。めちゃくちゃ楽しくてね、なんかね、残りの人生全部ね、時短のテーマに生きようぐらいに覚えてきました。
マジで。 あのね、ゴールまでのプロセスを短くするっていう風なことが多分、時短の本質だと思ってるんですけど、
これね、多分、あなたが思っている以上にね、紅葉があるんですよ。それをね、今週ね、できるだけね、ちょっと言語化してね、お話ししたいなと思っています。
やらんがね、ワクワクするテーマです。はい、でね、早速ちょっとね、時短についてお話ししたいなと思うんですよね。
今日はね、時短って時短じゃないっていう話なんですけど、改めてね、時短とは何かっていう風に言われると、ほとんどの人はね、単純に時間を短くすることっていう風に考えると思うんですよ。
それはね、僕ちょっと違うなという風に思ってて、時短の本質っていうのが、さっきもお話したように、ゴールまでのプロセスを短くすることとかね、あるいはプロセスをシンプルにすることっていうことだと思うんです。
つまり、ただね、短くする、急ぐのではなくて、プロセスの無駄を取り除いてね、目的に対して効率的に行動できるようにするっていうね、そういうところがね、本質だという風に思ってるんですよ。
だから、当然、時間をかけてじっくり楽しむものとか、丁寧に取り組むべき作業みたいなものはね、別に時短にする必要はないし、それを無理に早くやるとかいうのはね、多分本末転倒だと思います。
なんか好きな映画とかを動画配信とかで倍速で見たりとかね、あと楽しい食事会みたいなものをね、じっくり時間取らなくて、いつもは1時間なんだけど45分にしようとかね、そういうのっていうのはね、逆に流れ、生活の質みたいなものを下げることでつながると思うんですよね。
だから、ここで言うね、時短っていうのは、何でもかんでも時間を縮めることではないんですよ。どういうことなのかっていうのをね、ちょっとお話したいんですけど、以前ね、僕はある会社から人件費を適正に保ちながら定着率を改善できないかっていうふうにね、相談を受けたことがあるわけでしょ。
で、実際ね、その会社の状態っていうのを見せてもらったんですけど、とにかくね、そこはね、人事制度がね、あれこれと複雑化してて、騒がな制度がね、かえって矛盾を生んでしまうような状態になってたんですよ。
本当は効率化とかね、柔軟性みたいなものを取り入れようとしたんでしょうけど、でも、そのおかげで裏技を使ってたりとか、特別な工夫とか、で、かえって複雑な制度になってしまった結果ね、制度がね、本来の目的から離れて、運用が混乱してたんですよ。
で、特に良くなかったのがね、法律の盲点をつくような裏技を入れてて、で、上げ句の果てにもうこれ以上どうやっていいかわかんないみたいに相談されたんですよ。
でね、僕はもうそれを見た時にすぐに、これリセットする必要があるなっていうふうに思ったんですね。
で、関係各省の同意を得るのは大変な作業ではありました。ぶっちゃけね、何年かかかりました。
とにかく人事制度の裏技的な要素を一掃して、整合性がちゃんと取れたシンプルな制度設計を実行したわけです。
で、それはね、結局どういうところに近づいていったかというと、厚労省のものね、想定しているであろうモデルケースのようなものに、つまり標準化されたものにだんだん近づいていったわけですよ。
行かざるを得ないんですけどね。で、その標準的なもの、言ってみたらモデルケースみたいなものに近づけば近づくほどね、なんとね、離職率が一気に改善し始めたんですよ。
で、もちろんそれだけじゃなくて、厚労省とかのモデルケースに近づいていったので、様々な助成金とか補助金とかも申請できるようになって、めちゃくちゃコスト削減とかにも成功したわけです。
つまりね、システムってね、正しく運用している時が最も効率よく回るようにそもそも設計されているんですよ。だから、多くの制度とかシステムっていうのはモデルケースに基づいて設計されているわけです。
だから、そのように運用すると、パズルのピースが自然にバチバチバチと収まっていくように、各部分が連動して効率よく機能するようになるんですよ。
だからね、そこに無理に手を加えたりとか、変に独自のことを追加したりすると、その部分的には効率的に見えても、つまり部分最適にはなるんだけれども、全体の整合性が崩れて、結局余計な手間とかコストが発生するようになるわけですよ。
だからね、時短とか効率化っていうのは、早く終わらせることじゃなくて、本来の設計通りのプロセスに戻すっていうことなんですよ。だから、余分な操作とか工夫を取り除くっていうことによって、システムの力を最大限に引き出すところなんです。
時短の具体例
この人事制度の経路は、できるだけ標準的な形に戻したら、会社としてもシンプルだったからわかりやすくなったし、従業員の方も俗に言う普通の会社というか、わかりやすい制度だったので、納得性も高くなって、安定した運営ができるようになって、助成金とかが得られるようになった。
だからね、本来の時短の在り方なんですよ。だからね、時短って時間を短くすることじゃなくて、プロセスの無駄を省いてシンプルで効果的な形に整える作業だというふうに僕は捉えてるんです。
別の言い方をするとね、時短を考えていく中で、そのシステムが最も効率よく動く形っていうのはね、再発見するとかね、発掘するとかいうふうなイメージなんです。
だからね、本来のやり方に立ち替えるっていうふうなイメージを持つといいんじゃないかなと思います。だからね、時短は時間を短くするということではなくて、プロセスとかシステムが意図していることに立ち戻って効率化を図る手法だと思うんですよ。
だからね、急ぐものではないです。単純に短くするものではないです。最小限のリソースで最大限の成果を生み出すっていうのがね、その時短の本来の姿なんじゃないかなっていうふうに思います。
はい、まだまだね、具体的なところも明日以降でお話ししていきたいなと思います。はい、今日はですね、時短って時短じゃないっていう話でした。いかがだったでしょうか。さて、僕は週3日月曜日に配信のメルマガを書いています。こちらではもっと深くて濃いけどわかりやすい話をしています。登録はもちろん無料ですので、ぜひプロフィール版からご登録ください。はい、本日は以上です。
では、いってらっしゃい。